プラティニ・ポーズ。
こんばんにゃ~北の猫男爵です。
寒さが日に日に身に染みる今日この頃です。
いよいよウインタースポーツも本格的なシーズンに突入した中ではありますが、逆に夏のスポーツは佳境を迎え、Jリーグではヴィッセル神戸が見事に連覇を達成しました。
そして、残念ながら我が北海道のチーム、コンサドーレ札幌は9年ぶりにJ2降格という厳しい結果になってしまいました。
来シーズンはまたJ2で圧倒的な強さを見せて、そして再びJ1の舞台に戻ってくることを願っています。
そんな12月のこの時期といえば、僕的にはどうしても「トヨタカップ」を思い出してしまいます。
サッカーに詳しい方であればご存知だと思いますが、「トヨタカップ」は元々は南米のNO.1クラブと欧州のNO.1クラブが戦い、世界一のクラブチームを決めようという趣旨で1960年に「インターコンチネンタルカップ」という名称で始まった大会です。
当初はホームアンドアウエー方式で行っていたのですが、過熱したサポーターによる暴動や移動スケージュルの問題などにより、中立国である日本で1981年から開催されるようになりました。
そして大会名を、冠スポンサーがトヨタだったことから「TOYOTA European/SouthAmerican Cup」(トヨタ ヨーロッパ/サウスアメリカ カップ)と決定し、通称「トヨタカップ」と呼ばれるようになりました。(ちなみにトヨタカップは2004年を最後に終了し、以後大会をFIFAクラブワールドカップに継承しました)
この頃僕は小学生で、ちょうどサッカー少年団でサッカーに夢中だったので、毎年12月に開催されるこの「トヨタカップ」を見るのが凄く楽しみでした。
南米からはブラジルのフラミンゴやグレミオやサンパウロ、アルゼンチンのリバープレート、ウルグアイのペニャロールなどの名門チーム、欧州からはイングランドのリバプール、アストンビラ、西ドイツのハンブルガーSV、スペインからはFCバルセロナやレアルマドリード、イタリアはユベントスやACミランなどの強豪が続々と日本を訪れました。
そして選手たちも豪華絢爛!
ジーコ、フリット、クーマン、ファンバステン、ライカールト、ロマーリオ、マジェール、ライー、ストイチコフ、マッサーロ、パパン、デルピエロ、ラウル、ロベルトカルロスといったスーパースターたちも出場し、日本のファンを魅了しました。
そしてその中でも僕が一番印象深い大会が、1985年大会に登場したユベントスのミシェル・プラティニです。
当時、バロンドールを3年連続で受賞していた世界的スーパースターの来日に、日本中のサッカーファンが彼のプレーに注目していました。
そしてその試合で見せた、胸トラップからの豪快なボレーシュートは他の選手のオフサイドにより「伝説の幻のスーパーゴール」と呼ばれています。
そして、オフサイドと判定されたその時に見せたプラティニのこのポーズ、これは当時僕の学校では「プラティニ・ポーズ」として、しばらく大流行していました。
このシーンは、今でもトヨタカップの数々の試合の中でも僕は一番の思い出深いシーンです。
これはトヨタカップとは関係ありませんが、当時は同じセリアAのナポリでプレーしていたマラドーナとの貴重な2ショット写真です。
欧州と南米の超スーパースターのそろい踏みです。
そして、実はこのプラティニ・ポーズ、誰が教えたわけでもないのですが、我が王子が先日やってました(笑)
『あっ!プラティニ・ポーズだ!』と僕は思わず声を出してしまいました。
王子にとっては『何のことやら?』といった感じでした。
今日は12月のこの時期、「トヨタカップ」という昔懐かしの思い出話をさせていただきました。
それでは今日はこのへんで。チャオ(Ciao!)
(今日の昭和の有名人しりとり)
「村野武範」→「竜雷太」
昭和を代表する刑事ドラマ『太陽にほえろ』のご存知「ゴリさん」です。俳優生活60年余り、現在もドラマや映画で活躍中です。
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