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2012年2月 9日 (木)

巨人の「18番」。

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

今年も2月1日にプロ野球の春季キャンプがスタートして、はや1週間近くが経過しました。各球団とも、多くの新戦力が加わり、気持ちも新たに練習に汗を流しています

キャンプインから1週間が経ったこの頃は、そろそろ「紅白戦」などが行われ、いわゆる実戦的な練習が始まる頃でもあります

今年も12球団様々な話題があり、スポーツニュースでは毎日色々な事が取り上げられていますが、その中でも注目を浴びているのが、我が巨人軍のある選手ではないでしょうか

その、ある選手とは

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昨年末に、福岡ソフトバンクホークスからFA宣言して巨人に入団した杉内俊哉投手です。球界を代表する“左腕”の巨人移籍に、球界は騒然となりましたが、それに加えて彼がさらに「注目の的」となったのが彼が背負う「背番号」でした

巨人の「18番」、彼は「由緒正しき伝統」と「光り輝く栄光」に包まれた格式高いこの背番号を背負い、巨人の一員として野球人生を再スタートする事になったのです

本当はこの事については、彼が「18番」を背負う事が決まったその日に、すぐにでもブログで心境を伝えたい気持ちでいっぱいでした

でも、今日までこの事を僕の中で「封印」してきた事には2つの理由がありました

彼の巨人軍の一員としての発言や行動をじっくり見たかった事

僕の中にある“偏見”を取り除く事ができるのか自分で確かめたかった事

この2つがその大きな理由です。

野球に詳しい方であれば良くご存知の通り、野球選手にとって「18番」という背番号はいわゆる「エースナンバー」とされています。「投手」を志す選手であれば、誰しもが背負いたい番号です

過去にプロ野球で活躍した「エース」と呼ばれた名選手の中にも、この「18番」を背負った方は数多くいます

近年では、松坂大輔が西武入団時に「18番」を背負って以降、田中将大(楽天)、前田健太(広島)、斉藤佑樹(日本ハム)などのエースたちが入団と同時に背負うようになりました

その“流れ”は実は巨人にもありました。2年前のオフにドラフト1位で巨人入団が決まった澤村拓一は、迷わず『18番をつけたいです!』と切望しました。

しかし他の球団とは違い、巨人の「18番」は『つけたいから、はいどうぞ。』というわけにはいきません。2006年に桑田真澄が退団して以降ずっと「空き番」になり、誰も背負っていない事からも、その一種特別な“聖域”とも言えるようなものを感じることができます

今年で創設78年という長い巨人軍の伝統の中で、この「18番」を背負った人はわずか7名しかいません。その数字だけを見ても、この「18番」の持つ意味とその重さが分かると思います「選ばれし者だけが背負う事を許される」のが巨人の「18番」なのです

先に述べた澤村が「18番」を切望した当時、フロントは「自分の力で勝ち取って欲しい」という理由で「18」ではなく、「15」という背番号を与えました。そんな妥協を許さないはずの巨人軍が、どうして杉内にあっさりと「18番」を与えたのか・・・

杉内の背番号「18」には、巨人ファンの中でも賛否両論だと思います。それは巨人を愛するがゆえ、そういう両極の意見が出て当然の事だと思います。

僕自身はどうかと申しますと、杉内の巨人移籍が決まり、背番号が「18」と決まった当初は実は「否定的」な思いでした

「巨人の18番は本格派の右腕で、しかも生え抜き、そして長きに渡り巨人の「エース」として君臨できる可能性を持つ若手選手がつけるべき」という、そういう強い概念が幼い頃から僕の頭の中には根付いていました。

僕が実際にリアルタイムで見た事ある「18番」は、堀内恒夫桑田真澄の2人だけですが、僕的には将来的には現在は15」をつけている澤村拓一や、もしかしたら来年巨人に入団する可能性のある菅野智之(東海大)にも、背負う要素が十分あると思っています

そんな僕なりの“思い”がある中での今回の杉内の「18番決定」に、僕は少し戸惑いを感じました。まずそれ以前に、杉内の入団に対して「巨人の18番」が“エサ”として使われたような気がして仕方ありませんでした

「巨人の18番は自力で掴み取るもの」、これは自らがその「18番」を背負っていた堀内恒夫が言っていた言葉です。

そんな堀内は杉内の入団が決まった後、テレビで『杉内君が新しい巨人の18番の伝統を作っていけばいい』と語っていました。

それも一理あると言えば一理あります。いつまでも古い「伝統」や「しきたり」にとらわれずに、新たな道を切り開く事も大切です。杉内のこれまでの実績からいえば、「18番」を背負うだけの資格は十分にあるといっても過言ではありません

でも、でもなんです巨人の「18番」だけは、そういうものの全てが通用しないものであって欲しいと僕は信じていました

言い方は少し悪いかもしれませんが、『よそから来た、しかも30歳を過ぎた左投手に与えて良いのか!』そう僕は心の中で思っていました

杉内ファンの方には誤解して欲しくありませんが、僕は彼の事は好きですし、もちろん巨人に来てくれた事を非常に嬉しくそして心強く思っています

でもやっぱり、何か腑に落ちない自分がそこにはいました・・・

しかし、年が明けてしばらくすると、僕が当初思っていた「否定的」な気持ちが徐々に「賛成的」の気持ちに揺れ動くようになり、正直今はどちらとも言えない心境にいます

キャンプ前の自主トレや、キャンプインしてからの彼の言葉や練習に励む姿をスポーツニュースなどで見ていて、何か僕の中で「18番」に対する思いが変わってきたのです

どうしてなのかそれは僕にも分かりませんが、映像で見る杉内の「18番」が何か“しっくり”くるからだと思います

プロ野球という世界は、見るものに「夢」や「憧れ」を抱かせる世界だと僕は常々思っています。子供達は好きな選手を真似したり、その選手のユニホームに憧れを持ちます。「背番号」というものはその象徴でもあります

かつて長嶋茂雄を見て育った子供達が「3」に憧れたように、スター選手と背番号という関係は、切っても切れない関係なのです。

僕が言いたいのは、巨人の「18番」には、その背番号というものが持つ意味を超越したものがあるということです

正直、杉内に「18番」を背負わせた事が「正しい」のか「正しくない」のか、それは誰にも解らないし、答えなどないと思います。

ただ1つ言える事は、一番その「重み」と「責任感」を感じているのは杉内本人であるという事、そしてその重圧の中で「真の18番」を掴み取ろうとしているのも杉内本人であるという事です

いれずにしても、彼が「18番」をつけて今年プレーするという事はもう変える事のできない事実です。2012年のシーズンが終わった時、僕の中で今出ていない巨人の「18番」に対する“答え”が、もしかしたら出ているかもしれません

杉内には、ぜひとも頑張って大きな活躍をして欲しい気持ちでいっぱいです

彼が入団会見で口にした『今後この背番号を誰かに渡す時、もっと重い背番号にして渡せるように努力したいです。』その言葉を僕は信じます

実は今日2月9日は、巨人の「18番」を背負った1人、故藤田元司さんの6度目の「命日」です。僕は巨人の監督としての藤田さんしか知りませんが、オールドファンにとっては、背番号「18」を背負って力投する藤田さんの姿は懐かしいでしょうね

きっとこれからも巨人の「18番」は特別な背番号として、何十年、何百年経っても、その「伝統」が守られていくと思いますし、そうあって欲しいと願っています。そして、どんな時代になろうとも、その時代を生きた人にとって、思い出に残る光り輝く「18番」であって欲しいです

今日は僕が愛する巨人軍の「18番」という背番号について、長々とお話しさせていただきました

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月9日

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「ストック」

花言葉は「永遠の美、逆境の忠節」です。

ストックはアブラナ科の多年草で、南ヨーロッパを原産地としています。葉は長卵形で細毛が密生しており、春から夏にかけて白色、桃色、紫赤色の花を咲かせます。早春の代表的な「芳香花」としても有名です。

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