こんばんにゃ~北の猫男爵です。
8月も半ばに差し掛かり、お盆が近づいてきました。
夏なので暑いのは当たり前なんですが、今年の夏は日本列島は例年以上に猛暑に襲われており、それは北海道も例外ではありません。
これほどまでに暑い夏は本当に久しぶりです。
お盆で帰省や旅行でお出かけする方もこの時期は多いでしょうが、涼しいと思われがちの北海道に来られた方は、予想以上の暑さに驚くかもしれませんね。
さて、そんな今日は昨年から行っているあの企画の模様を再びご紹介したいと思います。
我が家では家族みんなが楽しみにしている「車中泊の旅」です。
娘の提案でスタートした「道の駅スタンプラリー巡り」、これを車中泊しながら北海道各地を車で旅しようという実に楽しく、子供達にとっては思い出に残る企画で、今年もその第1弾を先日行ってきました。
その模様を今回も何回かに分けてご紹介したいと思います。
昨年から始めた「道の駅スタンプラリー」ですが、実はこの「スタンプラリー」は1年間で全ての道の駅を廻れば「道の駅完全制覇の認定証」を貰えるのですが、120ヶ所以上ある道の駅全てを1年間で廻るのは我が家では不可能なので、認定証のことは忘れて、数年間かけて全部の道の駅を廻ることにしました。
ちなみに昨年125駅だった北海道の道の駅は、今年3駅増えて128駅になりました。
我が家では昨年までに70ヶ所ぐらいはスタンプを押せたので、残りは50数ヶ所ということになります。
それでは早速、今年初の車中泊の旅の様子をお楽しみください。
7月某日、いよいよ楽しみにしていた車中泊の旅がスタートする日がやってきました。
子供達は学校が夏休みに入り、毎日この日が来るのをカウントダウンしながら待ちわびていました。
気になる今回の行き先は・・・
道南方面です!
かなりの遠出になるので「3泊4日」というこれまでの中で最長の行程を計画しました。
そして今回の旅の一番のメインは、やはり函館!
青い函館の海を見ることと、美味しい海の幸を堪能するのが楽しみです。
主役は「函館」ということで、あの演歌の大御所サブちゃんのヒット曲『函館の女』の歌詞を引用させてもらいまして、今回の旅の題名は『は~るばるきたぜ函館へ』です♪
「猫男爵行くところに小事件あり」その伝説は果たして今回も現実となるのでしょうか?(笑)
今回も距離数があるので初日は移動だけにするために、自宅でまずお風呂に入り、荷物を車に積み込み、自宅近くのコンビニで夕食を買って車内で食べたからのスタートにしました。
コンビニの駐車場で夕食を食べ終えると、暗くなった辺りに1つの自転車のライトが近づてきました。
すると何とそれは小学5年生になる娘の同級生の男の子でした。
実はこの子は娘の彼氏、まあまだ小学5年生なので本当に仲の良い関係というところですが、保育園の頃から両思いで両方の親公認の仲の良い2人なんです。
すると、その男の子と一緒に弟とお母さんも一緒に歩いてきました。
家がちょうど近所なので、コンビニに買い物にきたようです。
出発前に仲の良い家族に会えたのことに、やはり縁を感じます。
本当に素敵な男の子ですし、素敵な家族なので、僕も妻も将来「結婚」となっても両手を挙げて大賛成です。
さて、そんなこんなで出発が少し遅れましたが、いよいよ本当に車中泊のスタートです!
車で走ること数時間の距離ですが、夏の夜の山道は動物などがいて実に怖いです。
特に「鹿」、北海道ではこの「鹿」の道路への飛び出しが非常に怖いです。
鹿は車を見ても逃げずに向かってくることがあるので、下手に衝突すると廃車になる可能性も非常に高く、運転していてもかなり神経を使います。
実際、この日も無数の鹿軍団に遭遇し、道路際にいる鹿にブレーキを何度もかけました・・・
そんな鹿軍団との闘いを乗り越え、午後10時30分にようやくこの日の車中泊の場所である、鵡川町にある道の駅「むかわ四季の館」に到着しました。
ここは昨年の車中泊の際も利用したことがある場所で、施設の中にある「居酒屋」が抜群に美味しいのでまた来たいと思っているところです。
到着後、早速、車の中で寝る場所を作り、しばしの安着祝いをしたのですが、ここで早速事件発生!
僕が飲んでいたはずのジュース(マウンテンデュー)の缶が行方不明・・・
缶なので、横倒しになっていれば布団などはベしょ濡れ・・・
しかもジュースなのでベタベタ・・・
まだ車中泊初日なのに・・・
と悪いことばかりが頭をよぎりましたが、探すこと数分、奇跡的に運転席の座席の上で横倒しにならずに無事に発見、何とか一件落着ではありましたが、この先の旅が思いやられる小事件でした(笑)
時間も遅いのでこの日は明日からの長旅に備えて、早々にに眠りに就くことにしました。
日付が変わり翌朝早朝6時に起床し、着替えを済ませ、早々に鵡川町を出発です!
ここから苫小牧~支笏湖~洞爺湖経由で豊浦へと向かいます。
本来は高速道路というものがありますが、この車中泊のルールは「全て一般道路を走行する」というルールを勝手に我が家で設けています。
一般道路を走っていると思わぬものを見つけることもできますし、思わぬ発見や出会いがあるので、時間はかかりますが楽しさも倍増です。
その1つが、これ。
鵡川~苫小牧近郊でこの看板を多く見かけました。
きっと地元の議員さんなんでしょうが、昨年のオホーツク方面でよく見かけた「かわはらだ英世」に続く「山岡達丸」の連続でした(笑)
その後、洞爺湖の前を通ったのでちょっと立ち寄り写真をパチリ。
景色や珍しいものを探しながら車を走らせていると娘の様子に異変が・・・
どうやら吐き気が・・・
車酔いしたのか、それとも体調が悪いのか・・・
とにかく車を止め、しばし休憩をすることにしました。
苦しそうな娘を何とか助けてあげたいのですが、吐き気がなかなかおさまりません・・・
ここで車中泊を中止することも考えましたが、どちらにしても吐き気がおさまらない限り移動もできません。
その後、娘は何度か嘔吐したりもしまたが、吐いて少し気分が良くなったのでこのまま車中泊を続行することにし、再び車を走らせました。
豊浦町から長万部町、そして八雲町と噴火湾を左手に見ながら走行し、鵡川から車を走らせること6時間で森町に着き、ここで昼食を食べることにしました。
昼食に選んだお店は『雅茶一』というお店です。
皆さん読めますか?
これで『がちゃぴん』と読みます。
ネットで調べると海鮮ものが美味しそうだったので、行く前からみんな凄く楽しみでした。
この頃には娘も元気を取り戻し、大好きなサーモンを食べるのを楽しみにしていました。
お店に入り、早速注文を済ませ、美味しいご飯をいただきました。
僕と妻は「サーモン&マグロ丼」、娘は「サーモン丼」を食べましたが抜群に美味しいかったです!
やっぱり道南は海の幸です!
海鮮ものが食べれない王子は「カツ定食」をいただきましたが、これがまためちゃくちゃ美味しい!
きっとこのお店は他の料理も何を食べても美味しいと思います。
ぜひまた来たいと思うお店、それが『雅茶一(がちゃぴん)』でした。
お腹を満たし、娘もすっかり元気を取り戻しひと安心。そしていよいよ今回初の道の駅、森町にある道の駅「YOU・遊・もり」に到着し、初のスタンプの押印です。
皆さんご存知だとは思いますが、森町は「もりちょう」と読まず「もりまち」と読みます。
「ちょう」でなく「まち」と読む自治体は、実は北海道の町ではこの森町だけです。
ちょっとしたプチ情報でした。
道の駅とは関係ありませんが、JR森駅があったので写真におさめましたが、何だか昭和の匂いのあるレトロな雰囲気のある駅の外観でした。
続いて到着したのは、砂原町にある道の駅「つど~る・プラザ・さわら」です。
ここで食後のお腹を満たすために、ハスカップのソフトクリームを堪能しましたが美味しかったです。
王子も売店で大好きなカブトムシの玩具を買えて大興奮(笑)
砂原町を出発し、さらに噴火湾を見ながら車は南下していきます。
鹿部町にある道の駅「しかべ間歌泉公園」に到着。
ここから見た噴火湾、本当に絶景でした!
そして、続いて到着したのは南茅部町にある道の駅「縄文ロマン南かやべ」です。
ここには縄文時代のものを展示した博物館みたいな施設があったので、時間もなかったのでスルーさせてもらいました。
さらに噴火湾を南下し、続いて恵山町にある道の駅「なとわ・えさん」に到着。
ここはキャンプ場もあり、道の駅の2階から見渡す海の景色が最高でした。
いつか時間があればキャンプにも訪れたい場所でした。波乗りもね(笑)丘でね(笑)
時計を見ると既に16時!
17時30分に函館市内で食事を予約をしているので、今日の道の駅巡りはここで終了し、一路、函館市内へと車を走らせました。
僕が函館を訪れるのは中学校の修学旅行以来ですから、何と34年ぶり!
34年前の事なんてほとんど記憶になく、自由時間に坂道をひたすら歩いたことと、函館山の展望台で別海の中学校といざこざを起こしたことぐらいしか記憶にありません(笑)
今回の旅の一番の楽しみである函館に到着するとあって、子供達もテンションが上がりっぱなしです。
そして遂に函館に到着、車を駐車場に置き、徒歩で食事の場所に向かいました。
『うわー函館朝市だ~朝ここで新鮮な海の幸、食べたいよね~♪でも今回は道の駅めぐり優先だから、朝ゆっくりする時間もないので、それはまたいつか・・・』
そんなことを色々と話しながら、海の風と匂いを感じながら家族4人で夕食の場所へと向かいました。
このあと起きる、あの悪夢ような出来事など想像もせずに・・・
と、今日はここまでにして、この続きは次回のお楽しみに。
気になるでしょう、悪夢ような出来事って(笑)
まあ、それはまさに「悪夢」です。
おっと、それ以上のことは言えません。
また次回をお楽しみにして下さい。
それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao)
(今日の珍地名)はお休みします。
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