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2023年3月 5日 (日)

足のスペシャリスト。

こんばんにゃ~北の猫男爵です。

野球ファンにとっては待ちに待ったWBC2023の1次ラウンドの開幕が、いよいよあと4日後に迫ってきました。

今回の日本代表「サムライJAPAN」のメンバーは史上最強ともいわれ、大谷翔平やダルビッシュ有などの現役メジャーリーガーも参加し「世界一奪還」に向けて着々と準備が整っています。

もちろん、日本プロ野球界からも村上宗隆(ヤクルト)や佐々木朗希(ロッテ)をはじめ、日本トップの選手たちが集結し、世界の強豪相手にどんな戦いをするのか非常に期待に胸が膨らんでいます。

そこで今日は開幕を前に「WBC開幕記念特別編」として今日から全3回に渡り、ちょっとマニアックにはなりますが、コアな野球ファンに喜んでいただけるような企画をご用意いたしました。

エースや4番打者のようないわゆる「花形」とは違い、ちょっと目線を変えたポジションというか役割の存在にスポットを当ててお話していきたいと思います。

その第1弾である今日スポットを当てるのは「足」です。

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日本がこれまでWBCで戦ってきた中でも言われてきた、いわゆる「スモール・ベースボール」その基盤となるのが走力です。

足を使っていかに次の塁を奪っていくか、そこに日本の勝ちに結び付くポイントがあると思われます。

過去の戦いをみても盗塁はもちろんのこと、相手のわずかなミスにつけこむ走塁が勝利を導いているのも確かです。

今回のメンバーの中にも、周東佑京(ソフトバンク)といういわゆる「足のスペシャリト」がいます。彼が1点を争う試合終盤に代走として登場して、いかにその役割を果たせるかは非常に楽しみなところです。

過去の日本プロ野球には通算1065盗塁という偉大な日本記録を持つ福本豊や、セリーグの年間最多盗塁数を持つ松本匡史、5年連続盗塁王の赤星憲広、スーパーカートリオとして活躍した屋敷要など幾多の快足選手たちがいました。

そこで今日はそんな「足のスペシャリト」にスポットをあて、僕が「過去のプロ野球選手の中でこの選手は足がめちゃくちゃ速かった」と思う選手を7人厳選しましたので、僕の思い出とともにご紹介したいと思います。

僕の中では、これからご紹介する7選手のことを「足セブン(7)」と呼んでいます。

それでは早速ご紹介していきましょう。

まずは代走での通算盗塁数歴代最多を誇る巨人で活躍した鈴木尚広です。

「足のスペシャリト」という言葉から、まず真っ先に彼のことが思い浮かんだ方も多くいたのではないでしょうか。

現役15年間で積み重ねた盗塁数は228個、そのうち代走での盗塁は実に132個です。

また、通算盗塁成功率も通算200個以上の選手の中では歴代最高なので「盗塁で一番失敗をしない選手」ということです。

巨人ファンの僕としては彼がベンチに控えていて、大事な終盤に1点を取りに行く時に登場してくれると非常にテンションが上がったことを今でも覚えています。

続いて2人目の選手は、こちらも元巨人の選手になりますが栄村忠広です。

1軍で活躍したのは実働1年と非常に短いのですが、僕の中では背番号「66」のあの快足は鮮明に目に焼き付いています。

残念ながら札幌の円山球場で吉村禎章と交錯してしまい、結果として吉村が大怪我をしてしまったことがファンの記憶に強く残ってしまってはいますが、僕的にはあのことがなければ栄村はプロ野球界を代表する「足のスペシャリト」になっていたと思っています。

ちなみに彼は東京ドームでの公式戦初盗塁の選手であったり、代走の際に投手からの送球が頭部に当たり負傷し、それを機に走者へのヘルメット着用が義務化になるなど、プロ野球の歴史にしっかりとその爪痕を残しています。

巨人ファンの僕にとって栄村は大好きな選手でした。

続いて3人目の選手は、広島東洋カープで活躍していた今井譲二です。

古くからのカープファンにとっては、誰もが知っている名選手だと思います。

プロ生活11年間のそのほとんどが代走で起用され、通算打席数はわずか31打席という本当のプロ中のプロの代走です。

当時の広島には高橋慶彦や山崎隆造、正田耕三など足の速い選手がいたのにもかかわらず、その選手たちの代走として登場するほど彼の足の速さは凄かったです。

巨人ファンの僕としては、試合終盤に彼が代走として出てくると非常に嫌だったことを今でもよく覚えています。

続いて4人目の選手は、ヤクルトで活躍した青木実です。

若い頃は守備固めや代走が主な出番でしたが、主力の怪我などにより先発出場をするようになった1981年には盗塁王のタイトルを獲得する韋駄天ぶりでした。

僕の記憶ではただ速いだけでなく、盗塁のテクニックに非常に長けていた選手だと思います。

「ヤクルトの背番号50は足がめちゃくちゃ速い選手だった」というのが、当時小学生だった僕の記憶にしっかりと焼き付いています。

続いて5人目の選手は、こちらもヤクルトで活躍した城友博です。

彼については僕は習志野高校の1番打者として甲子園に出場した時から注目していた選手で、当時の甲子園での足の速さが忘れられなくて、絶対にプロでも「足のスペシャリスト」として活躍すると子供ながらに思っていました。

プロでもその自慢の快足は通用していたのですが、交通事故によるケガが選手生命に影響し球界を去ることになりました。

僕の中ではあの甲子園での足の速さ、そしてプロ入団当初の走力は「足のスペシャリト」にふさわしい走りでした。

続いて6人目の選手は、広島、西武、ヤクルトで活躍した福地寿樹です。

彼のことは野球ファンはもちろんご存じの通り、俊足好打の名選手でした。

プロ入り15年目にして初めて規定打席に到達したことから「遅咲きの星」とも呼ばれていました。

盗塁王を2度獲得したその足は相手チームにとっては本当に脅威でしかなく、相手が嫌がる選手でもありました。

通算盗塁数は251個ですが、僕の印象ではその数字以上にその足の速さが印象的な選手でした。

そして最後にご紹介する7人目の「足セブン」は、日本ハムで活躍した川名慎一です。

彼も代走として起用されることが多かった選手ですが、多くの評論家がその球界屈指の快足を絶賛していました。

あの屋敷要も『自分よりも足が速いと思うのは川名だけ』と言っていたほどで、打撃力なども伴い良い指導者に巡り合えていれえば、もしかするともの凄い選手になっていたかもしれません。

これが僕が思う「足セブン」の7人です。

振り返ると、どの選手にも懐かしい思い出があり、改めて『野球は良いな~』と思います。

野球は「打つ、投げる、守る」だけでなく「走る」ということも非常に重要なポイントのスポーツです。

まもなく開幕するWBCも、ぜひ、その「足」に着目してご覧になってみてください。

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

(今日の珍地名)

クサイ島→グアムの南東に位置するミクロネシア連邦の一番東にある島です。現在はコスラエ島と名称が変わったようですが、なんかクサイ島と聞くと、行くのをためらってしまいますね(笑)

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