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2011年1月26日 (水)

ドーハの神様。

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

昨日は週に一度のミニバレーの日でした。僕にとっては2011年最初のミニバレーにもなりました

昨日は先週とはうって変わり体育館はガラガラでした。なんなく場所は取れたのですが、しばらくはMきちゃんの2人だったので、隣りのコートで体操の練習をしている子供達を見ながらダベっていました。僕らの見解では体操を指導しているオッサン(推定50代後半)は、たぶん体操の経験者ではなく、あくまでもイメージで指導しているのではないか?という見解に至りました

まあそんなオッサンのことはどうでも良い話なので話を元に戻しまして、昨日のメンバーはHこAっけMきちゃん、そして猫男爵合計4名でした

4名ということは・・・そうですやっぱりフルタイム男爵です(笑)

ドーハの神様。

試合 「Aっけが防寒着脱ぐまで時間無制限」男爵ボール1本勝負

〇(猫男爵&Mきちゃん)17-16(Hこ&Aっけ)×

凄い接戦の展開でしたが、なかなかAっけが防寒着を脱ぐ気配がなく、終わりが見えないうちに試合はどんどんと進んでいき、そして僕とMきちゃんチームが逆転したところで、まさかのタイミングでAっけが防寒着を脱いだために試合終了!自分のチームが負けているとも知らずに脱ぐあたりがAっけなんです(笑)

試合 「ジュース賭け」男爵ボール25分1本勝負

〇(Hこ&Mきちゃん)23-22(猫男爵&Aっけ)×

25分間という時間を設定して行われた“ガチ”の男爵ボール対決。前半はHこチームが序盤からフルパワーで攻め、一時は「13対0」という一方的なスコアに。しかし、前半に体力を温存していた猫男爵チームがAっけの活躍などで猛追し、接戦に持ち込みます。しかし最後は力尽き25分という時間が過ぎ去りました・・・

試合後のAっけのコメント『まだ全然疲れてないのに・・・最初の方が疲れた。』

結論→Aっけは疲れていないわけでなく、途中からランニングハイならぬ“男爵ハイ”になったと思われます

昨日はこの2試合のみでしたが非常に盛り上がりましたし、大量の汗をかきました。ちなみに“若さの証”なのか、Mきちゃんは半袖でしたさすがヤングライオン

来週もまた体育館で、ミニバレーをして汗を流すのが今から楽しみになってきました。男爵ボールも楽しいのですが、できることなら4対4のミニバレーも久しぶりにしたいな~MVDの皆さんぜひ体育館へ足を運んでくださいね待ってますよ

ちなみに最後の記念撮影の左下の髪がクルクルパーマの人(猫男爵)が着ているのは、1994年サッカーアメリカW杯アジア予選の時に日本代表が着ていたユニホームモデルのTシャツです。皆さんご存知のあの「ドーハの悲劇」の時にも着ていたユニホームです

さて、さて、さて!!!きっと皆さんも今日はこの話題で来ると思っていたと思いますので、早速いきましょう

昨日のサッカー「アジア杯」準決勝、対韓国戦!皆さん見ましたか!いや~実に凄い試合でしたし、心臓に悪いハラハラドキドキの展開でしたね

その戦いの凄さを物語るように、昨日の平均視聴率35.1%、瞬間最高視聴率は何と40.6%でした!平日の深夜にもかかわらずこの数字は驚異です

本当に何度も言いますが、アジアでの戦いは難しいし厳しい戦いの連続なんです。僕的にはW杯本大会よりもこのアジア杯の方が、レベルどうこうでなく“勝つ”ことが非常に難しい大会なのです

そんなもの凄い戦場で戦い続けるザックJAPANの面々に、少しでも日本からパワーを送ろうと、昨日も僕はミニバレーを終えてすぐに家路を急ぎ、帰宅するとすぐにテレビの前に陣取りました

ドーハの神様。

『勝つんだ日本!絶対にアジアのテッペンに立つんだ!』

準決勝ということもあり、僕のテンションも超MAXです

日本は2005年以来、韓国に勝利していませんし、過去の対戦成績も大きく負け越しています。そして忘れてはいけないのが、前回のアジア杯の3位決定戦で日本は、韓国にPK負けしているのです。その雪辱を晴らす意味でも、この試合は絶対に負けられないのです

そして運命の試合はいよいよキックオフされました

前半はお互いに積極的に攻め合い好機を幾度となく作ります。そんな中、前半23分に不運な日本の反則で、韓国にPKを与えてしまいます

僕も解説の松木大先生と一緒に、『あれはファールじゃないだろ!どこ見てるんだよ審判!』とかなり興奮していました。松木大先生は『この審判はね、とにかく少しでも体に手をかけたらファールを取るよ。』と、何度も何度も繰り返し言っていました。僕が確認できただけでも試合終了までに23回言ってました

結局、韓国の選手にPKを決められ日本は1点を追うことになりました

しかし、このザックJAPANはこんな1点のリードでは全く動じないチームにこの大会を通じて大きく成長しています。それは選手の目を見ていれば分かります。絶対に追いつき、そして勝ち越せる“自信”が選手にはみなぎってきます

そんな僕の予想通り、前半36分に本田長友前田とボールが渡り、日本の見事なゴールが決まりました

本当にこの大会を通じて日本のゴールは、ほとんどがいわゆる“流れ”の中からの得点で、その精度の高さを感じます。今までの日本と言えば、どうしてもセットプレーからの得点というケースが目立っていただけに、このチームの完成度は非常に高いものだと思います

結局、前半はこのまま終わり「1対1」の同点で後半に突入します

後半になると、日本選手に疲れが見え始め明らかに足が止まり、前半に見せた日本のリズムの良い動きは影を潜めます。それに対し韓国は、交代したフレッシュな選手を活かしながら日本のゴールを何度となく脅かします。

それでも日本は必死に韓国の猛攻を耐え抜き、遂に90分でも勝負はつかず、この試合は延長戦へと突入していきました!

ただでさえ心臓ドキドキなのに、もう僕の心臓は緊張で破裂寸前です・・・

もうここまで来たら疲れたなどと言ってられません!あとは精神力の戦いです!日本がこの大会で培ってきた精神力の強さの見せ所です!

『頑張れ日本!負けるなよ!』真夜中にも関わらず、僕の気合いの声が部屋中に響き渡ります

そして、日本にチャンスが巡ってきたのは延長前半の7分です。韓国のペナルティーエリア内で岡崎が倒され、日本にPKが与えられたのです蹴るのはエース本田です!

『頼む・・・本田・・・決めてくれ!』

そして軽く助走をとり本田が蹴ったボールは・・・

ドーハの神様。

本田のPKは相手GKに止められたのですが、弾いたボールにつめていたのは香川に代わり途中交代で入っていた細貝です

『よーーーし!!偉いぞ細貝!!!』僕もテレビの中の松木大先生も大絶叫でした。この何ともいえない瞬間は何度味わっても最高です今思い出しても鳥肌が立ちます

これで日本が遂に「2対1」とリードしました!そしてこのまま延長前半は終了します。

延長後半に入ると日本は完全に守備的布陣を取り、守り抜く戦術をとりました。韓国の攻めを必死にしのぎ、敵陣にボールを入れた際には、本田と岡崎と長友でボールをキープし時間を稼ぎます

そして残り時間も僅かとなり、延長後半も15分が経過しあとはロスタイムだけとなりました

『よしあと少しだ、あと少ししのげば日本の勝ちだ!』僕を含め日本中の誰しもがそう思った瞬間、信じられない、いえ信じたくない光景が・・・

ドーハの神様。

韓国にまさかの同点ゴールを許してしまったのです・・・

『嘘だろ・・・』僕の口から言葉は出て着ませんでした・・・

ドーハの神様。

まだ試合は終わっていないのにグランドに崩れ落ちる選手の姿・・・

僕の脳裏に18年前のあの光景が頭をよぎりました・・・

ドーハの神様。

昨日の試合と同じ地「ドーハ」のピッチにぐったりと崩れ落ちる日本代表の選手の姿です。

ラモスはこの時、『神様・・・』と一言だけ口ずさんでいます。「神様」・・・そうです、このドーハにはきっとサッカーの神様がいるのです・・・

ドーハの神様。

試合は延長戦でも決着がつかず、いよいよPK戦での勝負となりました

PK戦・・・日本にとっては鬼門とも言えるこの戦いに僕は少し弱気になっていました。前回のアジア杯での韓国戦、そして皆さんの記憶にも新しい昨年のW杯でのパラグアイ戦と、いずれもPKでの敗戦です

でもこの鬼門を超えていかなかれば、アジアのテッペンにもたどり着けませんし、これはきっと“神様”が与えた「試練」なのだと僕はそう確信しました

『そうだ、こんなところで負けるわけいはいかないんだ!勝て日本!絶対に勝て!』

そして運命のPK戦が始まりました!

ドーハの神様。

日本の選手が確実にゴールを決める中、韓国は日本の守護神川島の気合いのセーブによりゴールを割れません

『いいぞ川島!』僕と松木大先生の絶叫はますます高ぶります

ドーハの神様。

最後はこの日28歳の誕生日を迎えた今野が決め、日本はPK戦を「3対0」で勝利し、見事に韓国を撃破決勝戦進出です

遂にあと「1つ」まで来ました。この大会はどの試合も神がかり的なプレーの連続で、僕は本当にここには「ドーハの神様」がいるのではないかと思えて仕方ありません。

18年前にラモスがつぶやいた『神様・・・』あの一言は、もしかしたら神様に届いていたのではないかと・・・

神様はラモスたちにひとつの「試練」を与えたのかもしれません。その裏にはきっと『まだ日本はW杯に出るには早すぎるよ。もう少し試練を乗り越えて本当の力をつけてから、またここにおいでよ。』

そんな思惑があったのではないでしょうか・・・そしてその後、日本はその「試練」を糧にして大きく成長し、W杯に4度出場するチームになりました

そして18年ぶりに巡ってきたこのドーハの地で、ドーハの神様は今、あの時与えた「試練」を今度は「力」に変えてくれているのではないでしょうか

ちょっと妄想が激しい話かもしれませんが、僕はそう思います

さあ決勝の相手はこちらも因縁の相手「オーストラリア」です。2006年ドイツW杯のあの“悔しさ”を晴らす舞台は整いましたこれも神様が用意してくれた舞台なのかもしれません

日本代表には自分の持っている力の全てぶつけて欲しいです。そして皆さん!土曜日から日付が変わった日曜日の深夜は、テレビの前からドーハにいるザックJAPNの戦士に熱い声援を送りましょう

頑張れ日本代表!アジアのテッペンはもうすぐそこだ!

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の連想ものとり> 旅→飛行機(「旅」と言えば、移動はやっぱり飛行機がイメージとしてあります。まあ、僕は苦手なんですけどね。)

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