「夢」は次のステージで。
こんばんにゃ~北の猫男爵です。
ちょうど1週間前のブログで、娘の陸上の全道大会への出場前のお話をさせていただきましたが、今日はその大会の模様をお送りいたします。
7月14日、遂に運命の日が訪れました。
小学生生活最後の夢舞台「日清食品カップ全国小学生陸上競技大会北海道予選大会」、今年は室蘭市が会場です。
娘は昨年はリレーメンバーとして全道優勝をすることができましたが、今年は個人競技の100mでの出場です。
決戦の地を前に、娘は目標である「決勝進出、そしてメダル獲得」を強く願います。
天候は灼熱の太陽が降り注ぎ、気温的には少し暑すぎる感じです。
さらに風が思いのほか強く、ホームストレートはかなりの向かい風・・・
100mにはかなり不利な風です。
でも、それはみんな同じ条件なので、とにかく今自分が出せるすべての力を出し切るしかありません。
そしていよいよ、決戦の時間がやってきました。
100m予選のスタートです。
スタンドから観戦する僕と妻も、緊張と不安、そして期待感が溢れ出し、普通の精神状態ではいられません。
そして、遂に100mのスタートが切られました!
娘は良いスタートで最初の20~30mぐらいまで先頭に立ちます。(青いユニフォームが娘です)
「いけーーー!!」
僕と妻の熱い声援が響きます。
しかし、さすがは全道の強者が集結する舞台です。
娘は徐々に他の選手に抜かれ、4位でゴール・・・
向かい風ということもあり、タイム的にも自己ベストからはだいぶ遅れました。
予選は全部で3組あり、総勢24人がエントリーしています。
この中でタイム順で1~8位に入ればA決勝、9~16位に入ればB決勝に進出することができます。
もちろん狙うのはA決勝、そしてそこで3位以内に入りメダルを獲ることが目標です。
そんな中、予選の3組が全て終了して、その結果が発表となりました!
その結果は・・・
なんと娘は惜しくも予選9位・・・
8位との差は僅か0.03秒・・・
結果を知った娘は、必死に涙をこらえていましたが、妻の顔を見ると我慢できずに涙が溢れだし妻の胸の中で号泣してしまいました・・・
春先の思いもよらぬ病気、そしてそこから必死に積み重ねてきた練習、色々な思いが娘の涙として現れたのでしょう・・・
わずか0.03秒、でもこれが勝負の世界の厳しさなんですね。
しかし、ここでいつまでも泣いているわけにはいきません、気持ちを切り替えて「B決勝で絶対1位を獲る!」ということだけに集中して次のレースまで集中を保つことにしました。
そしてB決勝のスタートです!
A決勝で走れなかった悔しさを晴らすかのようにスタートから娘は飛び出します!
「いけーーーいけるぞーーー」
そしてそのまま先頭でゴール!
見事に娘はB決勝の1位、総合では9位という順位でした。
タイム的にはA決勝の8位の選手よりも速かったので、僕や妻の中では実質8位です。
親バカかもしれませんが、本当によく頑張りました、心から娘を褒めてあげたいです。
そして、全道大会のレベルの高さを改めて痛感したと同時に、上位の選手の体の大きさやポテンシャルの高さを改めて感じました。
娘の陸上人生はここが終着点ではないので、この悔しさをバネに「夢」のメダル獲得は次のステージである中学生で叶えて欲しいです。
競技終了後、3年半の間、共に汗を流し競い合ってきた仲間と笑顔で記念写真を撮りました。
みんなの素敵な笑顔に、僕も妻も癒されました。
昨年そして今年と、娘には僕たち家族を全道の舞台に連れてきてもらい、最高に楽しませてもらいましたし、たくさんの感動と勇気をもらいました。
親ではありますが、娘に心から『ありがとう、そして本当によく頑張ったね、お疲れさま』と声をかけたいです。
競技場を後にし、夕食は家族で美味しいお寿司を食べながら「乾杯」をしました。
そしてそのまま一泊して、翌日は娘の大好きな道の駅めぐりをして帰ったのですが、それはまた別のお話で。
最後に、この室蘭での灼熱の太陽のおかげで僕は真っ黒に焦げました(笑)
今も妻に「みのもんた」みたいだって笑われています(笑)
ちなみにこれは室蘭に出発する前の写真です。
白から黒へと色変わりです(笑)
それでは今日はこのへんで。チャオ(Ciao!)
(今日の昭和の有名人しりとり)
「小林克也」→「矢追純一」
日本を代表するUFO研究家です。
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