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2012年2月 7日 (火)

『Goodbye、Mr.オーク♪』

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

ちょうど2週間ぐらい前の事になるでしょうか、僕が中学生の時の英語の先生が亡くなったという知らせを耳にしました

3年間という中学校生活の中で、その先生とは「英語」の授業でしか接点がありませんでしたが、凄く思い出深い印象に残る先生だっただけに、「亡くなった」という知らせを聞き、何だか寂しい気持ちにかられました

僕が中学校に入学して最初の「英語」の授業の前、僕を含めクラスメイトもみんな、普段とは違う変な“緊張感”に包まれていました。

現在では小学校から「英語」の授業があったり、塾などで早くから「英語」を習う場があると思いますが、僕らの世代では「英語」というものに中学生になるまで全く関わりがなかったために、中学校の授業が初めての「英語」と対面でした

そしてその授業を受け持つ英語の先生がO先生という、前述の先生でした

茶色のフレームに少し色の入ったレンズの眼鏡をかけ、鼻はコントで使うような日本人離れした高い鼻をして、体つきは少し貫禄のある体型をしたO先生は、教室に入ってくるなり、いきなり黒板に英語で自分の名前を書きそして「英語」で自己紹介をしました

まるで『GTO』の鬼塚英吉の英語ヴァージョンです

しかし一人盛り上がるO先生とは逆に、英語はほとんど理解できない僕達はただ唖然とするだけでした・・・

“何か”を僕らに話しかけているのは何となく解りましたが、僕らがそれに答えられるわけがありません。かろうじて僕の耳には『グッドモーニング』という単語は聞き取れたので、挨拶をしている事は分解りましたが、後は突然の事で何が何だかさっぱりでした

無反応な僕達を見渡し、O先生はようやく「日本語」で自己紹介を始めました。それが僕とO先生の「出会い」でした。と、言いたいところでしたが、実はその「出会い」から遡ること数ヶ月前、僕はO先生と一度顔を合わせていたのです

小学校6年生の冬、もうすぐ小学校「卒業」を控えた僕達のところに、中学校から1人の先生が、「中学校生活へ向けての説明会」的なことで小学校を訪れていたのです。

その「説明会」が終わった後に、当時学級委員長だった僕は他のクラス委員数人と一緒に職員室に呼ばれ、O先生と個別に何か話しをしていたのです。その内容までは詳しく記憶していませんが、その時のO先生の印象が強く残っています

それがあったせいか、中学校に入学して最初の英語の授業でO先生の姿を見た瞬間『あっ!あの時の先生だ!』と咄嗟に頭の中で思ったのです

その後も、O先生の授業では「初めの挨拶」と「終わりの挨拶」は全て英語でした。そして必ず、「初めの挨拶」の後と「終わりの挨拶」の前に、O先生が生徒の中で誰か1人の名前を呼び、その生徒と英語で会話を交わすという事がO先生の英語の授業の特徴でもありました

当時は『当たらなきゃいいな・・・うっとうしいな・・・』と思っていましたが、今となってはそれが「英会話を自然にできるように」というO先生なりの指導方法だったと、そう思っています

O先生は部活動では「陸上部」の顧問を務めていました。O先生が僕の学校に赴任してくるまでは、僕の学校には「陸上部」というものがなかったのですが、O先生は「陸上」に凄く熱心な先生で、少人数で部を立ち上げ、その後は「十勝大会」で優勝したり、「全道大会」でも上位に入賞する生徒を育てるほど、指導力に長けた先生でした

僕が1年生の時の3年生には、運動神経に優れた先輩たちが多かったので、「野球部」を夏で引退した3年生の先輩達の数人は、そのO先生から「陸上部」に勧誘され、秋の「駅伝大会」に出場したところ、「十勝大会」でいきなり優勝してしまいました

僕は直接、O先生に陸上の指導を受けた事はありませんが、その後も僕の後輩達が続々と「全道大会」に出場する活躍を見せたようで、そんなO先生の指導力には今でも『凄いな~』と尊敬しています

そんなO先生は僕が卒業して間もなく、HこRえAっけNおが卒業したO中学校へ転勤になったそうです。この事は、O先生が亡くなった事を聞いた時、その情報元から教えてもらったことです。

そのO中学校でO先生は教師生活を終えたようですが、僕が毎週水曜日に通っているミニバレーが行われている体育館の目と鼻の先にある、『あの学校にO先生はいたんだ・・・』と思うと、何だか縁を感じてしまいました

そんなO先生に会うことは残念ながらもうできなくなってしまいましたが、たった3年間の時間でしたが、O先生に出会えたことを僕は幸だったと今は思っています

正直最初は、『何だこの先生は?変わった先生だし、何か腹立つ先生だな!』と思った事もありましたが、話をしていくちに、凄く生徒の事を考えてくれている先生なんだな~ということが分かりました

75年間の生涯を終えた先生に、英語の授業で最後に必ず交わした挨拶で僕はお別れをしたいと思います

『Goodbye、Mr.オーク

安らかに眠ってください・・・

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月7日

0207

「お多福南天」(おたふくなんてん)

花言葉は「私の愛は増すばかり」です。

メギ科の植物で、冬になると赤く紅葉します。正直僕は初めてその名前を聞いた植物ですが、この「お多福南天」は温暖な地方で自生し、霜が降りる頃からキレイな紅葉を見せるそうです。「難を転ずる」という名前を持つことから縁起の良い植物とも言われています。

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