親子2代に渡り。
こんばんにゃ~ 北の猫男爵です
3月も残すところあと2日となり、もうすぐ新年度がスタートしようとしています。
毎年のことですが、この季節は「別れ」の季節でもあります
先日、娘の通う保育所でも「修了式」が行われ、年長さんたちが巣立っていきました。娘のことを可愛がってくれていたお姉ちゃんたちもいたので、娘も少し寂しい気持ちになっているかもしれません。
そして、娘の通う保育所の所長先生もこのたび定年を迎え、40年余り務めた保育士という仕事を退職し、保育所を去ることになりました。
娘は所長先生のことが大好きだったので、4月から姿が見えなくなるととても寂しく感じるのではないかと思っています
当の本人は「所長先生がいなくなる」ということの意味を理解していないのかもしれないので、「今日ね所長先生いなかったよ。」と僕や妻に言ってくるかもしれません
娘が通っている保育所は、僕も幼い頃に通っていた保育所です。
実は、今回定年を迎えたその所長先生は、僕が通っていた頃にもその保育所にいた先生なんです
当時は、あまり年齢のことなど考えませんでしたが、僕が3~5歳の頃だったんですから、今から36~38年程前なので、先生も20代前半だったことになります。
それから、異動などもあり何ヵ所かの保育所を経験して、最後はまたその保育所に戻ってきて所長先生になりました。
僕にとっては、僕が通っていた頃にいた先生たちの中で唯一残っていた現役の先生です
当時は担任の先生ではなかったので、凄く思い出があったというわけではないですが、凄く優しい先生だった印象があります。
泣き虫だった僕が泣いていた時に、優しく声をかけてくれた若かった頃の先生の顔が、今、ふと、頭に浮かびました
最後に先生に言葉をかける機会があり、少しお話させていただきましたが、いざそういう場面になると、自分が思っていることの半分も言葉にできず、後になってもっと話がしたかった・・・と後悔しています
先生の最後のお別れの挨拶の時、僕の目には思わず熱いものが溢れだしそうになりました
40年間、保育士という仕事を全うし、その間、言葉では言い表せないくらい、たくさんのご苦労があったと思います。
多くの子供たちに、たくさんの「笑顔」や「元気」を与えてくれた先生、本当にお疲れ様でした
そして、僕と娘の親子2代に渡り、本当にお世話になりましたありがとうございました。
だめだ、泣きそうなので、このへんにしておきます
それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)
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