決戦は土曜日！

こんばんにゃ～　北の猫男爵です

昨日からの大雪、大雨という自然の猛威に若干気落ちしていた僕ですが、その気落ちした気持ちもさきほどスッキリと晴れましたそうです今日は決戦なんです決戦は土曜日なんです

ＷＢＣ日本代表「サムライＪＡＰＡＮ」が見事に宿敵「韓国」に勝利し、第２ランド進出を決め手くれました本当に嬉しくて、まだその余韻が消えません

今日は一昨日に続き、またしてもＷＢＣの特集を組んでみましたので、野球ファンの方は一緒に楽しんでください。ファンでない方もどうかご一緒に野球の素晴らしさについて知っていただければ幸いかと思います

今日の相手「韓国」はアジアにおいても世界においても、常に国際大会では日本の前に大きく立ちはだかる壁です。反骨精神むき出しに日本に戦いを挑んでくるその姿勢にはいつも脅威を感じながらも、その精神的な面で日本はいつも劣っており、ここ数年の結果は負けが先行しているのが現状です

しかし、今日に限っては絶対に勝たなければならいない戦いです。北京五輪でのあの屈辱はまだ記憶に新しい事と思いますが、ここでまたその敗戦を繰り返せば、完全に韓国に対する苦手意識というものが根付いてしまうからです

当然、その事は選手も知っています。イチローのこの真剣な表情が全てを物語っています。極度の不振に陥っているイチローですが、スーパースターというものはここぞという時に必ずやってくれるものです。２日前のブログでも言いましたが、僕はイチローを信じています

この、まだあどけなさの残る青年が、日本の天敵とも言える韓国のエース、キム・グァンヒョンです。北京五輪では彼にことごとく手玉に取られました。今日は必ず日本打線が彼を打ち崩す事が勝利への条件です

試合開始早々に日本が猛攻撃をしかけました

その先陣を切ったのは、やはりこの男！イチローです！今までのうっぷんを晴らすかのようなイチローのキレイなシングルヒットからこの戦いは幕を開けました

その後、イチローに触発されたかのごとく、中島（西武）、青木（ヤクルト）の連打であっさりと先制点をあげると、今日初スタメンの内川（横浜）の２点タイムリーで何といきなりの点先行ですこれは思いにもよらない展開になってきました

１回裏、日本の先発はエース松坂です。この韓国戦のために準備は万端だったはずですが、百戦錬磨のエースにも緊張があったのか、韓国の主砲キム・デギュンに一発を浴び、３対２と１点差までに追い詰められます

何となく嫌な空気が漂い、北京五輪の事が脳裏をよぎりましたが、そんな不安を吹き飛ばしてくれた男が、そうです！彼です

『俺が村田だ！』

やってくれました、またこのイカツイ男が中国戦に続く２戦連発のホームランを叩き込んでくれました

気がつけば、２回表で８対２の大差でリードを奪いました

もうこれだけ差がつけば、僕の心にも少し余裕が出てきました。これなら大丈夫だ

そんな僕の目に飛び込んできたのは、外野のスタンド最前列で試合を観戦するピンク色の生命体・・・そうです、皆さんご存知の林家ペー・パー子夫妻です。ピンクだけに実に目だってしようがない（笑）

急いでカメラに収めましたが、若干ブレちゃってすいません。ピンクの２つの生命体はその後も、テレビに写るたびに一生懸命自前のカメラで何かを写しているようでした

試合は終盤に差し掛かり、城島（マリナーズ）のダメ押し２ランで、勝負ありです

松坂のあとを、渡辺（ロッテ）、杉内（ソフトバンク）、岩田（阪神）と継投した投手陣が韓国打線を封じ込めました

終わってみれば何と！！「１４対２」という大差による日本のコールド勝ちです。これは「日本ＶＳ韓国」の野球の歴史の中でも過去に例のない、「歴史的勝利」です。逆に韓国からすれば「歴史的敗北」です。

日本はこれで北京五輪の借りはひとつ返したのかもしれません。ただ、これからが本当の戦いの始まりです。これで第２ラウンド進出は決まりましたが、これから先はキューバやアメリカ、メキシコ、ドミニカなどの数々の強豪国が待ち構えています。無論、韓国もまだ第２ラウンドに勝ち残ってくる可能性もあります

どうか「サムライＪＡＰＡＮ」には今日の試合の事は一度忘れて、ここで安心せずに気を引き締めて戦いに挑んでいってほしいと思います

まずは今日の勝利を心から本当に喜びたいと思います

いや～やっぱり中居くんと朝まで野球の話したいな～話尽きないだろうな・・・

中日のモッカとか、大洋のトレーシーやミヤーンなどの外国人のモノマネとかやって、わかってくれるのはたぶん中居くんだけだろうなあ～（笑）

僕の夢のひとつに中居くんと一緒に巨人の２軍の練習を見に朝から行くという「夢」があります。いつか、叶いますように・・・

それでは今日はこのへんで。チャオ（ｃｉａｏ！）

＜今日のＭＩＰ＞　中島裕之（埼玉西武ライオンズの遊撃手。今日も先日の中国戦に続き、彼がＭＩＰです。何と言っても今日は５回の打席全てで出塁し、攻撃にリズムをつけました。そして僕が一番ポイントにあげるのが、何と言っても１回表の攻撃、不振のイチローがヒットを放ち、球場は大歓声に包まれました、ここで２番打者の中島がバントをするのか、それとも打ってでるのか・・・今までの原采配であればバントは「なし」です。予想通り、打って出た中島は見事にヒットを放ちましたが、ここでもし内野ゴロでダブルプレーなんていう結果になっていれば、今日に試合はどうなっていたかわかりません。イチローが持ってきた流れを、次につなげたこの中島の打席は今日の試合の一番のポイントです。すいません、今日もマニアックなお話になってしまって・・・）