寝だめカンタービレ!
こんばんにゃ~ 北の猫男爵です
さて、皆さんの睡眠時間は平均どれくらいですか?ちなみに僕は毎日5~6時間くらいです
「睡眠」って人間にとっては絶対に欠かせないものですが、その睡眠時間を『自分の自由に使えたらな~』って一度は考えた事はありませんか?例えば、「楽しい事がある時などはずっと寝ないでいたい」とか、それとは逆に「眠くないんだけどどうしても眠らなければいけないのに寝れない・・・」とか、そんな経験ってきっとありますよね?
もしも睡眠時間を自由にコントロールできたらおもしろいと思いませんか?「週に最低何時間は眠らなければならないけど、その眠るタイミングは自分で設定できる」みたいな機械が発明されたら、それはものすごく画期的な発明になるでしょうおそらく「ノーベル賞」ものです。
そこで僕が考えるのが「寝だめ」です。遊ぶだけ遊んでまとめて寝るか、あるいは先にまとめて寝たあとにめいいっぱい遊ぶか、それはその時の状況によりますが
まあ、こんな事をいくら考えたところで僕ら人間は機械ではありませんし、こういった話はあくまでも想像の世界で終わってしまうのがオチなんですが、実は僕には「寝だめ」に近い経験が一度だけあるのです。それを今日はお話してみたいと思います
あれは僕が大学生の頃のお話です。僕はいつものように友達と徹夜麻雀に明け暮れており、その日も前日のお昼ぐらいから授業が無い事を良い事に次の日の朝まで麻雀をしていました
朝になり陽も昇り、麻雀を終えた友達たちがみんな帰っていき、僕は眠りつきました疲れているので当然のごとくすぐに熟睡モードにと突入できました
・・・・・どれくらいの時間が過ぎたでしょう。僕は当時飼っていた猫に顔を舐められて目が覚めました。あたりは薄暗く、もうすっかり夜でした
『うわぁ~がっつり寝たな~久しぶりだなこんなに寝たの。』僕は眠い目を擦り、テレビをつけて冷蔵庫の中の物をあさりながら、猫に餌をあげたりしていました。
すると何かテレビに違和感を感じましたテレビっ子の僕にはすぐ解るんですが、放送している番組が違う曜日の番組なんです『あれっ?この番組、曜日変わったの?』僕は一瞬考え、次に玄関に新聞を取りにいきました。すると玄関先には何と2日分の新聞が挟まっていたのです!!
もうお気づきですよね。そうです!僕が朝寝て、起きたら夜になっていたと思っていたのは、丸一日経過した次の日の夜だったのです。つまり時間にして、36時間近く・・・あとにも先にもこんなに長い間、眠っていたのはこの日が最高です
そして驚いていた僕の目にさらに飛び込んできたのは、点滅している留守番電話の表示です。当時、まだ携帯電話が普及していなかった時代なので家の電話が唯一の連絡手段でした。
その留守電を聞いて僕は血の気がひきました 『起きたら連絡して!』という彼女のかなり機嫌の悪い一言でした
僕は思い出しました。その日は彼女と出かける約束をしていたのです『やばい!』僕はすぐに彼女に電話して事情を説明しました。無論それで彼女が納得するわけもなく、後日改めて倍以上の埋め合わせをしました
実は後から聞いた話によると、彼女は一度僕の家に来て、僕が爆睡している姿を見て行ったそうなんです。あまりにも気持ち良さそうに寝ていたので、起こすのは悪いと思い、猫に餌をあげてそのまま授業に行ったそうなんです。でも、いくら待っても僕から連絡のくる気配がないのに耐え切れず、怒り心頭であの留守電を入れたそうです
たぶん、僕の飼っていた猫も何度か僕を起こそうとはしたはずです。その猫は、朝になるといつも僕の上にのっかり、足踏みをして僕を起こしてくれる優れた猫だったので・・・でも、それにすら気づく事なく僕は眠り続けたのです
まさにこれが生涯一度だけの「寝だめカンタービレ」です「カンタービレ」とはイタリア語で「歌うように」という意味ですが、その僕の眠る様は「歌うように眠っていた」と僕が勝手に解釈します
その時の経験で得たことは、「人間決まった睡眠時間を取ることが一番」だということです「寝だめ」などというバカげた事は考えないほうが身のためだという事が良くわかった体験でした
今日はこれから週に一度のミニバレーに行き、帰ってきたら大至急眠りにつきます。というのも明日は3時半に起きて朝野球に行かなければならないからです。こういう時だけは「寝なくても眠くならないような技」を使いたいような気がしますが、あまり変な事を考えるとまた痛い目に合いそうなので、人間普通に寝るのが一番だという事にします
皆さんも「寝だめカンタービレ」には要注意ですよ
それでは今日はこのへんで。チャオ(ciao!)
<今日の誕生日:6月17日> 中原理恵(50歳)、城彰二(33歳)、麻生久美子(30歳)、二宮和也(25歳)、辻希美(21歳)
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