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2012年2月 4日 (土)

ゆく川の流れ~river1~

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

暦の上では今日は「立春」です

この日を境に「春」の訪れを徐々に感じるようになります。明日から寒さは少しずつ和らいで、「春」の到来が全国各地に広がって欲しいところですが、今年の場合は全国的に「大雪」や「寒波」の影響で、「春」の到来はやや遅れるかもしれませんね

「立春」の前日である「節分」、これも「冬」の終わりと「春」の到来を告げる年中行事の1つですが、我が家でも昨日は「豆まき」をしました

そして「恵方巻き」ではなく、特製の「韓国風海苔巻き」を食べて幸せを祈願しました

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妻の作った「韓国風海苔巻き」は最高に美味しかったです

さて、そんな暦の上では「春」が到来した今日ですが、この季節の変わり目に「新シリーズ」をスタートさせたいと思います

過去に「世界の山」「世界遺産」「日本のお城」などにスポットをあてて、妄想旅行をしながらその素晴らしい景観や情緒をお伝えしてきましたが、今回僕が注目したのは「川」です

地球上の水の97%は海水で、そして陸地の水は残りの3%たらずと言われています。その3%も北極や南極の氷や雪、あるいは地下水などがほとんどで、地球上の水の割合で「川」が占める割合は、わずか0.0001%だと言われています

そんな「川」の中でも、今回は日本国内の「川」にスポットをあてて、例のごとく“妄想の旅”に出てみたいと思います

「日本国内には幾つの川が存在するのか?」

小さな川までを入れると正確にはどれほどの数が存在するのか、それは計測不可能なのかもしれません。

川には「一級水系」や「二級水系」などの分別があります。「一級水系」とは、国土通産大臣が国土保全上あるいは国民経済上特に必要と認め指定した水系のことで、日本には109の「一級水系」が存在します

今回のこの「新シリーズ」企画は、その109の「一級水系」の中から、僕が厳選した幾つかの水系を旅しながらご紹介してきたいと思います

それでは早速「妄想の旅」をスタートしたいと思いますので、皆さんももし良ければご一緒に旅に出発してみませんか

「立春」の到来と共に徐々に川の雪解けも進み、全国各地で優しい川の“せせらぎ”が聞こえてくることでしょう

鎌倉時代の歌人・鴨長明の作品「方丈記」の中で、このような文があります

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。世の中にある人と、栖とまたかくのごとし。」

現代語訳すると、「ゆく川の流れは絶えることがなく、しかもその水は前に見たもとの水ではない。淀みに浮かぶ泡は、一方で消えたかと思うと一方で浮かび出て、いつまでも同じ形でいる例はない。世の中に存在する人と、その住みかもまた同じだ。」という意味です

川の水を人の命や人生に例え、その無常さを言葉にした鴨長明の言葉です。今回の旅で、僕もきっと何かを感じ、そして「川」の持つ意味と素晴らしさを実感して帰ってこれればと思っています

それではそんな今回の新シリーズ企画、題して『ゆく川の流れ』、その記念すべき第1回は果たしてどの「川」なのでしょうか

2月某日、とかち帯広空港から飛行機に乗り飛び立った僕は、羽田空港で乗り換えをした後、数時間でとある空港に降り立ちました

空港からレンタカーに乗り換えて僕が車を走らせた場所は、九州は鹿児島県です。この「川」を巡る妄想旅行は、桜前線のように南から北へと進むことにしました

この旅で1番目の「川」にいつ会えるのかと、心を弾ませて車を走らせていると、僕の視界に1つの「川」が飛び込んできました

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川の上にかかる橋から見えたのは「川内川」(せんだいがわ)です

「川内川」は、熊本県最南部、宮崎県南西部及び鹿児島県北西部を流れ、東シナ海に注ぐ一級河川です。

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その川の長さは126km、流域面積は1573k㎡です

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上流には「曽木の滝」と呼ばれる場所があります。

写真では分かりにくいかもしれませんが、高さは12m、幅は210mと広く「東洋のナイアガラ」とも言われています

間近までは行きませんでしたが、その壮大な迫力と水の音は凄く伝わってきました

続いて僕は「川内川」をさらに下流へと向かい車を走らせました

ゆく川の流れ〜river<br />
 1〜

そこで僕が目にしたのは「鶴田ダム」という大きなダムでした。このダムは河口から51kmの場所に位置し、1966年に竣工されました。壮大なスケールに思わず僕は息を呑みました

これは近所の住民から聞いたお話ですが、この「川内川」の流域には「京町温泉」(宮崎県えびの市)、「湯之尾温泉」(鹿児島県伊佐市)、「宮之城温泉」(鹿児島県さつま町)という3つの温泉地があるそうです

ちなみにこの日僕は、宮之城温泉に宿泊することにしました

「川内川」には古くからこの妖怪が出没するという言い伝えがあります

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 1〜

これがその妖怪「ガラッパ」です。(銅像)

川辺に住み、頭に皿があるというその外見は「河童」にそっくりです。悪戯が大好きな「ガラッパ」ですが、その反面、恩義を忘れない性格だと言われています。言い伝えでは、川で悪さをした「ガラッパ」をある者が懲らしめ、もう悪さはしないように言い聞かせた上で許して逃がしてあげたところ、その後、川では水難事故が起きなくなったということです。

「川内川」ではこの他にも、毎年8月に薩摩川内市の河川敷で「川内川花火大会が開催され、多くの人々の目を楽しませているそうです。昨年で53回を数えるこの花火大会は、川を横断する1kmの「巨大ナイアガラ」と呼ばれる花火と、フィナーレの3000連発が目玉だそうです。8月にここを訪れる予定の人は、ぜひチェックしてはいかがでしょうか。

ゆく川の流れ〜river<br />
 1〜

こうして一日中「川内川」の流域を旅して、本当に「川」って素晴らしいものだということを改めて実感しました

川の歴史の深さ、そして自然の壮大なパワーを感じ、そこに住む人々とのふれあいに「温もり」とうものも強く感じました

旅は人の心に無限の力を与えてくれる、最高の贈り物ですね

さて、次なる「川」を探し求めて、次回は九州を北上していきたいと思います。次回の『ゆく川の流れ』をどうぞお楽しみに

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月4日

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「椿」(つばき)

花言葉は「控えめな美点」です。

椿はツバキ科の常緑高木で、葉は光沢があり革質です。春には赤色の大輪の花を咲かせ、種子からは椿油が取れます。

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