
こんばんにゃ~
北の猫男爵です
さて、先月から始まった期待の妄想ドラマ「8分4秒探偵」ですが、残念なことに今日で最終回を迎えてしまいました
。一部では『やめないで!』とか、『どうしてやめちゃうの?あんなにおもしろいのに・・・』などというご意見も寄せられていますが、鞍馬猫郎も4週間にわたりこのブログを4回も持たせたのですから、もう彼の役目は十分に果たしたとの僕なりの思いがあり、今回で事件解決とさせていただきます(笑)
今日はその最終回を思う存分に楽しんでみてください
。それではそろそろドラマが始まるようなので、チャンネルを合わせてみることにします
『8分4秒探偵』
最終話~花火職人殺人事件~
<CAST>
鞍馬猫郎:猫男爵
武藤リカコ:水川あさみ
大田原警部:高橋克実
茂木刑事:戸次重幸
情報屋:小島よしお
高木二朗(花火職人):平泉成
成田龍次(同僚職人):水谷豊
真北美子(助手):ミムラ
宍戸誠司(火薬業者):中川礼二
その他見物人多数
舞台はとある花火大会の会場。まもなく始まる花火大会の準備が行われていた。
成田:ちょっと真北くん、その尺玉を取ってくれるかな。
真北:はい、これですね。あっ
高木:おい!気をつけろ!そんなものを落とすなよ!事故にでもなったらどうするんだ!これだから若いやつには任せられないんだよ
真北:すいません・・・
成田:まあ、そんなに怒るなよ高木。彼女はこれから花火職人になろうという大切な人材なんだ。跡継ぎを作るのに大変な時代に、彼女はこの世界に飛び込んできたんだ。
真北:高木さん・・・
高木:成田、俺はおまえのそういう甘いところが、昔から気に入らないんだ!
宍戸:まあまあ高木さん、今日はこれから大切な打ち上げなんでやから、そないにカリカリせんといてくださいよ。
高木:業者のあんたには関係ない!
宍戸:・・・・
高木:よし、そろそろ本番の用意しろよ!
成田:・・・
真北:・・・
ちょうどその頃、その花火大会の会場には、猫郎とリカコが訪れていた。
リカコ:猫郎君と花火大会に来るなんて初めてだね。なんかちょっとドキドキするね
。
猫郎:リカコ君は、花火に何かトラウマでもあるのですか?ドキドキするほど恐怖心があるなら、なにゆえに見にきたのか・・・
リカコ:違うわよ、そんなんじゃないよ。もう猫郎くんのバカ!
猫郎:???
その頃、本番を控えた打ち上げ会場では準備が着々と進んでいた。そして助手の真北がトイレ
に行った時に、男子トイレに入口で血だらけになって倒れている、花火職人の高木二朗を発見したのだ
数分後、事件の通報を受け、現場に到着した大田原警部はちょうどこの会場に猫郎が来ていることを思い出し、彼のところに急いだのだった

大田原:おう、ここにいたか・・・探したぞ探偵!(息を切らしながら)
リカコ:どうしたんですか警部こんなところで?あっ!警部も花火見にきたんだ
大田原:そんなんじゃないんだ・・・探偵!事件だ!
猫郎:事件?どこでですか?
大田原:ここで。
猫郎:ここ?どこのここ?
大田原:ここのここで。
猫郎:ここのこことは、どこの・・・
リカコ:ねえ、もういいかな!事件だって言ってるんだから早く行けっつうの!
猫郎:わ、わ、わかりました・・・リカコ君は怒ると怖いんですね・・・
3人はすぐに現場に到着した。
猫郎:なるほろ。ここが殺害現場ですね。
大田原:頼むぞ探偵!これが探偵に頼む最後の事件だ!また鮮やかに解決してくれ。
リカコ:だから、人に頼りすぎ。たまには自分で解決すれよ。(小声で)
猫郎:なるほろ。そういうことですか・・・
大田原:なんだ探偵!もうホシ(犯人)の目星でもついたのか!
猫郎:はい、だいたいはつきました。ただ・・・この事件はかなり奥が深い事件のようです。きっと犯人を捕まえるまでには、時間を要するかもしれません。でも必ずこの僕がこの難事件を解決してみせますよ
茂木刑事:警部!犯人見つかりました
同僚の成田龍次がガイシャを殺したと自首しました。
大田原:何っ!
リカコ:早っ!

猫郎:・・・・
大田原:でかした!と、いいたいところだが・・・今日ぐらいは探偵に花を持たせてやりたかったな・・・申し訳ないな、探偵・・・
リカコ:えっ?でも、いつもこの段階で犯人捕まえてるよね?ここで猫郎君が変なことを言わなければの話だけど・・・
猫郎:果たしてそうでしょうか?
リカコ:あっ、やっぱり言っちゃうんだね。そうだよね・・・(苦笑)
大田原:探偵、どういうことだ!
猫郎:この事件こんなに早く終わらせていいのでしょうか?いや、この最終回をこんなに早く終わらせていいのでしょうか?本当に彼が殺したのでしょうか?
リカコ:ああ、また長引かせるんだ~早く花火見たいのになぁ・・・
猫郎:リカコ君・・・こ、こ、この事件、こんなところで終わらせるわけにはいきません
どんなに簡単な事件でも、今日のブログは花火大会が始まるまで俺が8分4秒持たせてやる
<ナレーション>普通にやればたった1分で終わる超簡単な事件を、正味8分4秒何とか持たせる“迷”探偵、その名も「8分4秒探偵」鞍馬猫郎!次々と繰り出される推理に、ガンガンと増える一方の容疑者、その果てに真犯人は見つかるのか、見つからないのか、ただいま2分40秒経過
大田原は事件現場に関係者を集めた。
大田原:探偵!全員集めたぞ。
猫郎:ありがとうございます。
宍戸:あの・・・こんな時に申し訳ないんやけど、花火大会はどうなるんや・・・できれば決行してほしいんやけど、準備にも色々金かかってるし、観客も大勢きてるしな、中止だけは何とかならへんか・・・
大田原:しかし、事態が事態だけにな・・・
猫郎:心配ありません!今すぐに事件は解決します。だから花火大会は決行できますよ
宍戸:それは良かったわ。
リカコ:だから、最初から事件はもう解決しているんだって・・・(小声で)
猫郎:これは大会関係者の控え室にあった食べさしの焼き芋ですが、これは誰の食べかけのものですか?
真北:ああ、それなら私がさっき食べていたものですが、それが何か?
猫郎:なるほろ。あなたでしたか、高木さんを殺したのは!
真北:何を言っているんですか!何で私が・・・
大田原:どういうことだ探偵!
猫郎:この暑い夏に、なにゆえに焼き芋を食べなければいけないか?それはこの焼き芋が凶器だからです。
リカコ:どんな凶器だよ・・・ただの芋じゃん。
猫郎:それがちゃんと凶器になるんですよ。皆さん、芋を食べた後はどうなりますか?
大田原:お腹がいっぱいになるな
猫郎:お腹がいっぱいになると、どうなります?
リカコ:眠くなる?
猫郎:いえ、ガス
が出ます!
大田原:そうか、オナラか
リカコ:まさかだよね、猫郎君・・・
猫郎:真北美子!お前は自分が出したオナラのガス
で高木さんを窒息死させた真犯人だ
大田原:・・・・
リカコ:ありえない・・・
真北:そんな、そんなこと私はしてません!
大田原:探偵、いくら何でもオナラで人は殺せないだろ。それにガイシャの死因は刺殺だ・・・
猫郎:刺したことは・・・なんやかんやしたことにしておいてください。
真北:ちょっと!「なんやかんや」ってどういうことよ!ふざけないでよ!
猫郎:なんやかんやは・・・なんやかんやです!
大田原:・・・
リカコ:逆ギレかよ!最悪・・・
猫郎:も、も、もちろん今のはジョークです・・・
リカコ:ジョークなんていらないだろ、この状況で。
真北:ひどいわ、私、オナラなんてしません!
大田原:探偵、女性にオナラは失言だぞ。
猫郎:これは失礼しました。リカコ君、あとで米俵を贈ってさしあげなさい
リカコ:自分でやれっつうの。(小声で)
猫郎:実は犯人は最初から目星がついていました。
大田原:いったい誰なんだ探偵!
猫郎:犯人は、おまえだ宍戸誠司!
宍戸:何でワシやねん!
大田原:お前が犯人か!よし茂木、逮捕だ!
宍戸:待ってくれや。ワシは高木さんが殺害された時、一旦この花火会場を離れて会社の倉庫に戻っていたんやぞ。そこはここから車
で1時間もかかる場所やし、実際そこにいた会社のたくさんの人間が立派な生き証人や。聞いてもらえば分かることやで!
茂木刑事:確かに、彼のアリバイは聞き込みで確かめてあります。
大田原:探偵・・・
猫郎:残念ながら、そのアリバイは崩せるんですよ!あなたはその時間この場所に来ることができるんですよ!
宍戸:どないしてここに来れるんや!

猫郎:『どこでもドア~』ティリ、リ、リッ、ティッティリ~
リカコ:完全にドラえモンの世界だよね、もう限界だ・・・
大田原:そうか、その手があったか
リカコ:だから、そんな手は無いっつうの!気づけよハゲ!
大田原:今、ハゲって言ったな!
リカコ:ハゲにハゲって言って何が悪いのよ!
宍戸:ちょっといい加減にしいや!こんな適当な推理をいつまで続けるんや!「どこでもドア」やって、バカにするのも程ほどにしいや!
猫郎:・・・
大田原:探偵、これはもう一度、捜査をやり直したほうが良さそうだぞ・・・
猫郎:そ、そ、そのようですね・・・

猫郎:この事件には謎が多いようだ、事件を解決するためにも僕は愛車の土木作業用一輪車に乗り、あの男のところを訪ねることにした
猫郎:情報が欲しい。
情報屋:例の花火職人殺人事件のことだな。これがあんたへの最後の情報か・・・何か寂しいな・・・っていうか一度も俺の顔出てないぞ
猫郎:そんなの関係ねぇ~
情報屋:それを言われちゃ仕方ないな。実は・・・
猫郎:なるほろ、そういうことだったのか。
再び猫郎たちは事件現場に戻った。
大田原:探偵!犯人が分かったそうだな!
猫郎:ええ、犯人は高木さんに強い殺意を以前から抱いていたようです。彼の傲慢な性格に嫌気がさし、おそらくその日も花火の事でいざこざでもあったのでしょう。そして、その我慢にも限界が来て、持っていたナイフで彼を殺してしまったのでしょう・・・同じ職人としてはその腕を認めながらも、どうしても彼の事を許せなかったのでしょう・・・
大田原:いったい誰なんだ犯人は?
猫郎:犯人は・・・成田龍次、お前だ
大田原:・・・
茂木刑事:・・・
真北:・・・
宍戸:・・・
成田:はい、私がやりました。ってだいぶ前から言ってます。
リカコ:最後までこれかよ。だからとっくに事件は解決しているんだって・・・
大田原:よし、逮捕だ!
その後、3人は予定通りに開催された花火大会で花火を見ていた

大田原:探偵、今日もお手柄だったな。これで探偵ともお別れかと思うと、何だか・・・
リカコ:おい、泣くなよハゲ。
大田原:何っ!
猫郎:いいんですよ警部。僕は少しでも警部のお役に立てただけで十分です。
大田原:探偵、泣けること言うじゃないか・・・
リカコ:だから役になんて立ってないって!そんなことより、おいハゲ!ちょっと席外してくれないかな。私は猫郎君と二人で花火を見たいの!ちょっとは気を遣えよハゲ
!
大田原:そうか、そういうことか・・・それは悪かったな、俺はオジャマハゲだな。うん?ハゲ?まあいいか

リカコ:ねえ猫郎君、やっと二人っきりになれたね
。実は私ね
・・・あれ?猫郎君どこ行ったの?
猫郎:へえ~千葉から来たの。カワイイね、彼氏とかいる?
リカコ:おい、ナンパかよっ!ダメだコイツ・・・
猫郎:そうなんだ。千葉からじゃ、これから帰るの大変でしょ?とりあえず家に泊まって、なんやかんやしていきなよ。
女の子:なんやかんやって何ですか?

猫郎:なんやかんやは・・・なんやかんやです!!
~終わり~
さあ、いかがでしたか4回に渡ってお送りしてきた「8分4秒探偵」。楽しんでいただけたでしょうか?僕的には自分で脚本していても非常に楽しかったです
。本物の「33分探偵」を見ていない方には、なかなか不思議な感じがしたかもしれませんが、本物もこれに近い感じでゆる~いドラマです
。もし機会があれば「33分探偵」のほうもDVDなどで見てみてください。
またこの「8分4秒探偵」に続編あるいは特別編があることをぜひ期待していてくださいね
。またいつの日か、皆さんのもとに鞍馬猫郎が帰ってくるかもしれませんよ

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)
<今日のMIP> 古賀淳也(ローマで行われていた世界水泳最終日で50m背泳ぎで、見事に銀メダルを獲得。100mの金に続き2個目のメダル獲得で、間違いなく今大会の日本水泳陣の中で一番の活躍を見せてくれました。)
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