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2013年3月19日 (火)

ゆく川の流れ~river19~

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

昨日の「WBCショック」が残る今日一日でしたが、まだ悔しくて仕方ありません・・・でもいつまでも考えていても前には進まないので、悔しがるのはやめにします

そんな嫌なことを忘れるために、今日のブログは妄想の世界へと飛び立ち、頭をリフレッシュしたいと思います

全国各地に点在する「一級河川」を妄想旅行する、『ゆく川の流れ』は今回で19回目を数えます

本州最南端の鹿児島県からスタートしたこの旅ですが、気がつけば東海地方まで北上してきました

前回の旅では長野県、岐阜県、愛知県の3県にまたがる「矢作川」を堪能した僕ですが、今回僕が辿り着いたその場所とは

800px1

遠州灘(太平洋)に注ぐ「天竜川」という一級河川です

僕が最初にこの川を見たこの場所は、静岡県浜松市です。下流域ということで、非常に川の流れは穏やかで、淡い水面の色が何とも幻想的でした

今回は下流域から中流域、そして上流域へと、いつもとは逆のパターンで「天竜川」という川を旅してみたいと思います

「天竜川」は213kmという非常に川の延長が長い川です。これは日本の数多くある川の中でも第9位にランキングする延長です

川の長さが長いということは、それだけ多くの県をまたぐとということで、長野県、愛知県、静岡県の3県をまたいでいるのが「天竜川」です。

そんな「天竜川」の特徴は幾つものダムがあることです。主に治水、利水、発電を目的として多数のダムが建設されたわけですが、そこには問題点も多々あります。

Yasuoka_dam_free_flow

これは「泰阜(やすおか)ダム」というダムですが、許容堆砂容量の約84%が既に砂で埋まっています。これは上流の小渋川より流入する土砂が原因とされていますが、これは本線である「天竜川」流域の地盤が弱く、さらに山腹の崩落が激しく、大量の土砂が運ばれてくるという背景があるそうです。

Koshibu_dam_left_view

こちらは「小渋ダム」ですが、こちらでも堆砂による影響が出てきつつあり、日本屈指の人造湖である佐久間湖を持つ「佐久間ダム」においても、この先200年間、無策のまま放置すれば、佐久間湖が完全に土砂で埋まってしまうと予測されています

この「天竜川」流域に関しては、この堆砂問題が喫緊の大きな課題であることは間違いありません

ダムを多数抱える「天竜川」は常に「ダム問題」という大きな問題を抱えながら、その歴史と歩んできたことも今回の旅でわかりました。

ちなみに、「天竜川」の多くの土砂を作り出すその激流は、古くから「暴れ川」や「暴れ天竜」と言われているそうです

ちょうどダムを見ている時に、関係者の方がいたのでお話を聞く事ができました

その方のお話によると、もともと「天竜川」は赤石山脈や木曽山脈といった日本の屋根に挟まれているために、地形が急峻で、それゆれ昔から多くの水害に悩まされていたそうです

古くは701年に最古の水害被害が記録として残っており、洪水により多くの被害が出たそうです

「天竜川」における最大の洪水水害は、1715年の「未(ひつじ)満水」と呼ばれる洪水で、溢れた水により平地も湖水のように変化したそうです

このような「洪水被害」にも住民たちは様々な知恵を絞り、その対策を考え出して生活を続けてきたわけですから、本当にこの「天竜川」流域に住む人々の苦労のことを思うと、何とも言えない気持ちになります

Tenryugawa_okaya

旅もいよいよ終わりに近づき、僕は「天竜川」上流域の長野県岡谷市に着きました上流域にしては、非常に穏やかなその水面が旅の疲れを癒してくれます

Kamakuchi_suimon_okaya_nagano_japan

そしてここが、旅の終焉でもあり「天竜川」の源流でもある、長野県岡谷市にある「釜口水門」です

諏訪湖唯一の出口であるこの場所から流れ出す水たちが、「天竜川」の全ての始まりです。そう思うと何かジ~ンとくるものがありました

また1つ、川の旅の素晴らしさを肌で感じることができました。

足早に「天竜川」を旅してきましたが、いかがでしたか今回の『ゆく川の流れ』は次回も楽しみにしていてくださいね

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生日2> 3月19日生まれ

ブルース・ウィリス(58歳)、尾崎亜美(56歳)、いとうせいこう(52歳)、稲森いずみ(41歳)、ビビアン・スー(38歳)、岡田義徳(36歳)

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