幻の「2020」
こんばんにゃ~ 北の猫男爵です。
3月も終盤に差し掛かりました。
この時期は年度末ということで、例年何かとバタバタと忙しい時期ですが、今年はコロナウイルスという過去に前例のない感染症の脅威で、日本中、いえ世界中が混乱し、先の見えない日々に困惑しています。
感染が世界中に広まる以前の1月末~2月初めの段階で、1~2ヶ月後のこの光景は果たしてどれほどの方が予測できたことでしょう・・・
まさに未知のウイルスの脅威というものを、改めて感じさせられています。
僕たちの住む北海道でも相変わらず感染者情報が日々報道されていますが、遂に首都・東京での感染拡大が激しくなってきました。
一番拡大してはいけない場所での感染拡大、一番恐れていた事態になってきました。
僕の姉一家も東京在住なので、とても心配ではありますが、今は世界のどこに住んでいても安全な場所は1つもありません。なので、いかに感染をしないように、そして万が一感染した場合でもいかに感染拡大を最低限に抑えるかを考えながら、日々生活しなければなりません。
学校も今のところでは4月からの新学期がスタートしそうな雰囲気ですが、子供達にも決して油断はせずに感染予防を徹底させることが大事かと思います。
つい90日余り前に幕を開けた2020年ですが、幕開けとともにコロナウイルスの話題で持ちきりになったこの数か月でした。
そして先日、決断された今夏の「東京五輪」の延期・・・
出場する選手はもちろんのこと、楽しみにしていた多くのファンにとっては非常に残念な知らせでした。
ただ、この現状を考えれば当然の判断で、むしろ中止にならず延期という扱いにされたことを喜ぶべきかとも思います。
延期された開催時期は「2021年夏までに」ということですから、具体的な日程はもちろんこれからの情勢を見ての判断にはなると思います。
会場の問題や経費の問題など問題は山積みですが、せっかく日本で行われる五輪なわけですから、日本中が力を合わせ問題を1つ1つクリアしていきながら、2021年東京五輪が大成功に終わるように頑張っていきましょう。
そんな東京五輪開催が正式に決定した時のこと、皆さん憶えていらっしゃいますか?
あれは今から6年半前の2013年9月のことです。
自分のスマホに入っている当時の写真を探してみると、こんな写真が出てきました。
なんか、オジャパメンのようにカメラの前に立つ僕、胸には「TOKYO2020」の文字です。
思い出しましたが、この写真は僕自身が夜中に開催地決定の生中継をテレビで見ていて、東京五輪開催が決まった後すぐに自宅で撮った写真でした。
当時のことはよく覚えています。2020年という7年先のことではありましたが、五輪が日本で行われるということに胸が躍り、興奮して眠れなかったことを。
『絶対に子供を連れて五輪を見に行こう!』
『日本で五輪が開かれることなどもう無いかもしれないのだから、自分自身の目にもその感動と興奮を焼き付け、そして子供に生で五輪の素晴らしさを体験してもらいたい!』
と思ったことをよく覚えています。
しかし、実際に東京五輪が近づくと現実はそう甘くなく、チケットはあまりにも高額で手が出ませんでした・・・
そして、コロナウイスにより、まさかの延期・・・
こんなことを7年前に想像などできるわけがありません。
本当に未来には何が起こるか分からないものですね。
ちなみに、当時の流行語にもなったのがこれ。
今では小泉進次郎環境大臣の妻になった滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」です。
まあ、いずれにしても2020年東京五輪は幻の「2020」にはなりましたが、「2020」という数字は2021年開催でもそのまま使われるようですし、問題は「いつ開催したか」ではなく、その五輪が「どんな五輪だったか」なので、せっかくなので世界中の方に「思い出に残る素敵な五輪」になれば良いとそう願っています。
まずは今、目の前にある現実、このコロナウイルスが一刻も早く終息に向かうことを祈ります。
そして、「TOKYO五輪」が無事に開催されることを心より願います。
それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)
(今日のマニアック有名人しりとり)鯉川なつえ→エンジョイまめ
愛知県出身のお笑いタレントです。
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