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2026年3月24日 (火)

“央“ラス(オーラス)に待っていた歓喜!

こんばんにゃ~北の猫男爵です。

先日、王子(息子)にとっては今シーズン最後のアイスホッケーの試合がありました。

その内容をお伝えする前に、このシーズンを振り返ってみると、3年生になった2025年シーズンは、5月に初めて八戸に行きスケーティングキャンプに参加してきました。

5日間のキャンプで徹底的にスケーティングを磨きました。

その後、本格的なシーズンインまでは陸上クラブで瞬発力とスタミナ強化に励む一方で、釧路のアカデミーに入会し週末は氷上練習でさらなるレベルアップに挑みました。

7月にシーズンインすると、週に3~4日の少年団の氷上練習を行い、個人のスキル向上と、チームとしての連係も強化しました。

3年生となり低学年として最上級生になり、低学年チームを引っ張る立場としての自覚も芽生えてきました。

そんな中で行われた夏の練習試合では、関東から合宿に来た強豪相手に「1対33」で負けるという大きな屈辱を経験しました・・・

違う相手との練習試合でも、PSのチャンスを4度失敗するという苦い経験もしました・・・

そんな様々な経験を経て、10月からいよいよ本格的に各種大会がスタートしました。

王子個人としては毎試合得点はしていましたが、しかしチームとしての結果は思うような結果が残せず、惨敗の日々・・・

昨年までのクロスアイス(2年生以下)では帯広地区で断トツの強さを誇っていた自信は、粉々に打ち砕かれました・・・

年が明けても、最初の大会は3位、続く大会でも3位と、思うような結果が出ないまま、低学年としての集大成である全十勝C級大会を迎えました。

ここで優勝することが王子の目標でもあり、チームの目標でもありました。

チーム一丸となって挑んだライバルチームとの決勝戦は「2対5」で敗れ、王子の『テッペンを取る』という夢は叶わず準優勝に終わりました・・・

低学年としての全ての大会が終わり、そしていよいよ3月になりA級(高学年チーム)としてのデビュー戦がやってきました。

王子はいきなり1セット目のウイングに起用されましたが、スピードもテクニックもレベルが低学年とは全く違う高学年の迫力に圧倒され、全く自分のプレーができず、悩む日々が続きました。

チームもなかなか勝つことができず、新人戦最初の大会は4位という結果に終わりました・・・

帯広地区で3位に入らなければ、全道大会の切符は手に入りません。

全道予選はまだ先の11月とはいえ、この結果では厳しい戦いが強いられるのは必至です。

そんな中で迎えた今シーズン最後の大会は、1勝2敗で迎えた最後の試合で、勝てば3位、負ければ4位という大事な試合でした。

試合は王子のチームがまずは幸先よく先制点をあげました。

その後、試合は膠着状態が続きましたが、遂にその時はやってきました!

ゴール裏からの5年生の先輩が放ったパスは、ゴール前の王子の元へ!

そして王子が放ったシュートはキーパーに弾かれたものの、パックは再び王子の元へ!

王子は再び渾身の力を込めてシュート!

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そしてパックは見事にゴールネットを揺らしました!

王子の記念すべきA級初ゴールです。

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まだまだ未熟な3年生の初ゴールに、先輩たちもベンチも、そしてスタンドも声をあげて喜んでくれました。

僕も本当は跳び跳ねて喜びたい気持ちでしたが、グッとこらえて冷静さを装っていました。

でも、王子の日々の努力している姿が頭をよぎり、思わず熱いものが込み上げてきました。

本当に良く頑張りました、王子偉いぞ!カッコいいぞ!

試合は結局「5対1」で勝ち、3位になることもでき、今シーズン最後を素晴らしい形で終えることができました。

“央″ラス(オーラス)に歓喜は待っていました。

これも地道に努力を怠らなかった王子自身の成果だと思います。

苦しいシーズンではありましたが、終わり良ければすべて良しです。

この経験を糧に、来シーズンはさらに個人としてのスキルをアップして、チームに少しでも貢献できるように頑張って欲しいです。

そして、みんなで全道大会の切符を勝ち取りたいです!

頑張れ王子!

夢に向かって走れ!

それでは今日はこのへんで。チャオ(Ciao!)

(今日の誕生日DX)3月24日

梶芽衣子(79歳)、原田泰造(56歳)、羽鳥慎一(55歳)、持田香織(48歳)、大友愛(44歳)、綾瀬はるか(41歳)、竜星涼(33歳)

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2026年3月21日 (土)

悪戦苦闘・・・

こんにちにゃ~北の猫男爵です。

ここ数日の暖かさで雪も一気に解け、春がやってきた!と思っていたら、今朝起きてビックリ!

辺りは雪により再び銀世界に・・・

とはいっても、今日は気温も高いのですぐに解けてしまうことでしょう。

明日からは気温も10℃を超える日が続くようなので、今度こそは春本番になりそうです。

さて、そんな中、王子がプレーしているアイスホッケー少年団の活動もいよいよシーズンが大詰めになってきました。

3月からスタートした新人戦の2つの大会も、残すところ明日の試合1試合のみです。

これが終われば、数か月間の間はオフシーズンになります。

新人戦はここまで7試合ありましたが、初めて出場する高学年との試合で、王子は悪戦苦闘中です・・・

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試合には全て出場はしていますが、相手の選手はもちろん、仲間である味方の選手も、スピードもテクニックも低学年の時は全く比べ物にならない差があり、それについていくのがやっとで、低学年の時の魅せてくれたプレーとは程遠いものがあります。

それはまだ3年生なので当たり前のことなのかもしれませんが、見ている親としてはもどかしいものが無いかといえば噓になります。

しかし今はとにかく、少しでも試合に出て経験を積んで、色々なことを学び吸収する時期だと思います。

親が言うのも何ですが、正直、王子は気持ちが優しいので、性格的には氷上の格闘技といわれるアイスホッケーには不向きなのかもしれません。

先日もその優しさがゆえに、試合中に相手選手がプレー中にスティックを落とした際に、それを拾ってあげようとしました。

アイスホッケーをしている方であればわかると思いますが、そんなことをする選手はいません。

結局は拾おうとした時に、本人も気づいたのか拾うのはやめましたが、王子の気持ちの優しさが垣間見えたシーンでした。

新人戦でのプレーでも、まだ先輩たちに遠慮しがちなところや、相手選手に対するプレッシャーのかけ方も弱いような感じが見ていても伝わってきます。

本人に聞くと『相手選手の体も大きくて、言葉も荒くて、プレーしていても怖い・・・』と言っていました。

シーズンオフの間は、体力強化はもちろんですが、メンタル的にも強くなるようなトレーニングもしていかなければならないと思います。

まずは明日の今シーズンラストゲーム、自分なりに納得のいくプレーをして、今シーズンを締めくくって欲しいと思います。

頑張れ、王子!

夢に向かって走れ!

それでは今日はこのへんで。チャオ(Ciao!)

(今日の誕生日DX)3月21日

平野レミ(79歳)、チョー・ヨンピル(76歳)、岩城滉一(75歳)、田崎真也(68歳)、クーマン(63歳)、音尾琢真(50歳)、ロナウジーニョ(46歳)

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2026年3月10日 (火)

まさか、狩られる?

こんばんにゃ~北の猫男爵です。

ちょうど1週間ぐらい前の出来事です。

その日、いつものように王子のアイスホッケーの練習のために、僕はアイスアリーナにいました。

まだ練習が始まる前だったので、同じ少年団のお父さん(ここではSさんとします)とリンクサイドで談笑していました。

すると、別のお父さんがやってきて、『車がスタックしたという女の人がロビーに来てるんですけど・・・』と僕らに話しかけてきました。

まずは話を聞こうと思い、僕とSさんはロビーに向かいました。

すると、20代前半ぐらいの女性が2人、困ったような表情で待っていました。

確かに前日、十勝地方は結構雪が降りましたが、僕はアリーナの駐車場でそんなスタックするような場所あったかな?と思いながらも、その女性たちに『どこでスタックしたの?アリーナの駐車場?』とまずは場所を確認しました。

すると、その女性たちから返ってきた答えは・・・

『〇〇展望台です。ここから15分ぐらいのところです。』

『えっ?マジ?どういうこと?』と正直、僕もSさんもビックリしました。

女性の1人がスマホの画面でその場所(たぶんグーグルマップか何か)を見せてくれました。

僕は地元なので、その場所がどんなところか地図を見なくてもわかっていましたが、本当に山奥で、夏は確かに展望台に行けば景色も良いですが、冬は普段行けるような場所ではないのですが、どうしてそんなところでスタック?と思いました。

女性たちから話を聞くと、自分たちは札幌から遊びに来ていて展望台に夜景を見にいこうとしたら、もう1台がそこでスタックして、自分たちは助けを呼びに街まで来たというのです。

最初は警察署に行ったけど不在で誰もいなくて、困っているうちに一番車が停まっていて人が多そうな場所だったので、ここ(アリーナ)に来たそうです。

正直、時間も19時過ぎでしたし、そんな山奥にこんな暗い中、行くことは気は進みませんでしたが、困っている女性2人のそんな話を聞いて助けに行かないわけにはいきませでした・・・

Sさんが自分の車の中に牽引ロープがあることも確認できたので、意を決して僕とSさんは現地へと向かうことにしました。

僕らは女性たちの乗る車に先導されて、現場へと車を走らせました。

しかし、向かっている最中、車内では僕とSさんの中でどんどんと色々な不安な妄想が頭をよぎり始めました。

まずは、助けに行ったは良いが、自分たちの車も2次災害に遭う危険性はないか・・・

そんな山奥でこちらまでスタックしては身も蓋もありません。

しかもSさんの運転する車はヴェルファイアでエアロが低く、絶対に腹がつっかえます・・・

走っている最中、何軒かの農家さんがあり、家の中の電気も付いていたのですが、ここである疑問が浮かびました。

なぜ女性たちはこの辺りの農家さんに助けを求めに行かなかったのか?

農家さんならショベルもトラクターもあるし、現地まで案内すれば助けてもらえるのに・・・と。

まあ、女性2人がいきなり農家さんのところに行くのも勇気がいるのかなと思い、そのことは一旦忘れることにしました。

そうこうしていくうちに、辺りは本当に山奥になっていき、家もなくなり、何にもなくなってきました。

そんな中、僕とSさんに良からぬ想像が・・・

『これさ、いざ現地着いたら、ごっつい男とか出てきてボコボコにされてお金とか取られたりしないよね?』

『詐欺?美人局?えっ?大丈夫これ?』

僕たちは一気に不安になってきました・・・

『もしも、車から怪しいやつ出てきたら速攻逃げようね!』

『それと、もしもそんなことはなくて、本当に普通にスタックしていたとしても、ヴェルファイアがこれ以上進めない状況だったら諦めて、あとはとりあえず今日は女性たちの車にスタックしている人を乗せて、宿に戻って明日改めてJAFとか呼ぶことをアドバイスすることを提案しようね。』

僕とSさんは、万が一に備えて色々なシュミレーションを考え現地に向かいました。

そして走ること15分、ようやく現地が近づいてきたのですが、やはり道路が徐々に吹き溜まりで雪の量が多くなってきて、Sさんのヴェルファイアはこれ以上進めないので、そこで車を降りて女性たちの車に乗せてもらい、さらに奥へと向かうことにしました。

そして少し奥に進むと、確かに1台、スタックしているらしい車が見えてきました。

しかしここで僕たちはとんでもない事実を知ることになりました!

僕は思いました、そういえばスタックしている人たちのことを全然女性たちに聞いていなかったと、勝手に友達だと思って話を進めていましたが、よくよく思えば何も聞いていないなと。

そこで、『もう1台の人たちってお友達だよね?』と確認しました。

すると女性たちから返ってきた答えは、『いいえ?知らない人です。東京から来たみたいですよ。』

『えっ?』

僕とSさんは思わず顔を見合わせました。

『これ、まさか、狩られる?』

僕の頭の中にはもう「オヤジ狩り」されている光景しか映りませんでした・・・

少し焦った僕は『その人たちは男性?』と聞きました。

すると女性たちは『はい』と

『ちなみに若いの?』と僕が聞き返すと、『そうですね、私たちぐらいですかね』と言いました。

僕の中で「狩られる」の覚悟した瞬間でした・・・終わった・・・

ただ、車の中でSさんとは「オヤジ狩り」のこともシュミレーションはしていて、もしヤバイと思ったら、全力で走って車まで逃げよう、とりあえずヴェルファイアに入ってしまえば、そこからは車がボコボコにされようが何とか逃げれるからと・・・

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そうこうしているちに、遂にスタックしている車の前に到着しました。

僕らの到着に気付いたのか、車の中から人が降りてくるのが見えました。

僕とSさんは覚悟決め、女性たちの車から降り、歩み寄りました。

すると、何とそこに現れたのは!

見るからに優しそうな好青年2人組ではないですか!

僕とSさんの心は一気に安堵の気持ちでいっぱいになりました。

そしてそこからは、必死の救出劇の始まりです。

まずは試しにみんなで車を押してみることにしましたが、ビクともせず、最終的には牽引ロープを女性たちの車に付けて引っ張り、何度か挑戦してやっとのことで男性たちの車を脱出することに成功しました。

男性たちは凄く感謝をしていましたし、女性たちも大喜びでした。

男性たちに話を聞くと、彼らも展望台に夜景を見に来たそうです。

男性2人で?と思いましたが、そこは僕の胸の中にしまいこむことにしました。

それにしても、このスタックした男性2人組と、助けを呼びにきた女性2人組、全く無関係なことが凄いことです。

こんな冬の夜遅くにそれぞれ夜景を見に来たこと、しかも札幌と東京という遠い場所から。

たぶん男性たちの方はレンタカーでしたし、見る限り大学生のようにも見えたので、慣れない車の運転、しかも慣れない北海道の雪道の怖さを知らなかったのでしょうね。

そして凄いのは、そんな見ず知らずの人を助けるために必死に助けを呼びにきた女性2人です。

なかなかできる行動ではないです。素晴らしい!

僕とSさんが命がけの救助を終えて、その場を立ち去ろうとすると、男性の1人が『東京のお土産あるので、御礼にどうぞ』と差し出してくれましたが、『それは女性たちにあげて』と言って僕らはその場を後にしました。

だって、女性たちがいなかったら、男性たちは助からなかったのですから。

僕とSさんは帰りの車の中で、『どうせなら2対2なんだから、旅先でこんな運命的なことはないんだからさ、ラインとか交換したりして、どうせなら付き合ったりすればいいのにね。』などとオヤジの勝手な妄想話をしていましたが、実際は「オヤジ狩り」に会わずに無事に帰ってこれたことに安堵の気持ちでいっぱいでした。

今思えば、正義感にかられてとった僕らの行動ではありましたが、一歩間違ると何が起こっていたかもわかりませんからね。

でも、人を助けるってとても気持ちの良い事ですし、何か人の役に立てたということか、いつか自分も困った時にそれが返ってくるような気がします。

僕とSさんにとっては、この日の出来事は忘れることのできない思い出になったので、きっといつかの酒の席などで思い出話になると思います。

それでは今日はこのへんで。チャオ(Ciao!)

(今日の誕生日DX)3月10日

ランディ・ジョンソン(70歳)、シャロン・ストーン(68歳)、松田聖子(64歳)、鈴木大地(59歳)、博多大吉(55歳)、藤井隆(54歳)、山田花子(51歳)

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2026年3月 6日 (金)

西大立目永。

こんばんにゃ~北の猫男爵です。

3月に入り、湿った重い雪が降り、うんざりしている方も多いかと思いますが、気温がだんだんと高くなってきたので、雪が解けるのも時間の問題だと思います。もう少しの辛抱です、春はもうすぐそこです。

そして、そんな春の到来を告げるのが、阪神甲子園球場で開催される選抜高校野球大会です。

今年も全国から選ばれた32校により、3月19日から12日間に渡り、熱き球児たちの戦いが幕を明けます!

既に開幕しているWBCと重なり、今年は春から野球で盛り上がりそうです!

そんな選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が今日行われ、いよいよ相手も決まり初戦へ向けて各校が本番モードに突入です。

僕も開幕が今か今かと待ち遠しく感じています。

そんな今日は高校野球の話題に触れてみたいと思います。

まず、今日のブログの題名を見て、皆さんは『何だろう?』と思ったはずです。

もしかすると、高校野球マニアの方であれば気づいたとは思いますが、「西大立目永」これは人の名前です。

正確には「西大立目」までは姓で、「永」が名です。

読み方は「西大立目(にしおおだちめ) 永(ひさし)」と読みます。

僕は幼少の頃から高校野球観戦が大好きでしたので、もちろん春と夏の高校野球もテレビで毎日見ていました。

そして試合の中で、変わった名前の審判がいることも気づていました。

それがこの西大立目さんです。

昔の甲子園球場は今のようにスコアボードが電光掲示ではなく、字を書いた看板を取り換えるようなシステムだったので、看板に縦書きで「西大立目」と枠いっぱいに書かれていたのを今でも鮮明に憶えています。

そして、当時の実況アナウンサーも審判の紹介で西大立目さんを紹介する際に、なかなか言いづらそうに喋っていたのも記憶にあります。

その西大立目さんですが、名前のインパクトだけが目立ってしまいますが、あっ!「目立」っていう字、西大立目さんの二文字が入っていますね。

西大立目さんって、逆から読めば「目立つ大西」だ!

まあ、どうでもいいことですけどね(笑)

すいません、話が脱線してしまいました。

話を戻しますが、その西大立目さんですが自身も野球を経験者で、早稲田大学でも野球部に所属していたそうです。

卒業後は早稲田大学の教授を務める傍ら、六大学や社会人野球の審判員を務め、1968年に日本高等学校野球連盟全国大会審判委員に就任しました。

教授としては大変礼儀に厳しく、容赦なく学生に「不可」を言い渡す厳格な教授だったそうです。

それは審判員としても同様で、球児たちにも厳しく接し、攻守交代時にゆっくりしている選手には『早く守備に着きなさい!』と言ったり、牽制球の多い投手には『何回も無駄な牽制をするな!』と注意をしたこともあったそうです。

有名なエピソードとしては、1980年代の国民的スーパー球児だったKKコンビの桑田、清原がいたPL学園対東海大山形の試合で、大差がつき投手として登板した清原が初球にカーブと投じた際に、『真ん中、真っ直ぐを放りなさい!』と言ったそうです。

これは清原がルール上、何かに違反していることは一切ないのですが、「大差で勝っているのだから堂々と真ん中直球で勝負しなさい」という西大立目さんなりの、相手に対する礼儀を重んじた発言だったのかもしれません。

この他にも、サイズが大きめの帽子を被って投球していた投手が、投げるたびに帽子が脱げるのを見て、『帽子にあご紐をつけなさい!』と発したというエピソードもあります。

いずれにしても、今だと選手に対する問題発言と受けとられても仕方のないことも多々ありますが、当時はこのように厳格さも持つのが審判として当然の威厳だったのかもしれませんね。

ただ、西大立目さんは審判員としての技量はとても高く評価されており、審判員としてゲームをコントロールすることには非常に長けていたそうです。

それを示すように、西大立目さんが審判を務めた試合には

①怪物・江川卓が雨の中でサヨナラ四球を与えた1973年夏の甲子園2回戦「作新学院VS銚子商」(3麗塁審)

②池田高校が水野を擁し、夏春連覇を成し遂げた1983年春の選抜決勝戦「池田VS横浜商」(球審)

③その池田高校が桑田・清原の1年生コンビで活躍したPL学園に負けた1983年夏の甲子園準決勝「PL学園VS池田」(1塁塁審)

④桑田・清原が2年生時に取手二高に敗れた1984年夏の甲子園決勝戦「PL学園VS取手二高」(3塁塁審)

⑤そして桑田・清原の最終年に優勝を果たした1985年夏の甲子園決勝戦「PL学園VS宇部商業」(球審)

と、1980年代に燦然と輝く名勝負で審判を務めあげました。

西大立目さんは、1986年に50歳で審判員を引退して後進の指導にあたり、東京六大学野球連盟審判技術顧問、日本アマチュア野球規則委員会委員長、日本野球規則委員会委員長、全日本野球会議審判技術委員会委員長など、数多くの役職を歴任し、2002年に66歳でこの世を去りました。

耳を澄ませば、甲子園球場に西大立目さんの『プレーボール!』という凛々しい声が響き渡っていそうです。

僕の人生の中で忘れることのできない、「西大立目永」という偉大な1人の審判について今日はお話させていただきました。

それでは今日はこのへんで。チャオ(Ciao!)

(今日の誕生日DX)3月6日

高橋真梨子(77歳)、柳沢慎吾(64歳)、りんたろー(40歳)、松下洸平(39歳)、岩田剛典(37歳)、あいみょん(31歳)、サニブラン・アブデル・ハキーム(27歳)

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