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2018年2月 2日 (金)

冬に咲いた花たち⑩~雪上に映える日の丸~

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

今日も昨日に引き続き、冬季五輪開幕直前シリーズ企画「冬に咲いた花たち」をお送りします。

第10弾の今日ご紹介するのは、日本人選手たちです。

その日本人選手たちとは、1992年アルベール五輪のスキーノルディック複合団体で、見事に金メダルを獲得した3人の日本人選手です。

「ノルディック複合」、正直この大会の金メダル獲得を見るまで、僕はこの競技にそれほど注目したことはありませんでした。

当時高校2年生だった僕は、このアルベール五輪大会も、夜更かしをしてテレビ中継に見いっていました

皆さんもご存知のように、複合競技とは前半のジャンプと後半の距離で争われる競技で、団体競技はジャンプの後に、3人がリレー方式で距離を走ります。

この大会の日本の3選手は、三ヶ田礼一、河野孝典、荻原健司の3選手でした。

前半のジャンプで日本は3人とも好記録を連発し、時間換算して2位に2分以上の大差をつけました。

当時の日本チームの戦術としては、ジャンプで差をつけ、苦手な距離でいかに逃げ切るかという戦術でした。

その戦術通りに、ジャンプのアドバンテージを活かし、距離では三ヶ田、河野が2位との差を縮められたものの何とかトップを死守し、そして最終走者の荻原に引継ぎました。

当時、早稲田大学の学生だった荻原健司の成長は著しく、いち早くジャンプでV字飛行を取り入れ、世界の強豪とも互角に戦えるポジションにまで力をつけていました。

そんな荻原は後続の追随を見事に振り切り、ゴール目前までやってきます。

そこで、荻原は国旗(日の丸)を受け取り、それを振りながらゴールへと向かいました。

Asa4072100975m

この姿は今でも鮮明に僕の脳裏にやきついています。皆さんの中にも、「あ~あ、これ見たことある!」という方もたくさんいることでしょう。

この荻原が持つ国旗の姿は、まさに「雪上に映える日の丸」でした。

この金メダルは日本人選手にとって、1972年札幌五輪のスキージャンプ競技、笠谷幸生選手以来の金メダルでした。

その後、日本チームは2年後のリレハンメル五輪でも連覇を果たし、個人では荻原健司が世界選手権を2度制覇、ワールドカップでは総合3連覇を含む通算19勝を挙げ、1990年代の複合競技はまさに日本の黄金時代となりました。

今、思い出しても、あの頃の荻原健司、そして日本チームの強さはズバ抜けたものがあり、複合を見るのがいつも楽しみだったことを思い出します。

また「複合日本」の復活を心から期待したいと思います。

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

(今日の漢字)→「音」=結構前から愛車でCDが聞けなくなって、そこで今、車の中ではカセットテープで音楽を聴いています。この時代にカセットテープを聞いている人は希少だと思いますが、なかなか良いものですよ。

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