いやはや、鳥人だ。
こんばんにゃ~ 北の猫男爵です
しばらく続いた雨たちも去り、今日は夏らしい青空が広がりました。これからいよいよ北海道の短い夏の本番です
先日のとある日のこと、僕は車を運転しながらラジオを聴いていました。何となく耳に入ってきた音楽に、僕は幼少の頃に見たある「CM」を思い出しました
結局その音楽は僕が思っていたCMの曲ではなかったのですが、その後しばらく僕はそのCMのことが気になって気になって仕方ありませんでした
皆さんは武田薬品工業の「アリナミン」という商品のCMをご存知ですか?
「アリナミン」にも錠剤とドリンク剤があり、その種類も幾つかありますが、最近ではちょっと前までは柳葉敏郎や石田ゆり子、現在では松下奈緒や佐藤隆太などがCMに出演しています。皆さんもおそらくご覧になったことはあるのではないかと思います
この「アリナミン」の歴史は実に古く、1954年に発売を開始し、1960年にテレビCMを開始したそうです。そしてCMに初めて起用されたのが俳優の三船敏郎だったそうです
僕が生まれるかなり前のことの話なのでそのCMは全く知りませんが、僕が子供の頃に見た記憶のある「アリナミン」のCMは名高達郎が出ているCMです
実は僕はあのちょっと変わった「CM」が結構好きでした。どうしてもまたあの「CM」を見たくなり、気がつけば思わず「You tube」で視聴してしまいました
名高達郎が出ていたのは「アリナミンA25」という商品のCMでした
柔軟な体を見せつけながら登場するインド人と、その横にいる名高達郎。
地上3mのところにあるボールを蹴り上げるのですが、見事に成功したインド人に対し、名高達郎は当然ボールには届くわけがない・・・
そして、画面に出る「いやはや、鳥人だ。」という言葉。
うわっ~何だかとても懐かしい
でも、あのインド人の跳躍力は子供ながらにも『凄いな~』と思ったことを今でも憶えています。小学校で一時的でしたが「鳥人ごっこ」なる遊びが流行ったことも思い出しました
一番高い鉄棒の上の棒のところに、スイカを入れてあった網々のネットみたいなヤツの中に入れたサッカーボールを紐で結び、このCMと同じように蹴り上げるという遊びです
高さがCMのように3mもなかったので、成功する人が続出して、そんなに長続きはしない遊びでしたけどね
僕の記憶が正しければ、確か吉川晃司も何かの番組で、このCMと同じようなことに挑戦し、見事にボールを蹴り上げていたような記憶があります
いずれにしても、無理と分かっていても果敢に挑戦した名高達郎は素敵でした
実はこの名高達郎の「アリナミンA25」のCMは、「世界の珍しい競技に挑戦する」という肉体シリーズもので、この「いやはや、鳥人だ。」の他にも幾つかの作品がありました
これは太く重いサウンドバックのようなものを、両方の肩の上で回すという荒技に挑戦する名高達郎と外国人です。結果は当然、外国人の達人に完敗・・・
「いやはや、鉄人だ。」の言葉が画面に溢れてます
最後にもうひとつ、このCMをお見せしましょう
微動だにせず、水の上で浮く「ヨガの達人」に対し、水中でバタバタともがく名高達郎。
その結果、出た言葉は・・・
「いやはや、魚人だ。」です(笑)
本当にこのシリーズはいつも新CMになるたびに、『名高達郎は今度はどんなことに挑戦するんだろう!?』と楽しみにしていたCMでした
当時の俳優の中でも“肉体派”として知られていた名高達郎をもってしても、全く歯がたたなかったわけですから、世界には知られていないだけで多くの“達人”が存在するといことです。「世界は広し」ということなんですね
僕と年代が同じ30代以上の方であれば、今日ご紹介したCMは非常に懐かしく感じられたのではないでしょうか
昔の「CM」って、今見るととても考えられないようなことや、今の発想とは少し違うかなりおもしろいことをやっていたりして、久しぶりに見ると凄く楽しく懐かしい気持ちになりますよね
それだけ僕も歳を重ねたことなのかもしれませんが、画像の質や、登場する人の髪型やファッションを見ると、「時代」を感じてしまいます。でも、楽しい(笑)
今日は突然僕の中で気になったしまった、昔懐かしの「CM」について、当時を思い出しながら振り返ってみました
それでは今日はこのへんで。がんばろう、日本!
<今日の名字しりとり> 三石(みついし)さん→下林山(しもばやしやま)さん、漢字では3文字ですが、ローマ字にすると「SHIMOBAYASHIYAMA」と16文字になります。ユニホームなどで背中にネームを入れる場合は、非常に長くなり間隔が狭くなりそうです。そんな「下林山さん」は全国に50名程いるそうです。
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