« 木村最愛♪ | トップページ | 世界の宝紀行~イラン~ »

2009年3月13日 (金)

突き指列車の淡いトキメキ。

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です

「2月のカレンダー」と「3月のカレンダー」、日付と曜日が同じな事は皆さんもご存知ですよね。これは2月が7の倍数の28日しかない事からこういう結果になるのですが(閏年に限り29日なので曜日はズレます)、ということは先月おとずれた「13日の金曜日」が今月もおとずれるということです・・・

それが今日、3月13日なのです

先月の「13日の金曜日」に僕の初恋の人のお話をした事を皆さんは憶えていますか?実はそれとはまた別に、幼い頃の僕にはもうひとつの淡い恋のお話があった事を今日ふと思い出したので、ちょうど1ヶ月後に訪れた「13日の金曜日」にその話をしてみたいと思います

あれは僕が小学5年生のちょうど今頃の、もうすぐになるという頃の出来事です

僕はお昼休みに友達たちと体育館でバスケットボールをして遊んでいたのですが、その最中にバスケットボールで思いっきり右手の「人差し指」と「中指」の2本を突き指してしまったのです・・・

最初はたいしたケガではないと思っていたのですが、近くの診療所で診てもらった結果、第1関節と第2関節にひびが入っていて、完治するまでには電気治療によるリハビリが必要になるという結構な大怪我でした

地元の病院では治療できないので、週に3回くらい放課後になると汽車に揺られ30分近くかけて帯広市内の整骨院へ通院していました。

治療が終わると、近くにある親戚の叔母さんの家に行き、帯広で務めている父が仕事帰りに車で迎えに来てくれて、帰りは父の車で帰るというのがその間の僕の放課後の生活スタイルになっていました

そんなある日の事です。僕はいつものように、汽車に乗るために駅のホームに立って汽車が来るのを待っていました。すると、『よっ!』と僕の背中を叩く女の子の声がしました

振り返るとそれはSりというクラスメイトでした。Sりはクラスの女子の中でも抜群の運動神経を誇っており、「水泳」「スケート」「陸上」どれをやらしてもズバ抜けたものがありましたその証拠に6年生の時には、女子100mで全道大会に進出したほどの実力でした

そしてルックスも非常に整った顔立ちで、例えて言うなれば鈴木杏樹か上原多香子のような顔立ちの女の子です。そのせいかクラスでも人気があり、僕の初恋の人であるMみとクラスの男子の人気を二分するような、そんな存在でした

でも僕はそんなキレイ系のSりよりも、カワイイ系のMみに興味があったので、Sりのことは気にもとめていなかったのですが、実はこの頃クラスのある男子の情報筋から『Sりは僕(猫男爵)の事が好きだ』という噂が男子の中だけに流れたのです

そんな事があってか、僕はその時、駅のホームでSりに声をかけられた時にドキっとした事を今でもよく憶えています。子供の恋心なんて安易なものですよね(笑)

僕はSりとともに汽車に乗り、一緒の座席に座りました。話を聞くと、Sりは帯広でピアノのレッスンを受けているそうで、週に何度か通っているという事でした

そんな事が何度か続き、僕は汽車に乗って整骨院に行くのがいつの間にか楽しみになってました。それは普段、学校で話すSりとはまた別の2人だけの空間がそこにはあったからかもしれません

今思えば、僕はいつの間にか知らない間にSりに“恋心”を抱いていたのかもしれません。汽車に揺られる30分くらいの間、何を話していたかまではよく憶えていませんが、特に嫌な思い出が無いという事は、楽しい会話ができていたんだと思います

そして僕の淡いトキメキを乗せた「突き指列車」は、ある日僕に奇跡を起こしてくれました

その日も僕はいつものように汽車に乗り、Sりと一緒に汽車に揺られながら帯広に向かいました。帯広駅で汽車を降り、僕は整骨院へ、Sりはピアノ教室へと向かうために、「バイバイ」をして別れました

その日の治療を終えた僕は整骨院の待合室にいました。するとそこに親戚の叔母さんから電話がかかってきて、僕の父が急用で迎えに来れなくなったので帰りも汽車で帰ってほしいという電話でした

僕は仕方なく、整骨院を後にして再び駅へと向かいました。切符売り場で切符を買っていると、何とそこにSりの姿が何とSりもちょうどピアノ教室が終わり、帰るところだったのです。これは「奇跡」か・・・それとも「運命」か・・・

発車まで少し時間のあった僕とSりは、駅の構内にある「喫茶店」に入り、ジュースを飲む事にしました。どんな話をして何を飲んだか、全く記憶にはありませんが、その喫茶店に2人で入ったという記憶だけはしっかりと今でも焼きついています

小学生の男女2人が喫茶店の椅子に座り会話をしている風景・・・今思えば何とも淡い純粋な光景なんでしょうね

Sりと2人で喫茶店に入ったのは、後にも先にもそれが最初で最後です。今思えばそれが僕にとっての初めての「デート」的な事だったのかもしれません。この事を僕は他のクラスメイトに話した事もありませんし、きっとSりも話してはいないと思います。これは2人だけの秘密なんだと今でも僕は思っています

その後、僕の「突き指」が治り、僕がSりとともに汽車に揺られる事はなくなりましたが、その数ヶ月間の淡い時間は、今でも僕の記憶の中で静かに残っています

Sりとは僕が大学4年生の時に、偶然札幌で会って以来は一度も会っていません。その時の話だと、札幌で幼稚園の先生をしているという事でした。その後、友達伝いで聞いた話だと今は2児の母になり、札幌で元気に暮らしているそうです

人に歴史があるように、猫にも歴史ありです(笑)

僕にもこんな淡いトキメキを感じる頃があったんですね

今日は「13日の金曜日」を振り払うために、先月の「13日の金曜日」に続き、懐かしき僕の小学生時代の恋心をお話してみました

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日のMIP> 今吉さん(本日で最後の勇姿となった「ブルートレイン」の愛好家で、今日のニュースでその事が取り上げられてました。ちょっと気になったので今日のMIPに選出しました。)

|

« 木村最愛♪ | トップページ | 世界の宝紀行~イラン~ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 突き指列車の淡いトキメキ。:

« 木村最愛♪ | トップページ | 世界の宝紀行~イラン~ »