予期せぬ結末!
こんばんにゃ~ 北の猫男爵です
3連休最後の今日は「体育の日」ということで、全国各地でスポーツに関する様々なイベントや行事が開催されました
僕も毎年この「体育の日」は、あるスポーツで年に1度のこの日を楽しんでいますそれは「駅伝」です
昨日のブログでもお伝えしたように、ミニバレーの仲間を中心に参加している「駅伝大会」に今年も挑んできました
2005年の初出場から、諸事情での2度の大会中止を挟み、今回で7回目の出場となりました
昨日の強い風は影を潜め、気温もちょうど走りやすい、絶好の駅伝日和となりました
気になる今年の我がMVDのチーム名はと言いますと
「五寸釘平吉」です
これは「五寸釘寅吉」というものを参考につけたチーム名です
きっとこの「五寸釘寅吉」という言葉を初めて耳にする方も、当然いらっしゃると思います。事実、僕もそうでしたから
何となく人の名前だという事はお分かりだと思いますが、「五寸釘寅吉」というのは、日本の歴史にも名の残る、日本で最も脱獄を多く行った脱獄のプロの名前です
「五寸釘寅吉」の本名は西川寅吉と言います。
彼は14歳の時、イカサマがばれて殺された叔父の仇を討とうと、敵の一家に忍び込み、親分と子分4人を斬りつけ、火を放って逃げたのです
その後、捕まった寅吉は無期刑となり三重の牢獄に入れられます。
しかし牢獄内で、仇討ちをしたはずの相手が実はまだ生きていたことを知り、牢獄を脱走をします
仇の相手を探して全国各地を歩くのですが結局見つからず、たまたま行った賭場で逮捕され再び牢獄へと戻されます。
そして再び脱獄、その時に逃げる際に「五寸釘」を踏んでしまったのです
しかし寅吉は、そのまま12キロも逃走を続け、そしてようやく捕まりました。
「五寸釘を踏みながらでも走り続けた」ところから「五寸釘の寅吉」と名付けられ、さらにはどの牢獄からもいとも簡単に脱獄すること、そして賭場で稼いだお金を貧しい庶民の家に投げ込むことから、寅吉は庶民の英雄となったのです
五寸釘を踏みながらでも走るその忍耐力、脚力の強さ、それにあやかり、今日の駅伝大会に2005年から全て参加している僕とHこの名前から1文字ずつとり、「五寸釘平吉」と今回のチーム名を名付けました
まあ、いつもの通り、受付での申し込みでは「五寸釘さ~ん」と呼ばれ、“辱め”を受けましたがそれも年に1度の僕の楽しみでもあります
快晴の中午前8時に開会式が行われ、いよいよスタートの時間がやってきました
今日の我がチームのメンバーをご紹介しましょう
区→Yざん
区→Hこ
区→Wく
区→Hこ父
区→猫男爵
これが今年のメンバーです
MVD事情に詳しい方であればすぐにお分かりだと思いますが、WくとYざんはHこのご子息で、Hこ父さんも参加してくれたことから、今日のメンバーは僕猫男爵を除けば、全員Hこ一族です
どうせだから、Hこ妻さんが走れば完全に「チームHこ」だったのに(笑)
MVD史上、初めての子供の参加に期待が膨らむ大会です
その期待通りに、1区のYざんがいきなり快走を披露してくれて、小学2年生ながら区間6位の力走で2区のHこへと襷をつなぎます
2区は走った方は分かると思いますが、とにかくひたすら直線の区間で、実は一番しんどい区間でもあります
Hこはその2区を「小学生や中学生には抜かれてはいかん!」と激走し、3区のWくへと襷を渡します
3区のWくもYざん同様、初めて走る駅伝を苦にもせず、5区間の中で一番長い距離をかなりのハイペースで走り抜きます
本当に子供の力は僕達大人の想像を遥かに超えるものがあります。
孫から襷をもらった4区のHこ父さんは、おそらく今大会最年長選手だと思いますが、誰よりも走りを経験している方でもあります
数々のマラソン大会に出場した実績のあるHこ父さんも、息子や孫が必死につないだ襷をかけ、「花の4区」と呼ばれる登り坂の区間を見事な健脚で登りきり、最終5区の僕の前に姿を現しました
正直、まだまだ後ろの方で我がチームは来るだろうと思っていたので、5番目に中継所に現れた時は焦りました
「えっ?もうはや?心の準備できてないよ・・・」
そして襷を受けた僕猫男爵は、下り坂の多い5区を走り始めました
目標は昨日も話したように「アキレス腱を切らないで完走」です
最悪もし切った場合は、『ひとつ屋根の下』のあんちゃんのようなゴールシーンも頭の中で描いたりもしましたが、ゴールで待っている「小梅」役は誰だ?とか、いらない妄想を深めるだけでした
アンカーは各チームとも速い人がいるのか、それともただたんに僕の走りが遅いのか、2人に抜かれて僕はいよいよゴール地点にやってきました
そして無事に何とかゴール
しかし、そこには予期せぬ結末が待っていました・・・
ゴールしたタイムは、何と僕達が申告したタイムよりも5分以上も早いタイムだったのです
一応説明しておきますが、この駅伝大会は、速さを競うのではなく、自分たちが申告したタイムにより近いチームが優勝という駅伝大会です。
つまり、1位でゴールしても申告タイムより1番離れたタイムであれば最下位。それとは逆に、最下位でゴールしても申告タイムに1番近ければ優勝ということになるわけです
そんなこの大会、今年の僕達の順位は
ちょっと見づらいかもしれませんが、6チーム中6位という結果に終わりました惨敗です・・・
申告タイムを66分台に設定したのが間違いでした。やっぱり子供たちの脚力と、Hこ父さんの走力は、今までの僕達MVDメンバーの走りの上を行っているということです
61分09秒というタイムは、MVD史上最速の記録です本気で走ればこれぐらいの記録は出るという事ですね。
来年は、果たしてどんなメンバーになるのか?今から楽しみでもありますが、来年こそはあの「優勝」という感動をもう一度味わうためにも、申告タイムをより慎重に設定しなければいけないとそう思いました
大会終了後はいつものように打ち上げを、ウエスタンで行いました
打ち上げには我が妻と娘も合流して、久しぶりに楽しい会話に花が咲きました
娘も凄く楽しそうで良かったです
「体育の日」の今日、僕は「スポーツの秋」を思う存分満喫できました
忙しい中、参加してくれたHこさん、Wく、Yざん、そしてHこ父さん、本当にお疲れ様でしたそしてありがとうございました。
そして、応援にかけつけてくれたHこ妻さんも本当にお疲れさまでした。来年は走ってみますか(笑)
ちなみに現在既に僕は体が悲鳴をあげています。いかに運動不足なのかを露呈していますが、もっと怖いのは明日の朝ですね無事に仕事に行けることを祈ります。
皆さんは「体育の日」の今日、どんな一日だったのでしょうか
それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)
<今日の誕生日2> 10月14日生まれ
永作博美(43歳)、加藤貴子(43歳)、堺雅人(40歳)、不動裕理(37歳)
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コメント
おはようございます。昨日はお疲れさまでした
予定通り体のあちこちが悲鳴をあげていて心地いいです
今回は一族総出で楽しませていただいて本当にありがとうございました父にも子供らにももちろん自分にとってもいい思い出ができました。当初は億劫がっていたWくも走行後は来年のチーム名を考え出すほど楽しかったようです
ウエスタンも楽しかったですねMきの”半沢”が見れて大満足です
またやりましょう
投稿: hこ | 2013年10月15日 (火) 10時09分
Hこさん
昨日はお疲れ様でした
Hこさんも体が悲鳴をあげているようですね。
僕の場合、悲鳴というか絶叫です・・・
階段降りる時とか不自然な足の運びになっています
Wくは早くも来年に向けて意欲が沸いてきたようですね
Yざんは昨日既に「花の4区を走る」宣言をしていましたね
これは来年も息子さんたちの手を、いえ足を借りなければなりませんね
というか、Aっけもうかうかしていたらレギュラーから外れちゃうよ(笑)
ウエスタンでは、我が娘の得意技「半沢直樹」をお見せすることができて、良かったです
次なる技を現在、習得中ですのでお楽しみに。
投稿: 猫男爵 | 2013年10月15日 (火) 22時38分
コメント出遅れましたが・・・
先日はお疲れ様でした
とても楽しい思い出をありがとうございました。私が参加したら、かなりいいとこ行くんではないかと思いますが・・・(笑)
翌日の仕事にかなりの支障がでてしまうので、残念ながら応援のほうで今後もよろしくお願いいたします
我が家の子供たちも、相当な筋肉痛だったようで、特に長男は朝ベッドから起きるのに一苦労してました。普段運動をしているわりに、2,5キロのマラソンは初めてで、筋肉痛になったのも、初めてみました(笑)
体も悲鳴をあげるほど、大人も子供もみんながんばりましたね!!
打ち上げのウエスタンも楽しかったです。特に半沢が・・・
一瞬でしたが、見逃さず良かったです
Mきちゃん、ありがとう
投稿: Hこ妻 | 2013年10月16日 (水) 21時33分
Hこ妻さん
先日はお疲れ様でしたそして応援ありがとうございました。
走っている人はみんなそうだと思いますが、実は走っている時に車からでも、ひと声応援をもらうだけでも凄く元気が出るものなんですよ
毎年いつもありがとうございます
たまには、その元気をもらう側になってみませんか?来年はもれなくレギュラーの席を空けて待っていますよ。なんつって(笑)
子供でも筋肉痛で悲鳴をあげるんですね。やっぱり駅伝は怖ろしいですね
Mきの半沢、少しだけもお見せできて良かったです。今度はロングバージョンでお見せしたいと思います
投稿: 猫男爵 | 2013年10月16日 (水) 23時25分