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2012年2月29日 (水)

4年後の猫男爵へ・・・

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

今日は週の真ん中「水曜日」、ということで週に一度のミニバレーの日でした

今日は意外と体育館は空いていたので、ゆったりと「男爵ボール」を楽しむことができました

4年後の僕へ…

そんな今日のメンバーはHこAっけMきちゃんIくちゃん、そして猫男爵の合計5名でした

Aっけが来るまで4名で「男爵ボール」を行い、みんな非常にアグレッシブにコートを動き回りました

Aっけが来ると、即座に“アップなし”でAっけをコートに入れて、「3対2」の変則男爵ボールを楽しみました(チビッ子達は絶対に真似しちゃダメだよ、運動する前はちゃんと準備体操をしてから動こうね

「山登り」や「お遍路」などで鍛えた強靭な足腰を誇るAっけにとっては、「男爵ボール」じたいがウォーミングアップみたいなものです

僕は所用があり、8時半で“ドロン”(古っ!)させていただきましたが、その後も残った4名で熱い戦いが繰り広げられたと思います

来週はもう3月になりますが、数多くのMVDメンバーの参加を募ります。都合のつく方はぜひ体育館に遊びに来て下さい。「男爵ボール」はもちろん楽しいのですが、久しぶりに普通のミニバレーもしたい気持ちもあるので

3月7日(水曜日)、体育館でお待ちしています

さて皆さん既にご存知の通り、今日2月29日は4年に1度の「閏日」です。五輪のある年に4年に1度しかやってこないこの日は、何か特別な日に僕は感じます

次にこの一日を過ごすことができるまでは、4年待たなければならないのですからね。たかが一日のことかもしれませんが、とても大切な一日だと僕は思います。

前回の「閏日」は2008年でした。この時、既にブログを始めて1年余りが経過していた僕は、この日のブログで『プラス24時間』というタイトルで、ブログを更新しています

内容は「4年に1度」のことに焦点をあてて、「W杯」や「五輪」などの話しをしています。そして『W杯のある年に私はやってくる』という決めゼリフの油谷さん(元極楽とんぼの山本)の話題もしています。4年前の今日、そんなことを話題にしていたんだな~と、今日はそのブログを読み返しました

4年前の自分を振り返るという意味でも、この「閏日」という日は特別な一日なのかもしれませんね。4年前の自分が何を思い、どうやって生活していたのか、そんな一面をこのブログを振り返るだけでも確認することができます

4年前の僕は彼女もいない33歳の独身男でした、それが4年後には結婚しているなんて。しかもその相手が大親友のAゆになるなんて、4年前の僕に教えてあげたいです

『おい、すぐ横を見れよ、すぐ側にお前が生涯愛する大切なパートナーがいるんだぞ!』ってね(照)何か自分で言っておいてアレですが、ちょっと恥ずかしくなっちゃいました

今日はこの4年に1度の特別な日ということで、4年後の猫男爵(僕)へ、メッセージを送りたいと思います

4年後にこのブログを見た僕自身がどう思うのか、それも楽しいかもしれません。言うなれば「1人タイムカプセル」です

4年後の猫男爵へ、今こっちの世界では消費税増税や年金問題、さらにはTPP問題など、将来の暮らしに不安を抱えることが山積みだけど、そっちの世界は国民が暮らしやすい国になっているかい?

4年後の猫男爵へ、今こっちの世界では僕も妻も大好物な「レバ刺し」や「ユッケ」が食べれない状況になっているんだけど、そっちの世界でもそれは変わっていないかい?

4年後の猫男爵へ、今こっちの世界ではオセロの中島知子が大変なことになっているんだよ、洗脳されている・・・誰も助けることすらできないんだ・・・そっちの世界では中島知子はちゃんと自分を取り戻しているかい?

4年後の猫男爵へ、今こっちの世界ではダルビッシュがメジャーリーグに移籍したばっかりなんだ。そっちの世界ではダルビッシュは世界一の投手になっているのかい?

4年後の猫男爵へ、今こっちの世界にいるお前はこんな感じだ

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笑えるだろ(笑)

こんなこともしているぞ

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4年後は少しは痩せているのか?

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まったくバカばっかりやっているよこっちの世界ではそっちの世界でも同じなのか?

最後は今こっちの世界で“ひっぱりだこ”の人を紹介してお別れだ、この人は厳密に言えば昨年(2011年)がピークだ

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じゃあ、このへんでお別れするけど、そっちの世界にいる猫男爵は41歳か・・・完全にオッサンだな(笑)

まあ、体だけには気をつけて、頑張れよ

4年後の猫男爵へ、4年前の猫男爵より

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月29日

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「蓬」(よもぎ)

花言葉は「幸福、平和」です。

「よもぎ」は四国や九州などの山野に多く自生する野草で、春の若葉は食用になり、餅に入れて「草餅」などにも使われています。また、切り傷や下痢止めの薬としても重宝されています。

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2012年2月28日 (火)

恥ずかしい勘違い。

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

今年は「閏年」なので明日は4年に1度の「2月29日」ですが、「2月」もあと2日で終わり明後日からは「3月」ですね

「3月」だというのにこの寒さ、いったいどうなっているのでしょうか?今朝も氷点下20℃近い冷え込みで、まだまだ春はだいぶ遠いみたいです

今日は仕事を終えてから、実家の「雪かき」に行ってきました。つい1週間前ぐらいまでは、家の周りの雪山もかなり低くなっていましたが、この1週間の間に降った2度のドカ雪のせいで、一気に背丈ぐらいの雪山になってしまいました

「3月」になれば、そんなに雪が降る事もないとは思いますが、だんだん気温も暖かくなるので、重い「ドカ雪」が襲ってこないか心配です。なるべく、そうならない事を祈ります

さて話しは変わりますが、皆さんはこんな体験をした事はありませんか?

「向こうからこちらに手を振って歩いてくる人がいたので、てっきり自分の知り合いで、自分に手を振っていると思い、こちらもその相手に対して手を振ったら、実はその人は自分の後ろにいる人に対して手を振っていた」というようなこと

僕は実際には、ドラマの世界などでしかこの光景を見た事がありませんが、日常の中であっても不思議ではないですよね

でも、このような体験をした事のある人は、きっとその瞬間は「恥ずかしい気持ち」でいっぱいになりますよね

その場合、さり気なく、間違えた事を“ごまかす”しかないですよね(笑)

実は今日、この光景とは少し違いますが、ややそれに近い体験を僕はしてしまいました。それは、今こうやってブログを書いているつい2時間程前の出来事です

僕が実家の前で、下を向きながら黙々と雪かきをしていると、僕の家の前に駐車してあった1台の車のところに、1人の男性が立っていました

そしてその男性は、何か僕に話しかけているではありませんか

僕は耳まで隠れるような防寒の帽子を被っていたので、よくその言葉が聞き取れませんでした。しかも既に辺りは真っ暗で、その男性までの距離が20mぐらいあったので顔もハッキリと見えませんでした

でも明らかにその男性は何かを言っていました。そしてその言葉を発したあと、何も言わないので、僕の返事を待っているように僕は感じました。

顔はよく見えないけど、『僕に話しかけてくるという事は、きっと僕の事を知っている人だろう・・・』と咄嗟に推測し、『とりあえず挨拶だけしておこう!』と心の中で思い、『こんばんは。』と頭を下げながら挨拶をしました

そして、次に相手が話す言葉がよく聞こえるように、帽子から耳を出しました

すると、次の瞬間僕の耳に聞こえたのは、何とその男性が携帯電話で誰かと話している声でした

『あっ?うん、うん、今から帰るからさ・・・』とか何とか言っているではありませんか

何と、その男性は僕にではなく、携帯電話で誰かと話しをしているだけでした。しかもよく見ると、その男性は僕の実家の近くのガソリンスタンドで働く、Mいという2歳下の後輩でした

僕は完全に自分が話しかけられていると勘違いして、その相手に話しかけていましたし、しかもその相手がMいという後輩である事も知らずに『こんばんは。』と丁重に頭を下げていた事に気づくと、もの凄い「恥ずかしい気持ち」でいっぱいになりました

結局、その後輩は電話中だったので、僕に軽く会釈だけして車に乗り帰っていきましたが、きっと心の中で『先輩、俺の事を誰かと間違ってな、あれは・・・』と思っていた事でしょう

今日はとても恥ずかしい勘違いをしてしまい、“赤面”してしまった猫男爵でした

皆さんはこういう体験した事はありませんか?

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月28日

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「三角草」(さんかくそう)

花言葉は「内証、優雅、高貴」です。

「三角草」はキンボウケ科の常緑多年草で、日本では九州以南の山地の樹木の下に自生します。

3月頃に花茎を出し、白色・紅色・紅紫色の花を咲かせます。艶やかな3枚の葉の先が「三角」に尖っていることから「三角草」と名付けらました。また、春の雪の残る時期に花を咲かせるので「雪割草」(ゆきわりそう)とも呼ばれます。

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2012年2月27日 (月)

『アフタースタイル』~カット7~

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

いや~参りました。またしても十勝地方を襲ったドカ雪に今日も僕は大忙しでした。それでも豪雪地帯の事を思えば、これぐらいの雪はたいした事はありませんが、本当に雪にはもううんざりです

今日は疲れたので早めに就寝しようと思いますが、今日のブログは「月曜日」ですから「月9」に対抗したお馴染みの「連続ブログ小説」をお送りしたいと思います

週末にかけての大雪で、原稿が間に合うかどうか凄く心配していましたが、作者(僕)が何とか必死に間に合わせました。それでは連続ブログ小説『アフスタ』の第7話をどうぞ楽しんで下さい

『アフタースタイル』 脚本・演出:猫男爵

<CAST>

大澤怜雄:滝沢秀明

町村真奈美:加藤あい

南條茜:綾瀬はるか

望月龍平:小栗 旬

町村功治:渡辺いっけい

町村由紀:岡江久美子

藤堂弥生:天海祐希

上田達也:妻夫木聡

大澤すみれ:菅野美穂

小峰健太郎:竹野内豊

馬場勝一:橋爪 功

長岡みどり:篠原涼子(ゲスト出演)

長岡渉:萩原聖人(ゲスト出演)

※この「連続ブログ小説」はフィクションであり、登場する人物・名称等は全て架空であり、実在しません。

☆カット7☆ 記憶を失くした女

<前回までのあらすじ>

幼い頃に両親を交通事故で亡くし、父と同じ美容師の道を志した主人公の大澤怜雄は、天性の才能を活かし、都内有名美容室「アクア」のNO・2にまで昇りつめる。しかし怜雄は突然「アクア」を辞めて、両親が経営していた美容室を再開させる事にした。

縁があってアシスタントとして南條茜を雇う事になった怜雄のもとには、なぜか様々な「心の悩み」を抱えた客が訪れる。怜雄は髪を切りながらも、客が心から笑って帰る事ができるように、「心の悩み」を見事に解決していく。

そんな中、怜雄に会うために「アクア」のオーナーである藤堂弥生が喫茶店「ケンタロウ」を訪れていた。

喫茶店「ケンタロウ」では、都内有名美容室「アクア」のオーナー藤堂弥生大澤怜雄が訪れるのを待っていた。

『あの・・・今日はもう怜雄は来ないかもしれませんよ。』店主の小峰健太郎は口を開いた。

『まだこの店、閉店の時間じゃないでしょ?』藤堂はそう答えた。

『まあそうですけど、もう3時間も待ってますよ、コーヒー1杯で・・・』健太郎は言いにくそうに話した。

『何か問題でもあるの?』藤堂は強い口調で言った。

『いえ、そういうわけでは・・・』健太郎は渋い顔をした。

その時、店の扉が開く音がした

藤堂も健太郎もそれが怜雄だと思い扉の方を見つめた。しかし、入ってきたのは「janus」の隣りで本屋を営む町村功治町村由紀の夫婦だった。

『マスター、コーヒー2つ!俺はアメリカンでね。』店の中の雰囲気を知らない功治は、陽気なテンションでそう言いながら入ってきた。

『あの・・・おじさん。』健太郎は藤堂の存在を気づかせようと合図を送ったが、功治は全く気づく素振りもなかった。

『マスター、私はブラックでね。』同じく由紀も藤堂の存在にはまだ気づいていなかった。

『今日はさ、店を早く閉めて2人で久しぶりに映画を観てきたんだよね。楽しかったな~それで久しぶりに2人でマスターの顔を見に行こうっていう事になってね。』功治は陽気に健太郎に話しかけた。

『あのさ、後ろの人、怜雄に会いに来たんだけど、もう3時間も待っているんだ。』健太郎は藤堂に聞こえないように、カウンターに座る功治と由紀に小声でそう教えた。

それを聞いた2人は、ふり向いてすぐにまた前を向いた。

『誰だろ?怜雄のヤツ、年上に興味あったのかな・・・』功治は苦笑いを浮かべてそう言った。

『違うでしょ。』由紀は功治の話しを否定した。

『俺もそう思います。きっと仕事関係の人じゃないかと?』健太郎は2人にそう言った。

その時、再び店の扉が開く音がした

藤堂の視線はその扉の方に向けられた。そしてその視線の先には怜雄の姿があった。

アシスタントの南條茜と一緒に店に入ってきた怜雄は、真っ先にマスターのいるカウンターの方へ向かった。

『あれ、おじさんとおばさん、珍しいねここに2人で来るなんて?』怜雄は功治と由紀にそう言った。

『まあね。』功治はそっけのない返事をした。

怜雄は不思議そうに首を傾げた。

『怜雄、さっきからお前に会いたっていうお客さんが待っているぞ。』健太郎はそう言うと、藤堂がいる方に視線を送った。

怜雄はその健太郎の視線の方に目を向けた。そして次の瞬間、『オーナー!』怜雄はそう声をあげた。

『オーナー?』健太郎も功治も由紀も、3人とも口を揃えてそう言った。

怜雄は藤堂のいる席に腰をかけた。

『オーナーどうしたんですか俺に何か用ですか?』怜雄は藤堂に尋ねた。

『大澤、久しぶりね、何年ぶりかしらね、元気そうね。』藤堂はそう口を開いた。

『ええまあ、どうしたんですかオーナーがわざわざこんな所で俺を待っているなんて?』怜雄は藤堂に尋ねた。

『単刀直入に言うは、あなたに「アクア」に戻ってきて欲しいの!』藤堂は真剣な眼差しで怜雄に言った。

その時、またしてもお店の扉が開き、怜雄の幼なじみで隣りの本屋の娘である町村真奈美が入ってきた。

『やっぱりここにいた、2人ともどうしたのこんな遅くに?』真奈美は功治と由紀にそう話しかけた。

『真奈美、しっー!!』由紀は口の前に人差し指を差し出しながら合図した。

『俺が「アクア」に?どういうことですかオーナー?』怜雄は困惑した顔で尋ねた。

『えっ?怜雄が「アクア」に?どういうこと?』真奈美は何が何だか分からない顔をした。

『真奈美ちゃん、しっー!!』今度は健太郎にも真奈美は由紀と同じ事ことを言われた。

『実はね、上田が店を辞める事になりそうなの、ちょっと色々とあってね。私はずっとあなたが辞めて行った事を後悔していたわ・・・でも、どうしても「アクア」をこのまま終わらせるわけにはいかないの!私の力になって欲しいの・・・』藤堂は熱い感情をむき出しにして怜雄に訴えかけた。

『オーナー・・・・』怜雄は言葉に詰まった。

翌日、怜雄は競馬場にいた

昨日の藤堂の言葉が耳に残り、どうしても気持ちが集中できずにいた。そんな怜雄に言葉をかけたのは、競馬仲間の馬場勝一だった。

『どうした小僧、何か悩み事でもあるのか?』勝一は怜雄に話しかけた。

『馬場のじっちゃん・・・いやちょっとね。』怜雄の顔には笑顔がなかった。

その怜雄の顔を勝一はじっと見つめていた。

その頃、真奈美は勤務する出版社にいた。

『町村さん、ちょっといいかな。』上司の大澤すみれが真奈美に話しかけてきた。

『何でしょうかチーフ。』真奈美はすみれに尋ねた。

『この前の「アクア」の上田の取材だけど、もう一度お願いできるかな。今度は将来像とか夢とかそんなテーマでいってみてくれない?』すみれはそう真奈美に頼んだ。

『は、はい、わかりました・・・』真奈美は少し戸惑いながらも了解した。

数日後の火曜日、「janus」では来店するお客を迎えるために、店内では準備が進められていた。そこへやってきたのは、怜雄の友人の望月龍平だった。

『おはよう、茜ちゃん!』龍平は明るく茜に声をかけた。

『あっ、龍平さん、おはようございます。』茜は丁寧にその声に返事をした。

『あれ、怜雄は?』龍平は店内を見渡してそう言った。

『今ちょっと買い物に出掛けていますけど、もうすぐ帰ってくると思いますよ。』茜はそう笑顔で答えた。

『そうか。』龍平は小さく呟いた。

『それより龍平さん、私、龍平さんの事を誤解していました。この前、怜雄さんから龍平さんの昔の話しを聞いたんです。何か私、龍平さんに酷い事ばかり言ってごめんなさい。』茜は申し訳なさそうに話した。

『いいんだよ、そんな茜ちゃんが謝る事はないよ、その時は知らなかったんだから。その代わりに今度、合コンでもセッティングしてよ。』龍平はそう言いながら笑ってみせた。

『合コンですか・・・』茜は困った顔をした。

『冗談だよ、冗談、もうマジメなんだから茜ちゃんは。』龍平は笑顔でそう言った。

その時、怜雄が戻ってきた

『おう、怜雄。』龍平はすぐに怜雄に声をかけた。

『何だよまた来たのかよ。』怜雄はうっとうしいように龍平にそう言った。

『そんな言い方はないだろ、例のモノを持ってきたのによ。』龍平は怜雄の顔を見ながら言った。

『そうか、悪いな。』怜雄は急に嬉しそうな顔になった。

『じゃあ、俺はこれで帰るよ、またね茜ちゃん。』怜雄に何かを渡すと龍平は店を出ていった。

すると、すぐにまた扉が開き、龍平が扉から顔を出した。

『忘れ物ですか龍平さん?』茜は龍平に尋ねた。

『いや・・・お客さんなんだけどさ、ちょっと様子が・・・』龍平は困惑した表情を浮かべた。

『えっ?』茜は意味がわからなかった。

『こっちですよ、どうぞ入って下さい。』龍平は優しい声でそのお客を店内に案内した。

龍平のあとに続いて店に入ってきたのは1人の女性だった

『予約していた者なんですけど。』その声の主は長岡みどりという女性だった。

『あっ!いらっしゃいませ、長岡みどりさんですね?』怜雄が店の奥から出てきてそう声をかけた。

『は、はい、たぶん私が、長岡みどりだと思います。』みどりは首を傾げながら自信無さ気にそう呟いた。

『たぶん?まあ、とりあえずこちらへどうぞ。』怜雄は不思議そうな顔をしながら、みどりを店内に案内した。

その頃、真奈美は「アクア」のカリスマ美容師上田達也と都内の喫茶店で会っていた。

『すみません、折角のお休みに。でも取材を受けていただいて嬉しかったです。』真奈美は上田にそう声をかけた。

『あんたには“借り”があるからな。この前の記事のおかげで、俺の知名度は更に上がったよ。実はさ俺、「ラッシュピース」で働くことになるかもしれないんだ。』上田は自慢げにそう言った。

『えっ?「ラッシュピース」って、あの「ラッシュピース」ですか?』真奈美は思わず驚いた顔を見せた。

『そうなんだよ、凄いだろ。』上田は前のめりになって、真奈美にそう言った。

『そうか、それで藤堂さんは怜雄を・・・』真奈美は思い出すように呟いた。

『オーナーが怜雄をどうしたんだよ?』真奈美のその言葉に上田はすぐに反応した。

『いえ、別に・・・』真奈美は口を濁した。

『何だよ、教えろよ!』上田は強い口調でそう言いながら真奈美を睨んだ。

『実は・・・』真奈美はそのすごみに負けて、仕方なく口を開いた。

一方、「janus」では長岡みどりを椅子に座らせ、髪を切る準備ができたところだった。

『それでは長岡さん、え~と、みどりさんって呼んでもいいですか?』怜雄はみどりに問いかけた。

『私の名前は、そういう名前なんですね。』みどりは、おかしな返事をした。

『ええ、そうですよ、あなたの名前は長岡みどりさんですよ。ですから今日は、みどりさんと呼ばせてもらいますね。』怜雄は椅子に腰をかけるみどりに優しくそう語りかけた。

『はい。』みどりは小さくうなずいた。

怜雄の後方では、茜と龍平がその2人の会話の様子をうかがっていた。

『名前がわからないって、どういう事なんですかね?』茜が小声で龍平に尋ねた。

『きっと、記憶喪失か何かだろ・・・』龍平は茜にそう答えた。

『おい龍平、用事ないんだったらさっさと帰れよ。』怜雄は、そんな龍平の姿に気づきそう声をあげた。

『はいはい、分かりましたよ。じゃあね、茜ちゃん。』龍平は茜の方を向いてそう言った。

『はい、また来てくださいね。』茜は笑顔で龍平にそう言った。

『それではみどりさん、今日はどのように致しますか。』怜雄は鏡越しにみどりに話しかけた。

『す、少し短めにカットしてもらえますか・・・』みどりは、はっきりとしない口調でそう答えた。

『わかりました。』怜雄は微笑みながら答えた。そしてすぐに茜にこう言った。『茜ちゃん、バイアス用のシザース持ってきて。』

『はい、わかりました。』茜は怜雄の言葉に返事をした。

『みどりさん、いつ頃から記憶が無いんですか?』怜雄は唐突にみどりに尋ねた。

『それが・・・私にもわからないんです・・・私が唯一知っているのは夫がいる事、彼と結婚した事とだけはしっかりと憶えています。でも、それ以外はほとんど何も憶えていないんです。』みどりはやや下を向きながらそう答えた。

『旦那さんは、みどりさんに何とおっしゃっているんですか?』怜雄はみどりにそう質問を投げかけた。

『無理に記憶を思い出さなくてもいい、私がいるだけで自分は幸せだとそう言っています。』みどりは怜雄にそう答えた。

『みどりさんは、ご主人と出会う前の記憶で何か憶えている事は本当に無いんですか?』怜雄はさらにつっこんでそう聞いた。

『1つだけ憶えています、たぶん私は料理に関係する仕事をしていたんだと思います。キッチンに立つと、自然と手が動くので・・・』みどりは少しだけ頭は押さえながらそう答えた。

『そうですか、料理人だったんですか。例えばどんなものが得意なんですか?』怜雄は髪を切りながら質問を続けた。

『そうですね、パスタとかハンバーグとか、あとオムライスとか、洋風のものが多いかと思います!』みどりは少しイキイキとしながらそう答えた。

そんな話しをしてたら、怜雄の後方でグッーとお腹が鳴る音がした。

『すみません、朝ご飯抜いてきたので、話を聞いていたら、ついお腹が鳴ってしまって・・・』その声の主は茜だった。

『そうだ、みどりさん!カットは一旦中断して、料理を作ってもらえませんか?』怜雄はとんでもないお願いをみどりにした。

『えっ?料理を?』みどりは驚いた表情をした。

『ええ、うちのアシスタントがお腹を減らしているものですから。もちろん、タダでとは言いません、カット代を安くさせていただきますから。ねっ、お願いしますよ!』怜雄は明るく、みどりにそうお願いをした。

『かまいませんけど・・・』少し戸惑いながらも、みどりは怜雄にそう返事をした。

早速、怜雄はお店の中から繋がっている自宅のキッチンへとみどりを案内した。

『ここがキッチンです、どうぞ使って下さい。材料は冷蔵庫にありますから。』怜雄はみどりにそう言った。

『では、使わせてもらいますね。』そう言いながら食材を選び、そして料理を作り出したみどりの顔には、先程までの精気のない表情とは少しだけ笑みが浮かんでいた。

その頃、上田は藤堂に会うために、定休日の「アクア」のオーナー室を訪れていた。

『オーナー!どういうことですか?怜雄をここに戻すって!』上田は激高していた。

『早いわね、もうそのこと知っているのね。』藤堂は平然とそう答えた。

『どういうことですか、答えて下さいよ。』上田は再び藤堂に詰め寄った。

『当然でしょ、あなたが抜けたらその穴を埋めなきゃならない。経営者としてそう考えるのは当たり前でしょ。』藤堂は椅子に座りながら、上田の目を見つめてそう話した。

『でもあいつは、自分でここを辞めていったんですよ、どうしてオーナーが頭を下げてまでして、引き戻さなければならないんですか!』上田は怒鳴るように藤堂に言った。

『それをあなたに話す必要はないわ!帰りなさい!』藤堂は激高する上田を一喝した。

そして「janus」では、みどりが作った料理が出来上がり、美味しい匂いが家の中に広がっていた。

『はい、できたわよ。』みどりは笑顔で2人の前に自慢の料理を出した。

『美味しそうなオムライス!』茜は満面の笑みを浮かべた。

『オムライスか懐かしいな~』怜雄も顔が思わずほころんだ。

『さあ、どうぞ食べてください。』みどりは、とてもイキイキとした表情だった。

『うわ~美味しい!』オムライスを口に運んだ茜は、大きな声でそう叫んだ。

『本当だ凄い美味しい!思い出すな、母さんが作ってくれたオムライス・・・』怜雄は目を瞑りながらそう言った。

『オムライスに何か思い出でもあるんですか?』茜が怜雄に問いかけた。

『子供の頃さ、俺が悪さをして親父に怒られると、いつも母さんがオムライスを作ってくれたんだ。俺が美味しそうに食べるのを見ながら、母さんはいつもニコニコ笑いながら俺のことを見ていた。』怜雄はその当時のことを懐かしむかのように語りだした。

『じゃ、怜雄さんにとってはオムライスはお袋の味なんですね。』茜は笑顔でそう言った。

『まあ、そんなところかな。』怜雄は何だか嬉しそうだった。

怜雄がそんな思い出を語っていると、急にみどりの様子に異変が起きた!

『痛い、頭が痛い・・・』頭を押さえながら苦しそうな表情をみどりはした。

『どうしたんですか!大丈夫ですか!』そう怜雄が声を上げる中、みどりは痛む頭を押さえながらも、目の前で幻覚を見ていた。

『お母さんのオムライス、美味しいね。』そう言いながら笑っている女の子の姿がそこにはあった。

『子供?女の子?』みどりは呟いた。

『あら、明日香ったら、お口にケチャップ付いてるわよ。』幻覚の中で女の子の口を拭っているのは、みどり自身だった。

『あすか?あ、あすか・・・』みどりはその女の子の名前を呟いていた。

『あすか?誰のことですか?』怜雄は頭を押さえて苦しむみどりに話しかけた。

『いや~!明日香、死なないで!』みどりは突然、大きな声でそう叫んだ。

『・・・・・』怜雄も茜もあまりに突然の出来事に言葉が出なかった。

そして怜雄が我に返り、みどりに尋ねた。『何か思い出したんですね!』

『・・・・・』しかし、みどりには返事をする余裕がなかった。

『しっかりして下さい、みどりさん!』怜雄が大きな声でみどりに呼びかけた。

『明日香は、もういない・・・死んだの・・・』そう小声で呟くと、みどりは思い出した過去の出来事を話し出した。

『明日香は私の一人娘の名前です。明日香は学校の帰り道、道路に飛び出して車にひかれて死んだの・・・それからの私はその現実を受け止める事ができなくなって、抜け殻のようにただ落ち込んでいたわ。』みどりは辛い過去を思い出しながら、ゆっくりとゆっくりと話した。

『主人はそんな私に仕事に出る事を勧めてくれて、私は以前働いていたレストランでまた働かせてもらう事になったの。でもしばらくして、レストランを訪れる家族連れを見ているうちに、私は絶望感と孤独感に襲われて、気がついた時は病院でした。』ぐったりと座り込みながら話すみどりの目には、うっすらと涙が溢れていた。

『目を覚ました私の記憶はほとんどが消えていて、最初は自分の存在すらも理解できませんでした。でも主人が、いつも側で私を支えてくれたんです。』みどりの顔が少し穏やかになった。

『そうでしたか、お子さんを亡くして、そのショックが原因で記憶を失ってしまったんですね。その気持ちは凄く分かりますよ。』怜雄は噛み締めるように、みどりにそう言った。

『わかる?何が?記憶を失った事が?子供を亡くした事が?あなたに何がわかるのよ!わかったこと言わないでよ!』少し穏やかになっていたみどりが、怒りを込み上げるように怜雄にそう言った。

『・・・・・』怜雄は思わず下を向いた。

『みどりさん、それは違います!怜雄さんもその気持ちは痛い程わかるんです!だって、怜雄さんはご両親を交通事故で亡くしているんですから、その時、怜雄さんは8歳だったんですよ!良い大人が甘えた事を言わないで下さい!』みどりの言葉に対して、茜が思わずそう言い返した。

『やめるんだ茜ちゃん、いいんだ俺の事は。』怜雄は茜にそう言った。

『えっ・・・そんな、そんな事とは知らずにゴメンなさい。』みどりは、冷静さを取り戻した。

『いいんですよ、みどりさんが謝る事じゃない。あなたはずっと辛い想いに耐えてきたんだ、でもその辛さから無意識のうちに逃避しただけの事ですよ。』怜雄はみどりを攻めることなく、微笑みながらそう話した。

『逃避?』怜雄の言葉にみどりは思わず耳を傾けた。

『そうです、今あなはには現実と立ち向かえるだけの勇気と未来があるはずだ。だからこそ、今ここで記憶を蘇らせて、そして現実の世界に戻ってきた。これからは、ご主人と2人で新しい未来を作っていけばいいんですよ。』怜雄はみどりにそう語りかけた。

『未来を作る・・・』みどりは小さく呟いた。

『そうです、その未来の世界にはもちろん明日香ちゃんも心の中で一緒に生きていますよ。だから心配する事なんてないんですよ。』怜雄はみどりの背中に手を当てながらそう話した。

『僕の心の中にも、父と母はしっかりと生きています。そして今も3人で一緒に未来を作っているんです。だから、あなたにもそれはできるはずだ。』怜雄はみどりの顔を見ながら優しく話した。

『約束してくれませんか?必ず立ち直ってみせると。』怜雄は真剣な顔でみどりを見つめた。

『怜雄さんでいいのかしら、ありがとう、本当にありがとう、何か自信が持てたわ。約束する、必ず立ち直ってみせるわ。』みどりは涙を拭いながら、そう怜雄に言った。

『良かった、その言葉を聞いて安心しました。さあ、食事を済ませて、カットの続きをしますよ。』怜雄は笑顔でそう言った。

食事を終え、カットも終わったみどりは会計を済ませていた。

『ありがとう、本当に記憶が戻って、何もかもがすっきりしました。』みどりの顔には笑顔が溢れていた。

その時、扉が開き店に入ってきたのは、みどりの夫の長岡渉だった。

『あの、すみません、こちらに長岡みど、おい、みどり!』店を覗き、すぐにみどりを発見した渉はそう声をあげた。

『渉、迎えに来てくれたの?』みどりは渉に言った。

『何言っているんだよ、家に帰ったら、ここの住所が書かれたメモが置いてあったから急いで来たんだ。』渉は息を切らしながらそう言った。

『大丈夫ですよ、みどりさんは、もう大丈夫です。』怜雄は渉にそう話した。

『えっ?どういうことですか?』渉はその言葉の意味がわからなかった。

そして、怜雄は全てを渉に話した。

『今日は本当にありがとうございました。あなたは本当にみどりの命の恩人だ、今度改めて御礼に伺わせてもらいます。』渉は深々と怜雄に頭を下げた。

『そんな御礼なんてされるような事は何もしてませんよ。渉さん、みどりさんをしっかり支えて下さいね。』怜雄は渉にそう言った。

『はい、わかりました。よし、みどり行こう、今日からが俺達のもう1つの新しい人生のスタートだよ。』渉はそうみどりに声をかけた。

『そうね、2人で頑張りましょう。』みどりも渡るの言葉にそう答えた。

『何か不思議ですね、つい数時間前にここを訪れた人とはまるで別人の顔をしていますね。』茜は肩を寄せて帰る渉とみどりの姿を見ながら、怜雄にそう話しかけた。

『そうだな、でも、笑ってお店をあとにしてもらう、それが俺の仕事だから、それが「janus」だから。』怜雄は誇らしげにそう話した。

『そうですね。』茜も同じ気持ちだった。

『よし、後片付けするよ茜ちゃん!』怜雄は笑ってそう言った。

数日後、怜雄は両親のお墓参りをするために墓地に来ていた。

怜雄が墓前で手を合わせていると、姉のすみれがやってきた。

『姉ちゃん。』そのすみれに気づいた怜雄が呟いた。

『ちゃんと憶えていたのね、今日は命日だもね。』すみれは怜雄に話しかけた。

『当たり前だろ、いつも姉ちゃんに先を越されるから、今年は朝イチで来たよ。』怜雄は笑ってそう言った。

すみれも両親のお墓に手を合わせた。

『怜雄、あんた「アクア」にまた誘われているんだって?』手を合わせながら、すみれは怜雄に尋ねた。

『何だよ、地獄耳だな姉ちゃんは。あっ、真奈美か・・・』怜雄は苦笑いを浮かべた。

『で、どうするの?戻るの?』すみれは怜雄の顔を見ずにそう尋ねた。

『正直、迷っていた。俺は別にあの店が嫌で辞めたわけじゃないし、オーナーから直々に頼まれると、凄く心が揺れ動いたよ。でも俺にはあの店がある、親父や母さんが守ってきたあのお店、あのお店にいるとさ、不思議に色々と教えられる事があるんだよ。自分でも信じられないんだけど、どんどん自分に自信と勇気が持てるんだ。だから、俺はあの店を「janus」を続けるよ、それが俺が作るべき未来だから。』怜雄は自信に満ち溢れた表情ですみれにそう答えた。

『そっか、その言葉聞いて安心したよ。何かデキの良い弟を持つと、嬉しいね。』すみれは凄く晴れやかな表情を浮かべた。

『何言ってるんだよ、そんなこと今まで一度も言った事ないくせに。』怜雄はふざけてみせた。

『本当だよ、本気で言ってるんだから!だから今日、何かご飯ご馳走して。』すみれは、笑顔で怜雄にそう言った。

『何だよそれ。』怜雄の顔にも笑顔が溢れていた。

2人は笑いながら墓地をあとにした、その光景を天国にいる両親が優しく見守っている事を怜雄もすみれも、しっかりと感じていた。

その夜、「アクア」のオーナー室で椅子に腰をかける藤堂の携帯電話が鳴った

その電話の相手は怜雄だった。

『はい、もしもし藤堂です。』藤堂はやや低いトーンで電話に出た。

『大澤です。』怜雄の真剣な声がそこにはあった。

『大澤、答えは出たかしら。』藤堂は怜雄に尋ねた。

『はい、出ました。せっかくのお誘いですが、お断りします。俺には「janus」が一番大切ですから。』怜雄の言葉には熱く重い気持ちがぎっしりと詰まっていた。

『そう、もうその気持ちは変わらないのね?』藤堂はもう一度、怜雄に問いかけた。

『はい、変わりません。』怜雄は電話越しに力強く答えた。

『わかったわ。』藤堂はそう言うと、電話を切った。

藤堂は自分の拳を強く握りしめ、こみあげてくる怒りを必死に抑えていた。

~to be continue~

さあ、いかがでしたか今回の『アフスタ』はストーリーのカギを握る藤堂が、影で色々な動きを見せる中、この後どのような展開が待っているのでしょうか。いよいよ物語りは終盤に差し掛かりクライマックスが徐々に近づいてきます。今後の展開に目が離せませんので、次回の「第8話」も乞うご期待です

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月27日

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「サキシフラガ」

花言葉は「活力」です。

「サキシフラガ」はユキノシタ科の可愛い花を一面に咲かせる山草です。葉には不規則なクリーム色の美しい斑が入り、晩春から初夏にかけて白い花を咲かせます。一見、繊細に見えますが、根が岩を割って生きる程、丈夫な植物です。

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2012年2月26日 (日)

想像力が生命線。

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

昨日からの心配された大雪は回避されましたが、今日は夕方から細かい雪が深々と降り続いており、明日の朝までにまた積もりそうです。明日も早出出勤かと思うと憂鬱ですもう本当に雪はいりません・・・勘弁してください

今日は朝から「東京マラソン」を見ていました

どこにも所属せずに個人で活動するプロランナー藤原新選手の見事な快走に、思わず拍手を送りました

長距離界では「皇帝」と呼ばれているゲブレシラシエ(エチオピア)を終盤で抜いた時には、本当に身震いがしました。日本人がゲブレシラシエを抜く瞬間を見れるなんて思ってもいませんでしたから

見事に2位でゴールした藤原選手は、日本人として5年ぶりの2時間7分台の好タイムを叩き出しました。ロンドン五輪代表の座はほぼ間違いないと思いますが、今年の夏に再び、今度はロンドンの地で彼が快走する姿を非常に楽しみにしています

芸能界でも、“ポンさん”ことフルーツポンチ村上が見事に5時間23分42秒という記録で完走しました。「ひざ神」と呼ばれ、運動神経が無い事でも有名なポンさんですが、その努力と根性には心から拍手を送りたいです。でも、また「運動神経悪い芸人」では笑わせてもらいますけどね(笑)

さて話しは変わりますが、最近あまりテレビなどで見かける機会が減りましたが、糸井重里さんという方を皆さんはご存知ですか?

彼が世間で脚光を浴びるようになったのは、1980年代に起きた「コピーライターブーム」の頃です

僕自身も、彼の存在を知りそして今でも記憶しているのは、その頃のテレビに出ている姿などがあるからです

どうして今日こんなお話をするかと申しますと、彼の職業である「コピーライター」という職業は、僕の幼い頃の“憧れ”でもあり、「将来の夢」の職業でもあったからです

コピーライターとは簡単に言えば、「企業」や「商品」あるいは「作品」などを宣伝や告知する際に、その時に用いられるその文章や文言(コピー)を考える人の事をいいます

会社にしてみれば、そのコピーの出来不出来が売れ行きを左右するわけですから、コピーライターという存在は非常に重要視されています

キャッチコピーは、いかに注目してもらい興味を持ってもらうかがポイントなので、それを考えるコピーライターは想像力が生命線であるとも言えます

僕が憧れていた糸井重里さんの有名なキャッチコピーといえば、女優の宮崎美子さん本人がCMにも出演していた「ミノルタ」のカメラのCM、『いまのキミはピカピカに光って』です。僕はまだ小学生でしたが、あのCMとキャッチコピーは今でも鮮明に記憶しています

他にも、日産セフィーロ『くう、ねる、あそぶ』や、巨人の野球『噛めば噛むほど味が出るスルメ野球』と名付けたのも彼、糸井さんです。糸井さん自身が大の巨人ファンということも、幼い僕の記憶にはしっかりと根付いています

「コピーライター」という職業に特に資格などは必要ないと聞いた事がありますが、とは言ってもそれなりの学歴や経験が必要になる事も事実のようです

企業にとっては、会社の“社運”を賭けて仕事を依頼するわけですから、安易に誰にでも頼める事はできないですからね

そのために日本には宣伝会議という会社が行っている事業で、コピーライター養成講座という養成学校が存在します。先に述べた糸井さんもこの学校に通っていました。

おそらく僕も、もしも現実的に本当にこの職業を目指したのであれば、この養成学校には通っていたと思います。

キャッチコピーを考える時、これはあくまでも僕の場合ですが、いかにそれを見た人に記憶してもらえるか、あるいはインパクトを与えられるかという事を考えます。これはごく普通の考えかもしれませんが、この基本的な事を忘れてしまうと、なかなか良い作品には巡り会えないかもしれません

僕が考えたキャッチコピーの1つに、「時代をプロデュースする未来型企画会社」というものがあります。これは僕自身が代表取締役を務める架空の会社、株式会社RCP(ラリーズコーポレーション)という会社のキャッチコピーなんですが、存在しない会社とはいえ、このコピーを見たら思わず『何だろうこの会社?』と興味を持つのではないかと、自負しているところです

この「HYPER日記」の事で申し訳ないのですが、いつも僕がブログを書く上で力を入れているのが「題名」です

「題名」は、見る人にとって一番最初に目に止まるものです。その「題名」によって、興味を持つかが決まる事もあるので非常に重要だと思います。なので「題名」には僕はいつも凄く頭を悩ませています

もしも僕が「コピーライター」になり、広告代理店などに就職したり、あるいはフリーで仕事をしていたとしたら、いったいどんな人生になっていたのか、それは神のみぞ知る事で誰でも解りません

大成功して有名になりテレビに出演していたのかもしれませんし、それとは逆に仕事の依頼の重圧に押し潰されて、なかなか良い作品が作れず、苦悩の日々を過ごしていたかもしれません

どちらにしても、「夢を叶える」という事は容易な事ではありませんし、人と同じ事をしていてもきっと“大成”はしません。見えない「努力」の積み重ねというものが大切だと思います。

そう考えると、僕にとっては今のように会社員をして、毎日このようにブログを更新しながら、興味を持ってもらえるような「題名」を考える程度の、“素人コピーライター”的な事が似合っているのかもしれませんね

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月26日

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「スノードロップ」

花言葉は「慰め、希望、まさかのときの友」です。

「スノードロップ」はヒガンバナ科の観賞用植物で、主に地中海西部に約20種が分布しています。写真でも分かるように「雪のしずく」という名前がぴったりのお花です。

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2012年2月25日 (土)

ゆく川の流れ~river3~

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

昨日のドカ雪の余韻がまだ残る今日でしたが、心配されている大雪は今のところ回避されたようです。ただ、まだまだ荒れる可能性も十分ありますので、皆さんもご注意してください

さて、今月の初めからスタートしたシリーズ企画『ゆく川の流れ』ですが、北海道でがまだ「春」が遠く、川の水面を見ながら楽しむのにはまだ少し時間がかかりそうです

僕自身、近くに「十勝川」という一級河川があり、子供の頃から川遊びなどをして育ったので「川」に対する“想いいれ”というものもあります

そこで僕は「川」の素晴らしさや大切を再認識し、さらにその景観を胸に刻むために、恒例の妄想旅行に出る事にしました

本当は「時間」と「お金」に余裕さえあれば、僕は「旅人」になることが夢なんですよ。ですからテレビなどで旅をしている芸能人を見ると羨ましくて仕方ありません

今回も「叶わない願い」を胸に、妄想の中ではありますが旅に出て、「川」の素晴らしさを伝えれればと思っています。

それでは『ゆく川の流れ』第3回のスタートです

九州最南端の鹿児島県からスタートしたこの旅、前回は宮崎県を流れる「五ヶ瀬川」を堪能した僕ですが、次なる「川」を求め九州をさらに北上する事にしました

そんな僕が着いたのは福岡県です。県内を探索していると、真っ先に僕の目に飛び込んできたのは大きな川でした

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その川とは九州地方最大の河川である「筑後川」です

九州の地図でいえば、このへんです

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「筑後川」は流路延長が143km、流域面積は2,860k㎡という非常に大きな川で、その壮大さにしばらく見とれてしまいました

この「筑後川」の水源は九州のど真ん中にある「阿蘇山」(熊本県)で、その後は大分県から福岡県に流れをとり、最終的には有明海に注いでいます

僕は早速、この「筑後川」を上流から辿っていく事にしました

「筑後川」は239もの支流が合流しできている一級河川です。その数多くある支流の中でも最大なのが「玖珠川」です。「筑後川」を語るにはこの「玖珠川」を見なきゃという事で、僕は「玖珠川」の上流を目指しました

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周りを山々に囲まれている景色が、まさに“上流”という感じを漂わせていますが、水もキレイで冷たくて、凄く気持ち良かったです。「夏」であれば、ここですぐにでも水遊びしたい感じでした

「筑後川」を下って行くうちに、あるものを発見しました

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これは「山田堰」(やまだぜき)と呼ばれるものです

「堰」とは、構造物を用いて水をせき止める事を目的として作られたもので、場所によっては古くから作られているところもあります。

「山田堰」は17世紀後半に作られたもので、当時の人々の苦心の跡が窺えます

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これは「三連水車」ですが、「山田堰」より取水された水をこの水車を使い、田畑へと供給する事ができます

先人達の知恵には本当に頭が下がります。と同時に、昔はこうやって畑を作り、農耕を行い、そして生活していかなければならなかったという事でもあり、いかに大変だったかという事を改めて教えられました

「筑後川」でこのようなものが多く見られる背景には、昔から土地開発に時間を費やした経過が窺えます

また「筑後川」流域では、数えられているだけで歴史上「183回」もの大水害が起こっているそうです。もともと地質が透水性の低い火山岩地質である事、あるいは上流部が急勾配である反面に下流は緩勾配で、洪水しやすい地形が災いの要因であるとも言われています。

大きな川だけに、水害が起きればその被害も非常に大きなものになり、そのたびに流域住む人々は様々な知恵を出し合って、困難を乗り切ってきた事が分かります

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これは1935年に完成した「昇開橋」です。現在は歩行者専用の「橋」となっていますが、以前は船舶が通過する時は「橋」の中央が上下に可動したそうです。その姿を見る事ができなかったのは少し残念でしたが、間近で見ると迫力満点でした

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この「筑後川」流域には、他にも観光名所がたくさんあります。これはその1つ、「九州夢大吊橋」です

日本で最も高い歩行者専用吊り橋として2006年に完成したもので、新たな観光名所として人気を集めているようです。僕も本当は歩いてみたかったのですが、高所恐怖症の僕の足はいっこうに動こうとしませんでした・・・あしからず。

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「筑後川」流域を旅していると、絵葉書のような素晴らしい光景によく遭遇します。本当に心が浄化されるような気持ちになります。

目を閉じてそんな瞬間を楽しんでいると、すぐ近くに「鳥」が降り立ち、羽を休めていました。よ~く見てみると、その鳥は「カササギ」という鳥でした

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胸の白い部分が黒ければ、まるで「カラス」のような鳥ですが、この「カササギ」は国の天然記念物に指定されている鳥で、「筑後川」流域に限定して生息しています。何か近くで見ていると凄く愛らしかったです

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気がつけば時計の針は夕刻を指していました。僕は久留米市内で「筑後川」を眺めていましたが、西の空にはキレイな夕陽が見え、「筑後川」の水面にその夕陽が映し出されていました

今回の「筑後川」の旅は本当に有意義な旅でした。壮大な自然が与えてくれるパワーとエネルギーをたくさん吸収し、僕は次なる川を求めてさらに足を進める事にしました

さあ、いかがでしたか今回の『ゆく川の流れ』は皆さんも一緒に妄想旅行を楽しんでいただけましたか?次回は九州最後の目的地を目指し、さらに北上する事にします。

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月25日

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「カランコエ」

花言葉は「あたなを守る」です。

「カランコエ」はベンケイソウ科の植物で、熱帯アジアの特にマダガスカルを原産地とします。赤色、橙色、黄色などの小さな花を群がってつけます。乾燥に強いので、「空中花壇」や「つり鉢」にも“うってつけ”です。

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2012年2月24日 (金)

携帯電話の寿命。

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

今日は久しぶりのドカ雪でしたが、皆さん大丈夫でしたか?

十勝地方でも地域によっては40cmを超える程の大雪で、しかも湿った重い雪だったために、雪かきなどには非常にご苦労された事と思います

明日の昼間までは天気も少し落ち着くようですが、夜から明後日にかけては再び大荒れになりそうです。もうすぐ3月だというのに、本当にウザい雪ですね。早く「春」になって欲しいとつくづく思う猫男爵です

さて、最近テレビを見ていてよく目にとまるCMがあります。それは女優広末涼子が出ている「ドコモ」のCMです

「広末」と「ドコモ」、何となくしっくり来るな~と思ったら、そういえば昔、広末は「ドコモ」のCMに出ていた事を僕は思い出しました

というか、「広末のドコモCM」が実は僕にとっては非常に思い出深いCMだった事をすっかり忘れていました

僕が20代の頃、「ドコモ」の携帯電話を持つ“きっかけ”になったのが、当時の「ドコモ」のCM、確か「501シリーズ」だったと思いますが、そのCMに出演していた広末涼子だったのです

僕が最初に携帯電話を持ったのは22歳の時でした。大学を出て社会人になり、初めて自分の携帯電話を持ったのですが、その時の会社は「デジタルツーカー」でした。その後、「セルラー」の携帯電話を持ち、そして「ドコモ」に切り替えたのは、広末涼子のCMを見て『ドコモにしよう!』と決めたのが始まりまです

当時は10代後半で人気絶頂のアイドルだった広末涼子がCMをしている事、さらには僕の憧れでもある俳優反町隆史が、ドラマの中で「ドコモ」の携帯電話を使っていた事、そんな「安易な理由」から僕は「ドコモ」の携帯電話を持ち始めました

ちなみに反町がドラマで使っていた携帯電話の機種と全く同じ機種を、僕はどうしても持ちたくて、すぐにその携帯電話に機種変しました

それから、かれこれ10年以上の月日が経ちましたが、今でも僕は「ドコモ」の携帯電話を使っています

そんな僕と「ドコモ」の長い歴史の“縁”ともいえる存在の広末涼子は、1996年~2001年まで、「ドコモ」のCMに起用されており、今回は実に11年ぶりの“復活”といったところです

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これは1999年当時の「iモード」のCMですが、さすが若いですね~というかまだ顔が幼い。マジで恋する5年前といったところです(笑)まあ、正確には5年後にも僕は恋はしていませんけどね

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そしてこちらが今放送中のCMです

髪型もロングヘアーをばっさり切り、昔のようにショートにして、なおさら昔の面影がよみがえった感じですよ。でも顔や雰囲気はすっかり大人になりましたそれもそのはず、広末も31歳になったんですからそりゃあ、大人の色気も出て来るはずです

このCMを見て思った事は、やっぱり広末はショートカットがよく似合うという事です

これで広末はポケベル、iモード、スマホとドコモ製品「3世代」のCM出演を果たし、「ドコモ=広末」というイメージをさらに強く印象づけました

話しを携帯電話に戻しますが、皆さんは今お使いの携帯電話はどれくらいの年数使っていますか?

僕は今の携帯電話は6年使っています。これが長いのか短いのか分かりませんが、僕の周りの友達などを参考にすると、長いような気がします

最近は「スマホ」なども登場し、携帯電話もどんどんと進化していますが、僕はどうしても「愛着もあるモノを変えられない」という性分でして、今の携帯電話を手放す事ができません

携帯電話じたいも、どこか調子が悪いわけでもありませんし、機能的にも最低限の事はできるので、変える理由が見当たりません

電池の減りが早くなれば、電池パックを交換すれば済むので、今のところ携帯電話を変える予定は全くありません

もしもこれが、この先10年も20年も使えるのであれば、きっと間違いなく僕は未来でも今の携帯電話を使っていると思います

携帯電話に寿命があるのかどうかは知りませんが、おそらく中のICなどに何らかの故障でも起きない限り、ずっと使えるのかもしれませんね。まあ、その前に付属の部品の在庫が無くなるという可能性もありますけどね

まあ、とりあえず今は僕の側にいつもいる「大切なパートナー」として、これからも今の携帯電話と共に過ごす事にします

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月24日

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「クロッカス」

花言葉は「私を信じてください」です。

「クロッカス」はアヤメ科の秋植球根植物です。春に白色・黄色・紫色などの美しい花を咲かせる人気のある花です。ヨーロッパでは春を告げる筆頭の花として古くから親しまれています。

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2012年2月23日 (木)

NECO’S キッチン♪26

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

久しぶりに激しく雪が降り続いています。1ヶ月近く、ドカ雪から遠ざかっていた十勝地方でしたが、明日の朝起きたら除雪が大変そうです

雪が降れば僕は早朝からの早出出勤になるので、今日は早めの就寝です。この雪は明日は一旦止みそうですが、週末の土日にかけて再び大雪になりそうなので、交通機関を利用する方は十分気をつけてくださいね

さて、そんな雪降る夜は楽しい楽しい料理タイムと行きましょう

今日は久しぶりにあのシリーズ企画『NECO’S キッチン』をお送りします。本家の『MOCO’S キッチン』を僕は毎日楽しみに見ていますが、学ぶべきところがたくさんあります。もこみちさんの料理を見ながら、僕もさらなる「新しいレシピ」の研究に励みたいと思います

それでは今日もあの合言葉でスタートしましょう皆さんもご一緒に、せ~の

『料理は想像から生まれる娯楽です!』

<NECO’S キッチン>~第26回~

皆さんこんばんは、猫男爵です。さあ、今日はどんなリクエストが来ているのでしょうか、早速見てみましょう

猫男爵:今日ご紹介するメールは、ペンネーム「なっつさん」からのリクエストです

なっつさん:はじめまして猫男爵さん。私は都内の大学に通う20歳の学生です。たまに彼氏に料理を作るのですが、ありきたりのものしか作れません。何か彼氏がビックリするような斬新な料理をぜひ教えてください

猫男爵:なるほど「斬新な料理」ですか、ではインパクトのあるあの料理でいきますか

<材料> ほうれん草、玉ねぎ、舞茸、小麦粉、卵、塩、砂糖、バター、生クリーム、コンソメスープ、パルメザンチーズ、黒胡椒、以上です

NECO’Sキッチン♪26

まずは「小麦粉」と「卵」、そこに「塩」と「砂糖」を少々入れてよく混ぜます

NECO’Sキッチン♪26

熱したフライパンに「バター」をひき、先ほどの①を焼きます。生地はなるべく薄めにして、焦げないように気をつけながら弱火で焼きます

NECO’Sキッチン♪26

焼き上がったら、これを細かく切ります。

NECO’Sキッチン♪26

大きさは、だいたいこれくらいでOKです

NECO’Sキッチン♪26

次に「玉ねぎ」「舞茸」「ほうれん草」を「塩コショウ」で軽く炒めます

その間に、「ほうれん草」と「生クリーム」と「コンソメスープ」をミキサーにかけておきます

NECO’Sキッチン♪26

炒めた野菜に、ミキサーにかけた「ほうれん草」を入れて再び温める程度に炒めます

NECO’Sキッチン♪26

先程の細かく切り分けたクレープの上に、「ほうれん草」の野菜炒めをのせて、最後に「パルメザンチーズ」と「黒胡椒」をかければ完成です

『洋風ほうれん草和えのクレープ風包み』今日はこれで決まり

見た目はそんなに食欲をそそるような色ではありませんが、かなりの“インパクト”があります。味は抜群なのでご心配なく

なっつさんもぜひ彼氏さんに作ってみてはいかがでしょうか

さあ、今日の『NECO’S キッチン』はいかがでしたか、楽しんでいただけましたか。レシピ本出版までの道のりは、まだまだ遠い先の話になりそうですが、地道に頭の中で次なる「オリジナルレシピ」を考えることにします

ではまた次回の『NECO’S キッチン』でお会いしましょう

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月23日

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「沈丁花」(じんちょうげ)

花言葉は「不死、不滅」です。

「沈丁花」はジンチョウゲ科の常緑低木で、原産地は中国です。通常は雄の木なので、果実を結びません。香剤になる沈香と丁香の合成で生まれた名前なので「沈丁花」と書きます。

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2012年2月22日 (水)

ようやく開幕!

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

今日は週の真ん中「水曜日」、ということは・・・そうです週に一度のミニバレーの日でした

今日こそはミニバレーがしたいそんな熱い想いで体育館へ足を運びました

今日の体育館はいつもとはうって変わり、意外と空いていました

コートも取れ、人も集まり、今日は遂に、遂に、2012年のMVDミニバレーがようやく開幕しました

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そんな今日のメンバーはHこMきちゃんMみちゃんIくちゃん、そして猫男爵の合計5名でした

今日は2月22日、「2」が「3」つも並んだそんな縁起の良い日に、久しぶりにMみちゃんがMVDに帰ってきましたそれも新妻になって

Mみちゃん、結婚おめでとう

MVDのメンバーが幸せになる事は、メンバーみんなにとってもとても嬉しいですし、幸せな事です

今日はMみちゃんの親友であるMきちゃんとIくちゃんの「ヤングライオンシスターズ」も揃い、Hこと僕のオッサン2人も奮闘し、「3対2」による男爵ボールが久しぶりに行われました

ミニバレーをするのが、昨年11月以来という事もあり、やはり体が思うようには動きませんでした

ブランクと年齢から来る疲労感で今日はグッタリでした。明日の朝が今から非常に怖いです(笑)

2月になり、ようやくスタートできたMVDミニバレーですが、これからもどんどんと毎週熱い戦いを繰り広げていきますよ~

これから季節は春になり、徐々に体が動かしたくなる季節になります。ぜひ、他のMVDメンバーの方も毎週水曜日は体育館に集まり、一緒に汗を流しながら楽しい時間を過ごしましょう

来週の水曜日は2月29日、4年に1度しか来ない記念すべき日です。ぜひ、そんな“閏日”をミニバレーをしながら思い出深い一日にしましょう

さて、ミニバレーを終えた僕は家路を急ぎました

その理由は・・・

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大好きなサッカー観戦です

今日は、五輪出場を懸けた日本五輪代表のアジア最終予選「マレーシア」戦です

前の試合で「シリア」にまさかの敗戦を喫した日本は、シリアに得点数で僅かに及ばず、現在はグループ2位です。グループ1位のみがロンドン五輪への出場権を獲得するわけですから、日本に残された道は、とにかく残りの2戦を大量得点差で勝つことのみです

今こうしてブログを書いている今現在、日本は「4対0」と大きなリードを取っていますが、松木大先生も言っている通り、『点は何点あってもいいです』もっともっと積極的にシュートを打って、得点を重ねて欲しいです

ということで、これから応援に集中しますので、今日はこのへんでドロンすることにします

頑張れ!日本!

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月22日

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「アフェランドラ」

花言葉は「雄々しい」です。

「アフェランドラ」はキツネノマゴ科の熱帯植物で、原産地はブラジルです。熱帯アメリカには約200種も存在します。

僕自身は初めて聞いた名前でしたが、華やかな黄金色の花を咲かせる観葉植物として日本でも人気のある植物のようです。

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2012年2月21日 (火)

青春白書。

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

が1年ぐらい前から“ハマっている”のが、毎週土曜日午後10時からNHK教育テレビで放送されている『新ビバリーヒルズ青春白書』という海外ドラマです

皆さんの中にも、ご覧になっている方もいるかと思いますが、この番組はアメリカで製作された学園ドラマで、ビバリーヒルズにある「ウエストビバリーヒルズ高校」を舞台に、恋に友情に、そして様々な社会問題にと、その「青春」の全てを描いた作品です

日本の高校とはあまりにも差があり過ぎて、文化や風習の違いをまざまざと感じてしまう事も多々あります。薬物、飲酒、お金、盗みなど、次から次へと問題が起き、そのたびにひと波乱もふた波乱も起きるあたりには、見ていてもドキドキハラハラさせられます

そこがこのドラマの“魅力”のひとつでもあるのですが、出て来る登場人物にはそれぞれ個性があり、僕と妻はいつもテレビを見ながら一喜一憂しながら楽しんでいます

実はこの『新ビバリーヒルズ青春白書』が放送される10年程前には、『ビバリーヒルズ青春白書』という前作があり、現在放送されている『新ビバリーヒルズ青春白書』は、この作品と同じ高校を舞台にしており、前作に登場していた人物たちも、現在の作品にも数人登場しています

前作の『ビバリーヒルズ青春白書』は、第1シーズン~第3シーズンまでは高校が舞台だったので『ビバリーヒルズ高校白書』という題名でした

第4シーズンからは高校卒業後のカリフォルニア大学が舞台になったために、『ビバリーヒルズ青春白書』と題名が変わりました。僕が20代の頃に、本格的に見るようになったのは後者の方です。

僕はこの前作の『ビバリーヒルズ青春白書』をずっと見ていた視聴者の1人で、1990年代後半は毎週欠かさず見ていました

この作品の時も、登場人物たちが様々な問題にブチ当たり、それに立ち向かっていくという内容でした。今でも当時の登場人物の顔や名前が浮かんできますが、僕が一番好きだったのはケリーという女の子でした。実はそのケリーは、この『新ビバリーヒルズ青春白書』でも第1シーズンと第2シーズンに登場していました

僕はその懐かしい姿に思わず『ケリーだ!』と声を上げてしまいました

そんな『新ビバリーヒルズ青春白書』は、日本では2010年4月から第1シーズンが放送を開始され、現在は第3シーズンが放送中です

僕と妻が見始めたのは第2シーズンからでしたが、今日は現在放送中の第3シーズンの登場人物を少しだけご紹介しましょう

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この写真に写っているのが、第3シーズンの主な登場人物たちです

後列左から→ナヴィド、シルバー、リアム、ナオミ

前列左から→アニー、ディクソン、エイドリアナです

この7名の他にもたくさんの登場人物がいますが、今日はこの7名にスポットを当てて簡単にではありますが、ご紹介したいと思います

それではまずは、アニーからいきますか

アニーはこの物語の冒頭でカンザスから家族と共にビバリーヒルズに引越してきて、ウエストビバリー高校に転入しました。と同時に、父親もその高校の校長先生として赴任する事になりました。その後、アニーは飲酒運転によるひき逃げ死亡事故を起こし、それが要因で様々な問題を抱える事になります。性格は明朗活発で、「芝居」に強い関心を抱いています

続いてディクソン、彼は幼い頃にアニーの両親の養子になったので、血は繋がっていませんがアニーの兄です(シャレじゃないですよ)。凄く家族想いのところもありますが、秘密ごとを隠せなかったり、行動が軽率だったりと、子供っぽいところも多々あり、恋愛もなかなか成就しません

お次はエイドリアナ、彼女は小さい頃から母親が芸能活動に力を入れていたことから、少し性格が曲がっているところがあり、人より自分が優れているという感覚を持っています。薬物中毒で仲間から距離を置かれる事もありましたが、その後はみんなとの仲は元に戻り、そして歌手として彼女はスターになるのですが、その背景には大きな問題がありました。長い間、ナヴィドと恋人関係でしたが、そんなナヴィドにも愛想をつかされてしまいます

そのナヴィドは、メンバーの中で一番頭がキレる人物です。父親がポルノ映画界の大物プロデューサーで、家は非常に裕福です。エイドリアナが薬物中毒になった時も、他の男の子供を妊娠した時も、献身的に彼女を支え続けました。性格は優しく、友達想いです

続いてはナオミです。メンバーの中で一番のお金持ちで、大のパーティー好きです。自他共に認める恋愛体質で、ひと目見たらすぐに男に惚れてしまいます。お嬢様育ちのため、自己中心的な部分があり、問題を次々と起こすトラブルメーカーです。でもその反面、実はもの凄く友達想いです。

お次はリアム、彼は第1シーズンの途中に高校に転入してきたハンサムな一匹狼タイプの人物です。その背景には幼い頃からの家族問題があったのですが、ナオミやアニー交際するうちに、みんなと打ち解けていくようになります

そして最後は、僕の中では一番のお気に入りの、カワイイ女の子です

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彼女の名前はシルバーです。彼女は前作とこの作品にも登場しているケリーの妹です。シルバーは「双極性障害」という病気になっている事が発覚したりもして、付き合っていたディクソンと別れる事になります。最初は自分のブログで、あたり構わず人を誹謗中傷していたりしましたが、本当は凄く性格が良くて、友達を大切にする女性です

この7名が、『新ビバリーヒルズ青春白書』の中でも特に中心的な登場人物たちです

実はみんな凄く仲の良い仲間である一方で、恋愛関係がかなり複雑に入り混じっています

簡単に過去と現在の恋愛関係を紹介してみますね

<過去の恋愛> 

アニータイ 

アニーイーサン

イーサンナオミ

ナオミリアム

ディクソンシルバー

ディクソンアイビー

シルバーテディ

ナヴィドエイドリアナ

先程紹介した7名の他の名前も何名か出てきましたが、非常に複雑な恋愛関係です

ちなみに現在の第3シーズンで交際中のカップルはと言いますと

<現在の恋愛>

正式に付き合っているのはアニーリアムぐらいで、ディクソンとアイビーは微妙な関係、シルバーとナヴィドとエイドリアナは「三角関係」の状態です

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ちなみにオープニングなどに出て来る「90210」という数字は、ビバリーヒルズの郵便番号です

今日は簡単に『新ビバリーヒルズ青春白書』の事をご紹介しましたが、この短時間でこのドラマの魅力を語る事は難しいです

今日も僕は妻と2人で、第1シーズンのDVDを見ました。見れば見るほど、どんどんハマっていくこのストーリーは本当に最高に楽しいです

もしもまだこの『新ビバリーヒルズ青春白書』を見た事がない方は、騙されたと思ってぜひ今すぐDVDを借りに行ってみてください。きっと後悔はしませんよ

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月21日

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「彼岸桜」(ひがんざくら)

花言葉は「精神美、優れた美人」です。

「彼岸桜」は日本の中西部に多いサクラの一種で、春の彼岸の頃に、葉より先に淡い紅色の可憐な花を咲かせます。主に観賞用に栽植されており、ひと足早い春の訪れを感じさせる花です。

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2012年2月20日 (月)

『アフタースタイル』~カット6~

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

早いもので2月も終盤へと差し掛かってきましたね。今年の冬は暖かい日が少なく、いまだに朝は氷点下20℃近い寒さに、体を震わせています

寒いとどうしても家にいる時間が多くなりますが、皆さんもご存知の通り僕はテレビドラマが大好きなので、特に冬は「ドラマ三昧」になってしまいます

今クールは竹内結子主演の『ストロベリーナイト』が一番好きなドラマで、毎週火曜日の放送を楽しみにしています

今日は月曜日ですから、「月9」の『ラッキーセブン』を見ることにしますが、それに負けないように、例のあの「連続ブログ小説」を今日もお送りしたいと思います

今日も作者(僕)が、何とか原稿を締め切りに間に合わせてくれましたので、予定通りにお送りすることにします

それでは連続ブログ小説『アフスタ』の第6話を早速見てみましょう

『アフタースタイル』 脚本・演出:猫男爵

<CAST>

大澤怜雄:滝沢秀明

町村真奈美:加藤あい

南條茜:綾瀬はるか

望月龍平:小栗  旬

町村功治:渡辺いっけい

町村由紀:岡江久美子

藤堂弥生:天海祐希

上田達也:妻夫木聡

大澤すみれ:菅野美穂

小峰健太郎:竹野内豊

馬場勝一:橋爪  功

野中隼人:松坂桃李(ゲスト出演)

丸山彩香:藤本  泉(ゲスト出演)

実松裕司:香川照之(友情出演)

※この「連続ブログ小説」はフィクションであり、登場する人物・名称等は全て架空のもので実在しません。

☆カット6☆ 殴れない男

<前回までのあらすじ>

幼い頃に両親を交通事故で亡くし、父と同じ美容師の道を志した主人公の大澤怜雄は、その天性の才能を活かし、都内有名美容室「アクア」のNO・2にまでのぼりつめた。しかし、怜雄は突然「アクア」を辞めて、両親が経営していた美容室を再開させる事にした。

縁があってアシスタントとして南條茜を雇う事になった怜雄のもとには、なぜか様々な「心の悩み」を抱えたお客が訪れる。怜雄は髪を切りながらも、お客が心から笑って帰る事ができるように、お客の「心の悩み」を見事に解決していく。

そんな怜雄のもとに、今日もまたお客が訪れようとしている。

都内の某所にある大澤怜雄が経営する美容室「janus」の隣りには、怜雄の幼なじみの町村真奈美の父親である町村功治が経営する本屋があった。その日も町村家は、いつものように騒がしい朝を迎えていた。

『真奈美、早く行かないと仕事遅れるわよ!』真奈美の母親の町村由紀の声が聞こえた。

『わかってるわよ、もう!私が朝は苦手なの知ってるでしょ。』真奈美は少し怒りながら答えた。

『これじゃ、お嫁に行っても苦労するな・・・』功治は小声で呟いた。

『えっ?何っ?』真奈美は少し苛立った口調で功治に尋ねた。

『いや何でもない。ところで真奈美、お前、怜雄とは仲良くやってるか?』功治は探るように真奈美に聞いた。

『仲良くって?普通だけどどうかした?』真奈美は不思議そうに首を傾げた。

『いや別に何でもないけど、怜雄は何も言ってなかったか?』功治はまた探るように尋ねた。

『別に何も聞いてないけど・・・何なの?』真奈美は眉間にしわを寄せた。

『いや何でもないんだ、なあ母さん。』功治は由紀に助けを求めた。

『え、ええ・・・』由紀は思わず言葉に詰まってしまった。

『何かおかしい、何を2人で隠してるの?教えなさいよ!』真奈美は2人に詰め寄った。

『だから何でもないって。』功治は必死にそう答えた。

その時、お店の前を通り掛かったのは怜雄の姉の大澤すみれだった。

『あれ、チーフどうしたんですか?』すみれの事に真っ先に気づいたのは真奈美だった。

『おはよう真奈美ちゃん、ちょっと怜雄の顔でも見てから仕事へ行こうと思ってね。』すみれは少し微笑みながら答えた。

『そうですか。』真奈美は少し不思議そうな顔をした。

『おじさんも、おばあさんも元気ですか?』すみれは功治と由紀に声をかけた。

『俺達はこの通りピンピンしているよ、それより真奈美がいつも世話になってすまんな、すみれちゃん。』功治はすみれに優しく語りかけた。

『いえ、とんでもないですよ、こちらこそ真奈美ちゃんに助けてもらっています。』すみれは功治にそう答えた。

『お世辞でも嬉しいよ、そんな事を言ってくれて。』功治はすみれに御礼を言った。

『すみれちゃんも元気そうね。』由紀が遅れてすみれに話しかけた。

『おばさんも相変わらず若いね。』すみれは笑顔で由紀に声をかけた。

『そんな事ないわよ、もうすっかり歳を取ってしまって。すみれちゃんも、たまには家に遊びに来てね。』由紀はすみれにそう言った。

『はい、わかりました。それじゃ失礼しますね。』すみれは微笑みながら3人の前をあとにした。

すみれは程なくして「janus」に着き、玄関の前に立ち、チャイムを鳴らした

少し時間をおいてから扉が開いた

『あれ?姉ちゃん!どうしたのこんなに朝早くに。』開いた扉から出てきたのは怜雄だった。

『ちょっと近くに朝から行く用事があったから。それより怜雄、何か前のお店で働いていた時よりも顔がイキイキしてるね。』すみれは扉を閉めてお店の中に入り、そして怜雄の顔を見ながらそう言った。

『姉ちゃんこそ仕事頑張ってるみたいだな、見たよ雑誌。』怜雄はそう言った。

『そんな大した事はしてないけどね。』すみれは少し下を向きながら答えた。

『ありがとうな姉ちゃん、この前、姉ちゃんがバーで俺に行った言葉の意味、俺やっとわかったよ。』怜雄は少し恥ずかしそうに言った。

『そうみたいね、その顔を見ればわかるよ。』すみれは微笑んだ。そしてすぐに口を開いた。

『怜雄、万年筆どうもありがとうね、気の利いた事してくれるじゃないの。』すみれはさらに笑顔でそう話した。

『別に大した事じゃないよ、あれは姉ちゃんが持っているべき物だからさ。』怜雄はそう言った。

『でも、龍平君に頼む事は無いんじゃない。』すみれは少しだけ口を尖らせた。

『いや、それはさ・・・』怜雄は困った表情を浮かべた。

『怜雄にも照れくさいとか、そういうのあるんだね。』すみれは笑顔を見せた。

『いいだろそんなの、それよりこんな所で油売っている場合か?仕事遅れるぞ。』怜雄はそう言いながら話しを誤魔化した。

『あっ、本当だ!』すみれは腕時計を見ながらそう言った。

その時、お店の扉が開いた

『あれ?えっ?もうお客さん来てたんですか、すみません遅れてしまいました。』そう言いながら入ってきたのは、怜雄のもとでアシスタントとして働く南條茜だった。

『茜ちゃん違うよ、この人は俺の姉貴だよ。』怜雄はすぐにそう答えた。

『えっ?お姉さん?』茜はキョトンとした顔をした。

『はじめまして、あなたが茜さんね、キレイな子ね。』すみれは笑顔で茜に話しかけた。

『そんな、とんでもありません。』茜は照れくさそうに答えた。

『怜雄にコキ使われてない?大丈夫?何かあったらすぐに私に言ってね。怜雄をぶっ飛ばしに来るから。』すみれは冗談を交えて茜に話しかけた。

『姉ちゃん!』怜雄はすみれを睨みつけた。

『冗談、冗談、茜ちゃん本当に何かあったら何でもいいから私に言ってね。』そう言って、すみれは鞄から自分の名刺を取り出して茜に手渡した。

『は、はい!』茜は嬉しそうに答えた。

『それじゃ行くね、またね怜雄。』そう言いながら、すみれは店の扉を開いた

『おう、またな姉ちゃん。』怜雄の顔は嬉しそうだった。

その頃、都内有名美容室「アクア」のオーナー藤堂弥生は、美容師の上田達也を連れてある場所へ来ていた。

『何なんですがオーナー!休みの日に呼び出したかと思えば、いきなり俺をこんな所へ連れてきて。』上田は少し不機嫌だった。

『あなたに紹介したい人がいてね、怒るのはその人に会ってからにして。』藤堂は冷静にそう答えた。

2人が椅子に座るその部屋の一室にその時、1人の男が入ってきた

『ゴメン、待たせたな。』声の主であるその男は、藤堂の知り合いの実松裕司という人物だった。

『いいえ、突然お邪魔して申し訳ありません実松さん。』藤堂は丁重に挨拶を交わした。

『お前が直々に来るなんて珍しい事だから、吹っ飛んできたよ。』実松は笑ってそう言った。

『ありがとうございます。』藤堂は頭を下げた。

『で、なんだ用件は?』実松の顔から先程までの笑顔は消えた。

そんな実松の表情を見て藤堂が口を開いた。『彼は私のお店で働く、上田達也と申します。』

藤堂に続き上田も口を開いた。『はじめまして、上田と申します。』

『君の事はよく知っているよ、雑誌でも取り上げられていたし、今凄く人気のある“カリスマ美容師”とか言うやつだろ?』実松は上田の事を見ながらそう言った。

『ええ、まあ・・・』上田は小声で答えた。

『で、そのカリスマ君がどうかしたのか?』実松は藤堂に尋ねた。

『実は、彼を実松さんのお店で雇って貰えないでしょうか?』藤堂は真剣な表情で実松の目を見た。

『うちで?』実松は驚きながら答えた。

『ちょ、ちょっと待って下さい、何を言っているんですかオーナー!俺は何も聞いてないですよ。』上田は藤堂の方を見た。

『あなたには内緒にしていたけど、そろそろあなたは「アクア」を出た方が良いと思ってね。』藤堂は上田にそう言った。

『そんな勝手な・・・』上田はうつむきながら呟いた。

『藤堂、いくら俺とお前の仲でも、世の中には礼儀っていうものがあるぞ。いきなり尋ねてきて、どこの馬の骨か知らん奴を雇ってくれって言われても、それは筋が違わないか?』実松は藤堂にそう投げかけた。

『勿論です、そんな事は重々承知しています、それを承知の上でお願いしているんです。今すぐにとは言いません、時間ならいくらでもお待ちします。でも彼は、上田は「アクア」ではなく、あなたの店「ラッシュピース」に必要な存在だと私は確信しています。』藤堂は少し強い口調でそう実松に訴えかけた。

『ラッシュピースって・・・』上田はその言葉に反応した。

『そうか・・・良しわかった、お前がそこまで自信をもって推薦するなら、ちょっと考える時間を俺にくれ。』実松は少し考えたのちに、藤堂にそう返事をした。

『はい、ありがとうございます。』藤堂は喜んだように頭を下げたが、その顔には何かを企んでいるような表情が見えた。

『じゃあ、俺は時間ないから退席させてもらうよ、悪いな。』実松はそう言い残し、部屋を後にした。

『オーナー!どういう事ですか!「ラッシュピース」って、あの世界的に有名な美容室の「ラッシュピース」の事ですよね?』上田はすぐに藤堂に質問を投げかけた。

『そうよ、彼はそのお店のオーナー実松裕司よ。』藤堂はそう答えた。

『俺がそこで働けるんですか?』上田は気持ちが早っていた。

『そういう事よ、あなたも「アクア」で骨を埋める気はないでしょ?』そう上田に話す藤堂の目は何か異様な感じだった。

その頃、「janus」ではお客が訪れ、店の扉が開いた

『いらっしゃいませ。』いつものように怜雄がお客を迎え入れた。

『あっ、予約してたんだけど。』やや荒い口調で、そう言いながらお店に入ってきたのは、野中隼人という茶髪にピアスをした若者だった。

『野中隼人さんですね、どうぞこちらへ。』怜雄は野中を店内に案内した。

『今日はどのように致しましょう。』野中を椅子に座らせた怜雄は、野中に言葉をかけた。

『髪を染めてくれ、なるべく明るく派手な感じで。あと、伸びているところを適当にカットして。』野中はぶっきら棒な口調でそう言った。

『承知しました。』怜雄はそんな野中の言葉にも丁寧に対応した。

『ここ、煙草吸ってもいいの?』野中はそう尋ねてきた。

『申し訳ありませんが、うちは禁煙なのでご遠慮願いますか。』怜雄は野中にそう答えた。

『チェッ!』野中は面白くなさそうに舌打ちをした。

その時、後ろで2人の会話のやり取りを聞いていた茜が怜雄の服の袖を引っ張り、奥に連れて行きこう言った。『怜雄さん、何かあの人、凄い怖い感じで嫌なんですけど・・・』

『大丈夫だよ、何もしないよ、彼はただのお客さんだよ。』怜雄は笑顔で茜にそう言った。

『おい、何をごちゃごちゃ喋ってるんだよ、早くやれよ!』野中は強い口調で怒鳴った。

『申し訳ありません、今すぐに準備しますので。』怜雄は丁寧に返答した。

カラーリングの準備をしながら怜雄は、椅子に座っている野中に鏡越しに話しかけた。『失礼ですけど野中さんは、何歳なんですか?』

『あっ?何だよ、歳なんか聞いてどうすんだよ、それに名前で呼ぶなよ、馴れ馴れしいな。』野中は不機嫌な感じで答えた。

『すみません、お客さんを名前で呼んでしまうのは、癖なんですよ。』怜雄が苦笑いを浮かべてそう言ってまもなく、野中は小声で呟いた。

『22・・・』

『はい?』思わず怜雄は、その声を聞きなおした。

『だから22だよ、それがどうかしたか?』野中がそう言った。

『そうですか22歳ですか、いえ僕にもね、そんな若い頃があったな~と思って。』怜雄は感慨深げに話した。

『何言ってるんだよ、さっきから変なヤツだな、さっさと仕事しろよ!』野中は少しトーンを抑えながらも怜雄にそう言った。

『申し訳ありませんね、今すぐやりますから。』怜雄は笑顔でそう野中に言った。

数十分後、カラリーングが終わり、怜雄は椅子に座りながら本を読んでいる野中に声をかけた。

『こんな感じでどうでしょうか?』

『はあ?何だよこの色?真っ黒じゃないか!俺は明るくしてくれって言ったんだよ!』野中は間髪入れずに怒鳴った。

『はい、だから明るくしました。』怜雄は優しい口調で返答した。

『お前、舐めてるのか!俺を少年院あがりだと思って!』野中は思わず立ち上がり声を荒げた。

『えっ?野口さんは少年院に入っていたんですか?そうは見えませんでしたけど。』怜雄は冷静にそう答えた。

『お前な、どうしてくれるんだよこの髪!早く染め直せよ!』野中は怜雄に激しい口調で詰め寄った。

『あなたには、わからないかもしれませんけど、あなたにとってはこれが一番明るい色です。心の中はもっと暗い色で沈んでいるから・・・』怜雄は真剣な顔でそう答えた。

『な、何を言っているんだよ、お前?正気か?』野中は心の中を悟られたのを隠す様に、たじろぎながらもそう言った。

『その拳で何を守ろうとしたんですか?もし僕で良かったら、話しを聞きますよ。』怜雄はそう野中に語りかけた。

『・・・・・』野中は下を向き、少しの時間何かを考えていたが、怜雄に対して口を開き始めた。『あんた、人を本気で愛した事はあるか?』

先程までの威勢の良さは消えた野中の問いに、怜雄は答えた『はい、ありますよ。』

『そいつのためなら死ねるか?』野中はさらに問いかけた。

『いえ、それはできません。死んでしまったら、その人を守る事はできないから。』怜雄はそう答えた。

『ふん、そうか、わかった。あんたなら話してもいいよ、きっと俺の気持ちを理解してくれそうだから。』野中の顔が少し穏やかな顔になった。

そして野中は椅子に深く腰を掛け、怜雄に語りかえるように話し出した。

『あれは今から5年前、俺が17歳の時だった・・・』野中は目を瞑り、回想していた。

『俺は当時、ボクシングで日本チャンピオンを目指し、毎日厳しい練習に励んでいた。ジムの社長からは大きな期待をかけられ、日本ランクも徐々に上がっていき、俺の中で本当にぼんやりだけど、日本チャンピオンというものが現実に見えてきた、ちょうどそんな頃に事件は起きたんだ。』

野中は自分の過去を話だした。

『俺には当時、同じ年の彼女がいたんだ。彼女は凄く献身的で、いつも俺を縁の下から支えてくれていた。たまにジムに来て、俺のトレーニングが終わるまで待っていることもあった。でも・・・』

そこで野中は言葉に詰まった。

『どうしたんですか、その彼女と何かあったんですか?』怜雄は優しく問いかけた。

その怜雄の問いに小さくうなずき、少し間をおいて野中は再び話し出した。

『ある日、同じジムでトレーニングしていた俺の同僚が、俺の活躍を嫉み、彼女を・・・彩香を暴行したんだ・・・俺が彩香の姿を見つけた時、彩香は脅えて俺が体に触れる事も拒んだんだ・・・』野中は拳を握りしめながら必死に話した。

『ひどい・・・』怜雄の後ろで話しを聞いていた茜が呟いた。

苦しさに堪えながらも野中は再び話し出した。

『俺はそんな仕打ちを耐える事などできなかった、そいつをボコボコに殴り、気がつくとそいつは死んでいた・・・』野中は少し声を震わせた。

『裁判では、そいつが彩香にした行為の事もあり、俺の気持ちを理解してくれる裁判官もいた、でも人を殺した事は曲げられない事実で、俺は少年院に送られる事になった。』

野中は天を仰ぎ、呼吸を整え、再び怜雄に話し出した。

『少年院でのマジメな態度が認められ、俺は2年半で出てこられた。その時俺は、もう2度と人は殴らない、そう心に決めたんだ。』野中は真剣な眼差しで、鏡越しに怜雄を見つめた。

その目を見て、怜雄が野中に尋ねた。『出所して、彼女には会ったんですか?』

『俺は塀の中にいる間、ずっと彩香の事だけを思っていた。彩香も月に1回は必ず面会に来てくれていたし、少年院を出たら2人で暮らそうと約束もしていた。』野中は当時の事を思い出しながら話した。

『でも、いざ出所すると、俺は彩香に会いに行けなかった・・・俺が世間で認められるのか、彩香は俺といる事で、いつも後ろ指を指されるんじゃないか・・・そう思うと、彩香のもとに行く事ができなかった・・・』野中は再び拳を握りしめたまま下を向き、そしてまた話しだした。

『俺は彩香との約束を破り、彼女に会う事すらせずに、2年もの月日を過ごしてしまったんだ・・・・俺はどうしようもない最低な男だ。』野中は思わず弱音を漏らした。

その時、ずっと黙って話しを聞いていた怜雄が、拳を握りしめて野中に殴りかかった。

『本当にあんたは最低な男だな!』

『バシッ!

『痛て~な!何すんだよ!』殴られた野中は怜雄は睨んだ。

『殴り返して来いよ、どうした!』怜雄は野中にそう言った。

『やめて、怜雄さん!』茜が思わず声を荒げた。

『何すんだてよ、てめえ調子に乗るんじゃなねえぞ!』そう言いながら野中は立ち上がり怜雄に詰め寄った。

『・・・・・』しかしそこから野中は動けなかった。

『どうした殴らないのか、来いよ!』怜雄はさらに野中にそう言った。

『できない・・・』野中は拳を握りしめながらそう呟いた。

『どうしてだ?』怜雄が野中に尋ねた。

『できないんだよ人を殴る事が・・・怖いんだ・・・』野中は悲痛な表情になった。

『殴ればまた彩香を1人にしてしまう・・・』

そんな野中に怜雄は話し出した。

『そうだろうな、今のあんたには彩香さんを守る事なで到底できないだろうな。そんな抜け殻のようなヤツには。』怜雄は野中に厳しい言葉をかけた。

『俺は・・・』野中は今にも泣き出しそうになった。

怜雄はそんな野中に再び話しかけた。

『人をただ暴力に任せて殴る事は間違っている、でも、大切なものを守るために、人は時には拳を振り上げなきゃならないこ事もあるんじゃないか?それは拳だけじゃない、心でもできる。本当に大切なものを守るためには、恐怖に負けていてはダメだ!勇気を出して、立ち向かっていかなきゃ!』

怜雄のその熱い言葉に下を向いていた野中は、顔を上げ怜雄の顔を見つめた。

そんな野中に怜雄がまた口を開いた。

『何のために、彩香さんはあんたが出てくるのを待っていたんだ?あんたその事を考えた事はあるか?一番辛かったのは誰だったのかを。あんたが守れないと思っていた彩香さんは、ちゃんとあんたに守られていたし、逆に彩香さんは一生をかけて、あんたを守ろうとしていたんだぞ。わかるか!』怜雄は真剣な顔で声を少し荒げて話した。

『彩香・・・』野中は小さな声で呟いた。

『ほら、俺を殴れよ、髪の色が気に入らないんだろ、殴って俺の心はこんな色じゃないって俺に言って見れよ!』怜雄は激しい口調で言った。

『どうした、来いよ!』

『ちくしょー!』

『バシッ!

野中は握った拳を怜雄の顔目掛けて振りかざした。

『殴れたじゃないか、その拳と“ここ”でちゃんと彩香さんを守ってやれよ!』怜雄は野中の胸の辺りを指差し、そう言った。

『あんた、どうしてそこまでして、俺の事を・・・』野中は怜雄に尋ねた。

『目だよ、あんたの目と同じ目をしていたヤツを俺は知っている。そいつは今、俺の一番の親友でね、そいつも17の時、喧嘩に巻き込まれた同級生を守ろうとして、相手が持っていたナイフで誤って相手を刺してしまって、少年院送りになったんだ・・・全く理不尽な話だけど、時には世間というものは、何の罪も無い人にも、そういう仕打ちをする事もある。』怜雄は一言一言、想いを込めてゆっくりと話した。

『そいつは少年院を出てきて美容師を目指したんだ、俺はそこで初めてそいつと出会ったんだけど、その時の目は今のあんたの目とそっくりだった。自分から未来を見ようとしない目をしていた。』

怜雄のその話に茜が思わず声を出した。『それって、龍平さん?』

『ああ、そうだ。』怜雄は茜に答え、そして再び話し出した。『でも、そいつは今、立派に自分の人生を歩んでいるよ、未来を自分で作るためにね。』

『未来を自分で作る?』野中は怜雄の言葉に思わず呟いた。

『そう、あんたにだってそれはできるさ、これからどんな事があってもね。』怜雄は優しく答えた。

『どんな事があっても・・・』野中はその言葉を繰り返し呟き、そして怜雄に尋ねた。『あんた名前は?』

『俺は怜雄、大澤怜雄だ。』

『怜雄さん、あんたに助けられた。俺、彩香に会いに行くよ、彼女が俺の事をどう受け止めてくれるかわからないけど、でもまず俺は彼女に会いに行かなければならない。そうしないと何も始まらない・・・』野中の顔は優しい顔になっていた。

『そうだな、それがまず最初の一歩だな。頑張って行って来いよ。』怜雄は野中の肩を叩いた。

数分後、野中は会計をするためにレジの前に立っていた。

『怜雄さん、あんたの美容師の腕が凄いのかどうかは正直俺にはわからない、でも1つだけ言える、あんたは俺の命の恩人だ、ありがとう。』野中はそう怜雄に話した。

『そんな事を言ってもらえて嬉しいよ、だったらその大切な命、幸せな人生に変えてみろよ。』怜雄は最後に野中にそう話した。

『ああ、わかったよ。』そう答える野中の顔は、つい1時間前に店に入ってきた時とはまるで違う、優しい表情だった。

「janus」を出た野中を怜雄と茜は、見えなくなるまで見送っていた。そんな2人を道路の反対側の道から見つめる1人の老人がいた。それは怜雄の競馬仲間の馬場勝一だった。

数日後、怜雄と茜はとあるボクシングジムの前にいた。遠くからガラス越しにトレーニングをする野中の姿が見えた。

『怜雄さん、あれ野中さんですよね?ボクシングもう一度やり始めたんですね。』茜がそう言った。

『そうみたいだな。』怜雄は嬉しそうな顔でそう言った。

すると野中が、トレーニングを止めてこちらを見ながら外へと出てきた。

『あれ?気づかれちゃいましたかね。』茜がそう言った時、2人の横を1人の女性が通り過ぎて行った。

『違うよ茜ちゃん、あいついはほらそこの彼女の方を見てたんだよ。』怜雄は微笑みながらそう言った。

そして2人が送った視線の先には、楽しそうに言葉を交わす野中と、丸山彩香の姿があった。

『あれが彩香さんなんですね、元に戻れたんですね。』茜がそう言った。

『これからが始まりだ。』怜雄はそう言うと、見つめていた野中と彩香に背を向けて歩き出した。

『ちょっと怜雄さん、野中さんに会って行かないんですか!』茜が大きな声を上げる中、怜雄の顔には笑顔が溢れていた。

その頃、喫茶店「ケンタロウ」では店主の小峰健太郎がいつものように暇そうにコーヒーカップを磨いていた。

その時、お店の扉が開く音がして、1人の髪の長い女性が入ってきた

『いらっしゃいませ。』低い声で健太郎がそう言った。

『ここに来たら、大澤怜雄に会えるって聞いたんだけど、彼はいる?』

そう言葉を発したその女性は「アクア」のオーナー藤堂弥生だった

~to be continue~

さあ、いかがでしたか今回の「アフスタ」はとても長編になりましたが、楽しんでいただけましたか?

また1人、怜雄のお店を訪れたお客が笑顔を取り戻して帰っていきましたね。気がつけば次回は早くも「第7話」です。徐々に物語も終盤へと差し掛かっていきますが、果たしてどんな展開が待っているのか、乞うご期待です。作者(僕)が原稿を、来週も締め切りに間に合わせる事を祈っていて下さいね

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月20日

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「黄梅」(おうばい)

花言葉は「恩恵、優美」です。

「黄梅」はモクセイ科の落葉低木で、中国を原産地とする観賞植物です。茎の若い部分は緑色で四角く、上部は垂れているのが特徴です。

黄金色の花の形が「梅」に似ているので「黄梅」と名付けられたそうで、中国では「この花が咲くと春が近い」という事で「迎春花」とも呼ばれています。

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2012年2月19日 (日)

バカ画伯~エピソードゼロ~

こんにちにゃ~ 北の猫男爵です

今日は天気も良く、非常に穏やかな日曜日ですね。僕は仕事が休みなので、洗車に行ってきました

冬の洗車は寒くて大変ですが、冬道を走っていると道路に巻かれた凍結防止剤(塩化カルシウム)で車が真っ白になるので、多少の寒さは我慢して洗車をしないとなりません

雪国でない方の中には『道路にどうして塩化カルシウムが巻かれているの?』とお思いの方もいるかと思いますが、塩化カルシウム略して「塩カル」には吸湿性があり、水分を吸収しそして自らも液化する作用があるので、路面の凍結防止には最適なのです

「塩カル」が巻かれた道路は凍結していないので、車を運転する側にしてみれば、怖い思いをせずに済むので、非常にありがたい話です

ただ問題なのは、この「塩カル」は言うなれば「塩」なわけですから、金属などを錆び付かせる作用もあります。海沿いの街の車がよく錆びているのはこの影響です

ですから、冬に「塩カル」が巻かれた道路を走った後は、マメに洗車をして「塩カル」を水で中和しなければ、車が錆びでしまう要因になってしまいます

なので僕は、天気の良い日を見ながら、仕事が休みの日にはなるべく洗車をするようには心がけています

本州の方で、もしもこれから雪国に引越してくる予定のある方は、一応この「塩カル」の話しを頭に入れておいて下さいね

さて話しは変わりますが、数日前、僕の携帯電話に友人のAい君(元氷屋さん)から一通のメールが届きました

メールの内容はと言いますと、Aい君が自宅の押し入れの中を片付けていたら、懐かしいものが出てきたという内容でした

そして一緒に送られてきたのがこの写メでした

バカ画伯〜エピソードゼロ〜

『ガチャピン&ムック』と書かれていることから、きっと「ガチャピン」「ムック」なんでしょうね(笑)

正直、最初この絵を見た時、この絵は誰が描いたものかピンと来ませんでした。でもこの絵の作者は何を隠そう、僕です

皆さんもご存知の通り、僕は「バカ画伯」と呼ばれるほど、全く絵のセンスがありません。それは僕自身もよく理解しているところです。でも、この絵を見た時『変だな・・・僕の絵にしたら上手だよな・・・だから僕が書いた絵じゃないな。』と思ったのです

しかし、どう見てもこの絵は世間一般的にはかなりの下手な絵です。僕は少し時間がかかりましたが、これが自分の絵だということを思い出しました。

Aい君が見つけた一冊のノートに描かれたこの絵を、僕にメールしてくれたのには理由があり、以前『アメトーーク』の「絵心ない芸人」でチュートリアルの徳井が「ゴリラの絵」を描いて、その時の「ゴリラ」がズボンを履いているかのように、「足」と「胴」が分かれていたんです。

それが僕が描いた「ムック」と同じで、あまりにもおかしくて僕にメールをしてくれたのです

徳井は番組内で他の出演者に『ズボン履いているよね?』とツッコまれ、『履いていません!』と固持していましたが、僕も自分が描いたムックについては自信を持って断言できます

『履いてません!』(笑)

ちなみにこの絵を描いたのは、今から8年ぐらい前のことになるんすが、まだAい君とAいちゃん(元氷屋妻さん)が結婚する前に、2人が住む家に遊びに行った時に、みんなで絵を描いて遊んだのですが、そんな懐かしい代物が出てきたみたいです

ちなみにこの時、その場にいた他のMVDメンバーはSんでぃNおHこRえMさでしたが、みんな憶えていますか?

Aい君が、その時僕が描いた他の作品も写メで送ってくれましたので、今日はその名作を合わせてご紹介しちゃいます

まずはこれです

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『クレヨンしんちゃん』 作:猫男爵

この絵を見て「クレヨンしんちゃん」と答えれる人は、果たしているのでしょうか?多分いない思いますが、これはまだまだ序の口です

続いては時代を象徴する作品です

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『小泉首相』 作:猫男爵

何となく分からなくもないですよね(笑)この頃の首相が小泉首相でしたから、8年前という時代を物語っていますね。

そして最後の絵ですが、これは今までご紹介した絵とは“格”が違う絵ですどうぞご覧下さい

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『ミッキーマウス』 作:猫男爵

自分で言うのも何ですが、怖すぎます(笑)Aい君いわく、「神」の領域だそうです(笑)

僕には「ミッキー」がこういう風に見えているのか?と思う方もいるかと思いますが、あくまでもこれは絵のセンスが無いだけで、みんなと同じように「ミッキー」は僕の目には映っているので、ご心配なく(笑)

何だか久しぶりに愉快な絵たちを見ていると、また「絵心対決」をやりたくなってきました。今度のMVDのイベントの時にでも、やっちゃいますか

その時は、8年前よりは少しは僕の絵の腕前も上達していることを祈ります

今日は「バカ画伯」が誕生した瞬間とも思われる思い出話をさせていただきました。

まさに、バカ画伯~エピソードゼロ~です

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月19日

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「菫」(すみれ)

花言葉は「小さな幸せ、誠実、愛」です。

「すみれ」はスミレ科の多年草で、春に濃い紫色の花を咲かせます。愛らしいその姿から、西洋では「バラ」や「ユリ」と共に聖母に捧げた特別な花で、誠実と謙譲を象徴していると言われています。

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2012年2月18日 (土)

オバQもビックリ!

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

僕は子供の頃から「白いご飯」が大好きな子供でした。それは大人になった今でも変わることはありません。

「パン」や「麺類」ももちろん好きなのですが、やっぱり「白いご飯」が一番好きです。極端な話、「オカズ」が無くても「ご飯」だけでも何杯でもお代わりできちゃいます

最近は僕もそれなりに歳を取ったので、あまり食事の時に「ご飯」をお代わりするということは無くなりましたが、成長期や20代前半の頃は平気でお茶碗に3~4杯は食べてました。しかもお茶碗に“てんこ盛り”で(笑)

子供時代の僕の頭の中では、漫画の『オバケのQ太郎』でQ太郎が食べている、もの凄い“てんこ盛り”が憧れでした。今はとてもあんな量は食べれませんけどね

『オバケのQ太郎』のような、漫画の世界でしかあり得ないと思われていたその“てんこ盛り”が、実は現実の世界でも存在するというニュースを目にしました

皆さんは「もっそう飯」というものをご存知ですか?

僕は今回初めて聞いた言葉なのですが、これは石川県輪島市に古くから伝わる伝統行事のひとつで、その由来は「年貢に苦しむ農民が年に一度、隠れて作った米を満腹になるまで食べた事が始まり」とされています

言葉だけでは上手く伝わらないので、写真をお見せしましょう

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出たっウワオッ何じゃこりゃ~

僕の想像をはるかに超える量でした。まさに「オバQ」並みの量です

「もっそう飯」の「もっそう」とは漢字で書くと「物相」という字で、「ご飯」の型抜きのことを言い、「相」は木型のことで同じ形のものをたくさん作るための木枠というわけです

辞書などで「もっそう飯」の意味を調べると、「牢獄で囚人に与えた盛りきりの飯」という意味もあるようですが、伝統行事としての「もっそう飯」の方を僕は取ることにします

石川県輪島市では、今年も地区の人たちが集まり、この伝統行事が一昨日の朝に行われたそうです

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お茶碗に盛られたこの「ご飯」はいったいどれくらいの量だと思います?

何と、5合だそうです

今年当番に当たった家では午前4時から準備を始め、炊き上がったアツアツの「ご飯」を「もっそう」と呼ばれる筒状の木枠に入れて、お椀に盛り付けました

こうして完成した「もっそう飯」は、実はみんなで食べるというわけではなく、あらかじめ参加者を募り、完食できるかチャレンジするようです。ちなみに今年の参加者は13名いたそうですが、誰ひとり完食はできなったそうです

挑戦が終わった後は、みんなで残った「ご飯」を重箱などに詰めて持ち帰り、この伝統行事は無事に終わり、また1年後に行われるそうです

「もっそう飯の量が5合」と聞き、僕は食べれそうに思えましたが、この写真を実際に見るとちょっと無理っぽいです

これを食べきれる人は、大食いの人か、あるいは力士やプロレスラーぐらいですかね

大好きな「オカズ」をズラっと並べてそれと一緒に食べれば、僕も何とか半分ぐらいはイケそうな気もしますが・・・でもやっぱり胃が耐え切れないかな

これには、さすがの「オバQ」もビックリです

Q

ねっ(笑)

なにわともあれ、「白いご飯」を美味しくいただけることは幸せなことです。本当に感謝しなければいけませんね

「ご飯」大好きな僕は、明日も「ご飯」を食べるのが今から楽しみです

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月18日

0218

「蒲公英」(たんぽぽ)

花言葉は「思わせぶり」です。

「蒲公英」はキク科の多年草で、全世界に広く分布しています。日本では北海道から九州までの広い範囲で、野原や道端で自生し、その種類だけで10種類以上もあります。一般的に「たんぽぽ」と言えば、「カントウタンポポ」のことを指すそうです。

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2012年2月17日 (金)

冒険家。

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

今日も朝は非常に冷え込みましたね。まだまだ今後も寒い日が続きそうですし、さらには全国的に大流行のインフルエンザがかなりの猛威をふるっているようなので、皆さんも十分に気をつけてくださいね

今朝、テレビをつけると、昨日の夜に起きたJR石勝線での貨物列車の脱線事故という大きなニュースが飛び込んできました

この事故の影響で、石勝線では復旧のめどが立たず、およそ5千人の足に影響が出ているそうです

昨年も「スーパーおおぞら」の脱線事故という大きな事故が起きたばかりですが、これだけ事故が続くと、とても不安な気持ちになりますよね

僕も仕事やプライベートで札幌に行く際には、よく利用するのでとても不安でなりません。まずはきちんと原因を究明し、2度とこのようなことを繰り返さないことを、JR北海道さんに強く訴えかけたいです

どんな「乗り物」もそうですが、自分の「命」をある意味あずけて乗っているわけですから、運行する側は大切な「命」をあずかっているということを、まずは再認識していただきたいです

さて、話しはガラっと変わりますが、先日僕はまたちょっと“変わった”というか、面白おかしい夢を見ました

夢の中で僕は自分の家にいました。

我が家に世界的に有名な冒険家が来るということで、Aゆはその出迎えの準備をしていました

なぜかその“冒険家”とやらが、『僕に会いたい。』と言っているというのが夢の中でのストーリーでした

僕が家の中でその冒険家が来るのを待っていると、家の外で『冒険家が着いたぞ!』という近所の人の声が聞こえました。

なぜか冒険家が来ることを聞きつけたテレビ局も、大きなカメラを抱えてスタンバイしていました

そして僕が2階の窓から下を覗き込んだ瞬間、大きなリュックを背負った男の姿がしっかりと僕の目に飛び込んできました

玄関に迎えに行くと、おそらく2m近くはあろう“大男”がそこに立っていました

『デカいな、これが冒険家か!』と、僕が興奮しながらその男の顔をよ~く見てみると、何とその顔はHこでした

しかしその男は『自分は冒険家だ』と名乗り、僕とは初対面の対応をしました。話し方や声のトーンなどもHことは全く違い、顔以外は全くの別人でした

身長が2m近くあるせいか、かなりシャープでシュッとしたその体型は、とても人間離れした感じでした

一応、参考までにその“冒険家”を僕なりに絵にしてみました

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こんな感じです(笑)

その冒険家は我が家に入ると、僕に色々と「冒険の旅」の話しをしてきました。正直、僕はその話しを聞いているのが苦痛でした

冒険家の口癖は『俺、冒険家だよ。』です。だいたい、自分のことを「冒険家」と自慢するその男は何ともウザい感じでした

すると、冒険家は突然『シャワーを浴びたい!』と言いました。僕は夢の中でその冒険家のことを『図々しいヤツだな』と思っていましたが、いかんせん顔がHこなので何か複雑な感じでした

するとAゆが『シャワーなんて言わず、お風呂に入ってくださいよ!』と冒険家に勧めたのです。ちなみに、なぜか僕の家のお風呂は温泉になっていました。

しかしその冒険家は、『いえ、僕は冒険家ですからシャワーで十分です。』とわけのわからないことを言ったところで、僕は夢から覚めました

何かうさんくさいけど憎めないヤツ、それが冒険家でした

この話しを早速Aゆに話すと、『どんだけHこのこと好きなのさ?私よりも夢に出てる回数多いよね』と笑って言われました

夢の世界は不思議なものですが、その“多種多様”な夢にいつも楽しませてもらえます。夢の世界だからこその非現実的なことや、夢の世界なのに変にリアルな場面には、本当に驚きを覚えることもあります

また今日もこれから眠りに就きますが、今日は果たしてどんな夢の世界に誘われるのか楽しみです

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月17日

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「棕櫚竹」(しゅろちく)

花言葉は「思慮深い」です。

「棕櫚竹」はヤシ科の常緑低木で、観葉植物として温室などで栽培されています。日本には江戸時代に中国南部から伝わり、樹形に気品があることから和風・洋風いずれにも調和するので、庭木や鉢植えとして人気がある植物です。

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2012年2月16日 (木)

あきらめない!

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

2月も半ばを過ぎましたが、いっこうに暖かくなりませんね・・・今年の「春」の到来は例年に比べて遅いのかもしれませんね。少し不安を感じつつある猫男爵です

さて、僕は今年も夢を追い、そして懸賞金を狙い、あるモノに応募をしました

それは地元のコミュニティーラジオ「FM-JAGA」が主催する「CMアワード2012」というものです

以前までは「広告大賞」と呼ばれていたこの企画は、毎年地元の幾つかの企業を対象にCMを一般公募し、その中から大賞を選出するという企画です

選ばれた作品は、「FM-JAGA」がおよそ20秒程度のラジオCMを製作してくれて、ラジオでそのCMが流れます

僕は2006年にこの企画に初めて応募していから、ほぼ毎年応募しています

2006年に初めて応募した時に、いきなり「スポンサー賞」に選出され、賞金1万円をGETした事ですっかりその気になって以来、どうもこの応募をやめれなくなりました

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これがその当時いただいた賞金1万円ですもう6年も前のことになるんですね。何か僕の中では昨日のように思えますが、月日が経つのは早いものですね

いまだにこのお金は大切に我が家の「家宝」として保管してあります

その後も2007年~2009年にかけて毎年応募しましたが、「大賞」はもちろんのこと「スポンサー賞」にも選ばれることなく、僕は2010年にはついに応募する事を断念しました

しかし、どうしてもあの“感動”をもう一度味わいたくて、昨年また応募を再開しました

僕は決めたんです、あきらめない!って

ラジオで自分の名前が呼ばれ、そして自分が考えたCMが放送されるあの喜びは何とも言えない感覚ですから

今年で数えること6度目の応募になりますが、6年前の“再現”を起こせるよう祈っています

この「CMアワード2012」は昨日2月15日が締め切りでした僕は既に数日前に応募を済ませました。今年は2つの企業に絞って作品を応募しました

『自信があるか?』と聞かれれば、正直そんなに自信はありません・・・

でもそれは6年前も同じでした。自信があった年ほど、全然結果が出なかったりしているので、自信がないくらいがちょうどいいかもしれません

結果発表は来月3月16日(金曜日)に「あなたが選ぶCMアワード2012」という番組内で発表されます。平日の正午からの放送なので、残念ながら僕はその発表を聴くことはできませんが、に聴いておいてもらおうかと思っています

皆さんももし宜しければその発表の瞬間を聴いてみてください。もしかすると、本当にもしかするとですけど、僕の名前が呼ばれるかもしれせんので。本名で応募していますので、僕の本名を知っている方にしか結果は分からないと思いますが、もし聴く時間があれば聞いてくださいね

昨日の夕食で「卵」を割ったのですが、「幸運」を知らせるかのように1つの「卵」から「黄身」が2つ出てきました

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何か“ツキ”がありそうです

ちなみにこの「卵」、少し黄身が白っぽいと思いませんか?実はこの「卵」は生協で買った「卵」なんですが、めちゃくちゃ美味しいです。もしかしたら他のお店とかでも売っているのかもしれませんが、我が家はいつも生協で購入しています

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写真ではちょっと分かりづらいかもしれませんが、この「卵」は非常に大きいんです。普通の「卵」の1.5倍ぐらいはあります

この「幸運」がきっと「CMアワード」に繋がっているとうことを祈り、1ヶ月後の発表を心待ちにすることにします

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月16日

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「蕗の薹」(ふきのとう)

花言葉は「愛嬌、仲間」です。

「蕗の薹」はキク科の多年草で、日本各地で自生しています。属名を「ペタシラス」と言いますが、これはラテン語の「ペタソス」(日覆い帽子)という言葉が語源となっています。平安時代には野菜として栽培され、漬物や薬草としても用いられたそうです。

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2012年2月15日 (水)

相性が良いのか悪いのか・・・

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

今日はもの凄い強風の一日でしたね。この強風に合わせて雪も少しちらつき、場所によっては吹雪で視界が全く見えないような状況のところもあったようです

ニュースで交通事故が多発したことを報道していましたが、視界不良で運転するのは本当に怖いですよね。気がついた時には、もう目の前に車がいたりするわけですから、恐怖以外の何者でもありません

皆さんも風の強い「吹雪の日」の運転には十分気をつけてくださいね

そんな今日は週の真ん中「水曜日」ということで、週に一度のミニバレーの日でしたが、僕は残念ながら所用があったために今日のミニバレーは欠席しました

今日は人集まったかな・・・何とか今年初のミニバレーができたことを祈っています

さて話しは変わりますが、皆さんはよく街を歩いていて、こんな体験をしたことはありませんか?

向こうから歩いてきた人とすれ違う時に、ちょうどお互いが正面の向かい合わせの位置になってしまい、自分が避けた方向に相手も同じように避けてしまい、そこでもう一度自分が逆の方向に避けたら、相手も同じ事を思っていて、またしても同じ方向に避けてしまい、それが何度か続き、『何かすみません・・・』的なことをお互い思いながら、苦笑いを浮かべてその場を立ち去るようなこと、きっと皆さんも何度か体験されたことはあるのではないでしょうか

この場合、まあその相手にもよりますが、そんなに“不快”な気持ちにはならず、それよりも何となく『この人とは気が合うな~』ぐらいの“親近感”すら感じてしまうのは僕だけでしょうか

しかし先日、とあるコンビニで僕が体験したのは、先程のケースとは違い明らかに“不快”な気持ちになるケースでした

僕はそのコンビニに入ると、すぐに飲料水のコーナーに向かいました。そこでペットボトルのお茶を取ろうとしましたが、20代ぐらいの1人の男性がその前に立っていたので、その人が取り終わるのを待とうとしました。

すると、その男性は僕が開けたいところの扉を一旦開けようとして、すぐに開けるのをやめて、すぐ横の扉に視線を向けました

『あ~この人は、何を買おうか悩んだあげく、一旦はこれを買おう!と決めたのにも関わらず、ふと隣りの扉の中にある飲み物が気になり、あっ!待てよ、こっちにしようかな?』的なことを思い、そんな行動をしたのだと僕は瞬間的に頭の中で想像しました

僕はその男性が買うものを横の扉の方にある飲み物に変更したのだと思い、僕は自分がが開けたかった目の前の扉のとってをつかもうとしました。すると何と、その男性はまたしても最初に開けようとしていた扉のとってを掴み、今まさに僕が開けようとしているのにも関わらず、おかまいなしに開けたではないですか

そしてその男性は何事もなかったかのように、お茶を手に取り、何も言わず立ち去っていったではないですかこれには僕も少し腹が立ち、心の中で『何だよ、一言ぐらい何か言っていけよ!』と呟きました

その男性が立ち去った後、僕はお茶を取り、そしてレジの近くにある「おにぎり」のコーナーに行きました。すると何とまたしても先程の男性がいるではありませんか

皆さんもご存知だと思いますが、「おにぎり」のコーナーはそんなに幅が広くあるわけではないので、その前にドカンと立たれると、自分が取りたいものも手にすることがなかなかできません

なので迷っている時は、少し横に立つか、あるいはちょっと離れるなりしてくれれば助かるのですが、その男性は「おにぎり」のコーナーのど真ん中でドカンと仁王立ちし、しかもすぐに「おにぎり」を取るわけでもなく、もの凄く吟味しているのです

僕よりもひと足先にその「おにぎり」コーナに来た女性も、おにぎりを取りたくても取れずにいて、そいつを邪魔くさそうにしながらも、我慢できずに脇をかいくぐりながら「おにぎり」を取っていきました。

僕は『またこいつか・・・早く選べよ!』と心の中で思いながらも、そいつの背後でどの「おにぎり」を取ろうか吟味していました。

そして新発売の「豚丼おにぎり」に決めた僕は、我慢できずに『すみません。』とそいつにひと声かけて、横からそいつの前に手を出そうとしました。

するとそいつは僕の声を無視するかのように、さっと「おにぎり」を手に取って立ち去ったではないですか

『何だこいつ!腹立つわ!』とまたしても心の中で思いつつ、僕は「お茶」と「おにぎり」を手に、すぐ近くにあるレジに向かおうとしました

僕の目の前にはまだそいつがいて、『あつよりも先にレジに行こう!』と思った瞬間、何とそいつは僕が行こうとしたレジに僕よりもタッチの差で少し早く商品を置いたではありませんか

『いや~勘弁してくれよ、何だよこいつ!』これで僕は立ち続けに3度、そいつに目の前で邪魔をされたことになります

もうこうなると“腹が立つ”というか、何か呆れてしまいました

相性が悪いというか何というか・・・こうなると、逆に相性が良いんじゃないかと思うくらい、タイミングがなぜか僕とピッタりなんです

まるで僕の行動を心の中で読まれているかのような、そんな感じにもかられました

そいつが会計を済ませてコンビニを出ていったあと、僕はレジで会計を済ませて車に乗り込みましたが、何とも後味の悪い買い物でした

相性が良いのか悪いのか・・・何とも言えない出来事でした

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月15日

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「雛菊」(ひなぎく)

花言葉は「乙女の無邪気、無意識」です。

「雛菊」はキク科の多年草で、ヨーロッパを原産地とする観賞用植物です。別名「デージー」とも呼ばれますが、これは花の芯を「太陽」に花びらを「光線」に見立てた名前です。

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2012年2月14日 (火)

ゆく川の流れ~river2~

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

今日は2月14日は「バレンタインデー」ですね。今日はきっと、色々な「恋のドラマ」が全国各地で起きているのでしょうね

青春の1ページには欠かす事のできない「バレンタインデー」、少しでも多くの「恋」が成就して、まさに「甘~い恋」がスタートしていくことを祈ります

さて、そんな今日は先日からスタートしたシリーズ企画『ゆく川の流れ』第2回をお送りしたいと思います

北海道はまだまだ寒い日が続いていますが、同じ日本でも南の方ではそろそろ「春」の到来の便りが聞こえてくる頃です

花や木々たちが徐々に芽や蕾を持ち、眠っていた植物や生物たちがそろそろ目を覚ます、そんな時期がもう少しでやってきます

そんな中で、全国各地に流れている「川」も、その穏やかな“せせらぎ”が人々の生活の「春」を知らせてくれる自然の賜物の1つです

その「川の流れ」を追い求め、僕は妄想の旅に出かける事にしました

前回、九州は鹿児島県を流れる「川内川」を眺めて、その流れを思う存分堪能した僕は、九州を北上して宮崎県に向かう事にしました

鹿児島県を出発した僕は、宮崎県と熊本県の県境にある「高千穂」という街に到着しました。少し小高い丘の上から見えた光景に、僕は思わず絶句してしまいました

ゆく川の流れ〜river<br />
 2〜

これが今回僕が探索する川、「五ヶ瀬川」です

「五ヶ瀬川」は宮崎県北部を流れる一級河川で、その流れは延岡市から日向灘に注いでいます。川の長さは103km、流域面積は1,820k㎡です。

この川の流域では300年の伝統を誇る「鮎梁」が秋の風物詩として行われており、河原では鮎を焼く香ばしい香りが、人々の食欲をそそると近郊に人から聞きました。僕もできることなら秋に来たかったなぁ

それはさておき、僕は貸し出し用のボートを借りて「川下り」をしながらこの川の素晴らしさを堪能することにしました

出発してまもなく、僕の前に早くも素晴らしい絶景が見えてきました

ゆく川の流れ〜river<br />
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ここは「高千穂峡」と呼ばれる峡谷で、国の天然記念物にも指定されている由緒ある場所です。

写真のこの滝は「真名井の滝」と呼ばれる滝です。この滝は「日本の滝百選」の1つにもなっており、夏場は午後10時まで滝の周辺がライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめるそうです


ゆく川の流れ〜river<br />
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阿蘇カルデラを作った火山活動によって、約12万年前と約9万年前の2回に渡り噴出した火砕流堆積物が、冷却固結し熔結凝灰岩になったのですが、それが「五ヶ瀬川」の浸食によって峡谷になったのが「高千穂峡」です。

およそ100mにも達する断崖が約7kmに渡り続いているこの景色には、思わず息を呑んでしまいました

淡いエメラルドグリーン色が僕の目も心も「幸せ色」に染めてくれました

ゆく川の流れ〜river<br />
 2〜

まるで外国にいるそうな壮大な景色を堪能できて、僕は大満足でした

「高千穂峡」をあとにした僕は、「五ヶ瀬川」めぐりから少し寄り道をして、ある滝を見に行くことにしました。その場所とは

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宮崎県延岡市にある「行縢(むかばき)の滝」です

こちらの滝も「日本の滝百選」に選ばれている滝で、高さ77mという壮大なスケールが魅力です

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近くで見るとこのド迫力です

あまりにも近すぎるので、見ているうちに体がびしょ濡れになってしまいました

今回の「五ヶ瀬川」の旅は、「滝」に魅せられた旅でもありました。普段の生活では決して遭遇することのない壮大な「滝」たちに激しく心を打たれました

海外に行かなくても、日本にはまだまだ知らない数多くの「自然の宝石たち」がある事に、改めて気づかせられました

妄想の旅とはいえ、旅の楽しさが癖になってしまいそうな僕ですが、次回も次なる「川」を求めて、さらに九州を北上していきたいと思います

次回の『ゆく川の流れ』もどうぞお楽しみに

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月14日

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「シネラリア」

花言葉は「常に快活」です。

「シネラリア」はキク科の観賞用草木で、原産地はカナリア諸島です。花の色や大きさは多種で、花の咲いた鉢物は、よく日光に当てて水分を切らさないように10℃前後の温度を保てば、1ヶ月ぐらいは楽しめるそうです。

花言葉の「常に快活」という言葉が示すように、沈んだ気持ちを引き立てて明るい気持ちにさせる効果があるそうです。

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2012年2月13日 (月)

『アフタースタイル』~カット5~

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

今日からまら新たな1週間が始まりましたね。月曜日は週の始まりという事もあり、何か気持ちが引き締まりますよね。これから始まる1週間はどんな1週間になるのか、まだまだ寒い日が続きますが、頑張っていきましょうね

さて、そんな今日は月曜日恒例の「連続ブログ小説」の日です。今週も「月9」に対抗するべく、何とか締め切りにギリギリ間に合いました。毎週、「1週間」という限られた時間の中で、原稿を書くのは結構ハードな作業です

本当の脚本家はどうなのか分かりませんが、既に完成している作品は別として、「締切日」というものに追われて書くというの作業は、予想以上に疲れます。それでも自分の頭に浮かんでいる“絵”を言葉にしていく作業は、凄く楽しいですし“やりがい”があります

今日も少し長編になっているので、読むのに少し時間がかかると思いますので、暇な時間を選んで読んでくださいね

それでは、連続ブログ小説『アフタースタイル』、巷では「アフスタ」と呼ばれているとかいないとか、そんな「アフスタ」の第5話のスタートです

『アフタースタイル』 脚本・演出:猫男爵

<CAST>

大澤怜雄:滝沢秀明

町村真奈美:加藤あい

南條  茜:綾瀬はるか

望月龍平:小栗  旬

町村功治:渡辺いっけい

町村由紀:岡江久美子

藤堂弥生:天海祐希

上田達也:妻夫木聡

大澤すみれ:菅野美穂

小峰健太郎:竹野内豊

馬場勝一:橋爪  功

取手理沙:篠田麻里子(ゲスト出演)

大野幸枝:西田尚美(ゲスト出演)

※この連続ブログ小説はフィクションであり、登場する人物・名称等は全て架空のものであり実在しません。

☆カット5☆ 足が動かない女

<前回までのあらすじ>

幼い頃に両親を交通事故で亡くし、父と同じ美容師を志した主人公・大澤怜雄は、その天性の才能を活かし、都内有名美容室「アクア」のNO・2にまで昇りつめた。しかし怜雄は突然「アクア」を辞め、両親が経営していた美容室を再開させる事にした。

縁があってアシスタントとして南條茜を雇う事になった怜雄のもとには、なぜか様々な「心の悩み」を抱えるお客が訪れる。怜雄は、髪を切りながらもお客が心から笑って帰る事ができるように、お客の「心の悩み」を見事に解決してく。

この日も、お客として訪れたスランプに陥っていたピアニストの復活のステージを見届けた怜雄は、茜と共に喫茶店「ケンタロウ」で話し込んでいた。するとそこに現れたのは、幼なじみの町村真奈美の父親の町村功治であった。

喫茶店「ケンタロウ」では、大澤怜雄南條茜が椅子に座り、店主の小峰健太郎と会話を楽しんでいた。その時、お店の扉が開き入ってきたのは町村功治だった。

『あれ?おじさん、どうしたのこんな時間に?』怜雄は功治に尋ねた。

『怜雄、あの・・・ま、ま、真奈美と結婚してくれないか!』功治は言葉を詰まらせながら大きな声を張り上げた。

功治のその言葉に怜雄はもちろんのこと、茜も健太郎も「驚く」というよりも「唖然」としていた。

『な、な、何を言っているの、おじさん?』怜雄がいち早く口を開いた。

その怜雄の言葉を聞き、我に返ったのか功治は呟いた。

『ごめん怜雄、今のは忘れてくれ!』そう言い残すと、功治は店を飛び出していった。

店内では怜雄と茜と健太郎が目を合わせて沈黙していたが、すぐにみんな苦笑いを浮かべた

翌朝、怜雄は買い物に行くために家を出た。そこでバッタリ、出勤前の隣りに住む幼なじみの町村真奈美に会った。

『おはよう、怜雄!』いつも通りに真奈美は元気に怜雄に挨拶を交わした。

『お、お、おっす真奈美・・・』怜雄は昨日の功治の言葉もあり、どことなくぎこちない話し方だった。

『あっ、そうだ怜雄!そういえばお姉さんから、これを渡してって頼まれたんだけど。』そう話すと真奈美はバックから一冊の本を取り出した。

『姉ちゃんが?何だろ?』そう言いながら怜雄が手にしたのは、真奈美が取材した「アクア」のカリスマ美容師上田達也の記事が掲載されている雑誌だった。

『もし、見るのが嫌だったら捨てていいからね・・・』真奈美は怜雄の顔色を伺いながら話した。

『捨てるわけないだろ、真奈美が初めて任された大きな取材の記事だろ、ちゃんと見るよ。ほら、早く行かないと仕事遅れるぞ!』怜雄はそう真奈美に声をかけた。

『うん、ありがとう、行ってくるね!』真奈美は嬉しそうに走っていった。

そんな2人のやり取りを本屋の店先から見ていたのは、功治と真奈美の母親の町村由紀だった。

『何か良い感じねあの2人。』由紀はニコニコしながらそう言った。

『ああ・・・』功治は苦笑いを浮かべていた。

『あなたちゃんと昨日、怜雄君に伝えたのよね?』由紀は功治に尋ねた。

『あ、あ、当たり前だろ!ちゃんと伝えたさ!』功治はしどろもどろだった。

『で、答えはどうだったの?』由紀は功治の顔を見た。

『いや、それがその、答えは聞けなかったんだ・・・・』功治は正直に由紀に話した。

『そうなんだ・・・』由紀は少しガッカリした表情を浮かべた。

そんな2人に見られているとも知らず、怜雄は手にした雑誌の真奈美の記事を見て目を丸くした

その時、お店の電話が鳴る音がしたので怜雄は急いでお店の中に入った。

『はいもしもし、お電話あるがとうございます「janus」です。』怜雄は電話に出た。

『はい、そうですけど・・・えっ?どういうことですか?』怜雄は眉を細めた。

そして、美容室「janus」の営業日である火曜日が来た。店内にはお客の来店に備えて準備をする怜雄と茜の姿があった。

『茜ちゃん、今日のお客さんは女性だから、もしかしたらカラーするかもしれないからウィービング用意しておいてくれる。』怜雄はそう茜に言葉をかけた。

『はい、わかりました。あっ、そうだ怜雄さん、ハガキが届いていますよ。』茜は嬉しそうな顔でそう言った。

『ハガキ?誰から?』怜雄は不思議そうに茜に尋ねた。

『驚きますよ、大和愛美さんからです。』茜はニコニコしていた。

『えっ!愛美さんから?』怜雄は驚いた表情を見せた。

『楽しくやってるみたいですね。』そう言いながら茜は怜雄にハガキを手渡した。

『この笑顔なら大丈夫だ。』怜雄はハガキに写っている愛美の写真を見てそう呟いた。

(大和愛美は茜がこのお店で働いて初めて来たお客さんである。詳しくは第2話を参照)

とその時、お店の扉が開いた

『あの・・・予約していた取手理沙ですけど。』そう言葉を発したショートカットの女性は、車椅子に座り扉の前にいた。

『お待ちしておりました、茜ちゃん手を貸して。』怜雄はすぐに茜を呼んだ。

『は、はい・・・』茜は車椅子の女性の姿を見て少し驚いていた。

怜雄と茜は理沙を店内に連れてきて、車椅子から鏡の前の椅子に移して座らせた

『取手理沙さん、ご来店いただきましてありがとうございます。今日はどのように致しましょう?』椅子に座った理沙に怜雄が尋ねた。

『5cmぐらいカットしてください、あと明るめの色でカラーをお願いします。』そう口を開いた理沙は少し元気のない表情だった。

『理沙さんって呼んでもいいでしょうか?』怜雄は理沙に尋ねた。

『ええ、構いませんけど。』理沙はちょっと不思議な顔をして答えた。

『理沙さんは、いつもこんな感じでショートカットにしているのですか?』怜雄は唐突に、理沙の髪をクシで整えながらそう尋ねた。

『そうですけど、どうしてですか?』理沙は怜雄に聞き返した。

『いえね、美容師っていうのはこうやって髪を触っていれば分かるんですよ、この人はきっと今までずっと短めの髪型をしていたんだなって。』怜雄は鏡越しに理沙の顔を見て話した。

『そうなんですか。』理沙も鏡越しに怜雄の顔を見た。

『髪質や毛先の痛み方、その微妙な感覚で、わかるんですよ。』怜雄は笑顔でそう言った。

『美容師さんって凄いんですね、この仕事に昔から憧れていたんですか?』理沙は怜雄に尋ねた。

『親父が美容師でね、毎日その姿を見て育ったから、気がついたらいつの間にか「憧れ」の職業になっていました。どちらかといえば、「憧れ」と言うよりも「好き」っていう感覚でしたけどね。』怜雄は優しい笑みを浮かべてそう言った。

『良いですね、好きな事をできるって・・・』理沙は意味ありげな言葉を発した。

『・・・・』怜雄はすぐに言葉が出ずに一瞬、理沙の顔を見つめた、そしてすぐに口を開いた。

『理沙さんは、どんなお仕事を?』怜雄はそう尋ねた。

『私は美術館の受付をしています。』理沙は浮かない表情でそう言った。

『へえ、美術館ですか、素敵なところじゃありませんか。』怜雄はそう理沙に話した。

『そうですか、私は別に好きでそこにいるわけじゃないですから、素敵かどうかは正直よくわかりません。』理沙は冴えない顔をしてそう言った。

『・・・・そう、そうですよね』怜雄は気まずそうに鏡越しに後ろにいる茜と目を合わせた。

『名前、美容師さんのお名前は何て言うのですか?』理沙は怜雄に尋ねた。

『僕ですか、僕は怜雄、大澤怜雄です。』怜雄は答えた。

『怜雄さん、後ろにいる女性の方がさっきから何か聞きたいようですが、もしかしてこの足のことですか?』理沙は冷たい視線で茜の方を見ながらそう言った。

『・・・・いえ、別にそんな事は思っていませんよ。』茜は慌てて理沙に弁解した。

『理沙さん教えてくださいよ、あなたの足がどうしてこうなったのか。』怜雄は真剣な顔で理沙に尋ねた。

『ちょっと怜雄さん・・・』茜は困った顔を浮かべて怜雄にそう言った。

『いいですよ、もう私にとってはどうでもいい過去の事ですから。』理沙は冷めた口調でそう言った。

そして、取手理沙は自分の過去の出来事について話し始めようとした。

その頃、怜雄の美容学校からの友人である望月龍平は、怜雄の姉の大澤すみれが勤める出版社を訪れていた。

『チーフ、望月さんというお客様が見えられていますけど。』出版社の部下がすみれにそう話した。

『望月?誰だろう・・・』すみれは首を傾げながら、立ち上がった。

龍平はそんなすみれの姿を見つけると、すぐに近づいていった。

『先日はどうも、お姉さん。』龍平はすみれに声をかけた。

『怜雄のお友達の龍平君ね!いつも「龍平君」って呼んでいるから、「望月」って聞いてもピンとこなかったわ。』すみれは笑顔で話した。

『忙しいのにすみません、職場まで押し掛けてしまって。』龍平は頭を下げてそう言った。

『いいのよ、でもどうしたの?』すみれは質問を投げかけた。

『実は、怜雄から頼まれまして・・・これをお姉さんに渡してくれって。』龍平は真剣な表情でそう口を開いた。

『なんだろう?』すみれは首を傾げながら、少し長めの箱の蓋を開けた。

『これは!!』すみれは驚いた表情を見せた。

『何ですかそれ?』龍平も箱の中身が気になった。

『これは・・・母が大切にしていた万年筆なの。実は母も若い頃、編集社で働いていてね、ある取材で父と運命的に出会って、それが縁で結ばれたっていうわけなの。』すみれは思い浮かべながら話した。

『そうだったんですか。』龍平はそう呟いた。

『この万年筆はね、当時母が使っていたもので、まだ母が生きている頃に、私が「将来はお母さんと同じ道に進みたい」って言った時に、「もしも一流の記事を書けたら、お母さんがこの万年筆をプレゼントしてあげる」って約束してくれたの。怜雄はその事をちゃんと憶えていて、大切なこの形見を私に贈ってくれたのね。』すみれは凄く嬉しそうな顔でそう言った。

『そんな大切な思い出があるんですね、この万年筆には。』龍平もまた何だか嬉しい気持ちになっていた。

一方、「janus」では取手理沙が自らの過去について話し始めたところだった。

『実は私、以前は実業団のバスケットボール選手だったんですよ。』理沙はそう言って口を開いた。

『そうでしたかバスケットでしたか、何となくスポーツをやっていたような気はしていました。』怜雄はそう理沙に話しかけた。

『高校時代からそれなりの活躍をしていたので、幾つかの実業団チームから声が掛かったんです。そしてその中の1つのチームに私は行くことになりました。』その時の事を思い出すように、ゆっくりと理沙は当時の事を回想していた。

『そのチームには大野幸枝さんという女性のコーチがいて、私をマンツーマンで指導してくれました。』

理沙が思い出しながら話す姿を怜雄も茜も黙って聞いていた。

『入社して3年すると、私はチームの中でも中心選手になり、キャプテンを任せられました。コーチも私中心のチームにしようと色々と試行錯誤してくれたんです。』理沙はやや笑みを浮かべながらそう言った。

『でも、それが他のメンバーには面白くなかったんでしょうね・・・徐々に周りのみんなは私に嫉みを持つようになり、少しずつ距離を置くようになったんです。そんな時でもコーチは、必死にチームをまとめようと、みんなを説得し続けてくれました。』理沙は噛み締めるように話し続けた。

『そしてある大きな大会で、私達のチームに優勝のチャンスが訪れたんです。決勝に進んだ私達は、チームが1つになって勝つことだけを考えていました。もちろん私も、キャプテンとしてチームのみんなをまとめる事だけに集中していました。そして迎えた決勝戦の朝、その朝に私の運命は終わったんです・・・』理沙は急に下を向いて言葉を発しなくなった。

『何があったんですか、理沙さん?』怜雄は優しく語りかけた。

少し間をおいて理沙はその重い口を開いた。

『会場に向かう途中に交通事故に遭ったんです・・・』理沙の顔には笑みが完全に消えていた。

『自分に何が起きたか分からないまま、薄れゆく意識の中で私は救急車に乗せられている事だけは憶えていました。次に目を覚ました時、私は病院の中でした。』理沙は辛い記憶を蘇らせる事と戦っていた。

『その時もう、私の下半身は自力では動かす事ができない状態になっていたんです・・・』

後ろでこの話しを聞いていた茜は思わず下を向いてしまった。

『その日から私には希望とか未来とか、そんなものは何ひとつ見えなくなりました。朝が来て、そしてまた夜が来て、また朝が来る、ただそれの繰り返し、生きている事に何の意味があるんだろう・・・いつもそう思っていました。』理沙は下を向いていた顔を上げて、再び話し出した。

『それでも、コーチは毎日私のところに顔を見せに来てくれました。コーチは「一緒に頑張ろう!」っていつも私を励ましてくれました。』

怜雄は髪を切る手をずっと止めながら、理沙の言葉のひとつひとつを胸に刻んでいた。

『最初はコーチの顔を見て元気をもらっていたけど、でも日が経つにつれ、そんなコーチの優しさが凄く私は嫌になりました。「一緒に」って言ったって、私のこの気持ちはコーチには理解できるわけがない!そう思ってきたんです。』理沙は思わず唇を噛み締めた。

『そんなある日、チームのみんながバスケットボールに寄せ書きをしてくれて、それをコーチが持ってきてくれたんです。でもそれを見た時、私の中で自分が動けない事への苛立ちが頂点に達して、私はそのボールを投げつけてしまったんです。』理沙は悲しい表情になった。

『その次の日から、あんなに毎日来てくれていたコーチが姿を現さなくなりました。ああ、やっぱりコーチも私を見捨てたんだ・・・そう思ってその日から私はもう誰も信じない事にしたんです。これが私の足がこうなった出来事の全てです。』理沙は思いの全てを吐き出した。

その時、今まで理沙の話しを黙って聞いていた怜雄が口を開いた。

『理沙さんは、今そのコーチの大野さんがどこで何をしているのかご存知ですか?』怜雄はそう尋ねた。

『いいえ、別に興味もありませんし。』理沙は冷たい口調でそう答えた。

『実は先日、ここに大野さんから電話があったんですよ。』怜雄はそう話した。

『えっ?どうしてここに?』理沙は驚いた。

『大野さんは、あなたの事を見捨てていたわけではないんですよ理沙さん。今でもあなたのお母さんと連絡は取っているようで、今日あなたがここに髪を切りにくる事をお母さんから聞き、そして私のところに電話をくれたんです。』怜雄は鏡越しに理沙にそう言った。

『コーチが・・・それでどうしてここに電話を?』理沙は思わず振り返って怜雄を見つめた。

『本当は、大野さんには口止めされていたんですが・・・』怜雄は少し小声でそう言った。

『お願いです、教えて下さい!』理沙は怜雄に懇願した。

『実は大野さんは、あなたと病院で最後に会った日、あの帰り道に交通事故に遭ったそうです。あなたが投げ捨てたバスケットボールを持ち帰った大野さんは、信号待ちをしている時にそのボールが手から落ちて道路に転がり、大切なそのボールを拾おうと取りに行き、車にひかれたそうです。』怜雄は真剣な眼差しで、怜雄の顔を見つめる理沙に話した。

『そんな・・・』理沙は呆然とした。

『命に別状はなかったのですが、あなたと同じように下半身麻痺の体になり、今も車椅子生活をしているようです。』怜雄はその悲しき事実を理沙に伝えた。

『コーチが・・・』理沙はただ呆然とするだけだった。

『でも大野さんは、あなたとは違う!あの人は人生を、そして未来を諦めてはいない!彼女は「車椅子バスケットボール」のチームに入り、毎日汗を流しています。彼女は下を向くことなく、前だけを見て生きています。』怜雄は強い口調で理沙に訴えかけた。

『・・・・・』理沙は何も言えなかった。

『その話しを聞いて、先日僕は彼女の練習を見に行きました。彼女は「あなたにも負けないで欲しい、一人で苦しまないで私とまた一緒にボールを追いかけて欲しい。」と言ってました。「今度はコーチと選手とではなく、同じ選手として。」と言っていましたよ。』怜雄は大野の言葉を理沙に伝えた。

『コーチ・・・』理沙は奮える声で呟いた、その目にはうっすらと涙が零れていた。

『理沙さん、あたなには未来を変える事のできる強い味方がいる。それだけでも恵まれているんじゃないですか?どんなにあなたが下を向いていても、ずっとあなたの事を想い、信じ、そして待ってくれている人がいるじゃないですか。今あなたが自分で未来を変えなきゃ、誰があなたの未来を変えれるですか?』怜雄は優しい口調で理沙に話しかけた。

『未来を変える・・・』理沙は涙を拭いながら呟いた。そして少し間をおき話し出した。

『そうですよね、私にはまだこの両腕がある、そしてコーチもいるんですもね!ありがとうございます、何か勇気が出てきました。』理沙は濡れた瞼を拭い、そして笑みを浮かべた。

怜雄はその顔を見て少し安堵した。

『でも、どうして美容師のあなたがそこまでしてくれるのですか?』理沙は怜雄に尋ねた。

『美容師の仕事は髪を切るだけが仕事じゃないんですよ、髪を切り終わった後に、その人が笑って帰ってくれる事が仕事なんですよ。そのためなら何でもしますよ。少なくても僕はそう思っています。』怜雄に顔は自信で満ち溢れていた。

その頃、都内有名美容室「アクア」のオーナーである藤堂弥生は、とある本屋である雑誌を手にしていた。それは町村真奈美が取材した上田達也の記事が掲載されている雑誌だった。

『なるほど、これが上田の答えね。』藤堂の表情は強張っていた。

「janus」では取手理沙が店を後にするところだった。

『ありがとうございました、良かったらまたお越しください。』怜雄は丁寧に頭を下げた。

『こちらこそありがとうございました。髪を切ってこんなに清々しい気持ちになったのは生まれて初めてです。』理沙の顔には完全に笑顔が戻っていた。

『茜ちゃん、ちょっと手を貸して。』怜雄は茜に声をかけた。

『大丈夫です、自分でできる事は自分でしないと、もっと強く生きなきゃ。』そこには入店した時の理沙の姿は全く無かった。

『そうですか。』怜雄の顔は笑みで溢れていた。

その週末、怜雄は茜を呼び出し、とある場所へ向かっていた。

『怜雄さん、どこに行くんですか?』茜は場所も知らずに歩くことに少し苛立ちを感じていた。

『いいから、いいから。』怜雄はそんな茜をあしらうようにそう言った。

そして少し歩いたところで茜に声をかけた。『よし着いた、ここだよ。』

2人が着いたのはとある体育館だった。その扉を開けると、そこには取手理沙と大野幸枝が車椅子バスケットで汗を流している姿があった。

『あっ、理沙さんだ!』茜は思わず声を上げた。

『ああ、怜雄さんと茜ちゃん。来てくれたの?』理沙は笑顔でコーチの大野幸枝と一緒に近づいてきた。

『怜雄さん、あなたのおかげで私の人生は救われました、本当にありがとうございました。コーチとまたこんな楽しい時間を過ごせる事が今とても幸せです。』理沙の顔には笑顔が溢れていた。

『それはあなたが自分で決めた事です、僕は何もしていませんよ。』

理沙にそう言いながら話しかける怜雄に、すぐさま幸枝も話しかけた。

『先日はありがとうございました。おかげさまで、理沙とまた一緒にバスケをする事ができました。私の未来にも光りが見えてきました。』そう幸枝は御礼を言った。

『僕は何もしていませんよ、あなたの気持ちが理沙さんを動かしたんですよ。』怜雄はそう言った。

『コーチ!さあ練習しましょう!試合までそんなに時間はありませんよ。』理沙の声は元気の塊だった。

『理沙、もうそのコーチはやめてって言ったでしょ。』幸枝の声も元気で一杯だった。

『そうでしたね、幸枝さん。』

そう言葉を交わす2人には眩しいくらいの光り輝く笑顔があった。そしてその2人を見つめる怜雄と茜の顔も笑顔で満ち溢れていた。

その翌日、怜雄はいつものように「競馬場」にいた

怜雄は競馬をしながら、合間を見て席に座り雑誌を読んでいた。それは姉のすみれから貰った、真奈美が取材した上田達也の記事が書かれたあの雑誌だった。

その雑誌を真剣に見ながら、怜雄の口元は少し緩んでいた。

『あいつ、格好つけやがって。』そう呟きながら、怜雄は立ち上がり競馬のレースの方を見つめた。

その姿を、後ろからじっと見つめていたのは、怜雄の競馬仲間の馬場勝一だった

競馬場に少しそよ風が吹いた、その風は怜雄が座る椅子の上に置いてあった雑誌のページをめくりあげた、そして開いたそのページは上田の記事が書かれているページだった。そこには上田のコメントが書いてあった

「俺に最高のライバルがいる、俺が真のカリスマになるのは、そいつとの勝負に勝ってからだ。そいつとの戦いを、今は凄く楽しみに待っている。」と書いてあった。

走り去る馬の姿を見つめる怜雄の顔は、凄く幸せそうな表情で溢れていた。

~to be continue~

さあ、いかがでしたか「アフスタ」の第5話は楽しんでいただけたでしょうか?いつものことですが、少し長編になってしまい申し訳ありません。次回の「第6話」も、ぜひ楽しみにしていて下さい。締め切りに間に合うように頑張りますので(笑)

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月13日

0213

「ローダンセ」

花言葉は「光輝、飛翔」です。

「ローダンセ」はキク科の一年草で、原産地はオーストラリアです。薄い紙細工のようなカサカサした花びらを持ち、ドライフラワーにするには最適な品種で、生け花にも多く利用されています。

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2012年2月12日 (日)

いざこざオムニバス。

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

2月も中盤に差し掛かり、もうそろそろ少しずつ寒い「冬」と“おさらば”する時期がやってくるかと待ちわびていますが、なかなかそうはいきませんね

今日も非常に肌寒く、外に出ると突き刺すような寒い空気が骨身に凍みます「春」はまだ少し先の話のようですね、少しでも早い「春」の到来を心待ちにしています

さて、皆さんは「オムニバス」という言葉を耳にした事があると思います。映画やドラマなどでこの「オムニバス」形式の作品を目にする事がありますが、そもそもこの「オムニバス」とはどういう意味なのでしょうか?

実はこの「オムニバス」という言葉はフランス語で「乗合馬車」という意味で、それが意味合いを変えて、「数個の独立した作品を並べて一つの作品にしたもの」を、いつからか「オムニバス」と呼ぶようになりました

どうしていきなりこんな話をするかと申しますと、実は数日前に僕が見た夢が「オムニバス」だったからです

「夢」って意外といきなり場面が大きく変わったりするので、言ってみれば「オムニバス」のようなものですが、先日僕が見た夢は間違いなく「オムニバス」でした

そしてその「オムニバス」には驚く共通点がありましたそれは何かと言いますと、“いざこざ”です

「いざこざ」という言葉を辞書で調べたところ、「もめごと、争いごと、ごたごた」という意味だそうで、僕が見たその夢は「いざこざ」そのものでした

ではその夢がどんな夢だったのか、今日はそれをお話したいと思います。

『いざこざオムニバス』

夢の話は大きく分けて3つの物語からなっているのですが、その内容が「いざこざ」という接点がある短編オムニバス映画のような感じでした

「第1のいざこざ」

場所はとある喫茶店のようなところでした

大きな街の路地裏にある「隠れ家」的な場所で、そのお店に僕は階段を昇り入っていきました。

店内は幾つかの個室に分かれており、その中には麻雀卓がある部屋、テーブルにゲームが着いている部屋、あるいは居酒屋のように掘りごたつになっている部屋などが無数にありました

そのある1つの部屋に僕は入っていきました。するとそこには、サウナ仲間の山さんカク、そして僕の友人Hきがいて、4人で麻雀をやり始めました

しばらくするといつの間にかお店の外に出ていて、すぐ近くの駐車場にいました。すると、カクが山さんの愛車であるクラウンの運転席に乗り、『運転させてや!』と言い出したのです。

仕方なく山さんは助手席に座り、そして車は動き出したのですが、あろうことか前進するはずの車がいきなり後進し、壁にゴツン

僕とHきはその光景を駐車場の近くで見ていたのですが、山さんは即座に車を降りて、ぶつかった所を確認してからカクに激怒しました。一方のカクは悪びれる仕草もなく、『ぶつかったものは仕方ないよ』と言うだけでした

このカクの言葉に山さんは『あんたね、ブツけておいてそれはないでしょ!』とカクの胸ぐらを掴んだのです

現実の世界では凄く仲の良い2人なので、そんな“いざこざ”を夢の中であるとはいえ見てしまった僕は正直ビックリしました

「第2のいざこざ」

先程の夢から場面は変わり、僕はどこか見た事のない美容室にいました

僕は椅子に座り順番待ちをしていたのですが、鏡の前に座っていた見た事のない女性が、美容師さんと何か“もめている”ではないですか

話の内容を聞くと、どうやら女性が顔を剃られた事について文句を言っているようでした『ここは理容室じゃないでしょ、何で顔をそるの!私は頼んでない!』そう言っている女性の顔は何と血だらけ、それは怒るのは当然かも・・・と僕は思いながら、その「いざこざ」を遠巻きから見ていました

「第3のいざこざ」

また場面は変わり、これまた見た事のない「定食屋さん」のような所に僕はいました。窓から海が見える事から、どこか海沿いのお店のようです

一緒にいたのは大学時代の友人達で、いつも麻雀をする仲間達でした。どうやらみんな札幌から、僕の家に麻雀をするために仕事を終えてすぐに来たようで、『眠いけど早く麻雀やろうぜ!』というような会話をしていました

早くご飯を食べ終えて麻雀をやりたかったのか、みんな注文を急いでいました。でもその割には、「そんなにたくさん食べて大丈夫なの?」と思うくらいに色々なものを注文していました

そんな中、僕だけはお腹が空いていなかったので、悩んだあげくに「クリームソーダ」だけを頼みました。すると、なかなか注文したものが出てこない事に腹を立てた1人の友人が怒り、店員といざこざになりました

結局、みんなでその友人を説得して、みんなでそこにあった「週刊少年ジャンプ」を読んでいるところで僕は目が覚めました

一日にこれだけ中身の濃い夢を見る事も珍しい事ですが、どの場面にも「いざこざ」という共通点があったのもこの日の夢の特徴でした

まさに「いざこざオムニバス」という題名がピッタリの、おかしな夢でした

今日は果たしてどんな夢を見ることやら、楽しみ半分、不安半分です

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月12日

0212

「猫柳」(ねこやなぎ)

花言葉は「自由、率直」です。

猫柳はヤナギ科の落葉低木で、水辺に群生するのを特徴とします。春に葉より先に黄白色の花を穂状につけ、銀色の毛を密生させます。日本では北海道から九州までの広い範囲で、日当たりの良い水湿地に自生しています。

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2012年2月11日 (土)

NECO’S キッチン♪25

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

今日はすっかり名物になったあのシリーズ企画をお送りしたいと思います

気がつけばあのコーナーがスタートしてから8ヶ月が経過し、ご紹介したその作品の数も今回で25作品目になります

これはあくまでも結果論ですが、ひとつひとつの積み重ねが、きっとこの数字に現れたのかもしれません

僕は本当にたまにしか料理はしないのですが、料理をしている時間は何か凄く楽しい気持ちになるんですよね。そんな気持ちにさせてくれる「料理」って、本当に素晴らしいものだと思います

さあ、今日もその楽しいキッチンタイムを過ごすために、例のあの合言葉で番組をスタートさせましょうそれでは皆さんもご一緒にせ~の

『料理は想像から生まれる娯楽です!』

<NECO’S キッチン>~第25回~

皆さんこんばんは、猫男爵です。さあ今日はどんなリクエストが着ているのでしょうか、早速みてみましょう

猫男爵:今日ご紹介するメールは、ペンネーム「野口カッター」さんからのリクエストです

野口カッターさん:はじめまして猫男爵さん、いつも楽しく拝見しています。私は2児の母ですが、小学生の子供達が学校から帰ってくるといつも「オヤツ」をねだってきます。市販の「オヤツ」はあまり好きではないようで、『手作りのオヤツがいい!』とせがんできます。私も何品かは作るのですが、そろそろレパートリーが無くなり困っているところです。何か子供が喜びそうなアイデアレシピをぜひ教えてください

猫男爵:なるほど、育ち盛りのお子さんは食べても食べてもお腹が好きますからね。それでも、お母さんの「手作りのオヤツ」を求めるのは嬉しい話しですね。さあ、そんな野口カッターさんのために、今日はあの料理を作っちゃいますか

<材料> じゃが芋、チーズ、片栗粉、塩、バター、わさび、醤油、ドライパセリ、以上です

NECO’Sキッチン♪24

まずは「じゃが芋」をイチョウ切りにします

NECO’Sキッチン♪24

イチョウ切りにした「じゃが芋」を、お湯の入った鍋に入れて煮立てます。この時、「塩」も少々入れてください

NECO’Sキッチン♪24

「じゃが芋」を入れて鍋が煮立ったら、しっかりとお湯を切り、「じゃが芋」をボールに入れて「片栗粉」をまぶじながら潰していきます。この時のポイントは、「じゃが芋」が冷めないうちに「片栗粉」を混ぜるようにすることです

NECO’Sキッチン♪24

次に「チーズ」を小さく四角形に切り分けます

NECO’Sキッチン♪24

次に、先程の潰して片栗粉を混ぜた「じゃが芋」を小判型に形を整えて、その真ん中にチーズを入れて、もう一度形を整えていきます

NECO’Sキッチン♪24

大きさは、だいたいこれぐらいでOKです

NECO’Sキッチン♪24

小判型の「じゃか芋」を、サラダ油を敷いて熱したフライパンで焼いていきます。弱火で両面にしっかり焼き目がつくまで焼きます

NECO’Sキッチン♪24

その間に、「じゃが芋」にかけるソースを作ります。「バター」を溶かし、そこに「醤油」と「わさび」を入れてよく混ぜあわせます

NECO’Sキッチン♪24

焼きあがった「じゃが芋」をお皿に盛り、先程の「バターわさび醤油」のソースをかけ、最後に「ドライパセリ」をまぶせば完成です

『わさびバター醤油の芋餅』の完成です今日はこれで決まり

子供が大好きな「芋餅」を少々アレンジして作ったこの料理ですが、育ち盛りの子供のオヤツとしてはバッチリではないでしょうか

お子さんなので、「わさび」はあまり多く入れない方が良いかもしれません。野口カッターさんもぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか

さあいかがでしたか、今日の『NECO’S キッチン』。それではまた次回、お会いしましょう

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月11日

0211

「フリージア」

花言葉は「純潔、無邪気」です。

フリージアはアヤメ科の植物で、原産地は南アフリカです。地下に卵形の球茎をもち、葉は菖蒲に似ていて、白色や黄色や紅色の花を咲かせ、香りが高いのが特徴です。フリージアと聞くと、松田聖子の『旅立ちはフリージア』という曲が真っ先に思い浮かびます

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2012年2月10日 (金)

豚丼王国は夢の国!

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

今日2月10日は「何の日」か皆さんご存知ですか?あまり全国的には知られていませんが実は「豚丼の日」です

この「豚丼の日」は食品メーカーのソラチが「豚丼をもっと多くの人に知ってもらおう!」という事で日本記念日協会に申請し、2010年2月1日に正式登録され、現在その普及活動を行っている最中です

「豚丼」といえば、ご存知「帯広の名物」ともいえる逸品です。この美味しさをもっともっと多くの人に知ってもらいたい、その気持ちは「豚丼先生」と呼ばれる僕ももちろん同じです

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食欲をそそる、甘辛のタレがかかった柔らかい「豚肉」と「お米」との相性は抜群です。今でこそ、この「豚丼」は全国的にも知られるようになりましたが、僕が大学生の頃、つまり今から20年程前は、同じ北海道出身の人でもこの「豚丼」の存在を知らない人もたくさんいました

そのことに、実は僕はかなりショックを受けた事もありました

僕のように幼い頃から「十勝」で育った人間は、「豚丼を食べる」ということはごく普通の当たり前の事でした

お店に行って食べる事ももちろんありましたし、家庭の食卓に「豚丼」が出る事も日常茶飯事でした

なので、それはどこでもみんな普通の事なのだと思っていました。しかし、高校を卒業して札幌の大学に進学して、その「豚丼」の知名度の低さに落胆しました

友達との会話の中で、「好きな丼ものは何丼」みたいな会話になり、僕は迷わず「豚丼」と答えました。すると、周りにいた数人の友達はみんな口を揃えて『何、それ?』と言うのです。僕は最初、みんな冗談で言っていると思いましたが、それが本当に知らないという事がわかり、驚きを覚えた事を今でも記憶しています

その後、僕はその友人の1人を家に招き、「豚丼」を自ら作りふるまいました

『これが豚丼っていうんだ!』とその友人は、初めて見るものにビックリしていましたが、口に入れた瞬間に『旨い!』と大喜びしてくれました

その後も、「豚丼」を知らない友人たちに「豚丼の良さ」を色々と話して、「豚丼」というものをある程度は浸透させる事には成功しました

そんな昔の思い出を「豚丼の日」の今日、ふと思い出しました

今でこそ「豚丼先生」と呼ばれる僕ですが、若い頃にはそんな苦い経験と、「豚丼」の知名度を広げるための普及にも励んでいたのです

僕が生まれ育った十勝、大地の恵を受ける十勝は「スイーツ王国」としても知られています。しかし、僕の中では十勝は「豚丼王国」なのです

これから万が一、全国各地で「豚丼」を“ウリ”にする地域が出てきたとしても、僕は自信を持って「十勝・帯広が豚丼王国だ!」と胸を張って言えます。それだけの「歴史」と「伝統」がありますし、何よりも他では真似のできない「美味しさ」というものがありますから

帯広そして十勝には、数え切れない程の「豚丼専門店」が存在します。専門店でなくても、「焼肉店」や「とんかつ屋さん」、あるいは「居酒屋」などでも「豚丼」を食べる事ができます

どこで豚丼を食べても思う事は、『本当に豚丼のあるこの十勝に生まれて良かった!』という事です。僕にとって慣れ親しんだ「豚丼」の味は、いつも一緒にいる家族のようなものです

これから死ぬまでの間に、何百回、何千回と「豚丼」を口にすると思いますが、何度食べても飽きないその味には、いつも自然と笑みが零れてしまいます

まさに僕の住む十勝は「豚丼王国」、そして僕にとってその「豚丼王国」は夢の国です

今日は「豚丼の日」を記念して、豚丼先生が自分の舌で味わった「帯広の美味しい豚丼」ベストを発表したいと思います

これはあくまでも僕個人の感想ですので、ランキングには不満もあるかと思いますが、そのへんを考慮の上、ご参考にしてみてください

位 「たむら」

位 「ぶたいち」

位 「遊美館」

位 「かかし」

位 「いっぴん」

ちなみに今僕が気になっているお店が1つあります。そこは「ぶた屋」という豚丼専門店なんですが、近いうちに行ってみたいとは思っています

もう既に僕のお腹は、完全に「豚丼」に制圧されちゃっています。これは、今すぐにでも食べにいかなきゃ

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月10日

0210

「豌豆」(えんどう)

花言葉は「永遠の悲しみ」です。

「豌豆」はマメ科の一年生または二年生の作物で、全世界に分布する主要作物の一つでもあります。春になると紫色、紅色、白色のスイートピーに似た花を咲かせ、種子は食用として使われています。ちなみに、この「豌豆」は新石器時代から利用されていたという記録がある古い植物です。

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2012年2月 9日 (木)

巨人の「18番」。

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

今年も2月1日にプロ野球の春季キャンプがスタートして、はや1週間近くが経過しました。各球団とも、多くの新戦力が加わり、気持ちも新たに練習に汗を流しています

キャンプインから1週間が経ったこの頃は、そろそろ「紅白戦」などが行われ、いわゆる実戦的な練習が始まる頃でもあります

今年も12球団様々な話題があり、スポーツニュースでは毎日色々な事が取り上げられていますが、その中でも注目を浴びているのが、我が巨人軍のある選手ではないでしょうか

その、ある選手とは

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昨年末に、福岡ソフトバンクホークスからFA宣言して巨人に入団した杉内俊哉投手です。球界を代表する“左腕”の巨人移籍に、球界は騒然となりましたが、それに加えて彼がさらに「注目の的」となったのが彼が背負う「背番号」でした

巨人の「18番」、彼は「由緒正しき伝統」と「光り輝く栄光」に包まれた格式高いこの背番号を背負い、巨人の一員として野球人生を再スタートする事になったのです

本当はこの事については、彼が「18番」を背負う事が決まったその日に、すぐにでもブログで心境を伝えたい気持ちでいっぱいでした

でも、今日までこの事を僕の中で「封印」してきた事には2つの理由がありました

彼の巨人軍の一員としての発言や行動をじっくり見たかった事

僕の中にある“偏見”を取り除く事ができるのか自分で確かめたかった事

この2つがその大きな理由です。

野球に詳しい方であれば良くご存知の通り、野球選手にとって「18番」という背番号はいわゆる「エースナンバー」とされています。「投手」を志す選手であれば、誰しもが背負いたい番号です

過去にプロ野球で活躍した「エース」と呼ばれた名選手の中にも、この「18番」を背負った方は数多くいます

近年では、松坂大輔が西武入団時に「18番」を背負って以降、田中将大(楽天)、前田健太(広島)、斉藤佑樹(日本ハム)などのエースたちが入団と同時に背負うようになりました

その“流れ”は実は巨人にもありました。2年前のオフにドラフト1位で巨人入団が決まった澤村拓一は、迷わず『18番をつけたいです!』と切望しました。

しかし他の球団とは違い、巨人の「18番」は『つけたいから、はいどうぞ。』というわけにはいきません。2006年に桑田真澄が退団して以降ずっと「空き番」になり、誰も背負っていない事からも、その一種特別な“聖域”とも言えるようなものを感じることができます

今年で創設78年という長い巨人軍の伝統の中で、この「18番」を背負った人はわずか7名しかいません。その数字だけを見ても、この「18番」の持つ意味とその重さが分かると思います「選ばれし者だけが背負う事を許される」のが巨人の「18番」なのです

先に述べた澤村が「18番」を切望した当時、フロントは「自分の力で勝ち取って欲しい」という理由で「18」ではなく、「15」という背番号を与えました。そんな妥協を許さないはずの巨人軍が、どうして杉内にあっさりと「18番」を与えたのか・・・

杉内の背番号「18」には、巨人ファンの中でも賛否両論だと思います。それは巨人を愛するがゆえ、そういう両極の意見が出て当然の事だと思います。

僕自身はどうかと申しますと、杉内の巨人移籍が決まり、背番号が「18」と決まった当初は実は「否定的」な思いでした

「巨人の18番は本格派の右腕で、しかも生え抜き、そして長きに渡り巨人の「エース」として君臨できる可能性を持つ若手選手がつけるべき」という、そういう強い概念が幼い頃から僕の頭の中には根付いていました。

僕が実際にリアルタイムで見た事ある「18番」は、堀内恒夫桑田真澄の2人だけですが、僕的には将来的には現在は15」をつけている澤村拓一や、もしかしたら来年巨人に入団する可能性のある菅野智之(東海大)にも、背負う要素が十分あると思っています

そんな僕なりの“思い”がある中での今回の杉内の「18番決定」に、僕は少し戸惑いを感じました。まずそれ以前に、杉内の入団に対して「巨人の18番」が“エサ”として使われたような気がして仕方ありませんでした

「巨人の18番は自力で掴み取るもの」、これは自らがその「18番」を背負っていた堀内恒夫が言っていた言葉です。

そんな堀内は杉内の入団が決まった後、テレビで『杉内君が新しい巨人の18番の伝統を作っていけばいい』と語っていました。

それも一理あると言えば一理あります。いつまでも古い「伝統」や「しきたり」にとらわれずに、新たな道を切り開く事も大切です。杉内のこれまでの実績からいえば、「18番」を背負うだけの資格は十分にあるといっても過言ではありません

でも、でもなんです巨人の「18番」だけは、そういうものの全てが通用しないものであって欲しいと僕は信じていました

言い方は少し悪いかもしれませんが、『よそから来た、しかも30歳を過ぎた左投手に与えて良いのか!』そう僕は心の中で思っていました

杉内ファンの方には誤解して欲しくありませんが、僕は彼の事は好きですし、もちろん巨人に来てくれた事を非常に嬉しくそして心強く思っています

でもやっぱり、何か腑に落ちない自分がそこにはいました・・・

しかし、年が明けてしばらくすると、僕が当初思っていた「否定的」な気持ちが徐々に「賛成的」の気持ちに揺れ動くようになり、正直今はどちらとも言えない心境にいます

キャンプ前の自主トレや、キャンプインしてからの彼の言葉や練習に励む姿をスポーツニュースなどで見ていて、何か僕の中で「18番」に対する思いが変わってきたのです

どうしてなのかそれは僕にも分かりませんが、映像で見る杉内の「18番」が何か“しっくり”くるからだと思います

プロ野球という世界は、見るものに「夢」や「憧れ」を抱かせる世界だと僕は常々思っています。子供達は好きな選手を真似したり、その選手のユニホームに憧れを持ちます。「背番号」というものはその象徴でもあります

かつて長嶋茂雄を見て育った子供達が「3」に憧れたように、スター選手と背番号という関係は、切っても切れない関係なのです。

僕が言いたいのは、巨人の「18番」には、その背番号というものが持つ意味を超越したものがあるということです

正直、杉内に「18番」を背負わせた事が「正しい」のか「正しくない」のか、それは誰にも解らないし、答えなどないと思います。

ただ1つ言える事は、一番その「重み」と「責任感」を感じているのは杉内本人であるという事、そしてその重圧の中で「真の18番」を掴み取ろうとしているのも杉内本人であるという事です

いれずにしても、彼が「18番」をつけて今年プレーするという事はもう変える事のできない事実です。2012年のシーズンが終わった時、僕の中で今出ていない巨人の「18番」に対する“答え”が、もしかしたら出ているかもしれません

杉内には、ぜひとも頑張って大きな活躍をして欲しい気持ちでいっぱいです

彼が入団会見で口にした『今後この背番号を誰かに渡す時、もっと重い背番号にして渡せるように努力したいです。』その言葉を僕は信じます

実は今日2月9日は、巨人の「18番」を背負った1人、故藤田元司さんの6度目の「命日」です。僕は巨人の監督としての藤田さんしか知りませんが、オールドファンにとっては、背番号「18」を背負って力投する藤田さんの姿は懐かしいでしょうね

きっとこれからも巨人の「18番」は特別な背番号として、何十年、何百年経っても、その「伝統」が守られていくと思いますし、そうあって欲しいと願っています。そして、どんな時代になろうとも、その時代を生きた人にとって、思い出に残る光り輝く「18番」であって欲しいです

今日は僕が愛する巨人軍の「18番」という背番号について、長々とお話しさせていただきました

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月9日

0209

「ストック」

花言葉は「永遠の美、逆境の忠節」です。

ストックはアブラナ科の多年草で、南ヨーロッパを原産地としています。葉は長卵形で細毛が密生しており、春から夏にかけて白色、桃色、紫赤色の花を咲かせます。早春の代表的な「芳香花」としても有名です。

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2012年2月 8日 (水)

アワトーーク!

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

今日は週の真ん中「水曜日」ですということは、そうです皆さんよくご存知の週に一度のミニバレーの日でした

一週間が経つのは本当にあっという間ですが、今日こそミニバレーができることを祈り、僕は体育館へ足を運びました

しかし今日も体育館は満員御礼メインもサブもコートは全て埋め尽くされ、空き待ちも数組いる程の混雑具合でした

以前までは水曜日はそんなに混んでいなかったのに、ここ数ヶ月で状況が変わってきたようです。「冬」なので外で運動ができないために、「夏」に比べて利用者が増加しているという事も、混んでいる要因の1つとしては考えられますが、それにしても混み過ぎです

先週もお話しましたが、バドミントン人口の増加がかなり目立ちます。テニスの“錦織効果”なのか、「テニス」あるいは「バドミントン」さらには「卓球」などの、いわゆる「ラケット系」の球技に流行の兆しがあるようです

そんな余談はさておき、今日も結局ミニバレーができそうもないので、僕達はしばしの間、ロビーでトークに花を咲かせることにしました

アワトーーク!

わかりにくかもしれませんが、「2」と「8」で今日は「2月8日」です

アワトーーク!

今日のメンバーはHこAっけ、そして猫男爵の合計3名でした

今日のトークもかなりの盛り上がりを見せました先週に引き続き、次から次へと楽しい話題が続出し、3人でゲラゲラ大笑いしてしまいました

それでは今日のトークのラインナップをご紹介しましょう

 八中の古川君の話

 インフルエンザで学校閉鎖の話

 スカッシュパーティーの話

 スノーシューの話

 泡立たないシャンプーの話

 暖かい公衆トイレの話

 ガス欠の話

 冬山登山の話

このように今日も非常に中身の濃い、愉快な話のオンパレードでした

その中でも今日イチオシの話は、ズバリ「泡立たないシャンプーの話」です。これはAっけがつい先日体験した事をもとにした話です

Aっけが先日「スノーシュー」に行った際に、その帰りにとある温泉に寄ったそうですが、そこにはシャンプー等のたぐいの物がないので、あらかじめ持参したシャンプーで髪を洗おうとしたそうなんですが、なぜか全然“泡立たない”という状況に陥ったそうです

Aっけは自分に問題があるのでは・・・と思い、恥ずかしくてその事を他の人にはなかなか話せなかったそうです。しかし後で、実はそれは「温泉」に問題があり、誰がどのシャンプーを使っても最初から“泡立たない”ものだったそうなんです

詳しいことはまでは分かりませんが、その温泉の泉質が酸性で泡立たないようなことをAっけは言っていました

髪や体を洗う時に、もしも「泡立たない」ような状況になれば、何か自分の体に問題があるのか・・・そう思ってしまう気持ちは分からないでもありませんし、「泡立たない」のは非常につらいですよね(笑)

僕的には今度、テレビ番組の『ほこ×たて』で、「絶対に泡立たないお湯VS絶対に泡立つシャンプー」という戦いをやってもらいたいものです

そんな今日のトークは、まさに「アワトーーク」な時間でした

結局今日もトークのみで終了し、午後8時30分過ぎに「撤退」を決断しましたが、来週こそは本当にミニバレーをしたいです場所さえ取れれば、あとは5~6名のメンバーが集まると思うので「男爵ボール」もできるはずです

来週はちょっと早めに体育館行って、場所取りに挑んでみることにします。MVDメンバーの皆さんで、もし都合の空いている方は、ぜひとも体育館に足を運んでください。そして一緒に2012年最初のミニバレーを楽しみましょうね

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月8日

0208

「金盞花」(きんせいか)

花言葉は「悲しみ、用心深い」です。

金盞花はキク科の観賞用一年草で、原産地は地中海沿岸です。日本では房総半島や淡路島などで「切花用」に大規模に栽培されています。イギリスでは聖母マリアの祭日の頃に花が咲くことから「マリア様の黄金の花」とも呼ばれています。

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2012年2月 7日 (火)

『Goodbye、Mr.オーク♪』

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

ちょうど2週間ぐらい前の事になるでしょうか、僕が中学生の時の英語の先生が亡くなったという知らせを耳にしました

3年間という中学校生活の中で、その先生とは「英語」の授業でしか接点がありませんでしたが、凄く思い出深い印象に残る先生だっただけに、「亡くなった」という知らせを聞き、何だか寂しい気持ちにかられました

僕が中学校に入学して最初の「英語」の授業の前、僕を含めクラスメイトもみんな、普段とは違う変な“緊張感”に包まれていました。

現在では小学校から「英語」の授業があったり、塾などで早くから「英語」を習う場があると思いますが、僕らの世代では「英語」というものに中学生になるまで全く関わりがなかったために、中学校の授業が初めての「英語」と対面でした

そしてその授業を受け持つ英語の先生がO先生という、前述の先生でした

茶色のフレームに少し色の入ったレンズの眼鏡をかけ、鼻はコントで使うような日本人離れした高い鼻をして、体つきは少し貫禄のある体型をしたO先生は、教室に入ってくるなり、いきなり黒板に英語で自分の名前を書きそして「英語」で自己紹介をしました

まるで『GTO』の鬼塚英吉の英語ヴァージョンです

しかし一人盛り上がるO先生とは逆に、英語はほとんど理解できない僕達はただ唖然とするだけでした・・・

“何か”を僕らに話しかけているのは何となく解りましたが、僕らがそれに答えられるわけがありません。かろうじて僕の耳には『グッドモーニング』という単語は聞き取れたので、挨拶をしている事は分解りましたが、後は突然の事で何が何だかさっぱりでした

無反応な僕達を見渡し、O先生はようやく「日本語」で自己紹介を始めました。それが僕とO先生の「出会い」でした。と、言いたいところでしたが、実はその「出会い」から遡ること数ヶ月前、僕はO先生と一度顔を合わせていたのです

小学校6年生の冬、もうすぐ小学校「卒業」を控えた僕達のところに、中学校から1人の先生が、「中学校生活へ向けての説明会」的なことで小学校を訪れていたのです。

その「説明会」が終わった後に、当時学級委員長だった僕は他のクラス委員数人と一緒に職員室に呼ばれ、O先生と個別に何か話しをしていたのです。その内容までは詳しく記憶していませんが、その時のO先生の印象が強く残っています

それがあったせいか、中学校に入学して最初の英語の授業でO先生の姿を見た瞬間『あっ!あの時の先生だ!』と咄嗟に頭の中で思ったのです

その後も、O先生の授業では「初めの挨拶」と「終わりの挨拶」は全て英語でした。そして必ず、「初めの挨拶」の後と「終わりの挨拶」の前に、O先生が生徒の中で誰か1人の名前を呼び、その生徒と英語で会話を交わすという事がO先生の英語の授業の特徴でもありました

当時は『当たらなきゃいいな・・・うっとうしいな・・・』と思っていましたが、今となってはそれが「英会話を自然にできるように」というO先生なりの指導方法だったと、そう思っています

O先生は部活動では「陸上部」の顧問を務めていました。O先生が僕の学校に赴任してくるまでは、僕の学校には「陸上部」というものがなかったのですが、O先生は「陸上」に凄く熱心な先生で、少人数で部を立ち上げ、その後は「十勝大会」で優勝したり、「全道大会」でも上位に入賞する生徒を育てるほど、指導力に長けた先生でした

僕が1年生の時の3年生には、運動神経に優れた先輩たちが多かったので、「野球部」を夏で引退した3年生の先輩達の数人は、そのO先生から「陸上部」に勧誘され、秋の「駅伝大会」に出場したところ、「十勝大会」でいきなり優勝してしまいました

僕は直接、O先生に陸上の指導を受けた事はありませんが、その後も僕の後輩達が続々と「全道大会」に出場する活躍を見せたようで、そんなO先生の指導力には今でも『凄いな~』と尊敬しています

そんなO先生は僕が卒業して間もなく、HこRえAっけNおが卒業したO中学校へ転勤になったそうです。この事は、O先生が亡くなった事を聞いた時、その情報元から教えてもらったことです。

そのO中学校でO先生は教師生活を終えたようですが、僕が毎週水曜日に通っているミニバレーが行われている体育館の目と鼻の先にある、『あの学校にO先生はいたんだ・・・』と思うと、何だか縁を感じてしまいました

そんなO先生に会うことは残念ながらもうできなくなってしまいましたが、たった3年間の時間でしたが、O先生に出会えたことを僕は幸だったと今は思っています

正直最初は、『何だこの先生は?変わった先生だし、何か腹立つ先生だな!』と思った事もありましたが、話をしていくちに、凄く生徒の事を考えてくれている先生なんだな~ということが分かりました

75年間の生涯を終えた先生に、英語の授業で最後に必ず交わした挨拶で僕はお別れをしたいと思います

『Goodbye、Mr.オーク

安らかに眠ってください・・・

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月7日

0207

「お多福南天」(おたふくなんてん)

花言葉は「私の愛は増すばかり」です。

メギ科の植物で、冬になると赤く紅葉します。正直僕は初めてその名前を聞いた植物ですが、この「お多福南天」は温暖な地方で自生し、霜が降りる頃からキレイな紅葉を見せるそうです。「難を転ずる」という名前を持つことから縁起の良い植物とも言われています。

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2012年2月 6日 (月)

『アフタースタイル』~カット4~

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

日本列島が大寒波に襲われた先週でしたが、今日からまた新たな一週間がスタートしました。まだまだ寒波には気が抜けませんし、もう1つの難敵である「インフルエンザ」が、例年以上の猛威をふるって大流行しているようです。皆さんの中にも、既にその流行に運悪くのってしまったという方もいるかと思いますが、十分に気をつけてくださいね

さて、そんな今日は月曜日ということで「月9」『ラッキーセブン』でも見て過ごそうかなと思っている方もいるかと思いますが、楽しみはこのブログにもありますよ

連続ブログ小説『アフスタ』ファンの皆さん、お待たせしました。今日は第話をお送りします。先週はブログ上の都合により、お休みしてしまい誠に申し訳ありませんでした。今日は2週間ぶりに『アフスタ』をお送りしまので、楽しんでくださいね

それでは早速、連続ブログ小説『アフタースタイル』第4話をお送りしたいと思います

『アフタースタイル』 脚本・演出:猫男爵

<CAST>

大澤怜雄:滝沢秀明

町村真奈美:加藤あい

南條茜:綾瀬はるか

望月龍平:小栗 旬

町村功治:渡辺いっけい

町村由紀:岡江久美子

藤堂弥生:天海祐希

上田達也:妻夫木聡

大澤すみれ:菅野美穂

小峰健太郎:竹野内豊

馬場勝一:橋爪 功

和泉修一:三上博史(ゲスト出演)

※この連続ブログ小説はフィクションであり、登場する人物・名称等は全て架空のもので実在しません。

☆カット4☆ 『音が聞こえない男』

<前回までのあらすじ>

幼い頃に両親を交通事故で亡くし、父と同じ道を志し美容師の道へと進んだ主人公・怜雄は、都内有名美容室「アクア」のNO・2にまで登りつめた。しかし怜雄は突然「アクア」を辞めて、両親が営んでいた美容室を再開させることにした。

南條茜というアシスタントを雇い、お店を訪れる様々なお客さんに「未来は自分で作るから未来なんだ」ということを教える怜雄であったが、そんな彼の前に姿を現したのは「アクア」で同僚だった上田達也というカリスマ美容師であった。怜雄は心の中でずっと抱えていた心の葛藤に立ち向かい、上田に自分の思いを伝えたのだった。

都内にある競馬場には大澤怜雄と、怜雄の隣りに住む本屋の主人である町村功治の姿があった。

『おじさんが競馬やりたいなんて珍しいよね。』怜雄は微笑みながら功治に話しかけた。

『俺だってさ、たまにさ、息抜きしたい時だってあるさ。』功治は苦笑いしながら言った。

『今日はこの5レースが一番荒れそうな感じだな・・・』競馬新聞を見ながらそう呟く怜雄に功治は話しかけようとした。

『ところで怜雄、あのさ、真奈美のことなんだけどさ・・・』小さな声で功治が話しかけた。

『ほら、おじさんレース始まるよ!』功治のその話を押し消すように怜雄は言葉を発した。

『う、う、うん・・・』結局、言いたい事は言えないまま功治はレースを見ることにした。

その頃、都内にある人気美容室「アクア」ではカリスマ美容師上田達也がオーナーの藤堂弥生に呼ばれ、オーナー室の前にいた。

部屋の前に立ち、ひと呼吸置いて扉をノックして達也は部屋に入っていった。

『失礼します、何かご用ですか?』上田の表情は少し緊張気味だった。それもそのはず、オーナーから直々にお呼びがかかるという事はそうある事ではないからだ。

『上田、最近のあなたの顧客リストを見せて貰ったんだけど、これは何?あなたふざけてるの?』藤堂はややきつい口調で激高していた。

『いえ、そんなつもりはないんですが・・・』上田は強張った表情になった。

『こんなお客なら、そのへんの店でも、誰でも獲れるのよ!あんたは“カリスマ”なのよ、分かってる?そして「アクア」のNO・1なのよ?その自覚はあるの?』そう藤堂は上田に言った。

『わかっています。俺の腕は誰にも負けません!』上田は強く言い返した。

『だったらそれなりの仕事をしなさい!少し気が緩んでるわよ!分かったら、さっさと行って!』藤堂は厳しい視線で上田にそう言った。

『わかりました、失礼します。』そう言いながら頭を下げる上田の目には怒りが宿っていた。と同時に、この前の怜雄の言葉が頭から離れずにいた。

競馬場では、ちょうど馬たちが最終コーナーを立ち上がって直線に向かうところだった。

『おじさん来るよ、このレース獲れるよ。』怜雄の目は自信に満ち溢れていた。

『えっ?だって、5番の馬はあんなに後ろじゃないか、いくら怜雄の言う事でもそれはちょっと無理だろ・・・』功治は苦笑いを浮かべてそう言った。

しかし、首を傾げる功治の目の色は次の瞬間変わった

『あっ、来た!本当に来た、5番が来た!おいおい嘘だろ・・・どんどん抜いていくじゃないか!』功治は驚きの表情を浮かべながら興奮していた。

『なっ、だから言っただろ。』怜雄は誇らしげにそう言った。

レースは見事に怜雄の言う通りになり、功治は見事に馬券を的中させた

『凄いな怜雄は、やっぱり怜雄の競馬の“読み”は噂通りだな。』笑いながら功治がそう話かける中、2人の前に1人の人物が現れた

『おう、小僧、今日はお連れさんと一緒のようだな。』そう話しかけてきたのは、怜雄の競馬仲間の馬場勝一という老人だった。

『あっ、馬場のじっちゃん!今日は俺の隣りに住むおじさんを連れてきたんだ。俺の“育ての親”みたいなもんだよ。』怜雄はそう言って功治を紹介した。

『はじめまして、あなたが馬場さんですか、怜雄からあなたの事はよくお聞きしています。俺の“師匠”だっていつも自慢していますよ。』功治は笑いながら勝一に挨拶を交わした。

『師匠か、まあそうかもな。』勝一は声高らかに笑い声をあげた。

数時間後、競馬場を後にした怜雄と功治は帰路の道を歩いていた。

『いや~今日は楽しかった、怜雄のおかげでこんなに儲けたしな。また連れてってくれな。』功治は笑顔でそう言った。

『もちろんだよ、いつでも言ってくれ。』怜雄もまた笑顔でそう返事をした。

『ところで怜雄、あのさ、真奈美の事なんだけどさ・・・』功治は小さな声でまた話した。

『おじさん、そう言えば今日はお店大丈夫だったの、おばさん1人で?』功治の話をまた打ち消すように怜雄が言葉を発した。

『今日は真奈美が仕事休みだから手伝ってくれているから大丈夫さ、まあ客もそんなに来るわけじゃないしな。』功治はそう答えた。

『まあ、それもそうか。』

そう笑いながらいつの間にか2人は功治が営む本屋の近くまで来た。

『あれ、おじさん、何か店に人がたくさんいない?』怜雄は目を細めて功治に話しかけた。

『そうだな、随分いるな。』功治は真顔で怜雄と目を合わせて、そう言いながらお店に入っていった。

『いらっしゃいませ。』その声の主は、怜雄の幼なじみで功治の娘でもある町村真奈美の爽やかな声だった。

『何だお父さんか・・・』真奈美は忙しそうにそう言った。

『おい由紀、これどういう事だよ?この大勢の客は?』功治は妻の町村由紀に尋ねた。

『みんな真奈美が目当てよ、よく見てよみんな男ばっかりでしょ。』由紀は苦笑いを浮かべてそう言った。

『本当だ・・・』功治も苦笑いを浮かべた。

『それより、例の話、ちゃんと怜雄君にできたの?』由紀は真剣な眼差しで功治に聞いた。

『いや、それが・・・』功治は困った顔でそう言った。

『もう本当に役に立たないわね・・・』由紀は少し不機嫌な顔でそう呟いた。

そんな中、怜雄は真奈美に話しかけていた。

『お前さ、出版社なんかで働かないで、店継いだ方がいいんじゃない?大繁盛じゃん。』怜雄は笑いながらそう言った。

『何それどういう意味!』真奈美は怖い顔で怜雄を少し睨んだ。そしてすぐにこう話しかけた。

『それより、この前はゴメンね。何か怜雄に嫌な思いをさせて・・・』真奈美は怜雄に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

『いいよ、俺は別に何も気にしてないよ。それどころか助かったよ、俺に気づかせてくれて、逆に俺はお前に感謝しているよ。』怜雄はそう笑いながら答えた。

『えっ?どういうこと?』怜雄の思わぬ反応に真奈美は驚いた。

そして、何も言わず怜雄は白い歯を見せながら立ち去っていった。

2日後、「janus」では営業の準備に向けて、怜雄とアシスタントの南條茜の姿があった。

『怜雄さん、この前「ケンタロウ」で会ったあの人は誰ですか?凄く感じの悪い人ですよね。』茜はこの前の出来事を思い出しながら怜雄に聞いた。

『あいつは俺が昔働いていた「アクア」っていう美容室の同僚なんだよ。見た目はあんな感じだけど、根はそんなに悪い奴じゃないんだ。今の俺があるのもあいつがいたおかげなんだ、だから俺はいつかあいつを超えないといけないんだ・・・』怜雄はしみじみとそう語った。

『そんなに良い人には見えませんけどね。』茜はあまり良い顔はしなかった。

『いいよもうあいつの話はさ、それよりそろそろお客さんが来る頃だから、ワックスとミストをそこに並べておいて。』怜雄はそう茜に頼んだ。

『はい、わかりました。』茜は笑顔で答えた。

その時、お店の扉が開く音がした

『いらっしゃいませ。』怜雄がそう言いながら送った視線の先にいたのは、1人の男性だった

『ご予約のお客様ですね。』怜雄のそう尋ねた。

『そうだ。』ぶっきらぼうにその男は、和泉修一という男性だった。

『お待ちしておりました、和泉修一様、どうぞこちらへ。』そう言いながら怜雄は鏡の前の椅子に和泉を座らせた

『今日はどのように致しましょうか。』怜雄はそう和泉に尋ねた。

『少し全体的にボリュームをつけたいのでパーマをかけてくれ。』

男性にしてはやや長めの髪型をしているその和泉修一という男性は、40代半ばぐらいでやや痩せ型の紳士的な感じの男性だった。しかし、口調は若干ぶっきらぼう的なところがあった。

『わかりました。』そう笑顔で怜雄は返事をすると、準備を開始した。

『茜ちゃん、クラウンはツイストでネープは強めでいくから、パーマ液を用意して。』怜雄は少し急ぎながら茜にそう話した。

『はい、わかりました。』茜は返事をした。

『和泉さんは、何か音楽関係のお仕事でもなさっているんですか?』唐突に怜雄がそう切り出した。

『何でだよ?それが髪を切るのに何か関係あるのか?』相変わらずのぶっきらぼうな口調で和泉は返事をした。

『いえ、そういうわけではないんですが、時折足でリズムをとっているので、そうなのかな~と思いまして。僕は音楽とかそういう事には全く才能がないんですけどね・・・』怜雄は2人の距離を縮めるように、優しく和泉に話しかけた。

『才能?そんなモノは俺にだってないさ、音楽なんていうものはそんな次元でできるようなものじゃないよ。』和泉は節目がちにそう言った。

『もしかして、和泉さんはピアニストですか?』怜雄は鏡越しに和泉を見ながらそう尋ねた。

『どうしてわかった?』和泉は少し間をおいて答えた。

怜雄も少し間をおいて話し始めた。『その指の長さは、もしかしたらそうかなって思って・・・』

『あんたこそ才能あるじゃないか、人を見抜く才能がさ。確かに俺はピアニストだ、ただし売れない“三流”のね。』苦笑いを浮かべながら和泉はそう言った。

『そうですか、僕には一流のピアニストにしか見えませんよ。ただし今は、何かに迷い、何かを探している、三流のピアニストなのかもしれませんけどね。』何かを悟ったように怜雄はそう和泉に話した。

『怜雄さん、何言ってるんだろう?』茜は不思議そうに首を傾げながら小声で呟いた。

『あんたに何がわかる、余計なお世話だ!』和泉は少し激怒した。

『わかりますよ、僕も髪を切る楽しさを見失った時がありましたから。和泉さんは今、ピアノを弾くことが楽しくないんですよね?』怜雄は真剣な眼差しで和泉を見つめた。

その言葉に、和泉も鏡越しに怜雄を見つめた。

その頃、真奈美は勤務する出版社で、上司である大澤すみれ(怜雄の姉)に上田達也に関する取材の原稿を見せていた。

『うん・・・まあ最初にしては上出来じゃない。これだけ彼の言葉を引きさせれば、まずは合格点ね。』すみれは少し笑みを浮かべながらそう言った。

『ありがとうございます。』

『でも、まだまだもっと彼の言葉を引き出せるはずよ、次の取材も気を抜かないでね。』すみれは真奈美にハッパをかけた。

『はい、わかりました。』真奈美少し引き締まった表情でそう答えた。

『それと、怜雄の事なんだけど・・・』すみれは、やや節目がちに話し始めた。

一方、「janus」では怜雄が和泉の髪を切りながら会話を交わしていた。

『これは僕の独り言です、もしうるさかったら遠慮なく言ってくださいね。実は僕は以前、人気のある美容室で勤めていたんです。僕の夢はそこで一番の美容師になり、少しでもたくさんの人の髪を切る事、そして良い報酬を貰う事、それが一流だと思っていました。』怜雄はとても優しい口調で語りかけた。

和泉は黙ってその怜雄の言葉に耳を傾けていた。

『でもある日、気がついたんです。僕には僕にしかできない事がある、それがどういう結果になるにしても、自分が思った信念を貫き通す事、誰かに導かれてするのではなく、、自分でその道を進む、それこそが一流なんじゃないかってね。未来を決めるのは自分だけだってね。』怜雄は誇らしげに話した。

その時、怜雄の話を黙って聞いてた和泉の表情が一瞬緩んだ。

怜雄はそんな和泉の顔を見ながら、再び口を開いた。

『それは本当はもっと前に、ある人から教えられていた事だったんです。でも僕はその事に気づくのに少し遠回りをしてしまった。その事を僕はある人に謝らなければならないのかもしれない・・・そのある人に、僕の親父にね。』怜雄は感慨深げにそう話した。

和泉は口元にやや笑みを浮かべながら、下を向いたままだった。

『申し訳ありません、独り言が少し長かったみたいですね。』怜雄は苦笑いを浮かべながら和泉に話しかけた。

『あんたは本当に良い美容師だな、髪を切って貰ってこれだけ気持ちの良い気分になってのは、生まれて初めてだよ。』和泉はそう口を開くと、先程までのぶっきらぼうだった姿はすっかり消え、何か吹っ切れたように話し始めた。

『実は俺は若い頃は、少しは名の知れピアニストだったんだ。周囲の人たちは「お前には才能がある、お前は天才だ」などとはやしたてて、俺は有頂天になっていた。しかし、この世界はそんなに甘い世界ではなかった・・・』

和泉はややうつ向きながらも、話しを続けた。

『みんな時間が経てば、俺の事など忘れていき、そして仕事も減り、今では収入といえるものはほとんど何もない・・・』和泉は苦笑いを浮かべてそう話し、そして少し間をおいて再び口を開いた。

『そんな俺にも、恩師と呼べる信用のできる人が1人だけいてね。俺は最後までその人の言う事だけは信じていた。でもその恩師も先月、病死してしまった・・・息を引き取る数日前に俺はその恩師と、少しだけ言葉を交わしたんだ。』和泉はその時の事を思い出しながら語り始めた。

『「お前には才能がある、技術や実力もある、しかしお前の音楽からは音が聞こえない。」そう言われたんだ。結局それが恩師と交わした最後の言葉だった・・・』

和泉が話し続ける姿を、怜雄は鏡越しにずっと見つめていた。

『それからというもの、俺はその言葉が耳から離れずに眠れない日々が続いた。そして何日も何日も、ただひたすらけん盤に向かってピアノを弾き続けた。』和泉は当時の事を思い浮かべながら怜雄に話しかけた。

『そんなある日、俺の耳から突然音が消えた・・・恩師の言葉のように、俺が奏でる音楽からは音が聞こえてこなくなったんだ・・・何度も何度もピアノを弾いても、俺の耳には何も聞こえてこなかった。』和泉は切実に語り続けた。

『以前は自然と頭の中をかけ巡っていた旋律が、何ひとつ消えてしまった・・・これでもう本当に俺は終わった・・・そう思って、自分のピアノ人生の最後にと、知り合いに何とか頼み込んで、今度行われるリサイタルに参加させてもらことにしたんだ。』

その時、和泉の話しを黙って聞いていた怜雄が口を開いた。

『怖くはないんですか?』

『もちろん正直怖いさ、弾いている間、俺には音が聞こえないんだから・・・』和泉は目を瞑りながらそう答えた。

『「希望の旋律、信なる夜想曲」』怜雄は突然その言葉を口にした。

『えっ?何?』和泉が聞き返した。

『その曲は僕が8歳の時に生まれて初めて聞いた、あるピアニストの曲です。』怜雄は真剣な顔で、鏡越しに和泉の目を見た。

『その曲は・・・』和泉は思わず我を忘れたように呟いた。

『8歳の僕にはそのピアノが上手なのか、そして良い音楽なのか、そういう事は理解できなかったけど、ただ1つその音楽から何か沸きあがる勇気を貰った事はしっかりと憶えています。そして、それが親父と見に行った最後のピアノ演奏会でした。』怜雄は当時の事を思い出しながら話した。

『あんた、俺の事を知っていたのか?』和泉は驚いた表情で鏡越しに怜雄の顔を見た。

『ええ、20年前、まだ若かったあなたが弾いたあの曲で、僕は救われました。』怜雄は優しい笑みを浮かべていた。

『そうか、俺の曲が・・・』和泉もまた優しい顔になっていた。

その頃、定休日の「アクア」のオーナー室には藤堂弥生の姿があった。

『なるほどね、大澤怜雄にはこんな過去があったのね。』そう言いながら藤堂は「調査書」と書かれた少し集めの書類を机の上に置いた。

「janus」では和泉が会計を済ませ、店を後にするところだった。

『今日はこの店に来て本当に良かった、あんたに髪を切ってもらって凄く勇気が沸いてきたよ。』和泉は笑みを浮かべながらそう話した。

『20年前のお返しです、僕が貰った勇気のね。』怜雄も笑みを浮かべそう言った。

そんな2人の笑顔を見て、茜も優しい笑みを浮かべていた。

『ああそうだ!もし良かったら、今度の金曜日の夜にさっき話したリサイタルがあるんだ。ぜひ来てくれないか?』そう言うと、和泉はおもむろにジャケットのポケットからチケットを2枚手渡した

『それじゃ、どうもありがとう。』そう言うと、和泉は笑顔で2人に背を向けた。

『ありがとうございました。』怜雄は深々と和泉に頭を下げた。

その姿を見ながら茜は凄く嬉しい気持ちになっていた。

『さあ、茜ちゃん後片付けだ。』

そう怜雄が茜に話しかけた時だった、再びお店の扉が開いた

『何か忘れ物ですか?』茜は和泉だと思い、そう言葉を発した。

しかし茜が送った視線の先に現れたのは、和泉ではなく怜雄の友人の望月龍平だった。

『忘れ物?俺は何にも忘れてないけど。』龍平はポカンとした表情でそう言った。

『何だ龍平さんか・・・』茜は苦い顔でそう呟いた。

『何だはないだろ、何だわ。』龍平は苦笑いを浮かべてそう言った。

『何ですか、また暇つぶしですか?ここは喫茶店じゃないんですからね!』茜は口を尖らせてそう言った。

『おい、それは健太郎さんに失礼だろ!』龍平はすぐにそう言い返した。

『そういう意味じゃありません。』茜もすぐに言い返した。

その時、奥から怜雄が出てきた。

『おう龍平、例のモノ持ってきてくれたか?』

『ああ、また大変だったんだからな、これを探すの。』龍平は意味深に怜雄にそう告げた。

『サンキュー。』そう言うと怜雄はそれを持って奥の部屋の方へと再び消えて行った。

『ねえ、龍平さんはいつも怜雄さんに何を持ってきているんですか?』茜は不思議そうに龍平に尋ねた。

『それはね、それは言えないな~』龍平は少し間をおいてそう言った。

『もう、意地悪。』茜は少し残念な表情を浮かべた。

その後しばらく「janus」には3人の笑い声が響いていた。

その3日後、怜雄と茜はリサイタルが行われている会場にいた。会場はたくさんの観客で埋め尽くされていた。

『いよいよ次が和泉さんですね。』茜はやや興奮気味に怜雄にそう言った。

和泉が舞台に登場し、ピアノの前に立ち、観客に一礼をして椅子に座った。大きく深呼吸をしたのち、和泉の指はピアノの弦を柔らかくタッチした。

優しくそして穏やかなその旋律に思わず怜雄は目を閉じていた。閉じた怜雄の目には、20年前の映像が蘇っていた。

若き日の和泉が今と同じように優しくそして穏やかに奏でる旋律、それを静かに聞き入る自分の父の姿が怜雄の横にはあった。

怜雄は思わず閉じた目を開け、自分の横の席に視線を送った。しかしそこにはあの日のように父の姿があるはずがなかった。

しかし、それでも怜雄は凄く穏やかな気持ちになっていた。そんな怜雄の顔を茜は隣りでしっと見つめていた。

ピアノを弾く和泉の表情も実に優しい顔だった、彼の耳には完全に音が蘇っていた。

その姿を見ながら笑みを浮かべた怜雄に、和泉はピアノを弾きながら視線を送り、そして笑み浮かべた。

演奏は終わり、会場には大きな拍手と大歓声が沸き上がった。和泉が音と取り戻し、そして自分で未来を作った瞬間だった。

演奏会場を後にした怜雄と茜は、喫茶店「ケンタロウ」にいた

『今日は2人でデートでもしてきたのかな?』喫茶店を営むマスターの小峰健太郎がにやついた顔で2人にそう話しかけた。

『デートなんて、そんなんじゃないよ!』怜雄は強い口調で否定した。

『そうですよ、そんなんじゃありませんよ!あまり変なこと言わないで下さいよマスター!』茜も手を横に振りながらそう言った。

『何だかんだ言って、2人とも楽しそうだね。』健太郎は、にやけていた。

『そう言えばマスターは何で髭を生やしてるの?』怜雄はいきなり質問をぶつけた。

『何だよ、急に話そらすなよ。それに俺の大切な髭をそんな話しをそらすネタにするな。』健太郎はふざけながら答えた。

『いや、そういうわけじゃないけどさ・・・』怜雄は苦笑いを浮かべた。

『私も聞きたい!どうしてマスターは髭を生やしての?』茜も怜雄に便乗した。

『どうでもいいじゃないか、それよりもさ・・・』と、マスターが話しを切り出そうとした時、店の扉が開いた。

そこに現れたのは町村功治だった。

『あれ?おじさん、どうしたの?』怜雄は功治を見ながらそう言った。

『怜雄、折入って話しがあるんだけどさ・・・』功治は真剣な顔をしていた。

『何?何だよおじさん、そんな怖い顔して。』怜雄は功治に尋ねた。

『うちの・・・うちの真奈美と結婚してくれないか怜雄!』

その突然の言葉に、怜雄も茜も健太郎も、驚いた表情で言葉を出なかった。

~to be continue~

さあ、いかがでしたか『アフスタ』の第話は。また1人、怜雄のもとを訪れたお客が「自分で未来を変える」ことができましたね

一方で怜雄に対し何かを企む「アクア」のオーナー藤堂の動きも見逃せませんし、幼なじみの真奈美の父親からの突然の告白、色々と展開がありそうな予感がしますね。

この後、「janus」にはどんな客が訪れ、そして怜雄はどんな言葉で語りかけるのでしょうか次回の『アフスタ』もお楽しみに

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月6日

0206

「油菜」(あぶらな)

花言葉は「競争」です。

油菜はアブラナ科の二年草で、原産地はヨーロッパです。作物として世界各地で栽培されており、種子から菜種油を取り、葉は冬菜として食用に、花は観賞用に用いられます。一面黄色に咲く色鮮やかな花菜畑はにほんの春の風物詩の1つでもあります。

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2012年2月 5日 (日)

響け、「荒ぶる」!

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

今日は非常に穏やかな一日でしたね。風もなく、そして太陽が燦々と照り、ここ数日と比べれば気温も高くて、非常に過ごしやすい一日でした

これが「夏」だったら何か体を動かして、夕方頃から外で「焼肉」なんていうのが最高のシュチュエーションなのでしょうが、残念なことに季節はまだ「冬」です

それでも今日の天候を見ていると、「春の足音」が本当に小さな音ですが僕の耳には聞こえたような気がします

さて、今日は以前にもお話した通り、ある“スポーツ”についての3回に渡る特集の第2回をお送りしたいと思います

そのある“スポーツ”とは、秋から冬にかけて本格的なシーズンを迎える「ラグビー」です

前回の第1回では、「1月15日という日の思い出」についてお話しましたが、今回はある「1つの大学」にスポットを当ててみました

その大学とは

響け、荒ぶる!

「エンジ」と「黒」のカラーが特徴の、ご存知「早稲田大学」です

ラグビーに限らず、なぜか僕は小さい頃から「早稲田大学」という学校が大好きで、大学野球、大学駅伝などでは必ず早稲田大学を応援していました

あまりに好き過ぎて、将来は早稲田大学に行く事が夢でもありました。まあ、その夢は学力に無理があり、志し半ばで断念しましたけどね

ラグビーに精通している方であれば、早稲田大学のラグビーの事は既によくご存知だとは思いますが、あまり知らない方もいると思いますので、まずは簡単に僕の知り得る範囲の中でご紹介したいと思います

「早稲田大学ラグビー部」は、関東大学ラグビー対抗戦グループに所属しています。創部は1918年で、日本国内においては4番目にできたラグビーチームです。

これまでに日本代表に幾多の選手を輩出し、戦術理論やそのプレースタイルなどはラグビー界に大きな影響を与えており、その人気度は日本国内でも随一の高さを誇っています

大学選手権では15回の優勝を数え、日本選手権の優勝4回は、全国大学最多記録でもあります

僕が早稲田大学のラグビーをテレビで本格的に観戦するようになったのは、1980年代後半です。ちょうど僕が中学生の頃で、その頃の早稲田大学には「スター選手」が数多く名を連ねていました

特に僕が中学1年生の時の1987年度の早稲田大学には、「スーパー1年生」と言われる選手たちがいました。1年生ながらレギュラーの座を掴んでいた堀越正巳今泉清藤掛三男などがその「スーパ1年生」でした

今までそんなにラグビーじたいには関心のなかった僕でしたが、この早稲田大学のラグビーを見た事がきっかけで、ラグビーの虜になりました

当時の早稲田ラグビーの特徴ともいえる、BKを中心にボールを華麗にまわすしてトライを奪う「展開ラグビー」には、見ていても本当にワクワクしていました

早稲田大学のライバルといえば、まず真っ先に「明治大学」の名前が挙がると思いますが、この頃の明治が「重戦車FW陣」を活かした「縦の明治」と呼ばれていたのに対して、早稲田の「展開ラグビー」は「横の早稲田」とも言われていました

この頃の「早稲田VS明治」は本当に見応えのある試合ばかりでした。明治には現在の明治大学ラグビー部監督の吉田義人や、元日本代表の小村淳永友洋司元木由記雄というスター選手もいて、対抗戦での戦い、そして大学選手権での戦いには、いつも僕はテレビに食い入るように観戦していました

年月が経ち、今では両大学のプレースタイルは全く逆になり、どちらかというと早稲田はFW中心の攻撃、明治はBK陣で展開するというチームカラーに変貌しています

そんな僕の大好きな早稲田大学ラグビー部ですが、決して忘れる事のできない「伝説の試合」が僕の中ではあります

1990年度(平成2年)の対抗戦グループ最終戦、伝統の「早明戦」がその試合です

この年は、これまで早稲田大学を支えてきたスター選手たち(堀越、今泉、郷田、藤掛)などが最終学年の4年生になった年で、同じく明治も主将の吉田が最終学年を迎えた年でした。それぞれ下の学年には増保(早稲田)、永友、元木(明治)などのスター選手も揃い、戦いはほぼ互角の勝負と予想されていました

そんな中、試合は予想に反し、明治が圧倒的にリードし「12対24」というスコアで試合終了を迎えようとしていました。

さすがの僕も、『この試合はもうダメだ・・・この借りは大学選手権で返すしかない!』と思っていました

がしかし、グランドにいた早稲田の選手は誰ひとり諦めていませんでした。試合終了間際の後半40分を過ぎるか過ぎないかの時間帯に、まずはWTBの郷田がライン際を走り抜けて見事にトライを決め、さらにゴールも決まり、これで「18対24」の6点差です

時間的にもあと1プレーで試合が終わるという中、明治のキックで試合は再開され、誰しもがこれで試合終了のホイッスルが鳴るかと思った次に瞬間、ボールは早稲田のFB今泉のもとに今泉はボールを持つと、自陣ゴール付近から次々と相手選手のタックルを交わし、脅威の独走トライを決めたのです

これで「22対24」、あとはゴールを決めれば「24対24」の同点に追いつくという何ともドラマチックな展開に

そして、ゴールキックを蹴るのは先程、「奇跡のトライ」を決めた今泉です

「1!2!3!4!5!」と、今泉が蹴る時に歩幅を合わせるために後ろに下がる時に起きる競技場内の歓声は、当時はすっかり今泉の“名物”にもなっていました

僕もその時、テレビの前で一緒に「1!2!3!4!5!」と声をあげていたことを思い出します

そして今泉の運命のゴールキックは見事に決まり、遂に「24対24」の同点に追いついたのです。この2つのトライと2つのゴールに要した時間は、おそらく2~3分程の出来事だったと思います

そして今泉の同点ゴールが決まったと同時に「ノーサイド」のホイッスルが国立競技場に鳴り響きました

「早稲田ファン」にとっては、こんなに気持ちの良い試合はなかったことでしょう。逆に「明治ファン」にとっては何ともいえない後味の悪い試合だったことでしょう

これが僕の中で今でも鮮明に記憶に残っている「伝説の早明戦」です

色々と当時の話しをしていると僕も徐々に興奮してきましたが、早稲田大学ラグビー部には2つの「部歌」があります

1つは「北風」という歌で、試合前のロッカールームなどでこの歌を歌い、気持ちを高めて試合に挑むのが伝統となっています。

そしてもう1つは「荒ぶる」という歌です。この歌は「大学選手権で優勝した時のみ歌うことが許される」という特別な歌なのです。そしてその時の最上級生のみが、冠婚葬祭の時にも歌う事が許されるという格式のある歌なのです。ですから、この歌を歌うために部員は必死で練習し、優勝を目指しているのが早稲田ラグビー部の伝統なのです

ここ数年は、少し早稲田大学の強さが影を潜め2008年度に国立競技場で「荒ぶる」が歌われて以来、その歌声が響くことはありません。早稲田ファンとしては、ぜひともまた国立で「荒ぶる」が歌われることを祈っています

響け、「荒ぶる」!

その早稲田“復活”に向けて、新たな力がこの春から加わります

響け、荒ぶる!

彼は藤田慶和君という、まもなく高校を卒業する高校3年生です。今年の正月に行われた全国高校ラグビー大会で東福岡高校を3連覇に導いた高校ラグビー界のスター選手です

FBというラグビーでは花形ともいえるポジションを守る彼は、高校日本代表にも選ばれる一方で、7人制ラグビー日本代表にも史上最年少で選ばれた逸材で、その「スピード」と「強さ」には、多くのラグビー関係者が「将来の日本代表の中心選手になる」と太鼓判を押すほどの選手です

この藤田君が加入した来季の早稲田大学は非常に楽しみです

それでは最後に、大好きな早稲田大学の中でも、僕が厳選した「15人のスタメンメンバー」をご紹介して、今日は終わりにしたいと思います。ちなみに選出した選手は、僕がリアルタイムで応援した「平成元年以降に卒業した選手」に限定させていただきました

<早稲田大学ラグビー部ベストメンバー>

1 PR 畠山健介(平成19年度卒)

2 HO 有田隆平(平成22年度卒)

3 PR 青木佑輔(平成17年度卒)

4 LO 権丈太郎(平成19年度卒)

5 LO 豊田将万(平成20年度卒)

6 FL 相良南海夫(平成3年度卒)

7 FL 小泉和也(平成7年度卒)

8 NO.8 佐々木隆道(平成17年度卒)

9 SH 堀越正巳(平成2年度卒)

10 SO 大田尾竜彦(平成15年度卒)

11 WTB 増保輝則(平成5年度卒)

12 CTB 五郎丸歩(平成19年度卒)

13 CTB 今村雄太(平成18年度卒)

14 WTB 郷田正(平成3年度卒)

15 FB 今泉清(平成2年度卒)

早稲田のラグビーファンにとっては夢のような「ドリームチーム」ではないでしょうか。FW陣の充実ぶりもそうですが、BK陣はどこからでもトライを奪えそうな、素晴らしいメンバーです

このメンバーで大学選手権に出れば敵なしだと思います。もちろん「荒ぶる」が国立競技場には響き渡ることも間違いなしです

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月5日

0205

「木瓜」(ぼけ)

花言葉は「平凡、熱情」です。

木瓜はバラ科の落葉低木で、中国を原産地とする観賞植物です。枝には棘があり、葉は長楕円形をしており、春に紅色や白色の花を咲かせます。リンゴに似た硬い果実がなるのも特徴です。ちなみに我が「男爵果実園」にもこの「木瓜」の木はあります。いつも棘に悪戦苦闘しています

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2012年2月 4日 (土)

ゆく川の流れ~river1~

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

暦の上では今日は「立春」です

この日を境に「春」の訪れを徐々に感じるようになります。明日から寒さは少しずつ和らいで、「春」の到来が全国各地に広がって欲しいところですが、今年の場合は全国的に「大雪」や「寒波」の影響で、「春」の到来はやや遅れるかもしれませんね

「立春」の前日である「節分」、これも「冬」の終わりと「春」の到来を告げる年中行事の1つですが、我が家でも昨日は「豆まき」をしました

そして「恵方巻き」ではなく、特製の「韓国風海苔巻き」を食べて幸せを祈願しました

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妻の作った「韓国風海苔巻き」は最高に美味しかったです

さて、そんな暦の上では「春」が到来した今日ですが、この季節の変わり目に「新シリーズ」をスタートさせたいと思います

過去に「世界の山」「世界遺産」「日本のお城」などにスポットをあてて、妄想旅行をしながらその素晴らしい景観や情緒をお伝えしてきましたが、今回僕が注目したのは「川」です

地球上の水の97%は海水で、そして陸地の水は残りの3%たらずと言われています。その3%も北極や南極の氷や雪、あるいは地下水などがほとんどで、地球上の水の割合で「川」が占める割合は、わずか0.0001%だと言われています

そんな「川」の中でも、今回は日本国内の「川」にスポットをあてて、例のごとく“妄想の旅”に出てみたいと思います

「日本国内には幾つの川が存在するのか?」

小さな川までを入れると正確にはどれほどの数が存在するのか、それは計測不可能なのかもしれません。

川には「一級水系」や「二級水系」などの分別があります。「一級水系」とは、国土通産大臣が国土保全上あるいは国民経済上特に必要と認め指定した水系のことで、日本には109の「一級水系」が存在します

今回のこの「新シリーズ」企画は、その109の「一級水系」の中から、僕が厳選した幾つかの水系を旅しながらご紹介してきたいと思います

それでは早速「妄想の旅」をスタートしたいと思いますので、皆さんももし良ければご一緒に旅に出発してみませんか

「立春」の到来と共に徐々に川の雪解けも進み、全国各地で優しい川の“せせらぎ”が聞こえてくることでしょう

鎌倉時代の歌人・鴨長明の作品「方丈記」の中で、このような文があります

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。世の中にある人と、栖とまたかくのごとし。」

現代語訳すると、「ゆく川の流れは絶えることがなく、しかもその水は前に見たもとの水ではない。淀みに浮かぶ泡は、一方で消えたかと思うと一方で浮かび出て、いつまでも同じ形でいる例はない。世の中に存在する人と、その住みかもまた同じだ。」という意味です

川の水を人の命や人生に例え、その無常さを言葉にした鴨長明の言葉です。今回の旅で、僕もきっと何かを感じ、そして「川」の持つ意味と素晴らしさを実感して帰ってこれればと思っています

それではそんな今回の新シリーズ企画、題して『ゆく川の流れ』、その記念すべき第1回は果たしてどの「川」なのでしょうか

2月某日、とかち帯広空港から飛行機に乗り飛び立った僕は、羽田空港で乗り換えをした後、数時間でとある空港に降り立ちました

空港からレンタカーに乗り換えて僕が車を走らせた場所は、九州は鹿児島県です。この「川」を巡る妄想旅行は、桜前線のように南から北へと進むことにしました

この旅で1番目の「川」にいつ会えるのかと、心を弾ませて車を走らせていると、僕の視界に1つの「川」が飛び込んできました

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川の上にかかる橋から見えたのは「川内川」(せんだいがわ)です

「川内川」は、熊本県最南部、宮崎県南西部及び鹿児島県北西部を流れ、東シナ海に注ぐ一級河川です。

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その川の長さは126km、流域面積は1573k㎡です

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上流には「曽木の滝」と呼ばれる場所があります。

写真では分かりにくいかもしれませんが、高さは12m、幅は210mと広く「東洋のナイアガラ」とも言われています

間近までは行きませんでしたが、その壮大な迫力と水の音は凄く伝わってきました

続いて僕は「川内川」をさらに下流へと向かい車を走らせました

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そこで僕が目にしたのは「鶴田ダム」という大きなダムでした。このダムは河口から51kmの場所に位置し、1966年に竣工されました。壮大なスケールに思わず僕は息を呑みました

これは近所の住民から聞いたお話ですが、この「川内川」の流域には「京町温泉」(宮崎県えびの市)、「湯之尾温泉」(鹿児島県伊佐市)、「宮之城温泉」(鹿児島県さつま町)という3つの温泉地があるそうです

ちなみにこの日僕は、宮之城温泉に宿泊することにしました

「川内川」には古くからこの妖怪が出没するという言い伝えがあります

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これがその妖怪「ガラッパ」です。(銅像)

川辺に住み、頭に皿があるというその外見は「河童」にそっくりです。悪戯が大好きな「ガラッパ」ですが、その反面、恩義を忘れない性格だと言われています。言い伝えでは、川で悪さをした「ガラッパ」をある者が懲らしめ、もう悪さはしないように言い聞かせた上で許して逃がしてあげたところ、その後、川では水難事故が起きなくなったということです。

「川内川」ではこの他にも、毎年8月に薩摩川内市の河川敷で「川内川花火大会が開催され、多くの人々の目を楽しませているそうです。昨年で53回を数えるこの花火大会は、川を横断する1kmの「巨大ナイアガラ」と呼ばれる花火と、フィナーレの3000連発が目玉だそうです。8月にここを訪れる予定の人は、ぜひチェックしてはいかがでしょうか。

ゆく川の流れ〜river<br />
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こうして一日中「川内川」の流域を旅して、本当に「川」って素晴らしいものだということを改めて実感しました

川の歴史の深さ、そして自然の壮大なパワーを感じ、そこに住む人々とのふれあいに「温もり」とうものも強く感じました

旅は人の心に無限の力を与えてくれる、最高の贈り物ですね

さて、次なる「川」を探し求めて、次回は九州を北上していきたいと思います。次回の『ゆく川の流れ』をどうぞお楽しみに

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月4日

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「椿」(つばき)

花言葉は「控えめな美点」です。

椿はツバキ科の常緑高木で、葉は光沢があり革質です。春には赤色の大輪の花を咲かせ、種子からは椿油が取れます。

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2012年2月 3日 (金)

NECO’S キッチン♪24

おはようにゃ~ 北の猫男爵です

今日は珍しく早朝からの更新です。というのも、今日は“本家”に対抗して、あの名物コーナーを『ZIP』の放送時間に合わせてお送りすることにしたからです

その名物コーナーとは、すっかりお馴染みになった『NECO’S キッチン』です速水もこみちさんがお送りしている『MOCO’S キッチン』は、レシピ本も大絶賛の人気の料理コーナーとなっていますが、僕の『NECO’S キッチン』の方もそれに負けないように頑張っていきたいと思います

さて、今日はどんな料理のどんな簡単レシピが登場するのか、早速いってみましょう。その前に、例の合言葉を言いましょうね、せ~の

『料理は想像から生まれる娯楽です』

<NECO’S キッチン>~第24回~

皆さんおはようございます、猫男爵です。今日はどんなリクエストが来ているでしょうか、早速見てみましょう

猫男爵:今日ご紹介するメールは、ペンネーム「嵐大好き」さんからのメールです

嵐大好きさん:はじめまして猫さん、私は30歳の主婦です。今日は「節分」なので、夫が仕事から帰ってきた時に「恵方巻き」を用意して、ビックリさせてやりたいと思案中です。色々と考えてはみたのですが、なかなか良いアイデアが浮かびません。ぜひ猫さんのアイデアをお借りしたいので、何か良い「恵方巻き」の簡単レシピがあればぜひ教えてください、お願いします。

猫男爵:なるほど、今日は2月3日「節分」ですね。それでは、嵐大好きさんのリクエストに応えて「恵方巻き」の簡単レシピをご紹介しましょう

<材料> 鶏ササミ、人参、長ねぎ、卵、サンチュ、海苔、ご飯、白胡麻、お酢、お酒、砂糖、醤油、水、以上です

NECO’Sキッチン♪24

まずは「人参」「長ねぎ」を細切りにします

NECO’Sキッチン♪24

次にサラダ油を敷き、熱したフライパンに「人参」と「長ねぎ」を入れて炒めていきます

NECO’Sキッチン♪24

「人参」と「長ねぎ」にある程度火が通ってしんなりしてきたら、そこへ「酒」と「水」を入れて、蓋をして煮立てます

ひと煮たちしたところで、「砂糖」と「醤油」を入れて弱火で少し煮立てます

NECO’Sキッチン♪24

そして最後に、こちらも細切りにした「鶏ササミ」を入れて、しっかり火が通るまで炒めていきます

NECO’Sキッチン♪24

次に「卵焼き」を少しうす目に作ります。

NECO’Sキッチン♪24

いよいよ具材の巻きつけです。「海苔」の上に「酢飯」をのせて均等に平にしていきます

次に、手前の半分ぐらいを使って具材をのせていきます。最初に「卵焼き」をのせて、その上に「サンチュ」、そして先程の「人参」と「長ねぎ」と「鶏ササミ」を炒めたものをのせて、その上に白胡麻を少々かけます

NECO’Sキッチン♪24

さらにその上に、「サンチュ」と「卵焼き」を重ねていき、これを巻いていきます

NECO’Sキッチン♪24

巻き終わったら両端をカットすれば、オリジナルな「恵方巻き」の完成です

「鶏肉のキンピラ風、恵方巻き」今日はこれで決まり

この「恵方巻き」を手に持ち、今年は北北西だったかな?その方角を向きながら、今日はぜひお口いっぱいに頬張ってみてはいかがでしょうか。「嵐大好き」さんも、ぜひ作ってむてはいかがですか旦那さんも帰ってきたら喜ぶと思いますよ

NECO’Sキッチン♪24

ちなみに「恵方巻き」にこだわらず、切れば「太巻き」としても美味しくいただけます

さあ、今回の『NECO’S キッチン』はいかがでしたか、次回もお楽しみに

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月3日

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「柊」(ひいらぎ)

花言葉は「先見、用心」です。

柊はモクセイ科の常緑小高木で、葉は革質で光沢があり、先には鋭い棘のような切れ込みがあります。「節分」の夜に、この柊の枝と鰯の頭を門戸に挿すと、悪鬼を払うと言われています。

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2012年2月 2日 (木)

雑音の正体は!

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

今日はまず、昨日お話した僕の耳についてのご報告からです。

今週の月曜日ぐらいから、僕の耳の中では何か「ガサガサ、ゴソゴソ」という音が聞こえ、僕はその“雑音”に毎日悩まされていました

その音が聞こえる間隔も徐々に短くなり、昨日あたりからは普通に何もしていない状態でも、常に耳の中で「ガサガサ、ゴソゴソ」と雑音が聞こえるようになりました

そして今日の午後、僕は仕事を休み、耳鼻科へと行ってきました

耳鼻科に行くのは「外耳炎」になって以来、数年ぶりのことなので正直ドキドキでした

受付を済ませて待合室で座りながら呼ばれるのを待っていると、僕の名前が呼ばれました

診察室に入り、症状を先生に説明すると、小さなカメラで耳の中を見てみることになりました。

モニターにその映像が写るので、僕も自分の耳の中を一緒に見ることができます。緊張の中、カメラが耳の中に徐々に入っていきました

『いよいよ雑音の正体が姿を現す!』そう思った瞬間、モニターの映像に何かが写りました

写っていたのは鼓膜、そしてその鼓膜の上に付着していたのは

何と「髪の毛」「耳垢」でした

えっ?これなの?雑音の正体は・・・

全くの笑い話です(笑)

単純に耳の奥に詰まった耳垢が原因で、「ガサガサ、ゴソゴソ」と音をたてていただけでした

昨日Hこ『きっと奥の方に耳垢が詰まっているだけですよ。』と言っていたのが、まさに正解でした

なんだかお騒がせしてしまい申し訳ありません

鼓膜に付着していたその耳垢を除去するには、何かもの凄く細い機械を使いながら、僕の耳のかなり奥の方まで入ってきました。若干の激痛はありましたが、あっという間に「耳垢」と「髪の毛」は取り除かれました医学の進歩は実に素晴らしいものですね

その後、念のために「聴力検査」をするために僕は別室へと連れていかれました。そこには色々な装置があり、見たことのない検査器具を使いながら、みっちり約20分間かけて聴力検査をしました

結果は良好、異常なしでした

おかげさまで今の僕の耳は、何の雑音もなくクリアに音が聞こえます。何日ぶりかで清々しい気持ちに戻りました。もうあのうっとうしい耳障りな音は聞きたくありませんので、また鼓膜に耳垢が付着しないように気をつけることにします

それにしても、結構マメに耳掃除をしているのに、鼓膜に耳垢が付着するのは想定外でした

今日は聴力検査で色々な器具を使った検査も体験できましたし、未知の世界を知ることができたという意味では良い一日だったと思っています

さて、話はガラっと変わりますが、僕は毎日数人の芸能人の方のブログも必ずチェックしているのですが、その中の1人にお笑いコンビ「トータルテンボス」の大村さんのブログがあります

毎回毎回、よくこんなに「面白いエピソード」があるものだなと感心しながら拝見しています。その大村さんの「アーメンブログ」の1月27日のブログの中で、東ハトから発売された「あみじゃが」というスナック菓子の話をしていたのですが、その「うましお味」が抜群に美味しいと言っていたので、僕は早速、近所のコンビニに走り、それを購入してと一緒に食べてみました

騒音の正体は!

このパッケージ、皆さんは見たことありますか?

食べてみましたが、めちゃくちゃ美味しかったです僕の中では久々の大ヒット「スナック菓子」です

ちなみにもう1つ「のりしお味」もあるのですが、こちらも非常に美味しいです。でも僕的には「うましお味」の方がオススメです

まだ食べたことのない方は、ぜひお試しを

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月2日

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「パンジー」

花言葉は「物思い」です。

パンジーはスミレ科の一年草で、ヨーロッパを原産地とする観賞植物です。春から初夏にかけて、紫色、黄色、白色、橙色などの色鮮やかな大きな花を咲かせます。

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2012年2月 1日 (水)

耳の中に誰かいる。

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

今日は週の真ん中「水曜日」、水曜日といえば週に一度のミニバレーの日でした。今日もなかなか人が集まらない中、4名のメンバーが体育館に集いました

耳の中に誰かいる。

今日のメンバーはHこAっけMきちゃん、そして猫男爵の合計4名でした

今日の体育館はいつもにない混み具合で、メインアリーナもサブアリーナもコートは全面埋め尽くされていました

最近はバドミントンが流行りなのか、かなりバドミントン人口が増えているように感じました

なかなかコートが空かないので、僕らは体育館のロビーの椅子に座りながら4人でトークに花を咲かせました

耳の中に誰かいる。

次から次へと話題を変え、色々な話で盛り上がりました。まるで『アメトーーク』の“立ち飲みトーク”のように楽しい時間が過ぎていきました

Aっけの大腸検査の話

猫男爵の耳の話

Mきちゃんの勤務時間の話

Aっけのスノーシューの話

好きな季節の話

ワカサギ釣りの話

Hこの家族ボウリングの話

などなど、たくさんの楽しい話題で盛り上がりました。詳しくは来月発売のDVDをご覧ください(嘘です)

結局今日は、コートが空く気配がなかったので午後8時30分過ぎに「撤退」を決断しました

またしても2012年最初のミニバレーを今日も行うことはできませんでしたが、それでも久しぶりにMVDメンバーの顔を見れたこと、そして楽しいトークができたことは凄く有意義な時間でした

来週は何とかして今年最初のミニバレーができることを心から祈っています。ぜひ、MVDメンバーの皆さんの参加をお願い致します

さて、先程の今日のトークの内容の中にもありましたが、の「猫男爵の耳の話」、気になった方もいると思いますが、実は今僕の耳にはちょっとした異変が起きています

その「異変」に気づいたのは3日ぐらい前のことです。耳の中がゴソゴソというかミシミシというか、何か異音がするのを感じたのが最初でした

『何だこの変な感覚は?』もしかしたら耳の中にゴミが貯まっているのかもしれない、そう思って耳掃除をしたりしましたが、いっこうに治りません。

よく考えれば、耳掃除は頻繁にしているのでゴミが貯まっているわけがないのです。

僕の脳裏に、数年前に耳掃除をやり過ぎて「外耳炎」になったことが思い出されました。その時、お医者さんに『耳掃除はあまり頻繁にしないように』言われたことを思い出しました

僕の中で色々と妄想が膨らみましたが、色々考えても当然答えが出るわけもなく、そうこうしているうちに昨日、今日と、その症状がどんどんと酷くなってきました

今日になると、喋ったり、食事をしたりと、口の動きを伴う動作をした時には常に耳の中がゴソゴソいっていますし、しまいには何もしていなくても常にゴソゴソ言うようになりました

今も僕の耳の中は、まるで誰かがいるかのようにゴソゴソと音がしています。

これにはもう僕も我慢の限界なので、明日は耳鼻科に行って診てもらうことにしました。それが一番ですから

それにしてもこうも耳の中がうるさいと本当に耳障りです。これが毎日続くかと思えば気が狂いそうになります。明日病院に行き、これが解消されればいいのですが・・・

もしかしたら本当に耳の中に誰かいるのかな?

Aっけいわく、「宇宙人に何か埋め込まれて、実験されているかもしれない」そうです。まあ、それも100%ないとも言い切れませんが・・・

今日もこれからこの耳の騒音と戦いながら、眠りに就くことにします

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生花> 2月1日

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「梅」(うめ)

花言葉は「忠実、独立」

梅はバラ科サクラ属の落葉高木で、中国が原産地です。日本にも古くから渡来し、果実は梅干あるいは梅漬けとして、木材は器などにも利用されます。

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