歓喜と感動の3日間。
こんばんにゃ~北の猫男爵です。
先日の3連休、王子(我が息子)が所属するアイスホッケー少年団の高学年の全道大会が帯広の森で開催されました。
もちろん、王子を連れて3日間応援に行きましたが、本当に感動と勇気をたくさんいただいた3日間でした。
チームも見事に優勝し「全道優勝」という栄冠を見事につかみとりました!
本当に子供たちの努力と、監督・コーチ陣の指導、そして保護者のバックアップ、全てが実を結んだ瞬間でした。
王子は昨年の全道大会も札幌へ行き、その雰囲気を肌で味わうことができましたが、今年は地元開催ということもあり、3日間たっぷりとその雰囲気を経験することができました。
いつもの大会の試合とは違う独特の緊張感と空気感、そしてたくさんの観衆、どれもこれも王子にとっても非常に良い経験になったと思います。
いつもアリーナーで見ているお兄さんやお姉さんたちが、リンクでひときわ大きく見え、いつも以上にそのプレーには輝きがあり、見ている僕も妻も毎試合ごとに涙を流しながら熱い声援を送りました。
妻はその影響で今もまだ声がかすれています(笑)
全ての試合が見ごたえのある素晴らしい試合の連続でしたが、中でも僕は2回戦の試合が一番印象的でした。
前日の1回戦の試合でエースの選手が怪我をしてしまい万全の状態で挑めない中、チームは序盤劣勢を強いられていました・・・
『このままここで終わってしまうのか・・・』
そう思うと、自然に涙が溢れそうになりました。
そん中、痛みをこらえながらもその選手がゴールを決めた瞬間、もう僕の涙腺は一気にパンクしてしまい、試合途中にもかかわらず号泣です・・・
その後、チームは勢いに乗り見事に勝利し準決勝へと進みました。
そしてこの準決勝は、僕はこれまで見てきた全てのアイスホッケーの試合の中でも一番忘れられない試合になりました。
2点リードしながら、試合も3ピリ終盤へと差し掛かり、このまま勝てると思ったいたところに1点を返され、そこから相手の怒涛の反撃が続きます。
流れは完全に相手の流れで試合が進み、防戦一方の展開にひたすら守ることしかできない状態でした。
残り時間はまだ5分ぐらいありましたが、その攻撃を耐えに耐え、そして残り25秒となったところで何と相手に点数を入れられ同点に追いつかれてしまったのです・・・
結局、延長戦でも決着がつかず、PSでの勝負となりました。
我がチームは3人連続で決めたのに対し、相手が3人連続ではずし、何とかこの準決勝を勝利することができましたが、本当に歴史に残るゲームをこの目で直接見れたことは、王子にとっても非常に大きな財産になったと思います。
そして迎えた最終日の決勝戦は史上初の同じ十勝勢同士の対決でした。
お互いに手の内を知り尽くしている戦いだけに、非常に難しい試合になりましたが、最後は子供たちの『絶対に勝つんだ!』という気持ちが勝利に結びついたと思います。
我がチームには、6年生になる我が娘のクラスメイトが多数いるため、小さい頃からの子供たちの努力している姿がたくさん思い浮かび、こんなに立派になったんだと思うと、涙が止まりませんでした。
いつか、王子があの子たちのように感動と勇気を与えられる選手になれるのかわかりませんが、先輩たちのように「テッペン」に立てるように、これからも日々努力を続けて欲しいと思います。
選手のみんな、本当に感動をありがとう!
そして、おめでとう!
試合後に王子は相手チームの仲の良い子と一緒に写真を撮りました。
数年後、高学年になった時に良きライバルとして、お互いリンクの上で熱戦を繰り広げてくれると嬉しいです。
それでは今日はこのへんで。チャオ(Ciao!)
(今日の昭和の有名人しりとり)
「大木凡人」→「ド・キャステラ」
1970年代~1980年代に活躍した、オーストラリアのマラソン選手で、その走り方から「重戦車」という異名も持っていました。五輪にも4度出場し、そのうち3度は10位以内に入るという安定感のある選手でした。
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