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2013年11月15日 (金)

大器、華開かず・・・

こんばんにゃ~night 北の猫男爵ですcat

今日は「野球」のお話ですbaseball

2013年のプロ野球は、東北楽天イーグルスが初の日本一に輝いて幕を閉じましたshine

早いもので、あれからまもなく2週間が経とうとしていますが、あの熱き戦いは東北のみならず日本中に感動と勇気を与えてくれましたweep

そんなプロ野球もストーブリーグに突入し、契約更改が徐々にスタートしていますyen

東北楽天日本一の原動力である、田中将大がメジャーに挑戦するのかが大きな焦点にもなっていますが、それには日米間における制度が大きな障害として立ちはだかりそうですbearing

今日はその話は置いておき、昨日から「FA」の受付も始まりました。今年の「FA」は涌井、片岡(「いずれも西武)という大物選手、さらには久保(阪神)、大竹(広島)、中田(中日)など、投手にFAが多いのが特徴ですpaper

これから各球団との交渉が始まりますが、果たしてどの球団がどの選手を獲得できるのか見ものです。

そんな話題性の多いこの時期ですが、それとは反対にユニホームを脱ぎ、グランドから去り行く選手達も数多くいますbearing

というわけで、今日は今シーズンを持って引退することになった、日本プロ野球史にその名を残す名選手達にスポットを当てたいと思いますflair

まずはこの選手からpaper

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今年引退した選手の中では、やはりこの前田智徳を一番最初に紹介しないわけにはいかないでしょうsign03

何といってもあのイチローでさえも、「彼にはかなわい」と認めた正真正銘の「天才」ですからhappy01

高卒で入団後、すぐに広島カープでレギュラーの座を掴み、走攻守三拍子揃ったその野球センスはズバ抜けたものがありましたup

「末怖ろしい!」

このままいけば、このバッターはいったいどんなとつてもない打者になるのだろうかsign03と野球ファンを虜にした彼でしたが、ケガがその野球人生を大きく狂わせてしまいましたbearing

それでも彼が見せてくれた前田智徳の野球センスは、プロ野球ファンは一生忘れることはないでしょう。

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続いては最多勝2回、最優秀防御率2回、最多奪三振1回、最高勝率3回、沢村賞2回などなど数々のタイトルを受賞し、ソフトバンクの一時代を築いた斉藤和己です。

彼もまたケガに泣かされた選手の一人で、近年は手術後の影響で投球することすらできず、支配下登録を外れてリハビリ担当コーチとして復帰を目指しましたが、それも叶わず引退することになりました。

全盛期の彼の投球をご存知の方であれば分かるように、本当に打者としては手も足も出ないほどの完璧なピッチングでしたbaseball。特に2003年の「20勝」は僕は凄く印象的です。

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この独特の投球フォームは、非常に個性的で僕もよくマネをした選手の1人、石井一久も引退を決断しました。

ヤクルトのエースとして1990年代に大活躍し、その後はメジャーでも先発投手として活躍し、最後は埼玉西武のユニホームに袖を通した彼の魅力は、何と言っても「三振」を獲れる投手ということですscissors

若い頃は左腕から繰りだれる直球は150kmを超え、キレの良い変化球を武器に「奪三振」の山を築きました。僕の中ではプロ野球史上で「3本」の指に入る左腕だと思います。

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「キャプテン」「主将」「チームリーダー」という言葉がこれほどまでに似合う選手は彼以外にいたでしょうか?東京ヤクルトの宮本慎也、彼もまた今年ユニホームを脱いだ選手の一人です。

「守備の達人」のイメージが強い彼ですが、その打撃センスも非凡なものがあり、玄人にはたまらない選手の一人でしたhappy01

引退会見の時に語ったあの言葉を僕は一生忘れません。

「最近の選手は、野球を楽しむというが、僕は野球は仕事として19年間向き合ってきたので、楽しんだことはありません。それが誇りです。」

まさに、真のプロフェッショナルだと僕は思いますgood。きっと素晴らしい指導者となってまた戻って来てくれることでしょう。

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阪神ファンの方、お待たせしました。「代打の神様」桧山進次郎の登場ですpaper

代打の通算安打と通算打点はいずれもセリーグ歴代2位という、まさに仕事人です。

阪神には「八木裕」という代打の神様がいましたが、彼の後を継ぎ、しっかりとその役目を果たしたその功績は大きなものがあります。お疲れ様でした。

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「赤ゴジラ」として一世を風靡し、首位打者にも輝いた嶋重宣も今シーズン限りで引退しました。

プロ10年目でようやくレギュラーを掴んだ遅咲きの選手でしたが、「努力を積み重ねれば必ずそれは報われる」ということを実証してくれた選手です。

僕は高校時代から、甲子園で活躍する彼の姿(当時は投手)を知っているだけに、打者として成功した彼の姿には感動しました。

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「サンデー晋吾」の愛称で親しまれた、千葉ロッテの小野晋吾も引退しました。

その名の通り毎週日曜日になると登板し、抜群のコントロールを武器に連勝を積み重ねたその活躍は今でも印象的です。

ロッテの日本一にも貢献したその右腕は、ロッテファンにとっては大きな宝物だったのではないでしょうか。

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篠原貴行、ダイエー(後にソフトバンク)、横浜(後にDeNA)で救援投手として16年間活躍した選手です。

特に1999年のダイエーの初の日本一には、救援投手ながら「14勝」を挙げる活躍で大きく貢献し、最高勝率のタイトルも獲得したのが印象的です。

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セ・パ両リーグで本塁打王を獲得した山崎武司も、27年間という現役生活にピリオドを打ちました。

「三振かホームランか」それも彼の大きな魅力でしたが、11年というブランクを空けてホームラン王のタイトルcrownを獲得するその精神力には頭が下がります。

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千葉ロッテで活躍した薮田安彦、彼もまたユニホームを脱ぎました。

2005年の千葉ロッテ日本一の時は、藤田、小林雅とともに「YFK」を組み、優勝に大きく貢献しました。

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「松坂世代」というよりは、松坂と共に横浜高校で「夏春連覇」を達成したメンバーの1人、小池正晃も今シーズンを持って引退しました。

横浜に入団後はなかなか成績を残せませんでしたが、2005年には20本塁打を記録し、「小池ここにあり」を大きくアピールしました。

「松坂世代」がまた1人、グランドが消えるのは時代の経過を感じさせられます。

この他にもまだまだご紹介したい選手はいるのですが、勝手ながらここまでにしますpaper

どの選手もプロ野球ファンにとっては、忘れることのできないプレーヤーばかりです。本当に長い間、お疲れ様でした。そしてたくさんの夢をありがとうございましたconfident

そして最後にもう1人だけ、今年ユニホームを脱ぐ「決断」をした選手をご紹介させてくださいbaseball

その選手の名前は辻内崇伸、野球ファンであればすぐに分かる名前です。

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2005年夏、名門・大阪桐蔭のエースとして、同級生の平田(中日)、2学年下の中田(日本ハム)らと共に、甲子園で活躍したその姿は今でも僕の脳裏にしっかりと焼きついていますconfident

準決勝で、田中将大(当時2年生)がいた我が駒大苫小牧に破れ、「全国制覇」の夢は叶いませんでしたが、超高校級という言葉にふさわしい選手でしたshine

高校生ながら、当時国内左腕最速の156kmを記録したあの投球は圧巻でしたsign03ちなみにこの夏の大会での通算奪三振数は当時歴代2位という大記録でした。

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注目のドラフト会議ではオリックスが交渉権を獲得と一旦なったのですが・・・

実は抽選券を引いたオリックスの中村GMが、押してあったNPBの印鑑を交渉権獲得の印鑑と勘違いしてガッツポーズをしたために、事務局も確認を怠りそのままことが進むという、前代未聞の出来事がありましたsign03

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しかし、直後に抽選結果は間違いで巨人に交渉権があることが分かると、辻内はこのように満面の笑顔に変わり、彼が巨人に入団したかったことが分かりましたhappy01

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将来の巨人のエースを期待され、巨人では松井秀喜以来となる高卒での契約金1億円(推定)で入団した彼には、球団のみならず多くの巨人ファンからも大きな期待が寄せられましたshine

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しかし、度重なる肩や肘のケガのため、プロ入り生活8年間で1軍登板は1度もないまま、引退する事になりましたweep

高校時代から酷使したその左腕は、もしかすると入団する時にもう悲鳴をあげていたのかもしれません。

甲子園で150km台を連発していたその剛腕は、最後は120km台にまで球速が落ちdown、あの光輝いていた甲子園のスターの姿はもうどこにもありませんでした・・・

大器、華開かず・・・

25歳という若さで、彼はプロ野球の世界から去ることになりました。いかにプロの世界が厳しいものなのか、それを物語る1つのケースでもありますpaper

今後、野球にかかわる仕事に就くのか、それとも全く別の世界に進むのか、それは分かりませんが、今後の辻内さんの活躍を心から祈りますconfident

今日は野球大好きな僕が、今年プロ野球を引退した選手たちにスポットをあてて、僭越ながながらご紹介させていただきましたhappy01

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生日birthday2> 11月15日生まれ

神田川俊郎(74歳)、小早川毅彦(52歳)、大豊泰昭(50歳)、平井理央(31歳)

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