『金曜どうでしょう』~最終回~
こんばんにゃ~ 北の猫男爵です
さて『金曜どうでしょう』ファンの方、大変お待たせしました。先週は急遽番組をお休みしましたが、今日はいよいよ最終回です。何だか今日でこのシリーズが終わってしまうのは寂しい限りですが、皆さんもどうかご一緒に「カントリーサインの旅」を最後までお楽しみください
それでは『金曜どうでしょう』最終章のスタートです
2005年11月12日(土曜日)、「カントリーサインの旅」もいよいよ大詰めに差し掛かり、途中で番組を離脱したKバックスを除く、僕とHたちゃんのレギュラー陣2人は、この旅の終結に向けて車での移動を急ぎました
前回最後に到着したのは、17箇所目の場所「広尾町」でした。既に時計の針は午後10時をさしており、僕らは残り3箇所を前にして疲労感から迫り来る睡魔とも徐々に闘っていました
そして「広尾町」で行われた次なる選択で引かれたカードは・・・
「清水町」でした
この「広尾町」での選択では、残されたカードは「清水町」「新得町」「帯広市」の3箇所・・・もはやどこを引いても同じようなものでした
選択後いそいそと車に乗り込んだ僕とHたちゃんは、移動中も楽しい会話などは皆無に等しく、ただ黙々と「清水町」を目指すだけでした
午前様が近づく頃、ようやく暗闇の中「清水町」に到着しました。カントリーサインの周辺は真っ暗で、懐中電灯でカントリーサインを照らしながらの撮影となりました
すぐさま次の目的地選択が行われました実は次の選択は結構大きな選択なんです残ったカードは「新得町」と「帯広市」。
「新得町」を引けば隣町なのですぐにたどり着き、最後は「帯広市」に向かえばゴール
それに対し、もしも「帯広市」を引けば片道40分かけて「帯広市」に行き、今度は50分かけて「新得町」へリターンしなければいけません・・・
既に時間も時間なので、90分近い時間の差は大きな差です。これはまさに運命の選択と言っても過言ではありません
そんな状況下で、最後の選択としてカードを引いたのは僕猫男爵でした・・・僕の右手に全ての運命が委ねられたのです
そしてその結果は・・・
見事に「新得町」を引き当てました。この終盤に来て、この旅で一番の盛り上がりを僕らは見せ、19町村を制覇した僕らはいよいよ最後の目的地「帯広市」へ向かうことにしました
思い返せば本当に長く辛い旅でした。でもこの2日間のロケでは一生忘れることのできない貴重な体験と思い出を残すことができました
この旅では、僕が生まれ育った「十勝」という土地を改めて知ることができましたし、様々な土地での人々との出会い、そして旅というものの中でしか味わえることのできない友情、2日間最初から最後まで常に一緒だったHたちゃんには本当に感謝していますし、その時も同じ気持ちでしたが、5年経った今も改めて『ありがとう!』と声を大にして言いたいです
日付が変わり、2005年11月13日(日曜日)午前1時、僕とHたちゃんは遂に「帯広市」に到着し、十勝「20市町村」制覇を達成しました
本当に今思い出しても感動する瞬間でした
僕の“思いつき”で始まったこの企画に、何の文句も言わず最後まで楽しんでくれた『MVDどうでしょう』のスタッフ、共演者には本当に心より感謝します。と言っても、Hたちゃん1人なんですけどね(笑)
こうして、当時猫男爵31歳、Hたちゃん24歳の黄金コンビが、あの伝説的番組『〇曜どうでしょう』に憧れて行ったこの旅企画も無事に終焉を迎えることができました
実はこの作品は、ちょうどこの年のMVD「クリパー」での観賞用に作られた作品なので、番組の最後にサンタの格好をした2人がおちゃらけたコメントをしています(笑)
この番組は僕にとっては非常に大切な宝物です。きっと60歳、70歳になり、老後の生活を送りながら、『あの時はこんなことをしていたんだなぁ~』と微笑みながらこの番組を見れれば凄く幸せだと思います
皆さんも、今しかできないことや何かやってみたいことがあれば、少しだけ勇気を出してその一歩を踏み出してみてはいかがですか?何か違う新しい世界観がそこには待っているかもしれませんよ
最後は僕が『野ブタパワー注入』という当時のドラマの決めゼリフをしたところで、お別れです
それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)
<今日の連想ものとり> 手毛→長嶋茂雄(「手毛」と言えば、加山雄三もそうですが長嶋茂雄氏もその毛の濃さでは有名ですよね。)
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