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2023年3月 8日 (水)

サブマリンと呼ばれた男たち。

こんばんにゃ~北の猫男爵です。

さあ!いよいよ待ちに待ったWBCの開幕が明日に迫りました!

まずは初戦の中国戦に勝って勢いをつけ、そして1次ラウンドを通過し、そのまま優勝へと突き進んで欲しいです。

そんな今日は、「WBC開幕記念特別編」として全3回でお送りする野球特集の最終回です。

第1弾は「足のスペシャリト」、そして第2弾は「スイッチヒッター」にスポットをあてましたが、今日の第3弾では「アンダースロー」という投手の投げ方に着目してみたいと思います。

アンダースローは時に「サブマリン投法」とも呼ばれます。

野球に興味のない方には何のことか全く理解できないと思いますが、野球のピッチャーの投げ方には大きく分けて3つの投げ方があります。

1つ目は腕を上から振り下ろす「オーバースロー」、まあこれが一般的に多く見る投げ方です。

次に腕を体のやや水平の位置から出して投げるフォーム、これを「サイドスロー」と呼びます。

そして、そのサイドスローよりもさらに低く、地面すれすれから投げるフォームを「アンダースロー」と呼びます。

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投げる際に体が沈むことや、ボールが下から上に浮き上がってくることから、潜水艦になぞらえて「サブマリン投法」と呼ばれるようになりました。

今日は日本のプロ野球界において、そんな「サブマリン」と呼ばれた男たちをご紹介したいと思います。

日本のプロ野球の歴史において、古くは皆川睦雄、杉浦忠、秋山登といった名立たる名投手が1960年代にサブマリンとして活躍しました。

彼らについては僕自身はリアルタイムでは見たことがなく、古い昔の映像などでしか拝見したことはありません。

僕が知っているサブマリンたちはその次の世代からで、中でも阪急のエースとして一時代を築いた山田久志が僕の中で「史上最高のサブマリン一」です。

小学生の頃は、よく彼のピッチングフォームのモノマネをして友達と野球で遊びました。

さらには、西武で活躍した「兄やん」こと松沼博久、彼も僕の中では非常に印象に残っている投手です。

そんな山田久志や松沼博久が引退した後、1990年代になるとサブマリンと言われたアンダースローの投手は球界からほぼ消え去るというじたいとなりました。

そんな中に登場したのが、ロッテの渡辺俊介です。

彼は歴代のサブマリンと言われた投手たちと比べても、最も低い位置からボールを投げる投手で、多くの打者がその投球に苦戦を強いられました。

そしてその武器はWBCという大舞台でも活かされ、彼はWBC日本代表として世界の強打者たちをきりきり舞いにしました。

2010年代になると、西武で活躍した牧田和久がサブマリン投法で活躍し、こちらもWBCの舞台で活躍しました。

そんな牧田も昨シーズンで現役を引退し、現役のサブマリンと呼ばれる男はソフトバンクの高橋礼、西武の興座海人、オリックスの中川颯の3人のみです。

※阪神の青柳晃洋は完全なるアンダースローではなく、どちらかというとサイドスローとアンダースローの中間なので、今回は除外します。

ちなみに巨人ファンの僕としては、2000年代に巨人にいた会田有志というアンダースローの投手を思い浮かべます。彼の父親はヤクルトで同じくアンダスロー投手として活躍した会田照夫なので、親子二代でサブマリンとしてプロ野球で活躍した珍しい例です。

アンダスローの長所はまずもってその絶対数が少ないので、相手バッターにとっては練習をすることができないことと、ボールの軌道が普通の投手とは違うので打ちにくいというところです。

短所としては、クイックモーションが難しいので盗塁をされやすい点や、球速がどうしても速くはないというところです。

しかし、シュートやシンカー、スクリューボールなど、サンダースロー特有の変化球を投げることができるため、打者にとってはなかなか打ちずらいことも事実です。

現在の現役3人のサブマリンには、ぜひとも山田久志や松沼博久、そして渡辺俊介のような先発完投型のエースと呼ばれるような投手に今後なって欲しいと願っています。

そして将来のWBCの舞台で、世界の強打者を手玉にとってくれることを祈っています。

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

(今日の珍地名)

タットケー→ベトナム北部のランソン州トランデイン地区中心にある町です。なんか、お店や病院で待つ時も『立っとけ~』と言われそうな感じですね(笑)

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