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2012年8月19日 (日)

タイムトラベラー光~その六~

こんばんにゃ~night 北の猫男爵ですcat

「お盆」が過ぎましたが、めっきり「残暑」が厳しい今日この頃ですが、皆さんどうお過ごしでしょうかpaper。この暑さは天気予報によると、まだしばらくは続きそうな気配ですcoldsweats01

「お盆」が過ぎたからといって油断せずに、まだまだ「熱中症」にも注意してくださいねdanger

さて今日のブログは、「ロンドン五輪」と「高校野球」に夢中になっていたために、すっかりご無沙汰になっていたシリーズ企画をお送りしたいと思いますhappy01

実に1ヶ月半ぶりになりますが、今日はあの人気シリーズ企画『タイムトラベラー光』第6回をお送りしますshine。久しぶりに皆さんも、妄想の世界にどっぷりと浸って、一緒に「時空」を超えてみてはいかがですかhappy02

それではそろそろ「妄想劇場」の幕が開きそうなので、早速見てみましょうsign03

「よ~い、アクション!」movie

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『タイムトラベラー光』

~その六~ 「世界初の列車強盗」

時はリウグネス暦102年、西暦に置き換えると2545年、地球に生存する人類はさらなる進化をとげ、遂に「時空」を超えて移動できる「タイムワープマシン」の開発に成功したsign03

その開発にあたった「ノースジャスト社」では、極秘プロジェクトとして「時空瞬間移動システム」(STS)の実験を行っていたのだsign03

今日もその実験の一環として、あの男shadowが「時空」を超えた旅に出発したのだったsign03

もの凄い轟音impactを響かせて「タイムワープマシン」が到着したようですdash

タイムトラベラー

彼の名前は銀龍光(ぎんりゅう・ひかる)、「ノースジャスト社」の社員である光は、今日も時空を超え、過去の歴史の出来事を調査して未来に住む人々に伝えるために、旅を続けているのだ。人は彼の事を「タイムトラベラー光」と呼ぶconfident

タイムトラベラー

光:「こちら銀龍です、司令室応答願います。」

光のその呼びかけに対応したのは、「ノースジャスト社」の司令室にいる女性オペレーターの園田ユリだった。

園田:「はい、こちら司令室です。銀龍さん、コードナンバーと現在地の確認をお願いします。」

光:「了解、コードナンバーは2557903、西暦1873年7月21日、現在地はこの時代の地理学で言いますと、北緯41度35分、西経93度37分、アメリカ合衆国アイオワ州のデモインというところですgood

園田:「了解しました、異常はありませんか?」

光:「特に異常はありません。いつものように、タイムワープの影響で若干の頭痛がしますが、作業には支障がないようなので、すぐに調査に入りますgood

園田:「わかりました、気をつけて調査を開始してください。」

光:「了解しました。」

ここでブログpcを見ている方にご説明しておきますが、私が「時空」を超えてやってきたこの時代の人にとっては、私は「宇宙人」のような存在です。よって、この時代の人々に接触する際には細心の注意が必要となりますdanger。なぜなら、私自身の言動ひとつで、歴史が変わる可能性もあるからです。

そこでこの時代の人々と接触する際には、特殊な機器を使って調査を敢行しています。それについては「極秘事項secret」なので、詳しくお話する事はできませんが、今回も何とか無事に取材する事に成功しましたgood

それでは早速、調査を開始する事にします。

今回、私が調査するのは1873年7月21日に発生した「世界初の列車強盗事件」ですsign03

私が今回の取材対象として追うのは、ジェシー・ジェイムズという人物ですshadow。彼は1866年2月13日に世界初の「銀行強盗dollar」に成功し、その名が世界に知れ渡った人物で、この2月13日という日は今でも「銀行強盗の日」となっています。

彼には4歳上のフランク・ジェイムズという兄shadowがいますが、彼もジェシーと共に強盗団の仲間でした。

当時、ジェイムズ兄弟といえば「強盗犯」として有名な存在で、彼らの名を知らない者はいない程でした。

そんな彼らの名を最も有名にしたのは、さかのぼること1年前の1872年9月の事でしたpaper

競馬場horseの収益を乗せた輸送車carを狙ったジェイムズ兄弟は、見事に強盗に成功してその場から逃走していったのですが、逃げる際に1人の少女が馬の蹄horseに引っ掛かりケガをしてしまったのですhospital

その数日後、犯人であるジェイムズ兄弟から新聞社に「ケガをした少女に治療代を払いたい」という声明があったのですpaper

その声明の中には「自分達は自衛のため以外に人を殺さず、金持ちから金を奪って貧乏人に配っている。」という釈明がなされていたのです。

話だけ聞くと、日本版「ねずみ小僧」と言ったところでしょうかconfident。それが“真意”なのかどうかは定かではありませんが、「悪人」でありながらどこか「同情」をかう伝説的な存在である彼らに、今日は密着してその“真意”を尋ねてみたいと思いますpaper

私はデモインの駅から、シカゴ・ロックアイランド太平洋鉄道の列車trainに乗る事にしました。

光:「すみません、まもなく到着する列車に乗りたいのですが。」

駅員:「それなら、そこで切符を買ってくれ。」

光:「わかりました。」

その時、私の前に並び、切符ticketを買おうとしていた人物shadowの顔を見て、私は思わず声をあげてしまいましたsign03

光:「あなたはもしかして、ジェシー・ジェイムズさん?」

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私のその問いに男性はこう答えた。

ジェシー:「いかにも俺はジェシー・ジェイムズだが、お前は誰だ?」

私は特殊な「交渉術」を使い、彼に同行する事を許可してもらったgood。これで私も強盗団の一員という事だ。いや、それは違う、ただ同行させてもらうだけですcoldsweats01

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列車に乗り込んだ私は、ジェシーとともに席についたchair。歴史があっていれば、あと数時間後に「世界初の列車強盗事件」は起きるはずだ。その前に、彼にその“真意”を聞かなければsign03

光:「ジェシーさん、あなたは強盗犯として名高いですが、なぜ強盗を繰り返すのですか?」

ジェシー:「理由なんてないさ、やりたいからやる、それだけさ。」

光:「本当にそれだけなのですか?」

ジェシー:「まあ、あえて言うなら、世のためかな。金持ちから金を奪い、困っている人に渡す、そんなところかな。」

光:「でも、どんな理由があっても強盗は立派な犯罪ですよね?それでもあなたは良いと思うのですか?」

ジェシー:「それは・・・・俺は、」

とジェシーが言葉を詰まらせながら何かを話そうとした時、強盗団の仲間がやってきたsign03

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それはコール・ヤンガーという、こちらも強盗犯として名高い人物だったshadow

コール:「おいジェシー、誰だそいつは?」

ジェシー:「ああ、ちょっとした知り合いだ。」

コール:「そろそろ時間だぞ。」

ジェシー:「ああ、わかった今行く。」

私はコールのその言葉に、もうすぐ犯行が実行される事を察知した。

ジェシー:「悪いけど話はここまでだ、そろそろ行かせてもらうよ、あんたはここで座ってな。」

光:「あの、私も一緒に行かせてください!」

ジェシー:「一緒に?あんた正気か?」

光:「はい、お願いします。」

ジェシー:「わかったよ、ついて来い。」

私はジェシーと共に強盗団のところへ行く事にした。

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何も知らない乗客を乗せた列車は、スピードを落とす事なく進んでいたtrain

そして運命の事件は起きたsign03

ギッーーーー!!!ゴーーン!!

もの凄いブレーキ音と共に、激しい衝撃音が鳴り響いたimpact

実はジェイムズ兄弟を含む強盗団7人は、入念な列車強盗計画を練っていた。この音は、先まわりしていた強盗団の1人が鉄道のレールを緩め、綱を引いて列車を脱線させた音だったpaper

コール:「おい、行くぞ!」

ジェシー:「よし、もたもたするなよ!」

2人の声に他の仲間たちも続いた。そして私も彼らの後を追ったrun

ジェシー:「おい!そこのお前、金を出せ!それからその時計もこっちへ寄こせ!」

列車内に響く悲鳴と叫び声、しかし彼らの行動を見て、私はある事に気がついたflair。彼ら強盗団が金品を奪っているのは、金持ちそうな男性たちばかり、労働者や女性からは一切、強奪はしていないのだpaper

光:「ジェシーさん、どうして労働者や女性からは何も盗らないんですか?」

ジェシー:「さっきも言っただろ、俺達には決めている事がある。盗むのは金持ちだけってね、それが俺達のポリシーさ。」

私は彼のこの言葉を聞いて、目の前で強盗が行われているにも関わらず、何か彼らにヒーローの姿をダブらせたconfident

しかし実際に行われている事は犯罪、そして歴史上、私にはこれを止めさせる事はできない、見て見ないふりをするしかできないのだ・・・

何とも言えない歯がゆさを感じていたその時、強盗団の1人であるコールが、1人の女性から腕時計watchを強奪しようとしたsign03

私は先程のジェシーの話とは違うその行動に思わず声を出したsign03

光:「それは、ルール違反じゃないんですか!」

その時、私の目の前に向けられのたはコールが持っていた拳銃だったsign03

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光:「ちょっと、ちょっと待ってくれ!」

私は思わず目を塞いだbearing

とその時、後ろから声が聞こえた。

ジェシー:「やめろ、仲間に銃を向けるな!」

それはジェシーの声だった。

ジェシー:「コール、銃を降ろせ!そしてその腕時計を女性に返すんだ。俺達のルールを忘れたのか!」

コールは少し間をおいた後、銃を降ろし、腕時計を女性に返した。

私はジェシーのその一言に助けられた。

光:「ジェシーさん、ありがとう。」

ジェシー:「・・・・」

ジェシーは何も言わず、その場から立ち去った。

これが「世界初の列車強盗事件」と呼ばれた出来事で、強盗したのち逃走したジェシーたち強盗団は、その後も数々の強盗を繰り返し、彼らの名は世界中に知れ渡る事になったのだったconfident

私は、ジェシーから強盗に対するルールや考えを聞く事はできたが、彼の本当の“真意”を聞く事はできなかった・・・その“真意”は、彼のみぞ知る事で、もしかしたら他の誰も盗み知る事はできないのかもしれないconfident

それではそろそろ、「タイムワープ」する時間clockが迫ってきたので、このへんで今回の調査を終えて、「タイムアウト」する事にしたいと思いますgood

タイムトラベラー

さあ、いかがでしたか今回の『タイムトラベラー光』はhappy01。次は果たしてどの時代に「タイムワープ」するのか、どうぞお楽しみにshine

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 8月19日

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「カンナ」

花言葉は「永続、堅実な未来」です。

「カンナ」は春植球根植物で、コロンブスのアメリカ大陸発見において、16世紀にヨーロッパに伝わりました。夏の花壇を彩る花ですが、根を食用にする種類もあります。

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