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2019年5月21日 (火)

一球入魂!

こんばんにゃ〜北の猫男爵です。

昨日、また1人、日本プロ野球界を支えてきたスター選手がユニホームを脱ぐ決断をしました。

上原浩治、44歳、日米をまたにかけ大活躍した偉大なスーパースターです。

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昨日の引退会見には、僕も思わず熱いものが溢れてきました。

大学に1浪して入学した経緯をもつ彼は、その反骨心を最大の武器にして、巨人に入団した1999年に新人ながら20勝をあげ、最多勝、沢村賞など投手タイトルを総ナメにしました。彼の反骨心から生まれた「雑草魂」という言葉は、当時の流行語にもなりました。

巨人ファン歴44年になる僕にとっとも、上原浩治という選手は決して忘れることのできない大好きな選手です。

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ずば抜けたスピードがあるわけではないストレートは、抜群のキレでカバーし、フォーク、スライダーなどの多彩な変化球もそのキレ味はどれも一級品でした。

テンポの良い投球術は守っている野手にとっては守りやすく、そして何よりも気持ちのこもった投球は、見ているファンを虜にしました。まさに「一球入魂」が彼の最大の特徴ともいえます。

僕が生まれた初めて東京ドームでの野球観戦をした試合のことは、今でも鮮明に覚えています。

2007年5月、東京にいる姉のところに遊びに行った際に、甥っ子と一緒に巨人の試合を観戦に行きました。

ちょうど、その試合は交流戦で相手はオリックスでした。

試合は同点のまま延長戦になり、試合時間も長引いていたこともあり、ファンの多くは試合の経過を見届けずに席を立ち、帰路へと向かおうとしました。僕はせっかく見にきた東京ドームでの観戦でしたので、最後まで見るつもりで席を立つことはありませんでした。

そんな中、10回表のオリックスの攻撃に入ろうとした時、場内に選手交代のアナウンスが入りました。

「ピッチャー、上原」

このアナウンスを聞いた瞬間、帰りかけたファンのほとんどが振り返り、再び席へと戻ったのです。今でもこの光景は忘れません。

これまで先発を務めていた上原は、この年、怪我で出遅れクローザーという今までとは違う役割を任されていました。しかし、これが彼にとっては大きなターニングポイントになったことも間違いありません。

結局この試合は、最後に上原が打たれ、巨人は負けてはしまいましたが、あの上原がマウンドに上がった瞬間の歓声と球場の雰囲気、あれはスパースターだけがもつものだと思います。

アンチ巨人の野球ファンでも、上原浩治は好きだという方も多くいます。それが全てを物語っています。

野球人であれば誰しもが憧れをもつ存在、それは同じく3月に現役を退いたイチローにも追随するものがあるように感じます。

僕も朝野球でピッチャーをずっと務めていたのですが、その中で常にイメージして真似ていたのは上原の投球テンポと、一球入魂の気持ちです。

彼は引退会見で、「まだやりたい気持ちはあった」と言っていました。しかし、それより優先したのはチームのため、現状の自分がいることはチームのためにならない。そして、シーズン終盤戦での引退はチームに迷惑をかける。だから、今このタイミングで引退することにした。

彼らしい言葉でした。これが多くのファンから愛される所以でもあると思います。

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日米通算21年間のプロ生活で、日本人初の通算100勝、100S、100ホールドも達成し、上原浩治という投手は記録にも記憶にも残る選手でした。本当にお疲れ様でした。そして、たくさんの感動ありがとうございました。

いつか指導者として、巨人軍のユニホームに再び袖を通すことを願っています。

それでは今日はこのへんで。チャオ(Ciao!)

(今日の色)→「オレンジ」=上原浩治は巨人軍の偉大なスターです。

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