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2013年5月 1日 (水)

人間万事塞翁が馬。

こんばんにゃ~night 北の猫男爵ですcat

一昨日、僕の親友の父親が亡くなり、今日「お通夜」に参列してきました。

祭壇の中央に飾られた遺影をほぼ真正面から見れる位置に座った僕は、お通夜の間、終始その遺影を眺めていました。

今にも僕に「おう!元気か!」と声をかけてきそうな、その親友の父親の遺影を見ていると、思わず熱いものがこみあげてきてしまいましたweep

親友の父親、ここではいつも僕が呼んでいる呼び方である「親父さん」という呼び方で呼ばさせていただきますが、その親父さんと僕との出会いは、僕が親友と高校schoolで出会って以来ですから、かれこれ20年以上になります。

初めて親父さんに会った時の感想は、正直「怖いオヤジだな・・・」という感じでした。

「浜育ち」のためどうしても口調が荒く、息子である僕の親友との会話も、まるで喧嘩をしているような激しいものでした。

後でそれは喧嘩をしているわけではなく、ただ口調がいつもそういう荒い口調だということがわかり理解できました。

親友いわく「短気で頑固な親父」だそうですが、僕にはその裏にある優しさが凄く伝わってきましたconfident

もちろんそれは親友も感じていたことでしょうが、いつも会うたびに何かしら僕に声をかけて気に掛けてくるあたりに、暖かさを感じていましたconfident

僕が休日などに親友の家houseに遊びに行くと、天気sunであればほぼ100%に近い確率で車を洗車carしている姿を目にしました。

そんな親父さんの姿をもう見ることができないのかと思うと、凄く残念でなりません・・・

僕が最後に親父さんに会ったのは、昨年6月のことです。

親父さんの母親、親友にすれば祖母が亡くなり、その「お通夜」に参列した時に会ったのが、それが最後になってしまいました・・・

久しぶりに会ったその時の親父さんの顔は、以前とは比べものにならないほどやつれ、病気と闘っていることがその表情からもうかがえましたbearing

「ありがとうな、来てくれて。」それが僕が親父さんと交わした最後の言葉になるとは思いませんでした。

よく、芸能人が亡くなった時に、友人などがインタビューkaraokeで「最近はなかなか会う時間がなくて、こうなる前に会ってよけば良かった・・・」とコメントしていますが、僕も今思えば、最近はなかなか親友の家に遊びに行く時間がなく、親父さんにも会う機会がありませんでしたbearing

「会っておけば良かった、もっと話をしておけば良かった・・・」そんな後悔の気持ちで今は胸がいっぱいですbearing

享年69歳、満年齢でいえば67歳です。まだまだやり残したことが山ほどあったと思います。

でも、今日祭壇にあった親父さんの遺影は、お通夜に参列した人たちに「みんなありがとうな、俺は天国で幸せに暮らすよ。」と優しく語りかけているように僕には見えました。

人間としてこの世に生まれた以上、いつかは死が訪れ、別れの時がやってきます。そしてそれは誰にもやってきます。

残された人は、それを不幸ととるか、あるいは幸福へ繋がるものととるか、それは凄く大切なことだと思いますpaper

もちろん、大切なものを失くした悲しみはそう簡単には埋めることはできません。でも、その別れをどう自分の人生に活かしていくか、それこそが人間大事なことなのではないでしょうか。

僕はそんな思いをこめて、今日は親友にこの言葉を贈りたいと思いますconfident

「人間万事塞翁が馬」(にんげんばんじさいおうがうま)です。

これは、中国の「淮南子」という古い書物に書かれているものですpencil

※人間万事とは=この世のすべて、塞翁とは=城塞に住む老人という意味です。

中国の北の方に占いの上手な老人shadowが住んでいました。

ある日、その老人の馬horseが逃げてしまいました。この北の地方の馬は高く売れるので、近所の人は馬が逃げたことを気の毒がって老人をなぐさめに行きました。

ところが老人は残念がっている様子もなく、「このことが幸福のもとになるかもしれん。」と言ったのです。

そしてその老人の言葉通り、しばらくたったある日、逃げ出した馬horseが名馬をたくさん連れて帰ってきたのですsign03

そこで近所の人は今度はお祝いを言いに行くと、老人は首を振ってこう言いました。

「このことが災いのものとになるかもしれん。」

そして再びその言葉通りに数日後、今度は老人の息子shadowがその連れてきた名馬から落ちてdown骨折してしまいましたhospital

近所の人はかわいそうになり、またなぐさめに行くと、老人は「このことが幸福のもとになるかもしれん。」と言ったのです。

その言葉通りに、その後、異民族がその村を襲撃してきて、若者はみんな戦いに行き、そして多くが死んでしまいました・・・しかし、足を骨折していた老人の息子は戦争に行かずに済んだために、無事に生き延びることができたのですgood

つまり「人間万事塞翁が馬」という言葉の意味は、幸福や不幸は予想のしようのないことで、城塞に住む老人がもたらした運命が、幸福から災いへ、また災いから幸福へと人生に変化をもたらしたように、人生とはどうなるかわからないものということの例えです。

人間生きていれば、良いことも悪い事もあって当然です。不幸にくよくよして立ち止まらず、幸福に浮かれていい気にならず、生きるべきという教訓でもありますconfident

「不幸が時に幸福をもたらし、幸福が時に不幸をもたらすこともある」ということを胸に、親友には今すぐは無理だと思いますが、少し心が落ち着いた時に、この言葉を胸に頑張って欲しいと思いますconfident

実はこの「人間万事塞翁が馬」は、あの松井秀喜がヤンキースbaseball在籍時に左手の大ケガhospitalをした際に、松井の父親が松井秀喜にかけた言葉だそうですpaper

ケガをしたことと、父親が亡くなったことでは、例えにすることじだい失礼なことだとは思いますが、少しでもそういう気持ちになって欲しい、そんな僕の思いを今日はブログに綴らせていただきましたconfident

実はこの言葉、僕もよく自分に言い聞かせている言葉ですgood。何か辛いことがあった時には、この言葉を心の中で思い、何か幸せを感じる時には、調子にのらずにグッと心を引き締める、そのためによくこの言葉を言い聞かせています。

親友にはまず今は親父さんを天国を送り、そして残された母親のことをしっかりと支えて欲しいと、そう願っていますconfident

親父さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生日birthday2> 5月1日生まれ

本上まなみ(38歳)、原沙知絵(35歳)

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