96回目の感動劇場!
こんばんにゃ~ 北の猫男爵です
台風11号の接近で日本列島はこの週末、西日本を中心に大荒れの予想となっています
僕たちの住む北海道も、8月に入ってから猛暑が続いていましたが、ここ数日は連日の雨模様で、正直うんざりしています。
ただ、明日は久しぶりに太陽さんにお目にかかれそうなので楽しみにしています。
さて、そんな明日は僕の大好きな高校野球が開幕します
阪神甲子園球場で明日から開幕する「全国高等学校野球選手権大会」は、今年で96回目を数えます
これまで幾多の名勝負を生み、幾多のヒーローを誕生させてきたこの大会も、気がつけばあとわずかで「1世紀」という歴史を積み上げることになるんですね
夏といえば「甲子園」と、すっかり夏の風物詩として国民に認知されるようになったこの大会、一昨年は大阪桐蔭の春夏連覇、そして昨年は前橋育英が初出場初優勝を果たすなど、その優勝校も非常にバラエティにとんでいます。
今年の地方予選では、昨夏の優勝投手高橋君を擁する前橋育英が早々に姿を消し、こちらも昨春の優勝投手の小島君擁する浦和学院も敗退、さらにはプロ注目のMAX157km右腕安楽君擁する済美高校も早々と姿を消すという、波乱含みの地方予選となりました。
そんな中、今年も熱い地方予選を勝ち抜いてきた49の代表校が甲子園球場に集いました。
今日は、自称「高校野球オタク」の僕が、毎年恒例となりましたが、明日から開催される14日間の熱き決戦の予想を少しだけしたと思いますので、どうぞお付き合いください
突出した高校がない昨今の高校野球で、戦国時代ともいえるこの大会の優勝候補をまずは幾つかあげてみたいと思います。
まず1番手に名前が挙がるのは、やはり春の選抜の王者・龍谷大平安です
春の選抜では圧倒的な強さで頂点にのぼりつめましたが、「走攻守」のバランスのとれたチーム力は相変わらずで、優勝候補の1番手にあげて文句はないでしょう
初戦の相手は野球どころ埼玉の名門・春日部共栄ですが、この初戦を勝ち抜きリズムに乗れば、史上8校目の春夏連覇も夢ではないのではないでしょうか
その龍谷大平安に続くのは、一昨年に春夏連覇した大阪桐蔭、あるいは激戦区・神奈川を制した東海大相模あたりでしょう。
大阪桐蔭は一昨年のチームに比べると見劣りしますが、甲子園経験者も多数おり、間違いなく上位には勝ち進んでくると見られます。
東海大相模は神奈川県大会決勝で20奪三振を記録した吉田君をはじめ、4人の優れた投手がいるのが強みです。現代の高校野球は複数の投手を擁するチームが有利に戦えるために、継投がうまく噛み合えばおもしろいチームだと思います。
その他にも明徳義塾、作新学院、智弁学園などの名門も虎視眈々と優勝を狙っています
初戦注目の好カードとしては、1年夏からエースの座を守ってきた岸君擁する明徳義塾と、今大会NO・1スラッガーでプロ注目の強打者・岡本君率いる智弁学園との一戦です。
明徳の馬渕監督に果たして「岡本対策」の秘策はあるのか?馬渕采配が見ものです。ただし、敬遠はいかがなものかと・・・
そしてもう1つ、東海大相模VS盛岡大付、この一戦も非常に注目です
東海大相模は先程も述べたように、非常に総合力の良い優勝候補、かたや盛岡大付には「大谷二世」の呼び声の高い松本君という投手がいます。彼は打っても強打者で、まさに「二刀流」。プロも注目する逸材が、果たして甲子園でどんなプレーをするのか非常に楽しみな試合です
この他にも地方予選決勝で、9回に8点差をひっくり返して甲子園出場を決めた星稜も話題性という意味では楽しみです。勝ち上がって明徳義塾と因縁の対決が実現するかというところも注目です。
2007年の決勝戦で戦った佐賀北と広陵が、お互いに初戦を勝ち上がれば、組み合わせ抽選にもよりますが、もしかすると対戦するかもしれないというところにも注目です
あの時の試合を知っている方であれば、もう一度あの感動と興奮が蘇ることでしょう。
そして忘れてはいけないのが、我らが北海道から出場する武修館と東海大四の両校の活躍です
道民として応援しないわけにはいきませんが、正直ちょっと全国のレベルからすると今年の道内勢はやや見劣りするのかもしれません。
東海大四のエース・西嶋君は帯広出身です。そういう意味では十勝のみんなで後押ししてあげましょう
ちなみにこの大会は、東海大学の付属高校が4校出場します(東海大四、東海大相模、東海大望洋、東海大甲府)
組み合わせにもよるのでしょうが、全てがうまいこと対戦せずに勝ち上がり、ベスト4全部が東海大付属勢ということになれば、それはそれで大会も盛り上がるのではないかと勝手に思っています
いずにれしても、明日から始まる汗と青春の96回目の感動劇場!今年はどんなプレーが甲子園を沸かせてくれるのか、今から楽しみで仕方ありません
球児たちの14日間に渡る熱き戦いに、どうか皆さんも球場から、あるいはテレビやラジオの前から、熱き声援を送ってあげてください
それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)
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