青春倶楽部~全盛期~
こんばんにゃ~ 北の猫男爵です
さて今日は青春の音楽シーンを振り返るシリーズ企画「青春倶楽部」の第
弾をお送りいたします。今日ご紹介するのは僕が大学生時代の20歳前後の、いわゆる“青春全盛期”ともいえる時代のお話です
本来は、楽しく愉快にこの時代の事を懐かしく振り返りたいところでしたが、残念なことに先日、小室哲哉氏が詐欺容疑で逮捕という悲しい事実が知らされ、小室音楽のファンであった僕はとてもガッカリしているのが本音なところです
彼の逮捕後、彼の作った音楽を何度も何度も聞きなおしました。目を閉じながら彼の音楽を聞いていると
そこには僕が過ごした青春時代の光景が走馬灯のように蘇りました
音楽にはこんなに凄い力があるんだと改めて実感しました
その音楽を自らの手で汚してしまった小室哲哉氏には、自分が犯した罪をを深く反省し、そして本当にファンの事を思うのであれば、心から謝罪の言葉を口にして、もう一度ゼロからやり直して欲しいです。そしていつの日か、あの素晴らしいメロディー
をもう一度作ってほしいと思います。「罪は罪です」、それをしっかり償いそして戻ってきてほしいと思います
さて、暗い話はここまでにして、僕が大学生活を過ごした1993年~1997年というのは経済はバブルがはじけた直後であったものの、音楽業界はバブル全盛期でした。ミリオンセラーは当たり前、ダブルミリオン(200万枚)を売り上げる曲もざらでした
そんな音楽業界絶頂期に現れたのが、1980年代に活躍したTMネットワークのメンバー小室哲哉でした。彼は音楽プロデューサーという地位を確立し、多くのアーティストに楽曲を提供し、さらにはまだ無名だった歌手を一気にメジャーになるまでに登りつめさせることにも成功し、やることなすこと全てがうまくいった時期でした。
俗に彼が手掛けたアーティストたちを「小室ファミリー」といい、「小室ブーム」という社会現象までをも起こした、まさに“時代の異端児”でした。
実際問題、僕も当時はほぼ毎日彼の音楽を耳にしていました。テレビ
をつければ彼の音楽が流れ、家で聞くCD
のほとんどが彼が手掛けた歌手のものでしたし、街を歩けばあちこちから聞こえてくる
のは「小室ファミリー」の音楽ばかりでした。それが当たり前の時代だったのです
この頃、僕が夢中になっていたのは当時小室哲哉と交際中であった華原朋美、通称“ともちゃん”の歌です。彼女の楽曲に小室哲哉が力を入れていたということは、聞いていても凄く伝わってきましたし、“ともちゃん”の素の時の天然キャラと歌い始めた時のギャップが何ともいえない魅力でもありました。僕が好きだったのは「I BELIEVE」や「I’m proud」です
そして、小室ファミリーを語る上で欠かせないのがTRFです。TRFとは「Tetuya Komuro Rave Factory」の略です。それだけ小室が力を入れていたグループなんです。彼らの活躍が小室哲哉を有名プロデューサーへの道へ登りつめていったといっても過言ではないでしょう
僕も大学時代はよくTRFの音楽を聞いてましたし、カラオケ
に行けば一番盛り上がるのがこのTRFの曲でした。ヴォーカルであるYUKIの歌声と、リーダーのDJ・KOOのラップ、それに加えSAM、ETSU、CHIHARUの見事なダンスが本当に超カッコ良かったです
。僕の好きな楽曲は「EZ DO DANCE」「寒い夜だから・・・」「survival dAnce」「BOY MEETS GIRL」「CRAZY GONNA CRAZY」「Overnight Sensation」とあげればキリがありません。本当にTRFの楽曲は365日聴いていたような気がします
その後、小室は安室奈美恵やhitomi、鈴木あみなどの楽曲も手掛け、小室ファミリーはさらに増大していきました。この他にも、内田有紀、H Jungle with t、dos、観月ありさ、篠原涼子などに次々と楽曲を提供し、どれも素晴らしい売り上げを記録しました
そして、小室本人がグループに所属していた「globe」。僕が小室ファミリーの中で一番好きでよく聞いた音楽がこの「globe」です。当時の僕はKEIKOが大好きでKEIKOと付き合いてぇーなーと本気で思っていたほどです
。それがまさか小室の妻になろうとは・・・
今でさえ歳を重ね、かつての面影はなくなりつつありますが、若い頃のKEIKOは本気で可愛かったです。あの澄んだ高音の歌声
を聴いていると、凄く心が弾けたし
、時には涙したり
、時にはノリノリになったり
、とにかく青春時代を鮮やかに彩ってくれたのが「globe」でした
こうして振り返ってみると、やっぱり「青春」っていいな~そして「小室」って凄かったんだな~と思います。その
“栄華”
を自らの手で汚したことは、ファンにすると非常に残念で仕方ありませんが、たとえ小室哲哉という犯罪者がもう二度と音楽界にその名を残すことができないとしても、僕の心には小室哲哉というひとりの音楽家が残してくれた幾多の名曲
が今でもしっかりと響いています
それはこの先、何十年経とうと決して消えることはありません
なぜなら。それは僕が青春時代を楽しく過ごした証だからです
。僕の20代前半の青春真っ盛りのその時代には確かに、彼の音楽が、彼のメロディが、しっかりと光り輝いていたのです
皆さんの中にも、僕と同じこの時代を小室ブームの中で過ごした方はたくさんいると思いますが、その時代を思い返すとき、きっと当時の懐かしき記憶の中に小室ファミリーの音楽が流れてくるのではないでしょうか・・・
今日は青春倶楽部の第弾「全盛期」をお送りしました。次回はいよいよ最終回、「終焉期」をお送りしたいと思いますので宜しくお願いします
それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)
<今日の誕生日:11月6日> 伊原剛志(45歳)、松岡修造(41歳)、窪塚洋介(27歳)、Sowelu(26歳)
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