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2012年6月18日 (月)

タイムトラベラー光~その四~

こんばんにゃ~night 北の猫男爵ですcat

今日は、あの話題の妄想シリーズ企画『タイムトラベラー光』第4話をお送りしたいと思いますhappy01

実はこの企画の元にもなっている、NHKで現在放送中tv要潤主演の『タイムスクープハンター』は明日の放送が「シーズンfour」の最終回となりますbearing

毎週楽しみに見ている僕としては残念で仕方ありませんが、またいつか「シーズンfive」がスタートする事を楽しみにしていますhappy01

それまで僕は自分のブログでお送りしている『タイムトラベラー光』の方で、楽しんでいきたいと思っていますpaper

それでは早速、今日も僕の“妄想劇場”の方にしばしの間、お付き合いの程を宜しくお願い致しますconfident

『タイムトラベラー光』

~その四~ 「天才建築家の最期」

時はリウグネス暦102年、西暦に置き換えると2545年、地球に生存する人類はさらなる進化をとげ、遂に「時空」を超えて移動できる「タイムワープマシン」の開発に成功したsign03

その開発にあたった「ノースジャスト社」では、極秘プロジェクトとして「時空瞬間移動システム」(STS)の実験を行っていたのだsign03

今日もその実験の一環として、あの男shadowが「時空」を超えた旅を続けていたのだ。

どうやら、あの男が乗った「タイムワープマシン」がもの凄い轟音impactをたてて到着したようですdash

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彼の名前は銀龍光(ぎんりゅう・ひかる)、「ノースジャスト社」の社員である光は、今日も「時空」を超え、過去の歴史の出来事を調査して、未来に住む人々に伝えるために旅を続けるいるのだ。人は彼の事を「タイムトラベラー光」と呼ぶconfident

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光:「こちら銀龍です、司令室応答願います。」

光のその呼びかけに対応したのは、「ノースジャスト社」の司令室にいる女性オペレーターの園田ユリだった。

園田:「はい、こちら司令室です。銀龍さん、コードナンバーと現在地の確認をお願いします。」

光:「了解、コードナンバーは539231、西暦変換すると1926年6月7日、現在地はこの地理学で言いますと、北緯42度、東経2度、ヨーロッパ大陸南西部に位置するスペインのバルセロナという所にいます。」

園田:「了解しました。先日交換したスカウターの調子の方はいかがですか?」

光:「はい、スカウターの調子は良好です。」

園田:「他に異常はありませんか?」

光:「特に異常はありません。いつものように、タイムワープの影響で若干の頭痛がしますが、作業には支障がありませんので、すぐに調査を開始しますgood

園田:「わかりました、気をつけて調査を開始してください。」

光:「了解しました。」

ここで、ブログを見ている方にご説明しておきますが、私が「時空」を超えてやってきたこの時代の人々にとって、私は「宇宙人」のような存在です。この時代の人々に接触する際には十分に注意が必要となりますdanger。なぜなら、私自身の言動ひとつで歴史が変わる可能性もあるからです。

そこで、この時代の人々に接触する際には特殊な機器を使って調査を敢行しています。それについては、極秘事項secretなので詳しくお話する事はできませんが、今回も何とか無事に取材する事に成功しましたscissors

それでは早速、調査を開始する事にします。

今回私が調査するのは、20世紀を代表する1人の建築家「アントニ・ガウディ」という人物の生涯ですflair

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私は今、建築が中断したまま放置されている「サグラダ・ファミリア」の前にいます。市民shadowがいますので、少し話を聞いてみる事にします。

光:「すみません、ちょっとお話をうかがっても宜しいでしょうか?」

市民:「はい、何か?」

光:「このサグラダ・ファミリアを設計したガウディさんという方の事はご存知ですか?」

市民:「あっ、ガウディさんね、彼は温厚で無口な人だよ。でも凄く感じの良い人で、これを建築している時も常に私達市民の事を気に掛けてくれていたよ。」

光:「今、彼はどこにいるのですか?」

市民:「さて、どこかな。ここは建築を中断しているから、違う場所で何かを作っているのではないかな。」

光:「そうですか、ありがとうございました。」

市民から彼の人柄を聞いた私は、彼の手がかりを得るべく、彼が生まれた故郷へと向かう事にした。一刻も早く彼に会わなければ、彼から直接話を聞く事ができないのだから・・・

歴史があっているとすれば、今日彼は死を遂げるのだから・・・

その数時間後、光はようやくガウディの生家の前に到着したhouse

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光:「ここがガウディが幼少の頃を過ごした家です。」

1852年6月25日にこの世に生を受けたガウディは、3人の姉妹の末っ子として幼い頃を過ごします。

ガウディの父shadowは鉄板を加工して鍋や釜を作る銅細工師で、その姿を見て育った事が、ガウディにとっては自らの「建築家」としての素地になっていたのかもしれませんpaper

ガウディは幼少の頃は非常に病弱であったために、他の子供達と一緒に遊ぶような事は難しかったようですbearing。そのため、1人で「自然を観察」する時間が多く、かえってそれが彼の感性の豊かさを作ったとも言われています。

その1つのエピソードとして、彼は学校schoolの授業で、「鳥の翼は飛ぶためにある」と説明した教師shadowに対し、「鳥の翼は走るために使っている」と反論したとされていますpaper

これは、幼い頃からガウディが周囲にある物の造形をよく観察していたからで、彼自身は後に「自然は常に開かれていて、努めて読むのに適切な偉大な書物である」と語っていますconfident

12歳の頃、彼は友人達と「タラゴナのローマ遺跡」などに小旅行をしています。そこで彼は、実際にその遺跡を修復するための設計図を作り、修復を計画したともされていますflair

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ここが「タラゴナのローマ遺跡」ですが、奥には地中海が眺められる非常に心が落ち着く場所です。60年程前に彼はここに来ていたのですね・・・

彼は21歳になるとバルセロナの建築学校schoolに進学して「建築」を学ぶようになります。そして彼は、学業と並行して建築設計事務所でも働くようになり、幾つかの仕事にも携わりましたbell

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その1つがバルセロナの「シウタデラ公園」の装飾ですshine。ここに彼の建築家としての“原点”があるのかもしれませんねconfident

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こちらは「カサ・バトリョ」

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こちらは「カサ・ビセンス」

街を歩いていると彼が残した建築の数々が、輝きを放ちshine私の目に入ってきましたeye

彼の姿を捜し求めて街を歩き回っているうちに、私はエウセビオ・グエルの息子と名乗る1人の人物shadowに辿り着きましたpaper

私はその人物と「コロニア・グエル教会地下大聖堂」で待ち合わせをしました。

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実はこの大聖堂もガウディが建築したものの1つで、この設計を依頼したのが何を隠そうエウセビオ・グエルという人物だったのですpaper

光:「あなたが、グエルさんの息子さんですね?」

グエルの息子:「ああ、そうだよ。」

光:「あなたの父親は、ガウディさんとはどのような関係なのですか?」

グエルの息子:「私の父は、まだ“かけだし”だった彼の才能を見い出し、彼を支援し続けていた彼の一番の良き理解者のようなものだったんだ。まあそれは過去の話だけど・・・」

光:「今は違うんですか?」

グエルの息子:「父は8年前に亡くなったよ・・・」

光:「そうでしたか・・・今、ガウディさんがどこにいるかご存知ないですか?」

グエルの息子:「さあ、彼は父が死んでから変わってしまった。親族や友人が相次いで亡くなり、バルセロナの財政危機でサグラダ・ファミリアの建設も思うように進まず、私の父の死も追い討ちとなり、以前のような彼の偉大さは影を潜めてしまったと聞いてるよ。もしかしたら・・・」

光:「もしかしたら何ですか?」

グエルの息子:「もしかしたら、彼はアトリエにいるのかも・・・」

光:「アトリエですね、ありがとうございます!」

私は確信な事ではないが、彼がそこにいると信じてアトリエに向かう事にしたrun。彼にはもう時間が残されていない・・・

その数十分後・・・

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この扉doorの向こうが彼のアトリエです、入ってみましょうsign03

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ここが彼のアトリエ、しかし彼の姿はなかった・・・

この場所で数多くの独走的で芸術的なデザインpencilが描かれていたのかと思うと、思わず不思議な気持ちになってしまいました。

私はすぐにここを出て、ガウディの姿を再び捜し求める事にした。すると、道路を挟んだ向こうの通りに、私が持っている彼の写真と似ている男性shadowを発見したsign03

私は彼に近づき、そして話しかけてみる事にしたpaper

光:「すみませんが、あなたはガウディさんではありませんか?」

男:「いかにも、私はガウディだか、あなたはどなたですか?」

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彼が私が探し求めていたアントニ・ガウディだったshine

私は彼にこれまでの経緯を説明したが、彼は極端な取材嫌いであったために交渉はかなり難航したbearing。そして説得の末、何とか少しの時間だけ話を聞く事の了承を得たgood

光:「あなたが思う建築とはどういうものですか?」

ガウディ:「建築がどういうものかは、私にもいまだに分からない。ただ私は、美しい形というものは造形的に安定しているものだと思っている。そして構造というものは、自然から学ぶべきものだと思っている。つまり、自然の中に最高の形があり、それを建築に活かす事が私の職業でもあると思っている。それでは、私はこれからミサに行かなければならないので失礼するよ。」

そう言い残すと、彼は私に背を向けて立ち去っていた。たった一言ではあったが、非常に重みのある彼の言葉だったconfident

私が感慨深げな想いに浸っていると、少し離れたところで大きな衝撃音がしたimpact

「まさか!!」

私が慌てて向かったその先には、路面電車trainに撥ねられ倒れている1人の老人shadowの姿がsign03それは、紛れもなく先程まで私と会話をしていたガウディだったsign03

「誰か救急車を!誰か・・・」

私が大声を上げようとした時、司令室からの無線が鳴ったsign03

光:「はい、こちら銀龍、今ちょっと大変なところなので、後にしてもらえませんか!」

園田:「銀龍さん、ダメです!今そこであなたが助けを呼べば、歴史が変わってしまいます!やめてください!」

光:「しかし、目の前で今、ガウディさんが苦しんでいる・・・」

園田:「歴史が変わるという事は、多くの人類の存在が変わってしまいます!」

光:「しかし・・・」

私は涙を呑んでweep助けを呼ぶのをやめた・・・

実はガウディは、晩年になると身なりに気を遣っていなかったため、事故直後に「浮浪者」と間違われ手当てが遅れたために、事故の3日後に亡くなったとされていたのですpaper

3日後、歴史上の出来事通りに彼が亡くなったという知らせを聞いた私は、「サグラダ・ファミリア」の前に来た。

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彼が夢半ばで成し遂げることが出来なかったこの建造物は、皮肉にも後に「世界遺産」となり、世界中の人々が訪れる事になった。

彼は今、天国で何を思い過ごしているのか・・・そんな事を考えながら私は小さな花束を1つそこに置き、今回の調査を終える事にしたpaper

それではこれで調査を終え、タイムアウトする事にしますgood

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さあ、いかがでしたか今回の『タイムトラベラー光』confident。歴史を変える事ができないという、この任務がいかに非情で難しい事なのかという事を、今回は改めて感じさせられたそんな内容でしたねconfident

次回は果たしてどの時代のどの場所に「タイムワープ」するのか、次回に期待していてくださいねpaper

明日6月19日は、本家の『タイムスクープハンター』の「シーズン4」の最終回が放送されますsign03。どうか皆さん、ダマされたと思って一度で良いので見てみて下さいhappy01

僕の『タイムトラベラー光』とリンクするはずですからflairぜひ明日の午後10時55分は、NHKにチャンネルを合わせて、30分間の番組ですから目を離さずにご覧になってくださいtv。きっとハマると思いますscissorsこれは銀龍光からのお願いです、宜しくお願い致しますdelicious

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 6月18日

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「面高」(おもだか)

花言葉は「高潔」です。

「面高」はオモダカ科の多年草で、夏に白い花を咲かせ、水田や池沼に自生しています。食用の「クワイ」はこの変種です。英名の「アローヘッド」は葉を矢じりに例えた名前で、日本では葉を顔に見立てて、柄の上に高くつくので「面高」と名付けられたそうです。

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