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2013年9月11日 (水)

唯一無二の審判。

こんばんにゃ~night 北の猫男爵ですcat

今日は9月11日です。

「東日本大震災」から2年半、アメリカ・ニューヨークで発生した「同時多発テロ」から12年という節目の日です。

時の経過というのものは、時に人々の記憶からその惨劇を忘れさせてしまいます。でも、私達人間は絶対にその出来事を自らの記憶の中にとどめ、決して風化させてはいけません。

多くの人々が今もその苦しみと戦い、辛い思いを抱えながらも必死に日々を生きているということを忘れてはいけないのです。

あまりこれ以上多くは語りませんが、今日は改めてそんな思いを強く抱いた一日でした。

そして今日、スポーツの世界ではまた1つ偉大な記録が誕生しましたcrown

プロ野球baseball東京ヤクルトスワローズのバレンティンが、シーズン最多本塁打記録に並ぶ55本目の本塁打を記録しましたshine

過去に王貞治、タフィ・ローズ、アレックス・カブレラの3選手が達成した大記録に遂に肩を並べたのですsign03

今まで数多くのホームランバッターが挑み、そして誰も記録することができなかった前人未到の「56」という数字は、残りの試合数から考えてももう時間の問題でしょうgood

「記録は破られるためにある」とよく言いますが、まさに今それが現実になろうとしています。皆さんもその歴史的瞬間を見逃さないでくださいねpaper

今日は、家族3人で僕の実家houseに行き夕食restaurantを食べたのですが、そこでちょうど「巨人VS横浜DeNA」の試合がテレビtvでやっていたので観ていたのですが、巨人の阿部が放った打球がホームランがどうかの、ビデオ判定になるという場面がありましたmovie

審判団による長いビデオ判定の結果、「ファール」という判定が下されました。

ビデオでの判定ですから誤審がなくなり、それは非常に良いことだと思いますが、審判というものも時代が変われば変わるんだな~と改めて思いましたconfident

僕が子供の頃は、もちろんビデオ判定などはなく、審判は絶対でしたからpaper。もちろん、判定に抗議して退場になる選手や監督もいましたけどねcoldsweats01

それだけに審判も強い信念と覚悟を持ってやっていたと思います。もちろんそれは今も同じだと思いますけど。

中でも僕が一番印象に残っているのが、平光清(ひらこう・きよし)さんという審判ですshadow

子供だった僕達は「ひらこう」と呼び捨てにしてテレビを見ていましたけどねtv

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写真の彼が平光さんですpaper

片方の膝を地面につけてジャッジする独特のスタイルがとても印象的で、子供だった僕達は、放課後や休み時間を利用して野球baseballをして遊ぶ時は、審判の役shadowをする人は、みんな平光の真似をして遊んだものですhappy01

非常に紳士的で、帽子から見える白髪が印象的な彼は、実は長いプロ野球の審判団の歴史の中でも唯一無二の審判なのですsign03

彼は二軍の審判を経ずにいきなり一軍の審判となった超エリートで、それに加えて、高校野球(全国高等学校野球選手権大会)、東京六大学野球、都市対抗野球、そしてプロ野球と、4つのカテゴリー全てで審判を経験したという非常に珍しい審判なのです。

そんな審判は後にも先にも、彼、平光清氏しかいないのですshineそれが唯一無二の審判と呼ばれるゆえんです。

彼を語る上で欠かせないエピソードがありますpaper

ちょうど偶然にも今から21年前の今日1992年9月11日になりますが、日本プロ野球史上最長試合となった、「阪神VSヤクルト」の試合が甲子園球場で行われましたbaseball

同点で迎えた9回裏2死走者一塁で、阪神の八木が打った打球は、外野フェンスのグランド側の上部ラバーに当たり上方に跳ね返り、金網部分を越えて外野スタンドへと入っていきましたup

その時、二塁塁審を務めていたのが平光さんで、彼は一旦「本塁打」の判定を下したのですが、その後、ヤクルト側からの猛抗議があり、審判団協議の結果、判定は覆り「二塁打」となったのですsign03

当時のルールでは「このようなケースは審判団の協議により決める」ことになっており、決して平光さんの判定が「誤審」ということではなかったのですが、一度下した判定を覆してしまったことが結局、「平光審判の誤審である」と非難がの声があがり、このシーズンをもって平光さんは審判を辞職することになったのですbearing

後で分かった話ですが、「二塁打」の判定が下された後に、阪神側からも猛抗議があり、収拾がつかなくなったために、当時の阪神の監督であった中村監督に平光さんが「俺が辞めるから、どうにかおさえてくれ」と言ったそうです。

潔いというのか、腹をくくっているというのか、なかなかそう言うことを言える審判はいないと思います。それも唯一無二の審判だからなのでしょうかpaper

そんなこともあり、この試合は結局延長15回を戦って「引き分け」となり、試合時間は6時間26分(うち中断が37分)、試合が終了した時は午前0時26分でした。

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セ・リーグの主力審判として通算3061試合に出場した平光さんは、あの長嶋茂雄の引退試合で主審を務め、王貞治がベーブ・ルースと並ぶ714号本塁打を打った時も主審を務め、ランディ・バースが江川卓から日本タイ記録となる7試合連続本塁打を放った試合の主審を務め、原辰徳がヤクルト戦で本塁打を放ち、バットを後ろへ高く放り投げたあの試合でも主審を務めた審判ですpaper

そんな「記録にも記憶にも残る名審判」は、2011年8月9日に73歳でこの世を去りました。

目を瞑れば今も、片膝をつきながら「ストライク!」と叫ぶ平光さんの姿が浮かんできますconfident

きっと今も天国で、プロ野球を楽しく観戦しているのでしょうね。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

僕の中では唯一無二の審判、それは平光清氏であることは間違いありません。

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生日birthday2> 9月11日生まれ

泉ピン子(66歳)、涼風真世(53歳)、矢作兼〔おぎやはぎ〕(42歳)、小藪千豊(40歳)、虻川美穂子〔北陽〕(39歳)、安田章大(29歳)

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