ゆく川の流れ~river8~
こんばんにゃ~ 北の猫男爵です
今日で「4月」も終わり、明日からは「5月」です。ついこの前、新年の幕が明けたと思いきや、もう5月ですか・・・本当に月日の流れというものは早いですね
今年の「ゴールデンウィーク」は天候に恵まれており、今日も6月下旬並み
の暑い一日でしたが、今日はまず朝起きてビックリ
駐車場に停めてある僕の愛車
が酷く汚れているではありませんか
その汚れの原因は中国からやってきた「黄砂」でした・・・昨日洗車したばかりなのに、車は「黄砂」で斑点みたいになってました何だかガッカリです
そんな今日は、ようやく「春」らしくなってきた北海道よりもひと足先に、本州の暖かい空の下を、妄想の世界で旅しながら「一級河川」を堪能する恒例のシリーズ企画、『ゆく川の流れ』の第8回をお送りします
2月の「立春」の時期に、九州は鹿児島をスタートしたこの妄想旅行も、今回で8回目になりました
前回、鳥取県を流れる「千代川」を堪能した僕は、中国地方をさらに南下して岡山県に入りました
今回目的とする「一級河川」は、地図でいうとこのへんです
今回の「一級河川」は、岡山県を流れる「旭川」です
北海道の方には「旭川」(あさひかわ)という地名が馴染み深いと思いますが、この川は「旭川」と書いて「あさひがわ」と読みます
「旭川」は岡山県中央部を流域とし、「吉井川」「高梁川」と共に「岡山三大河川」の1つに数えらる河川です。支流の数は実に146、河川総延長は821.9kmにものぼります。
鳥取県から岡山県に入った僕は、「旭川」を上流から探索してみる事にしました
「旭川」の源流となる蒜山高原を訪れた僕は、陽も暮れてきた事もあり、やや下ったところにある「湯原温泉」という温泉街で一泊する事にしました
翌朝、目を覚ました僕は、出発まで時間があるので周囲を散歩してみました。この温泉街の周辺はとても静かで、小鳥のさえずりがとても心地よく響いていました
川面から上がる温泉の湯気の影に見えるのが、僕が泊まったホテルです。
温泉を出発した僕は、その後、真庭市に着きました。
まだ上流ですが、非常に穏やかな川の流れです。普段の生活で、川をゆっくりと観察する時間などなかなかないので、思わず時間を忘れて観察してしまいます
時間はお昼を過ぎ、陽もだいぶ高い位置になってきたので、僕はその足を下流へと急がせました
「旭川」を川に沿って進み南下すると、少し小高い場所から「旭川」の下流を一望できる場所を発見しました
上から見ると河川の壮大さが改めてよく分かります
さらに下流へと足を進め、僕はいよいよ岡山市内に入ってきました。この写真の場所は、岡山県北区にある「後楽園」です。
先程の川の流れより、さらに穏やかになったのが分かりますよね
下流の水域にはこんな魚も生息していますこれは、環境省で「絶滅危惧種」にも指定されている「アユモドキ」と言います
「アユ」ではなく「アユモドキ」です。つまり「アユ」のフリをした“ニセモノ”です。僕は毎日「あゆ」を見ているので、“ニセモノ”なんかに騙されませんよ(笑)
実はこの「アユモドキ」は、日本では京都府の「淀川水系」と、岡山県の「吉野川水系」と、この「旭川水系」の3つの水系にしか生息しない「固有種」だそうです非常に希少な魚です。
ただ、この「アユモドキ」は生息地の環境破壊などにより、生息数は激減しているそうです。法的には採集は禁止されていますが、密漁される事もあるそうで、そのために1977年には国の「天然記念物」に、そして2004年には「国内希少野生動植物種」に指定されています。
「旭川」を上流から下流まで堪能した僕は、最後に河川沿いにある1つの場所に向かいました
岡山市中区浜にある「旭川さくらみち」という場所です
どうですかこの満開の桜並木ちょうど僕が訪れた時は、キレイな桜
が延々と咲いていました
「お花見」をする人も数多くみられ、とても楽しい雰囲気に包まれた春らしい光景でした
この桜の木の横を流れる「旭川」を見ながら、僕はこの川に別れを告げ、次なる目的に向けてさらに足を進める事にしました
さあ、いかがでしたか今回の『ゆく川の流れ』は北海道では味わう事のできない川の景色と、その周りに溢れる自然の景観には、今回も思う存分楽しませていただきました
次回の妄想旅行は果たしてどの川になるのか、皆さんも僕と一緒に僅かな時間ですが妄想旅行を楽しんでくださいね
それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)
<今日の誕生花> 4月30日
「瑠璃唐草」(るりからくさ)
花言葉は「可憐」です。
「瑠璃唐草」はネモフィラ属の植物で、北アメリカ大陸西部を原産地とします。属名の「ネモフィラ」とは、ギリシャ語の「ネモス」(林)と「フィロス」(好き)という言葉から由来されているそうです。花の色は青・白・紫など数多くありますが、青色が一般的に多いそうです。
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