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2011年3月 2日 (水)

最後の「贈る言葉」。

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

3月、それは「卒業」の季節です。この時期になると全国各地の様々な学校で「卒業式」が行われます

「友」との別れ、「学び舎」との別れ、そしてお世話になった「恩師」との別れの季節でもあります。僕も小学校から大学まで様々な「卒業式」を経験してきましたが、やっぱり「卒業式」は何だか寂しい気持ちになります

これから始まる新しい生活よりも、やはり過ごした日々との別れが辛い、そんなセンチメンタルな気持ちになるのが「卒業式」です

それはきっと、「送られる側」だけでなく「送る側」も同じ気持ちだと思います

「教師」という仕事は、「出会い」と「別れ」の繰り返しの職業でもあります。多くの教師は、自分が退職するその日まで、何千、何万という生徒が巣立っていく姿を見ていく職業でもあるんですよね

そんな1人の教師と生徒の物語を描いた名作といえば、皆さんご存知の『3年B組金八先生』です。1979年に坂本金八役の武田鉄矢主演で始まったこのドラマは、これまで第8シリーズまでが製作された「長寿ドラマ」のひとつです

これまでに金八先生が送り出した卒業生はおよそ240人、ほとんどのシリーズで最終回である「卒業式」の回では、ドラマだということを忘れて、武田鉄矢はもちろんのこと、出演している生徒役の子供達も、号泣する姿がよく見受けられます

そこにはきっと、ドラマでの“演技”という垣根を超えた、本当の意味での「教育」というものが存在するのだと、僕はいつもそう思いながらついつい涙を流しながら見ちゃっています

金八先生がこれまで送り出した卒業生は・・・

シリーズ(田原俊彦、近藤真彦、野村義男、三原じゅん子、鶴見辰吾、杉田かおる)

シリーズ(直江喜一、沖田浩之、川上麻衣子、伊藤つかさ、ひかる一平)

シリーズ(萩原聖人、長野博、森且行、浅野忠信、菊池健一郎)

シリーズ(小嶺麗奈、藤田瞳子、反田孝幸)

シリーズ(風間俊介、亀梨和也)

シリーズ(上戸彩、加藤成亮、増田貴久、平愛梨、本仮屋ユイカ、中尾明慶)

シリーズ(八乙女光、濱田岳、黒川智花、福田沙紀)

シリーズ(草刈麻有、亀井拓)

このように、今現在も芸能界で活躍する数多くの俳優・女優たちがたくさんいます

この卒業生たちの名前からも分かるように、一時はスターへの「登竜門」と言われたこの『3年B組金八先生』ですが、実は今月の27日に放送されるスペシャル版をもって、番組が「卒業式」を迎えることになりました

1979年の放送開始から、気がつけば今年で32年という歳月が経ち、当時は若かった金八先生も定年退職を迎える年齢になってしまいました。

金八先生を演じる武田鉄矢自身の年齢も61歳、そういう意味では武田鉄矢も「金八先生」を卒業する時が訪れたのかもしれません

金八先生のこれまでの教師生活は決して平坦なものではありませんでした。校内暴力、生徒の妊娠、受験戦争、イジメ、学級崩壊、性同一性障害など、様々な問題に体当たりしてきました。それはドラマの世界だけでなく、その時代が抱える大きな社会問題でもあったと思います。

『3年B組金八先生』というドラマは、自分の身近で起きている、もしくはいつ起きてもおかしくない問題に、真正面から向き合ったという「教育ドラマ」であったということを決して忘れないでください。

『「人」という字は「人」と「人」が支えあって・・・』

『あの子たちは腐ったミカンじゃない!』

などの名ゼリフがどうしても印象的な「金八先生」ですが、彼は時には自分の体を張り、そして「言葉」というものを通じて、様々なことを人々に伝えてきました

それは世代を超えて「贈る言葉」として、人々の心にしっかりと響いていました。そして今回その最後の「贈る言葉」が金八先生の口から述べられます。

どうぞ皆さんも「金八先生」の最後の授業を、ぜひご覧になってください。そこからきっと、何かを学び、何かを得られると、僕は思っています

坂本金八という1人の教師が、32年間かけて行ってきた「教育」の集大成を、この目に焼きつけ、そして彼に心から『お疲れ様』とテレビの前から声をかけてあげるつもりです

この日はテレビの前が、涙で濡れたティッシュの山になりそうな猫男爵でした

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の名字しりとり> 地道(じみち)さん→父川(ちちかわ)さん、僕の幼なじみで「父川」というあだ名の奴がいました。本当の名字とは何の関係もないのですが、なぜかその友達は「父川」というあだ名でした。調べてみると、全国に「父川さん」は110名程いるようです。

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