娘に捧ぐ金メダル♪
こんばんにゃ~ 北の猫男爵です
今日は昨日お話したように、「体育の日」ということで毎年参加している「駅伝大会」に参加してきました
この「駅伝大会」は速さを競うのではなく、自分たちがスタート前に申告したタイムにより近いチームが優勝という、少し変わったシステムの大会です
でも、そこには「速くなくても優勝できる」という醍醐味があり、極端なことをいえば「順位じたいは最下位でも優勝」という可能性も秘めた大会なのです
僕たちミニバレーの仲間MVDはこの大会に2005年に初出場し、今年でちょうど10年目を迎えました
2007年と2009年は雨天などにより中止となっていることから、実質の出場は今回で8回目となりますが、2005年当時、僕はまだ31歳、そして僕と同様に連続出場を継続中のHこは30歳でした
それが今では40歳と39歳になり、体力の衰えは隠せません
その代わりといっては何ですが、Hこさんの2人の子供たちが昨年から大会に参加してくれているのは心強い限りです
ちなみに最初に参加した2005年当時、Hこさんの次男であるYざんはまだHこ妻さんのお腹の中にいて、この駅伝大会をお腹の中から観戦していました
そのYざんが立派に駅伝を走っているわけですから、時の流れを改めて感じてしまいます。
さて、前置きはこのへんにしておき、「駅伝大会」をプレイバックしてみましょう
今年も我がチームはネーミングに力を入れました毎年のことながら、「ベストネーミング賞」があれば、確実に連続受賞をしていることと思っています
そんな今年のチーム名は
「霧島、相撲やめるってよ。」です(笑)
あえて説明はしませんが、あの邦画の題名のパロディです。駅伝とは全く関係はありません(笑)
午前8時30分、澄み渡る青空のもと、今年も駅伝大会の幕が開きました
区は僕猫男爵が務めることになりました。
全く運動をしていない40歳のオッサンは、過去にはないような猛烈な不安を抱えたままのスタートとなりました
スタート後は順調だったのですが、しばらく走っていくとすぐに足に若干の痛みと、呼吸も大きく乱れてきました
周りには僕よりも遥かに背の小さい小学生たちが走っているのですが、気がつけばその小さな背中がどんどんと僕から離れていき、さらに小さくなっていくではありませんか・・・
頑張って追いつきたくても、足が言うことを聞きません。
それもそのはず、運動らしい運動といえば、ちょうど1年前のこの駅伝大会以来なのですから(笑)
40歳になった僕の体は、完全に既に自分の意志ではどうすることもできなくなっていました
それでも何とか2区へと襷を繋ごうと走り続け、結局、襷を渡した時は15チーム中14位の順位でした
でも、これでいいんです。この駅伝は「速さ」を競うわけではないのですから。そして僕はスタート前に「後ろから2番目」で襷を渡すと宣言していたので、ある意味「有言実行」というわけです
そんなヨレヨレの僕から襷をもらいスタートしたのは、区のAっけです。
Aっけは昨年の大会こそ欠席したものの、それ以外は全て参加しているため今回で7回目の走りになります。
Aっけの走る2区はある意味一番しんどい区間です。というのも、ただひたすら直線が続く区間で、景色も変わることなくただ前に見えるランナーの姿を見ながら走らなければならない、「地獄の区間」とも言われています。
それでもAっけは諦めることなく、最後まで自分のペースを守り、そのままの順位で3区へと襷を渡しました
区は我がチームのエースでもある、Hこさんのご長男・Wくです。まだまだ子供だと思っていたWくも、早いもので小学5年生になりました。
普段スポーツで鍛えているその健脚は見事なもので、かなり離れていた前のチームに追いつき、そして追い越し、4区で待つ弟のYざんへと襷を渡しました
前との距離が離れる中での激走は、今回の我がチームの「MVP」といっても過言ではありません
Wくから襷をもらった4区のYざんも、小学3年生とは思えない走りを見せてくれました。
強烈な登り坂が続くこの4区は、各チームともエース級を揃える、「花の4区」とも言われています。
僕も何度か走ったことがありますが、本当に肺がおかしくなっちゃいそうな、厳しい区間です
そんな区間をYざんはもろともせず、その小さな体で逆に数人の選手を交わして5区で待つ父・Hこに襷を繋ぎました
僕と同様8回連続出場のHこは、この大会のコースを熟知した猛者です
襷をもらった後も、頭脳的な走りで前方を走る子供たちを抜き去り、39歳とは思えない健脚を披露してくれました
そして見事に我がチームは全員の力を結集してゴールすることができました
気になるのはゴールした順位ではなく、申告タイムとの誤差です
いつもの大会ではあれば、レース終了後に駅伝の結果が貼りだされるのですが、今回はそれがなく、表彰式での発表となりました。
今までにない緊張感の中、表彰式が始まりました。
そしてその結果、主催者が読み上げた優勝チーム名は
「霧島、相撲やめるってよ。」でした
僕たちはまたしても奇跡を起こしたのです
賞状を読み上げられる時は「霧島、相撲やるってよ。」と間違えられましたが、どっちにしてもそんな名前をつけているのは僕たちぐらいなものです。まあ、来年も当然、チーム名には力を入れますけどね
そんなこんなで4年ぶり3回目の栄冠を僕たちは掴むことができました
ちなみに今年の申告タイムは63分24秒で、実際のタイムは64分01秒、誤差47秒での優勝でした
来年は再び「連覇」のかかる大会ですが、もちろんまたテッペンを取りにいっちゃいます
今日一日、スタートからゴールまで車で各区間まで移動して応援を続けてくれた、Hこ妻さん本当にありがとうございました。応援は選手にとっては一番のパワーになりますからね、本当にお疲れ様でした
今日は家に帰り、妻と娘に優勝を報告しました
娘は「金メダル」を首からさげてニコニコしながら、興味津々でした
今年のこのメダルは、娘に捧ぐ金メダルです
いつか、娘も何かしらで「金メダル」を獲れるようになってほしいです。五輪に出るようなスポーツ選手になって、メダルと表彰状の専用の部屋を作るのがパパの夢です
明日の朝、布団から起き上がれるのかが今一番心配な僕です
それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)
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コメント
おはようございます。
昨日はお疲れさまでした
今年もやってやりましたね!
子供たちは初めての金メダルに大満足です!
来年もまた面白いチーム名でがんばりましょう
投稿: hこ | 2014年10月14日 (火) 10時14分
Hこさん
昨日はお疲れ様でした。
息子さんたちが金メダルを喜んでくれて嬉しい限りです。来年も参加を期待しています。
今年も面白いチーム名で、点呼の際や、表彰式の際に、やってやった感を味わえて僕は楽しかったです。あの快感はやみつきです(笑)
来年もベストネーミング賞と優勝のダブル受賞狙いましょう。
投稿: 猫男爵 | 2014年10月14日 (火) 23時06分