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2020年3月12日 (木)

前を向いてください。

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です。

昨日は3月11日、あの「東日本大震災」から9年という月日が経ちました。

あの悪夢のような出来事を簡単に言葉で語ることなどできませんが、今もなお苦しんでいる多くの被災した方々には、とにかく未来に向かって「前を向いてください」そう言葉をかけることしかできません。

日本国民にとって決して忘れることのできない3月11日ですが、そんな日に歴史的な決断が下されました。

高校野球を愛する1人として、どうしてもこの話題をスルーすることはできませんでしたので、今日のブログで取り上げさせていただきます。

「センバツ高校野球大会を中止とすることに致します」

昨日の夕方、日本高等学校野球連盟(高野連)により、このことが発表されました。

この決定に至るまでのこの一週間は、日本国内で様々な意見が飛び交い、大きな話題にもなっていました。

「無観客試合でも開催するべき」、一方で「開催は中止するべき」、日本中で賛否両論が飛び交いました。

そんな中で下された今回の決断ですが、僕個人としての意見としては、今回の「開催中止」は正しい判断であると思っています。

選手や関係者の健康と安全を第一に考え、そして開催する関西圏での感染拡大が一気に増加したこの現状を考慮すれば、やむを得ない判断であったと思います。

勿論、高校野球ファン歴40年以上の僕からしてみれば、無観客試合でも開催はして欲しかったですし、何より出場する選手の気持ちを考えれば、中止という決断は本当に本当に無念でなりません。ましてや、今回は我が十勝から白樺学園と帯広農業という2校が出場するという歴史に残る大会だっただけに、その悔しさはひとしおです。

ただその無念さ以上に、今起きている「コロナウイルス」というものの脅威を、全ての日本国民に理解してもらう絶好のチャンスだと思います。

日々、全国各地でこの「コロナウイルス」による感染者数、そして悲しくも命を落としてしまった方の数が増加しています。勿論、国民のほとんどかその現状を危機的状況だと理解はしているはずですが、残念ながらそれでもまだ「他人ごと」だと思っている方もかなりいるはずです。

そんな方に「コロナウイルス」というものの存在の重大さ、今、日本が危機的な状況であるということを理解して欲しいのです。

高校野球というスポーツは、これまで阪神淡路大震災の直後も、そして東日本大震災の直後も、延期や中止されることなく通常開催をしてきました。

どんなに困難な状況下であっても、他のスポーツが延期や中止をする中でも、高校野球だけはその姿勢を揺ぎなく守ってきました。

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球児が甲子園で全力でプレーする姿こそが、「見ている人々に勇気と感動を与え、生きていく活力を生むことができる」それが高校野球の根本にあるからです。

野球に興味のない方にしてみれば、「なぜ高校野球だけ特別なんだ?他の部活動をしている高校生だって立場は同じではないか?」という意見もあります。それはごもっともな意見です。

ただ、高校野球というものはスポーツであると同時に、国民にとって伝統的な「国民行事」の1つであり、もっと言えば「文化」の1つでもあると僕は思います。

その証に、他の高校の部活動は全て「高体連」という組織の中で成り立っているのに対し、野球だけは独自の「高野連」という組織のもとに形成されています。

春と夏に開催される全国大会は全試合完全生中継され、開催されている2週間近く、開催地の甲子園球場には連日5万人近くの方が来場します。

これほどの規模の高校生のスポーツ大会は他にあるでしょうか?

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球児たちは、憧れの聖地・甲子園球場の土を踏むことを夢見て日々練習を積み重ねます。

勿論それは他の競技も一緒ですし、サッカーであれば国立競技場、ラグビーであれば花園ラグビー場と、他競技でも聖地というものは存在します。

しかし、これほどまでに日本中に認知され、国民的行事となっている競技は他にはないと思います。

「高野連」の肩を持つわけではありませんが、今回の中止という結論も、もっと早い段階で出そうと思えば、できないことはなかったかもしれません。

ただ、ぎりぎりまで、何とか開催をする方法はないか最後の最後まで諦めなかったのは、やはり一生に一度あるかないかのチャンスを得た球児たちの気持ちを最優先した結果だったと思います。

「高体連」は早々に各競技の中止を決めましたが、もう少し検討する余地はなかったでしょうか?

感染拡大という観点からみて屋内競技は難しいにしても、屋外で行う競技についてはもう少し協議する時間を設けても良かったのではないでしょうか。

結果的に開催ができないということになっても、高校生にとっては最後まで自分たちが何とか競技できないか、大人たちが必死になって考えてくれた、最終的にどんな結論に至っても、その気持ちが心に一生響くのではないでしょうか。

野球好きなので、どうしても野球びいきに取られても仕方ありませんが、どうしてもこのことだけは言わせて欲しかったです。

長い歴史の中で、史上初めて中止となった今回の選抜高校野球大会に出場するはずだった全国の球児たちは、今、絶望と悔しさに打ちひしがれていることでしょう。

「気持ちを切り替えて頑張ろう」

言葉で言うのは簡単でありますが、人間は機械ではありません、そんなに簡単なものではありません。

でも、今回のことは皆さんの人生で必ず意味のあることになるはずです。

生きていて意味のないことなど1つもありません。必ずいつかそのことがわかる日が来ます。

なので、今はとにかく「前を向いてください」!

ありきたりのことしか言えませんが、いち高校野球ファンとして僕は全国の高校球児の皆さんを心より応援しています。

頑張ってください!

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どうか、夏に甲子園球場の土を1人でも多くの球児が踏めることを祈っています。

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

(今日のマニアック有名人しりとり)六八茂→ルイズルイス加部

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1960年~70年代に活躍したギタリストです。

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