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2011年8月19日 (金)

伝説の目撃者~鳥に一番近い男~

こんばんにゃ~night 北の猫男爵ですcat

今日は8月19日、いよいよ「世界陸上」テグ大会の開幕がと1週間余りに迫ってきましたhappy02

4年に1度開催される「五輪」や「サッカーsoccerW杯」同様に、僕はこの2年に1度の開催される「世界陸上」をいつもいつも楽しみにしていますし、この大会を見て数々の感動と勇気をもらっていますconfident

今回は果たしてどんなドラマが起きるのか、そしてどんな記録が誕生するのか、本当に今からワクワクドキドキですheart02

その高まる気持ちを抑えきれずに、先日からスタートさせたシリーズ企画「伝説の目撃者」ですが、今日はその第3回をお送りしたいと思いますpaper

テレビtvを通してですが、僕が実際に自分の目eyeで、その“伝説誕生”の見てきたその瞬間にスポットをあててお話する企画ですが、どうぞ最後まで飽きずにお付き合いくださいhappy01

さて、今日お話するアスリートの名前はと言いますと・・・

皆さんも必ず一度は聞いたことがあるお名前だと思いますflairその人の名はウクライナ(旧ソビエト連邦)が生んだ「鳥人」セルゲイ・ブブカですshine

僕が初めて彼を見たのは、1987年にローマで開催された「世界陸上」でした。

棒高跳びという種目において、他の追随を許さない圧倒的な強さで勝つ、彼の姿には人類の限界を超えるパワーを感じましたup

彼の凄さは何といっても衰えることを知らないそのチャレンジ精神ですshine。世界記録を作ってはまた塗り替え、作ってはまた塗り替え、とにかくその限界を知らない跳躍には、どこまで記録が伸びるのか見当がつかないほどでしたpaper

彼が現役時代に作った世界記録は35回を数えます。その数字だけでも十分、彼の凄さが分かりますよねhappy01

人類で初めて6mという大台を突破したのももちろんブブカですscissors。そしてその世界記録は6m14cmにまで伸びていますup

この世界記録はいまだに誰にも破られていませんし、それどころかこの記録に近づくような記録は、ブブカ以来誰一人出せていませんcoldsweats01

つまり「ブブカの記録はブブカでしか抜けない」のかもしれませんconfident。なので、僕的にはもうこの記録は破られることはないと思っています。

「記録は破られるためにある」とよく言いますが、この棒高跳びに限ってはあり得ないと思っています。それだけブブカの存在、ブブカの記録は偉大なものなんですshine

そんな彼も五輪だけは相性が悪くdown、1988年のソウル五輪での金メダルが唯一の獲得メダルとなっていますcrown

ただ、「世界陸上」での彼の強さは群を抜いていますsign03。1983年のヘルシンキ大会から始まり、ローマ(1987年)、東京(1991年)、シュトゥットガルト(1993年)、イェーテボリ(1995年)、アテネ(1997年)と6大会連続で優勝を飾っていますcrown

その中でも僕が一番印象深いのが、初めてブブカを知った1987年のローマでの「世界陸上」です。断トツの強さで既に優勝を決めたブブカは、世界記録に挑戦するための試技に入ろうとていましたpaper

緊張の中、集中力を高めるブブカ、記録誕生の瞬間を見ようと固唾を呑む観客、そしていよいよブブカが助走をしようとしたその瞬間sign03

何とあろうことか、別の種目の表彰式の始まりを告げるファンファーレnoteが競技場内に鳴り響いたのですsign03

『えっ?何で今なの?』

僕でなくとも観衆のみんなも、テレビの前のみんなも、全ての人がそう思ったはずです。

ブブカは首を横に振り、『そりゃないだろ・・・』のような表情を浮かべますthink。最後は苦笑さえ浮かべ、やりきれなさを露にしました。

その後しばらくの時間を置き、再度世界記録に挑んだブブカでしたが、一度切れた集中力はどうすることもできず、結局記録への挑戦は失敗に終わり、何とも後味の悪い結末となってしまいましたbearing

僕にとっては良くも悪くもこのローマ大会でのブブカが、一番印象深く記憶にに残っていますconfident。でもその時僕は「鳥に一番近い男」を、この目で確かに見ましたeye。その時の僕は間違いなく「伝説の目撃者」でしたgood

これは余談ですが、実は彼は「棒高跳び」だけに能力が長けているというわけではないのですpaper。100mは何と10秒2で走り、走り幅跳びも8m20という記録があるそうです。つまり全身がバネという万能の身体能力を持つアスリートなんですwink

そんな彼も、36歳で迎えた2000年のシドニー五輪を最後に引退し、故郷のウクライナに「スポーツクラブ」を設立したり、「孤児施設」に通うなどの慈善活動に力を注いでいますconfident。現在はIOCの理事も務めており、陸上界の発展はもとより、スポーツ界全体の向上に努力していますdelicious

彼の故郷であるウクライナのドネツィクには彼の「銅像」が建っています。棒を手に持ち、たくましく鍛えられた筋力で走りだすその姿には、地元の人もたくさんの勇気をもらったことでしょうhappy01

「鳥人」そう呼ばれた影には、絶え間ない努力の結晶があったことに違いありませんpaper

さあ、今回の「伝説の目撃者」はいかがでしたか?鳥人伝説のほんのひと欠片だけですが、お話できたのではないかと思っていますhappy01

また次回の「伝説の目撃者」を乞うご期待paper

それでは今日はこのへんで。がんばろう、日本!

<今日の名字しりとり> 千代倉(ちよくら)さん→来亀(らいかめ)さん、「来る亀」という縁起の良さそうなお名前ですが、そんな「来亀さん」は全国に10名程いるそうです。

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