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2008年11月10日 (月)

『ガリナオ』 ♯3~電流る(しびれる)~

こんばんにゃ~night 北の猫男爵ですcat

今日は大好評(自分の中で)の妄想連続ドラマ『ガリナオ』の第three話をお送りしますscissorsこれも妄想の世界ですけど、初回第one話の視聴率は25.3%、第two話に至っては27.5%にまで跳ね上がってきたそうですtv。これはもしかしたら、キムタク越えも狙えるかもしれませんsign03それでは第three話をどうぞhappy01

『ガリナオ』 第three「電流る」(しびれる)

<CAST>

湯川遊:猫男爵

松岡さつき:常盤貴子

藤本翼:小栗旬

大林光司:竹野内豊

山形聡:藤木直人

『ガリナオ』#3〜電流る〜

舞台は都内にある運動競技場の警備室。

警備員A:大杉さん20時だ、そろそろ交代だよ。

警備員B:もうそんな時間ですか?じゃ、あがらせてもらいますか。

警備員A:今日は特に変わったことはなかったかい?

警備員B:あ、そうだ西岡さん!今日の昼に、電気制御室のブレーカーがショートしてね、すぐに予備装置を作動させて、すぐに業者に来てもらって修理はしてもらってはあるんだが注意して見ておいてくれないかい。

警備員A:またブレーカーかい。この前もそんなことあったね、もっとしっかりとした業者に変えた方がいいんじゃないのかい。とりあえずわかった了解したよ。

警備員B:じゃ、お先に失礼するよ。

警備員A:はい、お疲れさん。

時計clockの針が21時を過ぎた頃、警備員Bは定時の巡回のために管理人室をあとにした。

警備員B:ここも異常なしと、さて次は電子制御室だな。

と、その次の瞬間!バチャッ!

警備員B:何だ!停電か?いや、違うな廊下の電気は点いている。ここだけだ、また電気制御室か・・・

『ガリナオ』#3〜電流る〜

警備員B:何だよブレーカーが落ちてるのか、仕方ないな・・・これを上にあげて、「カチッ。」・・・これでよ・・・ウワッ!!ブルッブルッブッthunderthunder誰かたす、け・・・

翌朝、警備の交代のためにやってきた警備員Cが警備員Bの死体shadowを発見したのは、死後8時間を経過した時のことであった。

それから数時間後、現場には城北署の刑事松岡さつきの姿があった。

刑事:松岡さん、鑑識からの報告が出ました。ガイシャには目立った外傷はなしです。死亡推定時刻は午後9時~午後10時の間で、死因は感電だと考えられます。

松岡:そうよね、あの焦げたガイシャの死体shadowから推測するには感電しか考えられないわよね・・・でも何でこんなところで感電したのかしら?

刑事:感電と直接関係があるかは解りませんが、ガイシャと交代で勤務を終えた警備員の話しによると、昨日の昼間にガイシャが倒れていた電気制御室のブレーカーがショートして修理していますね。

松岡:修理していたはずのところで、感電ね・・・何か不思議ね・・・あんた、電気に詳しくないの?

刑事:・・・僕は普通科でしたから、そっちのほうはちょっと・・・

松岡:全く役に立たない男ね!

刑事:そんなこと言われても・・・

松岡:誰かいないかしら・・・あっ!そうだあの人ならきっと!

さつきは一瞬、湯川の顔を思い浮かべていた。ただ、上司である捜査一課長の大林光司に言われた「湯川に関わるな!」の一言が脳裏をよぎっていた・・・

その時、電気制御室のブレーカーを直しに電気関係の業者がやって来た。

電気業者:すいません、前を通してください。

刑事:あっ、こっちです。

電気業者:修理に来ました。早速、作業に入ってもいいですか?

松岡:あれ?山形君?

電気業者:・・・は、はい。

松岡:私よ、私!さつきよ!松岡さつきよ!ほら、桐ヶ丘中学校schoolで同じクラスだった。

電気業者:松岡?おう、松岡か!久しぶりだな!

松岡:久しぶりね山形君。元気だったの?

山形:まあな!松岡こそ元気だったのかよ!

しばらく、さつきと同級生の山形聡は昔のことを懐かしく話しながら盛り上がっていた。

松岡:まさかこんなところで山形君に会うなんてね。すごい偶然ね。

山形:まさか松岡が刑事になってるなんて、想像もしてなかったよ。

松岡:まあ、あの頃の私はクラスのアイドルだったからね(笑)

山形:自分で言うか、相変わらずおめでたいな(笑)

松岡:ところで、昨日もここの修理に来たのは山形君なの?

山形:俺だけど、何か?

松岡:何か変わった事とか、気がついた所とか無かった?

山形:う~ん、変わったところって言ってもな・・・ごく普通のブレーカーのショートだったからな。でも、ここの建物って結構老朽化してきているから電気配線も交換の時期と言えば時期なんだよな。

松岡:そっか・・・

山形:よし!これで修理は完了と。じゃ、俺は次の仕事あるから・・・今度、飯でも食べに行こうや松岡!

松岡:うん、わかった。ご苦労様。

そう言うと、山形はさつきの前から立ち去っていった。

その頃、この運動競技場の正面玄関にいたのは、聖愛大学准教授の湯川遊と、その助手である藤本翼であった。

湯川:いったい何の騒ぎだ?立入禁止って?これじゃスカッシュtennisができないじゃないか!今日は対戦成績4勝4敗の翼くんとの決着の日だというのに・・・

藤本:遊さん忘れてないっすよね?先に5勝したほうが合コンをセッティングするっていう約束!

湯川:もちろん憶えてるいるさ。まあ無論、勝つのは僕の方だけどね。

藤本:今日は手加減しませんからね!いっつも僕ばっかり合コンをセッティングしているんだから、たまには遊さんにも苦労してもらわないと!

湯川:あっ、あれはもしかすると、さつきじゃないか?

藤本:そうですよ、あれはさつきさんですよ。おーい!さつきさん!

松岡:あれ?翼くんに、湯川さん・・・

藤本:どうしたんですか?何か事件ですか?

松岡:え、まあ・・・あっ、そうだ!湯川さん、ちょっと見てもらってもいですか?

さつきは遊と翼を中に入れ、事故の状況を詳しく説明し現場を見てもらった。

湯川:なるほど、実に興味深い事件だ。しかし、このMCCBは既に修理済みでは?

松岡:MCCBって何?

湯川:Molded Case Circuit Breaker、略してMCCB、日本語で言うと配線用遮断器、もっと簡単に言えばブレーカーとも言う。

松岡:最初からそう言えっつうの(小声)

湯川:何か言った?

松岡:いいえ。そうそう!ブレーカーなら、さっき業者の人が来て修理していったところ。

湯川:修理していった?

松岡:そうだけど何か問題でも?

湯川:いや別に・・・翼くん、このMCCBの配線どう思う?

藤本:うん?この配線だとここの電圧に対する接続端子が足りないんじゃないですか?それと、圧着端子も使ってないし・・・

湯川:こう見えても翼くんは工業高校schoolの電気科flairだったものでね、この手のことに関しては詳しくてね。

松岡:えっ?じゃこの修理は不完全だっていうこと?

湯川:不完全かどうかは解らないが、これではまた事故が起きても不思議ではないということかな。

その時、さつきの携帯mobilephoneが鳴った。

松岡:はい、もしもし。は、はい、すぐ戻ります。

藤本:何か解ったんですか?

松岡:とりあえず、署に戻ってこいっていう上司からの連絡なので、今日はここで・・・

そう言うと、さつきは遊のもとを去っていった。

その翌日、遊と翼は大学schoolの研究室にいた。

藤本:遊さん、昨日のMCCBはやっぱり気になりませんか?

湯川:もしも、あの配線がプロの仕事だとしたら、さっぱりわからない。翼くん、さつきさんの連絡先は知っているか?

藤本:はい!

数時間後、遊と翼はさつきを呼び出し、運動競技場に来ていた。

松岡:何よ、またこんなところに呼び出して。もしかして、あの事故はまた事件だとでも言うつもりなの!

湯川:それはまだ解らないが、その可能性が無いとも言い切れない・・・

松岡:そんな、事件なはずはないわ。まさか山形君が・・・

湯川:何か言った?

松岡:いえ、別に・・・

湯川:まずどうしても腑に落ちないのが、電圧だ・・・

『ガリナオ』#3〜電流る〜

湯川:見ての通りここは運動競技場、あそこの照明灯のように多くの照明を必要とする。ということはかなりの高電圧を必要とするはずだ。しかし、事件の当日は夜間に競技場は使用されていない。にも関わらず、その時間はかなりの高電圧が使用されていた。それはさっき翼くんが調べたところだ。

松岡:勝手なことしないでよ。

藤本:すいません・・・

『ガリナオ』#3〜電流る〜

湯川:そして引っ掛かるのがこの時計clockだ・・・これが何か気になって仕方ない・・・

松岡:ただの時計でしょ。感電時の影響で時計が事故の時刻で止まっているじゃない。

湯川:事故の時刻・・・

『ガリナオ』#3〜電流る〜

湯川:う~ん、さっぱりわからない

松岡:もう、あなたは無理矢理、事故を事件にしたいだけじゃないの!これは単なる感電死よ!それとも誰かが時限タイマーでもかけて仕掛けたとでも言いたいの!

湯川:タイマー?そうか!翼くんペンpencilを貸してくれ!

そう言うと遊は計算を始めた。

『ガリナオ』#3〜電流る〜

藤本:遊さん、何かが解ったんだな。

松岡:・・・・

湯川:そうか、なるほどね。実におもしろい

松岡:何か解ったの?

湯川:この事件には巧妙なトリックが隠されていた。僕の推測が正しければ、この事件の犯人はまだ犯罪を続けようとしている。止めなければまた被害者が出てしまうsign03

松岡:いったいどういうことなの?

湯川:もう既にここの電気制御室には、次の殺害の準備がされているんですよ。あとは、その時間が来るのを待つだけ。今日の午後9時22分をね!さっきのあの時計は時計のように見えるが時計ではない。あれはタイマー式の電気自動制動装置です。9時22分で止まっていたのは感電が起きた時間ではない。あれは事件の日に、電圧が自動的に高電圧になるように仕掛けられたタイマーだったんです。そして、故障中のように見せかけて今日も同じ時間にタイマーclockとしてセットされているんです。

藤本:遊さん、これを見てください!

『ガリナオ』#3〜電流る〜

湯川:なるほど、やっぱりそういうことか。これは一見、正常に見える配線経路だが実はこれは巧妙に作られた特殊な配線経路です。これは相関絶縁距離不備回路という配線で、これにタイマーをつなげることにより、その時間に一時的に高電圧を流すことが可能になる。これによって50Vと言われる人体が耐えることのできる電圧の数値を、一気に100V以上にまで上げることができるんです。

松岡:そんな・・・

湯川:おそらく犯人は、あらかじめこの装置をここに仕掛け、何らかの細工をしてタイマーの数分前にこの部屋のMCCBだけ落とすようにしてあったはずです。犯人は警備員がこの時間にここを巡回することも知っていたはずだ。そして、電気が消えたことで当然、被害者はOFFになっているMCCBをONにするためにここを触る!その瞬間にタイマーが作動してかなりの高電圧が流れ、被害者は感電死thunderするという仕掛けだ。そして、事件の直後に何くわぬ顔をしてまたこの部屋に入り、また同じように装置を取り付ける。そんな専門的な知識があり、ここにそれを設置することができる者はただひとり、電気修理の業者だけだsign03

松岡:・・・嘘よ、そんな山形君が犯人だなんて・・・

湯川:山形君?知り合いなのかそいつは?

松岡:ええ・・・

湯川:辛いだろうが考えている暇はないよ、さつきさん!このままにしておくと、今日もここで警備員がまた一人死ぬことになる。

松岡:でも、彼はそんなことはしないわ・・・

湯川:しっかりしろよ、あんたは刑事だろ!

松岡:・・・・

湯川:さつき!犯人を確保するんだ!

松岡:・・・うん、わかった!

さつきは、潤んだ目sweat02を拭きながらその場を走って立ち去っていった。

藤本:遊さん・・・

湯川:刑事っていう仕事も辛い職業だな・・・

湯川の推測通り、任意同行をかけた山形は署内で殺害を自白した。動機は警備員に対する恨みだった。山形は電気関係の仕事に誇りと自信を持っていた。そして、ある電気工事であの運動競技場を訪れた時に、老朽化が進んでいるので電気系統の方も改善した方がいいという事を警備員に告げたのだ。しかし、ちょうどその時いた警備員二人は山形の話など無視し『ただの電気屋がでかい口叩かないで、やることやったらとっとと帰れ!もうお前のところ使わないぞ!』と捨てゼリフを吐いたそうなのだ。それが、のちに殺意を抱き殺人を犯してしまう事に結びついてしまったのだ。

数日後、城北署のデスクには報告書を書いているpencilさつきの姿があった。

大林:松岡!今回の山は大変だったな。まさか犯人が知り合いだったとはな。

松岡:はい・・・

大林:まあ、刑事やってたらそんな事もたまにはあるもんだ。気をつけれよ人間関係には、人を選んで付き合えよ。アッハハッ!

さつきは、悔しい思いをこらえその場を立ち去った。

さつきは聖愛大学の学生食堂schoolにいた。

そこにちょうど湯川が歩いてやってきた。

『ガリナオ』#3〜電流る〜

湯川:ここ空いている?

松岡:湯川さん!ええ、空いてますけど・・・

湯川:じゃ、お邪魔してと。ここのね、B定食がなかなかイケるんだよ。食べる?

松岡:知ってます。一応、私もここの卒業生なんですから。

湯川:失礼、そうだったね。

松岡:いえ・・・

湯川:この前は、キツイこと言って悪かった。

松岡:いいえ、おかげで目が覚めました。私は危なく自分が刑事だという事を忘れるところでした。それに、あの時あなたが気づいてくれなかったから、彼はまたもうひとり、人を殺すところでした。それを防げただけでも・・・

湯川:きっと彼も君にあの場所で会った瞬間に、君に捕まることを望んだはずだ。自分の犯罪を誰かに止めて欲しかったはずだ・・・だから君に会えてほっとしていたんじゃないかな・・・

『ガリナオ』#3〜電流る〜

松岡:湯川さんは、自分の仕事を辞めたいと思ったことはありますか?

湯川:実におもしろくない質問だね。答えはYESだ。どうしてか解るか?

松岡:いいえ・・・

湯川:君と同じように僕も人だからだ。人間、思うようにいくことなんて1割にも満たないものだ。残りの9割は自分との葛藤や問いかけだ。そうやって9割の事を、時間をかけて解決していく、それが人生だろ。さつきさんも、焦ることはないさ時間をかければいいんだ。まあ、僕の場合は仕事であるべき“科学”というものが時としてそれを癒してくれるケースもあるがね。

松岡:あ、ありがとう・・・

湯川:おい泣くなよ、ほら、このコロッケ1個やるから。

松岡:いらないよ、そんな食べかけ・・・

湯川:あっ、それもそうだな。じゃ、このミニトマト!

松岡:汚いっ!食べながらしゃべるから、ご飯つぶが飛んできたでしょ!

湯川:汚いっ!はないだろ、汚いっ!は!

思わず涙が溢れだしそうだったweepさつきには、そんな遊の冗談交じりの優しさが強く心に届いていたheart02。そして、ふざけ合う二人の会話が学生たちのいない食堂で夜遅くまで響き渡っていた。

~To be continued~

さあ、いかがでしたか『ガリナオ』three話は?次回の第four話もお楽しみにscissors

それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)

<今日の誕生日:11月10日>birthday 山城新伍(70歳)、糸井重里(60歳)、川島なお美(48歳)、レーマン(39歳)、ザ・たっち(26歳)

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