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2014年7月28日 (月)

奇跡の大逆転~ネコダンシャク・ゲーム~

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

昨日の涼しさから一転し、今日はまた夏の陽ざしが戻ってきましたね

7月も終盤に差し掛かり、あと数日で8月に突入です

僕の大好きな8月、自分の生まれた月ということもありますが、あの灼熱の真夏の陽ざしを浴びるている瞬間が僕はたまらなく好きです

僕が生まれた日も、もの凄く暑い日で、テレビでは夏の風物詩である高校野球が放送されていたそうです

そんなこともあってなのか、幼い頃から僕は高校野球が大好きです

それは過去のブログでも色々とお話してきましたので、今日はあえて割愛させていただきますが、現在全国各地で盛んに行われている地方予選大会で昨日、信じられないことが起きました

昨日行われた、石川県大会決勝の星稜高校VS小松大谷高校の試合でそれは起きました

星稜が勝てば2年連続の甲子園出場、かたや小松大谷が勝てば実に29年ぶりの甲子園出場という状況の中、星稜・岩下、小松大谷・山下という、「北陸を代表する両腕の投げ合いとなるのでは」というのが戦前の予想でした

しかし、いざ蓋をあければ、プロ注目の星稜・岩下が序盤から小松大谷打線につかまり、3回6失点でKO・・・気がつけば「8対0」という大差で小松大谷がリードして、9回裏の星稜の攻撃を迎えました

おそらく、この段階で小松大谷の29年ぶりの甲子園出場を疑う人は99%いなかったと思います。

野球に詳しい人であればお分かりだと思いますが、「0対8」でリードされていて、残す攻撃は1回だけ、この状況で逆転することはまず不可能です。それも県大会の決勝戦という舞台になればなおさら。

ところが「奇跡」は起こるものなんですね

野球の定石の1つに「先頭打者は絶対に出さない、しかも四球は絶対にダメ」というものがあります。

しかし、小松大谷は9回裏、星稜の先頭打者を四球で出塁させてしまいます。全てはここからでした。

星稜はコツコツと繋ぎ、ランナーをためると、代打の今村の右中間三塁打、さらには岩下の左翼場外への本塁打などで、一気に「6対8」と2点差までに詰め寄ります

それでも、アウトカウントは2アウト、あと1つアウトを取れば試合は決着します。

しかし、試合の“流れ”は完全に星稜に傾いていました。

その勢いはどうやっても止めることはできず、村上の中前打で遂に「8対8」の同点、そして続く打者、佐竹が打った打球はレフトの頭上を越えるサヨナラ打となり、何と「9対8」という奇跡の大逆転で、星稜が甲子園の切符を手にしたのです

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勝った星稜の選手は大喜び、かたや敗れた小松大谷の選手は茫然と立ちすくむだけです・・・まさに天国から地獄です・・・

星稜打線は8回までわずか2安打に封じ込まれていただけに、9回裏が始まる時、誰がこの結末を予想していたことでしょう

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でも、この勝利は最後まで試合を諦めずにプレーした星稜の選手の勝利に対する“想い”が呼び込んだのだと僕は思います

そして、この勝利のキーポイントとして、僕は9回表の小松大谷の攻撃のシーンをあげたいと思います

実はこの日、先発して打ち込まれ途中で降板し、外野のポジションについていた星稜のエース・岩下が、監督の指示で再び9回のマウンドに上がりました

そして見事に「3者連続三振」で小松大谷の攻撃を退けたのです。この3つのアウトの流れ、そしてエースの想い、これが全てだったのではないでしょうか。

ここから星稜の眠っていた甲子園への想いが蘇ったのです

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このスコアボード見てもいまだに信じられません。9回裏の「9」という数字、これは奇跡以外の何者でもありません

僕もかれこれ三十数年、色々な野球の試合を見てきています。でもこれほどまでに、奇跡的な試合は見たことがありません。

しかもこれが甲子園出場がかかった決勝戦という大舞台なのですから、なおそら奇跡としか表現のしようがありません

実はこの石川県だけでなく今年の地方予選では、大差でリードされていた試合で大逆転して勝利を掴むという試合が多く見受けられます。

それだけ各高校のレベルが接近しているということもありますが、球児たちの最後まで諦めないという強い想いが、野球の神様の心を動かしているのかもしれませんね

皆さんは「ルーズヴェルト・ゲーム」というものをご存知ですか?

ドラマとしてもこの前まで放送されていましたが、これはアメリカ大統領・ルーズヴェルト「野球は8対7で勝敗が決まるのが一番面白い」と言ったことが由来となっているのですが、今日僕はここに命名しましょう

野球で一番面白いスコアは「9対8」、その名も「ネコダンシャク・ゲーム」です

8月9日からは、いよいよ第96回全国高等学校野球選手権の幕が開きます

星稜高校にはこの勢いのまま、あの松井秀喜先輩でも成し遂げられなかった「全国制覇」を目指し頑張って欲しいと思います。

もちろん、敗れた小松大谷高校の選手の分も、石川県に深紅の大優勝旗を持ち帰って欲しいですね

星稜高校の林監督は、あの松井秀喜の1学年下の後輩として共に甲子園に出場し、目の前であの伝説的な「5連続敬遠」を経験した1人です。

あの伝説から22年、今度は監督という立場で新たな伝説を目撃するのかもしれません

頑張れ、星稜ナイン!甲子園でもネコダンシャク・ゲームを!

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

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