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2009年4月23日 (木)

魂をかけた12ラウンド!

こんばんにゃ~night 北の猫男爵ですcat

今日、仕事から帰ってきた僕の耳earに飛び込んできた衝撃の事実・・・それは「SMAP草なぎ剛、公然わいせつで逮捕」のニュースでしたsign03『嘘だろ・・・』思わず言葉が出ませんでしたshock

彼は僕と同じ34歳です。酒beerを飲んで酔っ払っていたからと言って、全く持って弁解の余地はありません。

この彼の行為は、応援してくれているファンはもとより、彼をここまで支えてくれた多くの方々に対しての裏切りと言っても過言ではないでしょう。少しきつい言い方なのかもしれません、もちろん誰だって酒を飲んで酔っ払う事はあるのかもしれません、しかしここはあえて苦言を申し上げましょうangry 「酒は飲んでも呑まれるな!」

「たかがお酒、されどお酒です。」お酒で自分の人生が狂ってしまうなんて、悲しすぎます・・・僕はジャニーズが大好きですし、SMAPもそしてもちろん草なぎ剛という男も大好きです。だから今回の事は実に残念でなりませんbearing

彼にこの後、どんな道が残っているのかわかりませんが、充分に反省し迷惑をかけた多くの人々に対し、それを償っていってほしいと切に願いますthink

さて、残念なお話はここまでにして、今日は今から15年前の1994年のある冬の日に起きた、伝説にもなったボクシング世界タイトルマッチのお話をしたいと思いますrock

1994年12月4日、当時20歳だった僕はその日、テレビtvの前で溢れ出す涙sweat02を拭うこともなく、強い衝動impactを受けた心を震わせながら、ただただ呆然と立ち尽くしていました・・・

僕が今までの人生の中で見たボクシングの試合で、最も熱く、最もフェアで、最も男らしい、最高の試合!それが「辰吉丈一郎VS薬師寺保栄」のWBC世界バンタム級王座統一戦ですsign03

史上初の日本人同士での世界戦、元世界王者でカリスマ的人気と圧倒的な実力を誇る辰吉、かたや地道な努力を積み重ね世界王者まで登りつめた薬師寺、試合前は当然のごとく、罵り合いと挑発の応酬が繰り返され、戦いはリングにあがる前からヒートアップしていましたimpact

僕は大の辰吉ファンで、いつも毎試合テレビtvにかじりついて彼に声援を送っていました。もちろんこの日も辰吉を応援し、『辰吉が同じ日本人なんかに負けるわけがない!』そう思っていました。

試合開始のゴングbellが鳴ると同時に、壮絶な打ち合いが繰り広げられましたannoy

網膜剥離の手術を乗り越えて1年4ヶ月ぶりに日本のリングに復帰した辰吉は、そのリングを楽しむかのごとくパフォーマンスを見せてくれました。しかしラウンドが進むにつれ、辰吉のかつての華麗なハードパンチは影を潜め、薬師寺の繰り出す右ストレートがことごとく辰吉の左目を腫れあがらしていきました・・・sad

しかしそこは世界を知る辰吉、薬師寺にひるむことなく、ただひたすらにパンチを打ち返していきましたrock

試合は気がつけばあっという間に運命の12ラウンドを迎えました。既に僕の手には汗sweat01がにじみ、興奮と感動で身震いをするほどの状態でしたsign03。最後の3分間は、まさに壮絶な殴り合いでしたimpactそこはもう男と男の意地のぶつかり合い、ただどっちが本当に強いのかそれを決めるだけの真剣勝負でしたsign03

そして3分が過ぎ、最後のゴングbellがリングに鳴り響き、男と男の闘いは終わりを告げましたbearing

試合終了と同時に二人はすぐに抱き合い、お互いの健闘を称え合いました。『いい試合だったな、でももうリターンマッチはしたくないな。』そんな会話のやり取りがあったと聞きます。そこには試合前に、罵り合った二人の姿はありませんでしたconfident

魂をかけた12ラウンド!

判定の結果、勝者は薬師寺でした。その瞬間、辰吉は王者になった薬師寺を抱え上げ、勝者を称えたのですshine。これがスポーツなんです、これが男と男の戦いのあとのあるべき姿なんですshine僕はこの光景を目にして、思わず拍手をしながら号泣cryingしたことを今でも鮮明に憶えています。

魂をかけた12ラウンド!

ロッカールームに戻った辰吉は、完全につぶれて視界のない左目にうっすらと熱いものsweat02を浮かべながらこう語りました。『薬師寺は強かった。これまでのことを謝りたい・・・』

当時24歳のボクシング界の若きカリスマは、この後再び世界王者に返り咲くことになるのですが、後にも先にもこの薬師寺とのファイトが最高のファイトだったと僕は思っていますconfident

まだ薬師寺が無名の選手だった頃、世界王者だった辰吉のスパーリングパートナーを務めた事がありました。その時、薬師寺は辰吉にボコボコにされマウスピースを口から吐き出していましたsad。そんな屈辱をバネに薬師寺はここまで這い上がってきたわけですから、そこにスポーツというものの素晴らしさがあり、男としての意地やプライドが彼をこの場所まで這い上がらせてきたのではないでしょうか・・・

あの戦いから15年の月日が経ちました・・・

勝った薬師寺はジムを開きトレーナーをする一方で、解説者としても活躍しています。かたや負けた辰吉は、38歳になった今も現役ボクサーを貫き通し、海外での試合に挑んでいます。きっと辰吉は、まだあの試合で失った何か大切なものを探し求めているのかもしれません・・・それは彼にしかわからない事なのかもしれません。だからこそ僕は、彼のその姿をいつまでもいつまでも追い続けていくつもりですpaper

実は今日のブログの2枚の写真cameraは、15年前の当時のスポーツ新聞を携帯で写したものです。先日、部屋の大掃除をしていると、奥に眠っていたダンボールの中からこの新聞が出てきましたflair。そしてあの頃の事を思い出し、今日は感動に日本列島が揺れた世紀の一戦「魂をかけた12ラウンド」について長々とお話させていただきましたconfident

皆さんの中にも、この試合の事を憶えている方も数多くいるとは思いますが、こんなにひとつの試合で熱くなれたのはとても幸せな事であるとともに、この時代に生まれた事に喜びを持って生きていかなかればならないと、思った猫男爵でしたconfident

本当に、辰吉、薬師寺、ありがとう!

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日のMIP> 阿部慎之助(今日のヤクルト戦でサヨナラヒットを放ちました!これで巨人は今シーズン2度目の6連勝で首位独走です!)

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