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2010年8月11日 (水)

白球が生んだドラマ・・・

こんばんにゃ~night 北の猫男爵ですcat

今日、久しぶりに体に鮮烈が走りthunder、鳥肌が立つのを感じましたsign03。テレビtvで放送していた高校野球のある試合は、僕の中では数ある高校野球の歴史の中でも名勝負にあげられる素晴らしいゲームでしたbaseball

それは、第92回全国高等学校野球選手権大会第five日目第two試合の「仙台育英VS開星」の戦いで起きました。

優勝候補の一角にも名を連ねる“北の雄”宮城県代表「仙台育英」。かたや春の選抜大会にも出場し経験豊富な選手を揃える、島根県代表「開星高校」。戦前から好勝負が期待される一戦でしたpaper

僕個人的には、開星高校の1番打者である糸原君という選手に、凄いセンスを感じ注目していたので、彼の活躍に期待を寄せていましたgood

試合は開始から仙台育英がランナーを出し、チャンスを迎えますが得点できず。逆に1回裏に開星が先制点をあげ、試合を優位に進めますup

その後も毎回、お互いに塁を埋めてチャンスを作りますが、開星の白根、仙台育英の木村、両エースが踏ん張り残塁の山を築きます。

両投手とも非常に直球baseballに伸びがあり、見ていても安定感のある投手でした。しかし、それを上回る攻撃陣が徐々に球を捕らえ、点を取り合いますbaseball

6回を終えて「3対3」の同点。見ている僕もこの試合の行方は全く検討がつきませんbearing。そしてここからがドラマの始まりですsign03

7回裏、攻める開星は先頭打者のエース白根が自らを援護するホームランを左中間スタンドに放り込みますscissors。彼はまだ2年生なんですが、体格も非常によく、投げても打っても開星高校を引っ張る頼もしい存在ですhappy01。その後1点を追加し、開星は「5対3」とリードします。

そして運命の9回の表裏の攻防が始まりました。

9回表、2点を追う仙台育英は先頭打者が倒れ、次の打者も三振・・・これで2アウト。誰しもがこの段階で開星の勝利を確信しましたshine。もちろん僕もその時そう確信していましたし、開星の選手自身もおそらく『勝った!』と思っていたはずです。

しかし、そんな過信の中で起きるのが「奇跡」であり「ドラマ」なんですsign03。それがこの甲子園球場という場所なんですpaper

場内に『あと1人!』コールが連呼される中、仙台育英の打者がヒットで出塁します。すると、次の打者も死球で出塁します。これで球場内の空気は一気に変わってきましたsign03

この雰囲気に呑まれたのか、次の打者の打った内野ゴロをショートがエラーしてしまい、1点が入ります。これで「4対5」の1点差、なおも2死一、二塁、完全に流れは仙台育英の傾いていますnote

“あと1つ”、あと1つアウトを取れば開星は勝利することができるのに、この“あと1つ”がなかなか難しいんですbearing。これが野球の難しさでもあり、楽しさでもあるのですflair

勢いに乗る仙台育英は次の打者もヒットで続き、2死満塁。お互いの応援席は祈りながら、グランドに視線を注ぎますeye

そしてドラマは生まれました・・・

開星の白根が投じた球を仙台育英の2番打者日野が打ち返しましたが、平凡なセンターフライ。『終わった・・・』この瞬間誰しもが開星の勝利を確信しました。

しかし次の瞬間、目の前で起きた光景はsign03

何とセンターの選手が風に流された球をまさかの“落球”してしまったのです・・・慌てて落としたボールをホームに返そうとしますが、時既に遅し・・・一気に2人が生還し「6対5」と遂に仙台育英が逆転したのですscissors

捕れば試合終了で勝利していたはずなのに、それがまさか逆転を許してしまうとは、これだから野球は怖ろしいスポーツですdespair

しかし、これで試合は終わったわけではありませんpaper。開星にはまだ裏の攻撃が残っています。

仙台育英のマウンドには8回からエース木村の後を任された田中があがっていました。9回裏の開星の攻撃、先頭打者が倒れたものの、次の打者が死球で出塁します。しかし、次の打者は三振に倒れ、今度はいよいよ“あと1人”で仙台育英の勝利という瞬間が訪れましたshine

しかしここからが思うようにいかないのが甲子園です・・・案の定、田中は開星の打者に死球を与え、これで2死一、二塁とピンチを招きます。

そして迎える打者は、今大会注目の打者、開星の“切り込み隊長”糸原ですgood。僕が注目している好打者です。

手に汗にぎる攻防とはまさにこのこと、一球一球に場内がどよめき歓声があがります。そして運命の一球を田中は糸原めがけて投じますsign03

糸原が振りぬいたバットは白球baseballをしっかりと捕らえ、左中間へと飛んでいきますsign03

『この弾道であれば左中間を抜けて、2人の走者が生還してきて開星のサヨナラ勝ちだ!』きっと、テレビを見ていた人、球場で観戦していた人、そのほとんどがそう思ったはずです。

しかし、ただひとり最後まで諦めていない選手がいましたshine。レフトを守る仙台育英の三瓶です!奇跡を信じ、ともに汗を流した仲間を信じ、そして自分自身を信じ、三瓶は横っ飛びで飛んできた白球めがけて手を伸ばしますsign03

次の瞬間、白球は三瓶が伸ばしたグラブに吸い込まれていきましたsign03

奇跡が起きたのです!

試合は「6対5」で仙台育英の勝利。そのスコア以上に非常に中身の濃い、間違いなくここまでの今大会ベストゲームでしたbaseball

試合後、開星の選手はみんなで背番号「8」の肩を叩き慰めていました。一生懸命プレーしているからこそ生まれる好プレー、それはミスも同じです。一生懸命にプレーしているからこそ起きるのがミスなんです。誰が悪いわけでもない、みんなで掴んだ甲子園、そしてみんなで楽しんだ甲子園、だから勝っても負けてもみんなでプレーした甲子園、そこにあるのはなんですconfident

落球した選手が、きっといつか今日のこの試合のことを誇らしげに話せることを僕は信じていますconfident

白球が生んだドラマ、そこには言葉では言い尽くすことのできない果てしない物語があるのです・・・

明日からも甲子園球場では、また新たなドラマが生まれようとしていますbell

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の連想ものとり> サイダー→リボンナポリン(サイダーと称される飲み物の中で僕が一番好きなのは、リボンナポリンです。)

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