最高峰のリーグ。
こんばんにゃ~ 北の猫男爵です
今から9年前(2005年)のちょうど今頃、日本プロ野球のスターだった1人の男が、憧れのメジャーリーガーになるべく海を渡りました
その男の名前は松坂大輔、日本を代表する投手の1人です
当時25歳だった彼はポスティングシステムを利用し、西武ライオンズからボストンレッドソックへ移籍をしました
移籍後すぐにメジャーの舞台でも大活躍を見せましたが、あれから9年という歳月が経ち、当時の輝きを失った彼は日本球界に復帰することがほぼ濃厚になっています
一部報道では「ソフトバンクとの契約が近日中にも発表される」と言われています
僕は松坂の日本球界復帰に関しては大賛成ですし、まだまだ彼は十分にその輝きを取り戻せる力が残っていると思っています
かつて僕が子供の頃は、日本人選手がメジャーでプレーしている姿など想像することもできませんでした。
当時はメジャーの選手の映像を見ることなども限られていた中で、「日米野球」というものは凄く楽しみなものでした
その中で僕が一番印象に残っているのが、1986年の日米野球です
打者ではホセ・カンセコやカル・リプケン、ガララーガ、オジー・スミス、サンドバーグなど、投手ではマダックス、ハーシュハイザー、スコットなど、何とも超豪華なメンバーが来日しました
かたや迎え撃つ日本も、江川、山田、村田、落合、秋山、清原など、当時としては最強のメンバーで挑みました。しかし、結果は惨敗でした・・・
それだけ日本とアメリカの野球の差は歴然としていたのです
ところがあれから30年近くが経ち、その状況は一変しています。
先週まで行われていた日米野球全5戦の結果は、3勝2敗で日本の勝ち越しで終わりました(親善試合も入れれば4勝2敗)
しかも、第3戦に至っては日本の投手陣がメジャー打線を「ノーヒットノーラン」に抑えるという偉業まで達成しています
今回の「日米野球」を見ていても、結果だけに限らず、そのプレー1つ1つに昔のように「全く歯が立たない」という感覚を感じ取れまんでした
それだけ日本の野球は進化を遂げているという証拠です
というかハッキリ言ってしまえば、もはや日本の野球はメジャーよりも上をいっているのではないか?と思いますが、皆さんはどう思います?
1990年代に野茂英雄が「メジャーで日本人が通用する」ということを実証し、2000年代に入るとイチローが「野手でも通用する」ということを証明してくれました
その後も数多くの日本人選手が海を渡り、素晴らしい成績を残しています。
中には挫折して結果を残せないまま戻ってくる選手もいますが、それは言葉や環境の問題、調整方法や練習内容の違いなどから生じる様々な問題によるところもあってのことです。
もちろん、それをクリアして結果を残せないのであれば「プロ」とは言えませんが、それでも日本人の多くが立派にメジャーで活躍しています。
僕が思うに、それは特に驚くことではなく「当たり前のこと」なのだと思います。なぜなら、日本のプロ野球が世界で一番だと思うからです
これは何も冗談で言っているわけではありません。
それはWBC(2006年、2009年)での2連覇という結果が証明してくれています。
アメリカが「メジャーのベストメンバーを出場させていない」というのは言い訳にはなりません。
僕の考えでは、野球においては世界最高峰のリーグは日本のプロ野球です
ですから近年、日本である程度の実績を残した選手たちが、こぞってメジャーに行く意味がだんだん理解できなくなってきました。
ひと昔前であれば「自分の力を試したい」という考えも理解できました。でも、今は何もメジャーに行かなくても、日本で一番ハイレベルな戦いができると思うのですが、その点に選手たちは気づかないんでしょうかね?
今年も、阪神の鳥谷、オリックスの金子などにメジャー移籍の噂が取り立たされていますが、僕は日本でプレーしている方がよっぽど良いと思うのですが
これからは、メジャーの一流選手が逆に日本のプロ野球にどんどんと来る時代になるべきですし、今メジャーでプレーしている日本人選手は急いで日本に戻ってくるべきだと思います
特にダルビッシュやマー君は、メジャーでプレーしているのはもったいないです
イチローだって、今後もっとさらなる「進化」を遂げられるのは日本であってメジャーではないと思います。そうすれば、イチローは50歳まで現役は必ずできると思いますから
時代が変われば、世界も変わります。また歳月が経てば、日本人にとって「メジャーリーグ」というものが手の届かない世界になるのかもしれませんが、今現在は日本のプロ野球が最高峰のリーグだと僕は確信しています
それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)
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