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2018年4月 7日 (土)

雑草魂、ふたたび!

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です。

春到来と思いきや、昨日からうっすら雪が降り、少しだけ冬に逆戻りしましたね。まあ、この雪はすぐにとけるので、また穏やかな春の陽気が来週からまた戻ってくることでしょう。

さて、今日は僕の大好きな野球の話題を、ちょっとコラム風に語ってみたいと思います。昔、スポーツジャーナリストを夢見ていた頃もあったので、「コラム」とかは一度書いてみたかったんですよね。

<猫男爵のスポーツコラム>

第1回 「雑草魂、ふたたび」

今年も球春到来の季節がやってきた。

甲子園球場で行われていた選抜高校野球大会は、攻守にタレントが揃った大阪桐蔭が勝負強さと底力の違いを見せつけて、1981年~1982年のPL学園以来、実に36年ぶりの春連覇を成し遂げた。

昨夏に春夏連覇を逃した後、主力メンバーの多くが残った大阪桐蔭は既に春の優勝候補筆頭だった。

その周囲の期待に見事に応えることのできる選手たちには、ただただ脱帽する。無論、その影にあるのは、普段の努力から作られる「自信」という強みがあることも忘れてはいけない。

これまで春夏通じて7度決勝戦に進んだ大阪桐蔭の決勝戦の勝率は何と10割。7勝全勝というのだから、監督、選手の精神力の強さは計り知れないものがある。

PL学園、池田などが甲子園を盛り上げた昭和の時代が終焉を迎え、昨今の高校野球界はまさに大阪桐蔭の時代といっても過言ではない。

これからも大阪桐蔭の球児たちが甲子園で躍動する時代は、しばらくは続きそうだ。

さて、選抜高校野球大会も閉幕し、今度は先月30日から開幕したプロ野球が盛り上がる季節がやってきた。

今年も数多くの話題がある中、私が注目するのが、1人のメジャーリーガーの日本プロ野球界復帰だ。

その選手の名前は「上原浩治」。

昨年までメジャーでバリバリ投げていた日本を代表する投手の1人だ。

かつて、レッドソックスを世界一に導いたあの右腕が、日本球界に復帰するという知らせが飛び込んできたのは3月上旬のことだった。移籍先は、古巣の読売巨人軍。

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巨人を応援して40年余りの私にとっては、この上ない吉報だった。おそらく、すべての巨人ファンがそう思ったに違いない。

北海道に住む私が唯一、東京ドームで巨人戦を観戦したのが2007年の交流戦対オリックス戦だった。

延長戦にもつれこんだそのゲームで、試合終盤にマウンドに上がったのが上原浩治だった。

「ピッチャー、上原」のアナウンスが鳴り響いた瞬間に、東京ドーム中に湧き上がった歓声を私はいまだに忘れない。

既に席を立ち、ドームを後にしようとしていた観客も大勢いたが、「上原」のアナウンスを聞き、即座にみんな慌てて席へと戻ったことを思い出す。

それだけの魅力とスター性が彼にはあるのだ。

その2年後、上原は海を渡った。あれから10年の歳月が経ち、また彼が投げる姿を日本で見れるとは思わなかった。

今年の巨人は開幕から好スタートを切った、2カード連続勝ち越しで、投打が非常にかみあっている印象がある。

その好調の要因には、上原の存在が大きく影響しているのは間違いない。セットアッパーとして主に8回に登板する上原は、ここまで出場した3試合で安打を1本も許していない。まさに完璧、そして貫禄の投球内容だ。

後ろを投げる投手が安定していれば、先発投手は序盤から全力で投球することができる。投手が序盤から相手に点を与えなければ、おのずと打線も投手の力投に応えようとする。全てがチームにとって好循環といえるだろう。その好循環の最大の要因が、上原なのだ。

上原は相手打線を抑えてベンチに戻ると、ハイテンションで選手全員とハイタッチをする。まるで優勝する試合に投げているような光景が毎日見られる。

昨年まで見ることのなかったこの巨人ベンチの明るい雰囲気、まさに上原はチームの士気を高めるムードメーカーの役割も十分に果たしているのだ。

高橋由伸監督とは生年月日が全く同じ、43歳の同級生でもある。今年で就任3年目を迎える高橋由伸監督にとっては、いわば今年はもう後がない3年目、「優勝」という結果が絶対的に求められている。

その同級生の窮地を救うことも、もしかすると上原浩治が巨人に戻ってきた使命なのかもしれない。

入団1年目に20勝をあげ、新人王に輝いた時、パーリーグで同じく新人王を獲得した松坂大輔も、奇しくも今年は中日に移籍し、先日見事な復活登板を果たした。

あれから19年という歳月が過ぎ、この2人が今、日本プロ野球を盛り上げていることも何かしらの縁を感じる。

松坂大輔から生まれた「リベンジ」という言葉は当時流行語にもなった。それと同じく、上原浩治の「雑草魂」という言葉も同じく流行語になった。

2018年は、上原浩治の躍動する姿があの頃と同じように「雑草魂」という言葉を思い出させてくれるのでないか。

「雑草魂、ふたたび!」

今年のプロ野球からは、目が離せそうにもない。

筆:猫男爵

それでは今日はこんへんで。チャオ(ciao!)

(今日の漢字)→「雪」=少しの時間ではありましたが、久しぶりに降雪を見ました。もうこれで本当に最後の雪かな。

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