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2016年4月16日 (土)

「みそぎそ~なつの~」

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

今日はちょっと「娯楽」のお話です

「娯楽」とっていても、日本古来の遊び、「百人一首」のお話です

「百人一首」といえば、僕が子供の頃はお正月によく祖父や祖母と遊んだ思い出があります。

今の「百人一首」はカードになったものが主流のようですが、我が家にあったのは、木で作られた木札のようなもので、それを取る時には、勢いがつきすぎると札が指に当たったりして、痛い想いをした経験も何度かあります

そんな「百人一首」といえば、現在、女優広瀬すず主演で上映中の『ちはやふる』が話題になっています

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ちなみに、「ちはやふる」とは百人一首の中のある一句です。

きっと現代社会では、「百人一首」を知らない若い世代も多くいると思いますので、ぜひこの映画で「百人一首」のことを少しでも多くの人に知ってもらいたいです

「百人一首」とはその言葉通り、100人の歌人の和歌で形成されています。

平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活動していた公家の藤原定家という人物が、その100の和歌を選び、作られたものとされています。

そんな100ある歌の中で、僕が子供のころから一番好きな歌が1つあります

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それは「風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎそ夏の しるしなりける」という歌です

「百人一首」で遊んでいる時は、この歌だけは絶対に誰にも負けずに取る自信がありました

「みそぎぞ~なつの~」というフレーズが聞こえると、誰よりも速く手を出していた思い出があります

どうしてこの歌が好きだったのか、その理由はいまだにわかりませんが、とにかく好きな歌でした。

この歌を現代語に訳すると→「風がそよそよと吹いて、楢の木の葉を揺らしている。このならの小川の夕暮れは、すっかり秋の気配となっているが、六月祓(みなづきばらえ)の禊(みそぎ)の行事だけが、夏であることの証なのだ」となります

ちなみに、「ならの小川」とは→京都市北区の上加茂神社の境内を流れている御手洗川(みたらしがわ)のこと。

「みそぎ」とは→「六月祓」のこと、そして「六月祓」とは→川の水などで身を清め、お祓いすること、毎年旧暦の6月30日に行うことから「六月祓」と呼ばれていたそうです。

このことを踏まえて、さらに訳すると→「涼しい風がそよそよと、神社の社にある楢の葉をそよがせている。ならの小川(つまり御手洗川に)にも風が吹き、秋の気配が感じられる」という歌になります

夏男であるはずの僕が、なぜか「夏の終わり、秋の始まり」を歌った和歌を好きになっていたことが、30年以上経って今判明しました

僕的には単純に「なつ」という言葉が入っていたので、てっきり「夏」のことを歌った和歌だと思い込んでいました。

こうやってみると、昔の和歌というものは奥が深いんだな~と感じます

なんだか、久しぶりに「百人一首」をやってみたくなってきちゃいました。

でも「百人一首」は、読み手が1人、それから一緒に相手をしてくれる人が1人いないとできないので、あと2人いないと、僕1人ではどうすることもできません

誰か一緒にやってくれる友達の参加を熱望します。たぶん探せば、実家に昔の「百人一首」が眠っているはずなので

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

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