ゴールデン・スラム。
こんばんにゃ~ 北の猫男爵です
今日行われた注目のプロ野球公式戦「楽天VS日本ハム」の試合、皆さんご覧になりましたか?5年ぶりの「夢の対決」を制したのは、マー君でした
試合の序盤は見事な投手戦でしたが、斉藤佑樹が中盤に楽天打線につかまり失点する中、マー君は堂々たる貫禄の投球を見せ、見事な1失点完投でこの「夢の対決」に勝利しました
日本中が注目したこの戦いの第1ラウンドは、まずはプロとしての先輩であるマー君の先勝となりました。この2人の戦いはこれから先もまだまだ続きます。この対決は「名勝負数え歌」と呼ばれ、日本プロ野球界に燦然と光り輝く対決になることでしょう
さて話は変わりますが、最近のスポーツ界では「なでしこJAPAN」のW杯優勝などで盛り上がをみせるなど、あらゆるスポーツで日本人が世界で活躍するニュースをよく耳にするようになりました
サッカーや野球やバレーボルなどの「団体競技」はもちろん、ゴルフや卓球、柔道、陸上、水泳など「個人競技」でも数多くの日本人が活躍しています
そんな中、なかなか世界の上位に食い込むことができないのがテニスです。ひと昔前には、男子では松岡修造、女子では伊達公子(現クルム伊達公子)や杉山愛など、世界のトップ選手と対等に戦える選手がいましたが、ここ数年はなかなか目立つ選手が登場していないのが現実です
現在、アメリカのニューヨークで行われている「全米オープン」でも日本勢は男女とも全て姿を消し、非常に残念な結果に終わっています
この「全米オープン」がテニスの中では「4大大会」の年間最後の大会です
「4大大会」とは「全豪オープン」「全仏オープン」「ウィンブルドン選手権」「全米オープン」の4つの大会のことです。そしてこの「4大大会」の全てで優勝することを「グランド・スラム」と言います
そしてその「グランド・スラム」を1年間の中で達成することを「年間グランド・スラム」と言い、テニスの長い歴史の中でこの「年間グランド・スラム」を達成した選手は僅か5名(男子2名、女子3名)しかいません
そしてさらに、その「年間グランド・スラム」にもう1つ、「五輪優勝」を加えたものを「ゴールデン・スラム」と呼び、それを達成した選手は女子のシュテフィ・グラフただ1人だけです
1年間で「4大大会」を制するだけでも容易なことではないのに、それに加え4年に1度しかない「五輪」で優勝し、5つの大会を制するということは至難の業です
なぜ今日そんなお話をするかと申しますと、実は今から23年前の今日1988年9月10日は、そのシュテフィ・グラフが「全米オープン」を制し、全豪オープン」「全仏オープン」「ウィンブルドン選手権」「ソウル五輪」と合わせて、5つ目のタイトルを獲得し、「史上初の「ゴールデン・スラム」に輝いた日だからです
僕が中高生の頃に抜群の強さを誇っていたグラフのことは、今でも鮮明に憶えています。強くそして美しく、本当に「敵なし」という言葉がぴったりの選手でした
彼女はこの「ゴールデン・スラム」の他にも、世界ランキング1位保持期間「186週」という、女子テニス史上最長記録を持ち、4大大会の通算優勝回数22回(史上2位)、女子ツアー通算優勝回数107回(史上3位)など、数々の記録を残しています
そんなとても印象深いグラフのお話をしましたが、実は僕は幼い頃から大学生ぐらいまではテニスが大好きで、テレビ中継は欠かさず見ていました
最近ではほとんど観る機会がなくなったので、最近の選手の名前はあまりよく分かりませんが、1980年代~1990年代のテニス選手については、かなりの“通”だと自負しています
そこで今日は、僕が好きだった1980年代~1990年代の男女テニス選手BEST10を発表してみたいと思います。テニス好きの方には、非常に懐かしいお名前も出て来ると思いますので、どうぞ皆さんの好きな選手が出て来るか楽しみにしながらご覧になってくださいね
それではまずは「女子」の方からいってみますか。ちなみに名前の後にある西暦は、デビューしてから引退するまでの年数で、その後の回数は4大大会の各優勝回数です。(全英=ウィンブルドン)
<好きなテニス選手・女子編>
第10位 メアリー・ジョー・フェルナンデス(アメリカ)1985年~2000年
第9位 クリス・エバート(アメリカ)1970年~1989年、全豪2回・全仏5回・全英3回・全米6回
第8位 コンチタ・マルティネス(スペイン)1988年~2006年、全英1回
第7位 ヤナ・ノボトナ(チェコ)1987年~1999年、全英1回
第6位 リンゼイ・ダベンポート(アメリカ)1993年~現在、全豪1回、全英1回・全米1回
第5位 ガブリエラ・サバティーニ(アルゼンチン)1985年~1996年、全米1回
第4位 モニカ・セレシュ(ユーゴスラビア→アメリカ)1989年~2008年、全豪4回・全仏3回・全米2回
第3位 マルチナ・ヒンギス(スイス)1994年~2007年、全豪3回・全英1回・全米1回
第2位 マルチナ・ナブラチロワ(チェコスロバキア→アメリカ)1973年~1994年、全豪3回・全仏2回・全英9回・全米4回
第1位 シュテフィ・グラフ(ドイツ)1982年~1999年、全豪4回・全仏6回・全英7回・全米5回
やっぱり僕の中ではグラフが一番好きな女子テニス選手でした
続いては男子の方もいってみましょう!
<好きなテニス選手・男子編>
第10位 マイケル・チャン(アメリカ)1988年~2003年、全仏1回
第9位 ジム・クーリエ(アメリカ)1988年~2000年、全豪2回・全仏2回
第8位 ジミー・コナーズ(アメリカ)1972年~1996年、全豪1回・全英2回・全米5回
第7位 ビョルン・ボルグ(スウェーデン)1972年~1983年、全仏6回・全英5回
第6位 ピート・サンプラス(アメリカ)1988年~2003年、全豪2回・全英7回・全米5回
第5位 イワン・レンドル(アメリカ)1978年~1994年、全豪2回・全仏2回・全米3回
第4位 ボリス・ベッカー(ドイツ)1984年~1999年、全豪2回・全英3回・全米1回
第3位 アンドレ・アガシ(アメリカ)1986年~2006年、全豪4回・全仏1回・全英1回・全米2回
第2位 ジョン・マッケンロー(アメリカ)1976年~1992年、全英3回・全米4回
第1位 ステファン・エドベリ(スウェーデン)1983年~1996年、全豪2回・全英2回、全米2回
「男子」では大好きなエドベリを1位に挙げました。何を隠そう、僕は中学生の頃は地元では「北のエドベリ」と呼ばれていたぐらいですから(笑)。彼の持ち味の「サーブ・アンド・ボレー」のスタイルが大好きでした
いかがでしたか僕と同年代の方にとっては、非常に懐かしい名前がたくさんあったのではないでしょうか
日本人選手にも、「4大大会」の決勝戦に駒を進めるような新たな「ヒーロー」や「ヒロイン」が、一日も早く誕生することを祈り、今日のブログを締めたいと思います
それでは今日はこのへんで。がんばろう、日本!
<今日の名字しりとり> 急式(きゅうしき)さん→記録(きろく)さん、今日はテニスの“記録”のことを色々とお話しましたが、何と「記録さん」というお名前の方が日本にいるとは!全国に「記録さん」は30名程いるそうです。
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