王子の事件簿～衝撃編～

こんばんにゃ～北の猫男爵です。

ここ数日、気温も上昇し、春らしい季節となりましたが、風が非常に強く、歩いていてもフラつくぐらいの強さです。

北海道では例年になく桜の開花も早いのですが、この風でせっかく咲いた花が散らないことを祈ります。

さて、今日は前回に引き続き、４歳になる我が家の王子のお話です。

今日は「王子の事件簿～衝撃編～」をお送りしたいと思います。

王子の身にいったいどんな衝撃的なことが起きたのでしょうか！

あれは１週間以上前のことになります。

既に時計の針は２３時３０分近くなり、我が家では子供達と妻は既に眠りに就いていました。

僕だけは、リビングで録画しておいたドラマを見ながら自分の時間を過ごしていました。

すると、みんなが眠っているはずの２階から王子の泣く声が聞こえてきました。

たまに王子は怖い夢を見て寝ぼけて泣いたりすることもあるので、きっとまた寝ぼけているのかなと思っていました。

しかし、それにしても泣き方が尋常ではなかったので、大急ぎで僕は２階へと向かいました。

すると、妻も様子がおかしい王子を心配して起きていたのですが、王子は僕と妻に背を向けるように机に向かって泣きながら立ち尽くしていました。

「どうした！」

僕と妻は様子がおかしい王子に聞きましたが、王子はとにかく泣きわめくだけでした。

よく見ると、王子は何かを吐き出しているではありませんか！

「えっ？もしかしてアロマオイル飲んだんじゃない！」

僕と妻は慌てて王子のもとにかけよりました。

実は我が家では就寝時に、除菌効果と安眠効果があるということで、アロマポットを使ってアロマを焚いています。

ポットの上の受け皿に微量ではありますが、アロマオイルを注いでいるのですが、王子はたぶん寝ぼけてそれを水と間違えて誤飲してしまったのです！

普段は机の上にアロマポットの横に水を入れたコップを置き、喉が渇いたらそれを飲んでいたのですが、その日は水を用意していなかったので、推測ではありますが、もしかすると王子は水と間違えてアロマオイルを口へ運んだのかもしれません。

とにかく大慌てで僕が王子を抱っこして洗面所へ走り、口の中を水で洗浄させました。

王子の口からはアロマの良い匂いが凄くしていて、誤飲したことは間違いありません。

その間も、王子はとにかく泣き続け、寝ぼけている状態ということもあり、会話などはままなりません・・・

妻が色々と調べると、使っていたアロマオイルの成分に、体に害のある危険なものも含まれており、子供が誤飲した時に死につながる危険もあるということを知り、間髪入れずに夜間救急センターに電話しました。

しかし、救急センターでは対応できないと言われ、他の救急体制のある総合病院を紹介されました。

その病院に電話をし看護師に状況を説明すると、当直の医師に説明するので折り返し電話をするとのことでした。

しばらくして病院から電話が来て、すぐに病院へ来てくださいということになり、僕は妻とともに王子を連れて病院へと車を走らせました。

病院へつくと、他にも救急車で運ばれた人などもいたために少し待たされましたが、その間に心拍数や酸素濃度などの検査をした結果、異常もなく、本人の様子も、嘔吐したり、ぐったりするような気配はなかったので大丈夫かなとは思っていました。

そうこうしているうちに、先生に診察をしてもらえる順番がやっときました。

若い先生でしたが、大学病院から来ている先生でちょうど運が良いことに小児科の先生でした。

誤飲をした子供を診たケースも過去にも何度もあったそうで、たばこや消毒液に玩具など様々なケースを見てきたそうですが、アロマオイルは経験が無いという話でした。

なので断言はできないですが、たぶん口に入れた瞬間に飲み込めるようなものではないので、無意識でも吐き出していると思うので、飲み込んではいないはずだという説明を受けました。

ただ、いかんせんアロマオイルを誤飲したというケースを経験したことがないので、このまま自宅に帰って何かあったら怖いので、念のために経過観察を含めて入院することをお勧めしますと言われました。

僕と妻もそのほうが安心なので、入院することにしました。

ところがこのご時世、すぐに入院とはいきません。

まずコロナにかかっていないか抗原検査をして、陰性の結果が出ないと入院することはできないのです。

王子はもちろんのこと、付き添いで入院する妻も検査をして結果を待つことに。

待つこと１時間、ようやく検査結果が出て「陰性」ということで無事に何とか入院ができることになりました。

僕は妻と王子に別れを告げ、家路へと向かいました。

自宅に着いたのは午前４時を過ぎていました・・・

自宅には眠っている小学生の娘と、娘を見てもらうために来てもらった僕の母が待っていました。

僕は母に状況を説明し、そしてその後眠りにつきました。

朝になり、睡眠時間は正味１時間半ほどでしたが僕は起床し、娘に王子のことを話すとビックリしていました。

僕はその日は朝いったん仕事に行き、すぐに早退し、お昼頃に王子と妻を迎えに病院へ向かいました。

病院へ着くと、王子は凄く元気でニコニコしていました。

本当に何事もなくて良かったです。

それにしても、本当に衝撃的な出来事でした。

これからは何が起きるかわからないので、想像以上に身の回りに気を配らなければいけないということを僕も妻も痛感したそんな出来事でした。

王子本人は、半分寝ぼけていた時に起きた出来事なので、事実をさほど理解しておらず、ママと一緒に病院に泊まれたことが何やら嬉しかったみたいです。

子供はそんなものなんでしょうね（笑）

とにかく、今となっては笑い話にできて本当に良かったです。

それでは今日はこのへんで。チャオ（ｃｉａｏ！）

（今日の誕生日３人衆）

①輪島功一【日本が誇る名ボクサーの一人で、そのキャラクターも世の人を楽しませてくれています】（７８歳）

②Hこ【ご存じMVDのスターHこ、今日もうすらヒゲが似合っています】（４６歳）

③HIKAKIN【日本で知らない人はいないほどの人気の You Tuber】（３２歳）