ずっと忘れない。
こんにちにゃ~北の猫男爵です。
今日は僕ら家族にとって、とても大切な家族とのお別れの話を少しだけさせていただきます。
今から3年前の4月、僕が住む街に埼玉県からある家族がやってきた。
母親と中学1年生の男の子と小学2年生の女の子の3人家族だった。
埼玉に持ち家があるので、父親は1人埼玉に残り、そちらで仕事をしながら生活を送ることになった。
家族3人が北海道に来た目的は、中学生の男の子がアイスホッケーをするためだった。
いわゆるホッケー留学である。
やはり練習環境が整っていて、良い指導者がいる北海道は、アイスホッケーをするには魅力的な場所である。
小学生の女の子は足が速く陸上競技もしながら、水泳も得意なのでプールにも通い、兄と同じアイスホッケーにも取り組む二刀流ならぬ、三刀流をこなす子だった。
しかも、陸上と水泳は全道大会にも出場する程の高いレベルで、出場した各大会ではいつも上位の記録を叩き出すスーパーガールだ。
埼玉にいた頃は「埼玉の怪物」と呼ばれていたそうだ。
兄は3年間でアイスホッケーがぐんぐんと上手くなり、最後はチームで全国3位にも輝き、選抜チームの一員としても全国3位になることができた。
そんな子ども達を育て、そして一緒に北海道にやってきた母親は、本当に素敵な母親だった。
明るく元気で、子ども達に負けないバイタリティーがあり、裏表の無い性格の持ち主で、心から信頼できるその人柄に、僕も妻もすぐに仲良くなった。
我が家の子ども達もアイスホッケーと陸上をしているという共通点もあり、接する機会も多くあり、本当に仲良くさせてもらい、アイスアリーナや陸上競技場では沢山笑って沢山泣いた。
そんな大好きな3人が、この街を去る日がやってきた。
最初から「ずっとこの街にいないこと」は告げられていたので、いつかこの日が来ることはわかっていた。
しかし、いざ現実にその日が近づくと自然と涙が止まらなくなった。
別れの日が近づくにつれ、いつも明るい母親が目頭を押さえて涙を必死にこらえていた。
それを見ると、僕の涙腺からは涙が止めどなく溢れかえった。
泣くのを我慢しなきゃとは思っていたが、それは無理だった。
本当に楽しく充実した3年間を一緒に過ごさせてもらって、言葉では言い尽くせないくらいの感謝しかない。
中学を卒業した兄は4月から苫小牧の高校に進学し、アイスホッケーを続ける。
そして、小学5年生になった妹と母親は、父の待つ埼玉へ戻ることになった。
陸上が大好きな妹らしく、お別れする最後の日は陸上大会があった。
その子の軽やかな走りを、僕はしっかりと最後に目に焼きつけた。
もちろん、順位はその子の指定席1位だった。
走り終えたその子は、溢れ出す涙を押さえることはできなかった。
その場に駆けつける沢山の仲間や友人、そして保護者たち、みんな泣いていた。
そして遂に、本当に本当に別れの時間がやってきた。
陸上大会を終えた母と娘は車に乗り、みんなに見送られ、その足でフェリーのある苫小牧に向かって走り出した。
僕は先回りをして、道路から思いっきり手を振り、最後の言葉をかけた。
『バイバイ!ありがとう!』と。
あれから数日が経つが、今でもあの家族のことを思い出すと思わず涙が出てしまう。
でももう泣くのはやめにしよう!
だって、またいつか絶対に会える日がくるから。
その時が来るのを楽しみにしている。
僕も妻も、3人と過ごした日々をずっと忘れない。
3人が僕たちの心に残してくれた思い出、それは僕たちの宝物だ。
だからこの先もずっと忘れることはない。
ありがとう、みんな元気で健やかに過ごしてね。
それでは今日はこのへんで。チャオ(Ciao!)
(今日の誕生日DX)4月21日
輪島功一(83歳)、穂積ペペ(68歳)、久宝留理子(57歳)、Hこ(51歳)、安田美沙子(44歳)、キム・サンウク(38歳)、朝日奈央(32歳)























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