教師の記憶力。
こんばんにゃ~北の猫男爵です。
今日は、およそ34年ぶりに懐かしい方に再会したお話をご紹介したいと思います。
2ヶ月程前の3月のお話になりますが、僕が王子を連れてアイスアリーナにアイスホッケーの練習に行っていた時のことです。
王子の練習をリンクサイドで見ながら、少し喉が渇いたので飲み物を買いに行こうと思い歩いていた時、僕の正面からホッケーの防具を来た少し年輩の男性とすれ違いました。
その方も飲み物を買いに行ってたみたいで、手には暖かいコーヒーを持っていました。
ヘルメットもしていなかったので顔が見えたのですが、その時僕は『あれ?この人って?』と思いました。
僕が中学生の時にいた数学の先生に似ていたのです。
僕は迷わずすぐに『すみません、もしかして〇〇先生?』とその男性に声をかけました。
男性は立ち止まり、『そうですけど、えっ?ちょっと待って・・・』と言って僕の顔を見た後に目を瞑りました。
そして2、3秒後の沈黙の後、『あっ!〇〇か?』と僕の名前を言い当てました。
しかも『そうだ確か、野球部のキャプテンやってたよな!うわー懐かしいな!』とそこまで詳細に言い当てました。
会うのは中学校を卒業して以来ですから、実に34年ぶりのことです。
改めて「教師の記憶力」は凄いんだなあと強く感じさせられました。
おそらく僕が中学校を卒業してから、何百人、いえ何千人という生徒と接してきたはずなのに、たった2、3秒で34年も前の記憶を蘇えさせるのですから本当に凄いことだと思います。
その先生は数学の先生でしたが、たまに野球部のコーチもしてくれていたので、もしかするとその時の印象が強く残っていたのかもしれません。
その後、先生とは10分程立ち話ではありましたが、当時のことや現在の先生の状況やアイスホッケーのことなど色々とお話をすることができました。
先生は現在65歳になり、教師を定年退職して、今は支援が必要な児童が様々なことを体験する事業のお手伝いをボランティアでしているそうです。
その日もその事業の一環で、アイスホッケー体験に子供たちを連れてアイスアリーナに来ていたそうです。
僕が中学生だった当時は野球部の練習で何度も厳しく叱られたりもしましたが、34年ぶりに会っても普通にあの時と変わらずお話ができるのも、きっと先生の人柄のあってのことなのだと思います。
最後は先生と『またどこかでお会いしましょうね、お元気で』と言ってお別れしましたが、本当に懐かしく何だか心が温まった時間でした。
生徒と教師、時が経っても今回のような関係が持てる関係があれば素敵なことですよね。
そう思った猫男爵でした。
それでは今日はこのへんで。チャオ(Ciao!)
(今日の昭和の有名人しりとり)
「地井武男」→「小野ヤスシ」
ザ・ドリフターズの初期メンバーであり、昭和を代表するバラエティ番組『スターどっきり㊙報告』では長きにわたり司会を務めました。奇しくも地井武男さんと同じく2012年に他界されました。しかも亡くなったのは地井さんが6月29日、小野さんが6月28日という一日違いです。
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