ゆく川の流れ~river15~
こんばんにゃ~ 北の猫男爵です
今日から「10月」がスタートしました。「10月」という響きを聞くと、すっかり「秋」が深まった感じがしますが、そんな中に日本列島を襲った「台風17号」は、今日無事に北海道の東海上を抜け、日本列島から消え去っていきました
強烈な風と雨に多くの被害が出ましたが、やはり「台風一過」、台風の通過後は晴れ間も見えて、台風の後の独特の雰囲気が漂いました
明日からは天気も若干落ち着くようですが、もうしばらくは「雨」はいらないですね
さて、そんな今日はおよそ2週間ぶりに恒例のシリーズ企画『ゆく川の流れ』をお送りします
今年の2月にスタートしたこのシリーズ企画も、今回で第15弾となりすっかりお馴染みになりましたね
台風同様に日本列島を南から北へと、妄想の中で北上していくこの『ゆく川の流れ』ですが、前回の旅で兵庫県を流れる「加古川」を堪能した僕は、次なる「一級河川」を目指し、兵庫県から大阪府へと移動する事にしました
大阪府に入った僕は早速、目的の川の流れをこの目で確かめてみる事とにしました
大阪府柏原市付近を流れる一級河川、「大和川」です
都会の中を自然の雄大さを保ちながら流れる川の水面は、非常に穏やかな流れです
「大和川」は奈良県桜井市の北東部を源流とし、奈良盆地を西に向かって流れ、大阪平野を通り、大阪市と堺市の間で大阪湾に流れ込む一級河川です。
川の延長は68km、流域面積は1,070k㎡という、これまでの一級河川と比べるとやや小規模な河川ではありますが、しかしその川の流れは、今までの河川にはない穏やかさがあります。
ずっと見ていると、いつの間にか心が自然と安らぐ、そんな感覚が芽生えるのがこの「大和川」の魅力です
「大和川」を河川に沿って歩いていると、堤防の上にサイクリングコースがありました。ここでは多くの人が自転車やジョギングを楽しんでおり、川の流れと共に人々の生活が密接してるようでした。
一旦僕は川を離れて、柏原市からバスに乗り、奈良県の大和郡山市にある川西町というところに向かいました。
ここは「大和川」の中流域にあたる地域で、その川の流れがどういう感じなのかを確かめるために僕はそこへ向かいました
ここは川西町にある「佐保川」との合流地点です。左側から流れてきているのが「佐保川」、右側から流れてきているのが「大和川」です。
「大和川」はこういった小さな河川を合流し、一級河川として成り立っています
「大和川」をさらに上流へと行くと、桜井市というところに着きました
田舎らしい静かな情緒ある風景とその自然の心地よさに、僕は思わず大きく深呼吸をしましてみました。こういう光景が人間を一番癒してくれますよね
「大和川」を旅していると色々な光景に遭遇しました
孫と川で遊ぶおじいちゃん、何とも睦まじい光景ですよね。こういう姿を何気なく演出する事ができる「川の力」というものは本当に偉大です
上流付近では結構な渓流があり、「魚釣り」のスポット的な場所もあるようです
釣り好きの人が数人集まり「釣り」を楽しんでいました。どんな魚が釣れているのか見てみると
「アユ」が釣れていました
「結構な数が釣れるんだよ」と、釣り人は僕に教えてくれましたが、「やってみるか?」とは言ってくれませんでした
言ってくれれば「釣り」に挑戦してみたったのですが、そんなに甘くはありませんでしたね。釣り人も真剣だという事です
実はこの「大和川」には伝説があります。「大和川」の上流部周辺では、昔からおとぎ話の『桃太郎』を連想させる伝説があるそうです
その伝説によると、「昔、大和の国が洪水になった時、大和川が増水し、大きな瓶が1つ流れてきて、三輪の神社の前に止まった。土地の者がそれを割って中を見ると玉のような男の子がいた。その後、その男の子は小舟に乗って播磨に渡り、大荒明神となった。」と書いてあるそうです
『桃太郎伝説』の一部となる程、この「大和川」の川の流れは穏やかだという事が伝わってきます
そんな事を思いながら、僕はこの「大和川」の川の流れに別れを告げ、次なる「一級河川」を目指し、さらに歩みを進める事にしました
さあ、いかがでしたか今回の『ゆく川の流れ』は皆さんも僕と一緒に「妄想の旅」を楽しんでいただけましたか。
妄想の世界とはいえ、旅は楽しいものです。目を閉じればその川のせせらぎが今にも耳に聞こえてきそうです
それでは次回の『ゆく川の流れ』もぜひお楽しみに
それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)
<今日の誕生日> 10月1日
「紅葉葵」(もみじあおい)
花言葉は「温和」です。
「紅葉葵」はアオイ科の多年草で、北アメリカを原産地とします。花の美しさから観賞用に多く栽培され、一日でしぼむ「一日花」ですが次々と花を咲かせます。
一つの花が咲き終わるを待って、次の花がそっと咲き出す様子には「温和」という花言葉はピッタリです。
| 固定リンク
コメント