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2009年9月24日 (木)

走り抜くことの大切さ・・・

走り抜くことの大切さ…

こんばんにゃ~night 北の猫男爵ですcat

昨日9月23日、僕は自らが監督を務めるカートチームのレースのために、更別にある十勝インターナショナルスピードウエイに行ってきましたpaper

我が「RCPレーシング」がこのレースに参戦するのも、かれこれ何戦目になるでしょう・・・すっかりサーキットmotorsportsにもお馴染みになった我がチームは、他のチームにもだいぶ顔が知られるようになり、仲間やライバルも出現してきましたconfident

しかしここ数戦はレース終盤に必ず起きるマシントラブルにより、悔いの残るリタイアを続けていますsad

レースの度に、メカニックであるTや君によるマシンチェックが入念に行われレースに挑むのですが、機械というものは人間の思うようにはなかなかいってくれないもので、僕らの夢を奪っていくのですdown

しかしsign03今回だけはもうそんな悪夢とはおさらばですsign03今回のレースは、もしかしたらこの十勝インターナショナルスピードウエイで走れる正真正銘の最後のレースかもしれないからですdespair。是が非でも必ず完走して、そして表彰台の真ん中に立つcrownこれが今回のRCPレーシングの目標ですscissors

そんな高まる気持ちheart02を抑えながら、僕は午前9時30分頃に現地に到着しましたcardash。既に8時からドライバーとメカニックが先に入っており、練習走行に熱が入っているころです。僕も、足早にピットへと急ぐつもりでしたrun

が、しかし・・・僕の目eyeに飛び込んできたのは、慌てふためき動揺しているドライバーとメカニック、そしてエンジン音の響かないマシンですbearing。『どうした?』僕は思わず息を呑み、事情を確認しました。

原因はバッテリーでした。充電されているはずのバッテリーが全く機能しないのです。予備にあるもうひとつも同様です。その理由は定かではありませんが、何らかの欠陥がバッテリーじたいにあるはずです。

しかし、今はそんな事を追及している暇はありません。バッテリーがなければ、当然マシンのエンジンはかかりませんshock。ということは、レースに参加することすらできないのですsweat02戦わずして、終わる・・・そんなことだけは絶対に避けなければいけませんsign03

そこで、メカニックのTや君が新しいバッテリーを買いに帯広まで車を走らせることにsign03既に時間は午前10時に近づいていました。どんなに急いでも往復で1時間以上はかかります。練習走行は午前11時までです。万が一、バッテリーを購入してきても練習走行なしの、ぶっつけ本番ですbearing

マシンの調子に大きく左右されるモータースポーツにおいて、練習なしにいきなりサーキートを走るのは、メカニックはもとよりドライバーにとっては一番の不安要素ですdown

ただ、今回に限ってはそんなことは言ってられません!とにかく決勝の時間までにマシンが動くようになる事、それが先決ですgoodレースに出なければ、何も始まらないわけですから。

ちなみに今回の参加台数は10台。そのうち、我がチームが参加するクラスは我がチームを入れて2台ですhappy01。ということは、クラス1位もしくは2位は確定的なんですpaper。でも、僕らの目指すところは、あくまでも優勝ですnote相手は前回のレースで優勝したライバルチームですし。だからこそ、このレースは簡単に諦めるわけにはいかないのですsign03

走り抜くことの大切さ…

1時間半後、大急ぎsweat01で戻ってきたTや君のおかげで、緊急的に何とかバッテリーを取り付け作業も完了し、そしてエンジンも見事にかかりましたshine。実はこのバッテリーはホーマックで購入したバイク用のバッテリー(日本製)ですpaper

今まで使っていて今回役に立たなかったバッテリーは、カート用のバッテリーです。しかし、それは外国製・・・やっぱり信用できるのは日本製なのでしょうか?Tや君いわく『やっぱり、Made in Japan!』だそうです。

走り抜くことの大切さ…

今回はさらに、Tや君の提案でエアクリーナーの部分に穴を開け、空気の吸い込み口を作り、エンジンの回りをさらに良くするという作戦も取られました。本当に我がチームのメカニックは凄腕ですhappy02僕は凄く誇らしいですshine

さあ!準備は整いました!

我がチームの優秀なドライバー2人も、走ることができる喜びに一気にテンションが上昇しますup僕もまずは最悪な状況を避けることができ、安堵の気持ちでいっぱいでしたconfident。本当に「神様、仏様、Tや様です。」

いよいよ各チームのマシンがエンジン音を響かせて、サーキットに出ていきましたdash。これから3時間後に、僕らは歓喜の雄叫びをあげていられるのでしょうかsign02全ては、神のみぞ知るですconfident

走り抜くことの大切さ…

スタートは我がチームの1stドライバーHきです。

午後0時23分、いよいよ180分間に渡る熱き闘いが火ぶたを切りました!

レース序盤はHきが安定した走りを見せ、好位置をキープします。ライバルチームに離されないように、素晴らしいラップタイムを刻んでいきます。『これは調子いいぞ!』チームのみんながその事を疑いませんでした。

スタートから30分を経過した段階では総合3位、クラス2位の位置につけていました。前を走るライバルチームとの差は約40秒clock、これはピット作業によっては逆転可能な時間です。僕らの期待はさらに膨らみますup

しかし、燃料を補給するためにもう一人の我がチームの有能なドライバーHでき君にドライバーチェンジをする準備をし始めた頃から、徐々にHきのラップタイムが落ちていきましたdown

走り抜くことの大切さ…

不安をやや抱えたまま、いよいよHでき君がマシンに乗り込み、ピットを後にしていきましたsign03頼むぞ、Hでき君!今回も攻めの熱い走りを見せてくれsign03

走り抜くことの大切さ…

しかし、周回を重ねてもなかなかHでき君のラップタイムは上がっていきませんbearing・・・これはHでき君本来のタイムとはほど遠いタイムです。明らかにマシンに異変が起きていたのですdespair

そこで、Hでき君を燃料切れまで走らせずに緊急ピットインさせて、メカニック兼3rdドライバーであるTや君が実際にマシンを走行し、その原因を探ることにpaper

Tや君も何周か周回を重ねましたが、結局タイムが修復する事はなく、Tや君からHきにまたドライバーチェンジをすることにしました。

その後も、本来の我がチームのドライバーが出すタイムから5秒前後遅いラップタイムで周回は繰り返され、ライバルチームとの差は徐々に広がり、気がつけば総合順位も5位にまで落ちていましたbearing

そしていよいよ残り30分を切り、僕らにとって魔の時間帯がやってきました。これまでの戦いのほとんどが、この残り30分でハプニングが起きていますshock。そして、その時にマシンの乗っているドライバーが通称「2時間30分の男」、Hきです・・・coldsweats01

今回も遂にその時間帯がやってきました。もちろん、残り30分間を走るのはHきですcoldsweats01。マシンのスピードこそ上がらないものの、バッテリーの調子は良いようなので、よっぽどの事が起きなければ完走は間違いないはずです。いや、そうあって欲しいですpaper

走り抜くことの大切さ…

そんな願いをこめ、僕はホームストレートに戻ってくるHきにサインボードを出し続けますgood。レース終盤には、タイムを落としてdown“ランデブー走行”するように指示を出しましたが、Hきにはそれが伝わっていなかったようです(泣)crying

そして、遂にその時は訪れましたsign03

午後3時23分、僕らは遂に完走を成し遂げましたsign03やりましたshine歓喜の雄叫びですhappy02

走り抜くことの大切さ…

レースを終えたHきが、カーナンバー「70」を光輝かせてshineピットに戻ってきました。

結果は総合five位、クラスtwo位、周回数179周でした。残念ながら、ライバルチームには14周及ばす彼らに勝利して優勝することはできませんでしたが、それでもチームが一丸になって完走を達成できたことが、僕は一番嬉しかったですhappy01

ドライバー、メカニック、チーム関係者、全ての思いがひとつになった結果が「完走」に繋がったのだと思います。本当にHきHでき君Tや君、そして記録員のSだ君、応援にかけつけてくれたMえちゃんAなちゃんTや君の彼女さん、お疲れ様でしたhappy01

みんな含めて、僕らは「チームRCPレーシング」です!走り抜くことの大切さ…

表彰式では2番目に高い所に昇った我がチームのドライバー2人が、気持ちようそうにシャンパンファイトshineをする姿がありましたhappy01。今日一日の頑張りが報われた瞬間でしたnote

走り抜くことの大切さ…

夕陽sunを正面に受けながら、その姿を見ているメカニックのTや君と記録員のSだ君の表情も、非常に晴れやかなものでしたconfident

今回のレースで得たものは、最後まで走りぬくことの大切さですconfident。「完走」と「リタイア」では、心に感じるものに雲泥の差があります。人間が機械を操ること、そして最後までチームが団結してひとつのことを成し遂げること、全ては走り抜いてこそなんですねpaper。改めて、走りぬくことの大切さを痛感した一日でしたconfident

最後に、来年もこの場所で再びカーナンバー「70」のマシンのエンジン音が天高く響かせる事ができることをを祈り、サーキットをあとにすることにしますconfident

我がRCPレーシングは永久に不滅です!

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日のMIP> Tや君(今日は選出に迷いましたが、やっぱり今回のレースを走ることができたのもTや君の迅速な決断と、その技術があったからこそです。ありがとうTや君!)

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コメント

猫さんこんにちは。Hできです!今回もチーム監督としてのお仕事ご苦労様でした。
それから、ファーストドライバーのHき君、メカニックのTや君、記録係のSだ君、その他のチームスタッフの皆さん、本当にお疲れ様です!

総合5位、クラス2位、何より完走出来た事がとても嬉しいです。
レース序盤、ペースが上がらず走りながら悩んでいたところに僕の目に飛び込んだサインボードに[L3]の文字!監督の「このままじゃダメだ!一度戻って来い!」って叫びが聞こえてきそうでした。それからピットに戻るまでの間ずっと、このチームで戦える事に感動し感謝の気持ちで一杯でした!
レースを繰り返すごとに、チーム自体が成長していくのを実感しています。
これからも、この素晴らしいチームで走る事が出来れば光栄です!

投稿: Hでき | 2009年9月25日 (金) 10時38分

Hでき君
先日は本当にお疲れ様でしたhappy01
マシンがなかなか本来の調子でない苦しい状況の中で、精一杯の走りを見せてもらえて僕は凄く嬉しかったですし、心にグッとくるものがありましたよconfident

ドライバー側からでなく、今回は初めて監督からの「緊急ピットイン」のサインが出ましたねcoldsweats01。何か、本当のF1チームみたいな戦略でしたよねhappy02

Hでき君の言う通り、レースを重ねるたびにチームの結束が格段と強くなり、チーム自体が成長していますよねshine

これからも、もっともっと素晴らしいチームをみんなで作り上げていきましょうねscissors

P.S.携帯電話mobilephoneのハンズフリーでの無線は結構使えるんじゃないですか?聞き取りにくい部分もありましたが、トランシーバーよりは確実に何を言ってるかは分かりましたよ(笑)次回も使って見ましょう!

投稿: 猫男爵 | 2009年9月25日 (金) 20時19分

 こんばんは!猫くん
今回も色々とあって、どうなることかと思いましたが、Tや君のおかげでなんとか決勝に間に合いました!

そして、スタート後の僕の過ちでパワーダウンしてしまったことを、Hでき君やTや君、チーム関係者に迷惑をかけたことに、深くお詫び申し上げますcryingあれは、間違いなく、僕のミスです。反省していますweep

とにもかくにも、久しぶりの完走したことに喜びを隠せませんhappy01

Hでき君、Tや君、監督、Sだ君、チーム関係者の皆さんありがとうございました!!そして、お疲れーライス!

次戦も、made in japanパーツでがんばりましょう!!そして、練習走行は必ず行いましょうwobbly

投稿: Hき | 2009年9月25日 (金) 21時21分

Hきさん
今回もお疲れ様でしたhappy01
ミスは誰にでもあることです。そのミスを次にどう活かすか!これが大切なことですよconfidentだから、あんまり気にしないでくださいpaper

何かトラブルがあった時にはみんなで補い合うgoodそれが“チーム”ですからhappy01

とにもカクにも(笑)来年もあのサーキットmotorsportsで走れることを強く祈りましょうsign03

投稿: 猫男爵 | 2009年9月25日 (金) 21時31分

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