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2007年7月14日 (土)

孤独なトルネード・・・

こんにちにゃ~ 北の猫男爵です。

さて、イチロー、松坂大輔、松井秀喜、井口資仁、城島健司、彼らは現在メジャーリーグで活躍している日本を代表するプロ野球選手の面々です。この他にもアメリカの地で活躍しているメジャーリーガーは多数います。しかし、皆さん誰かを忘れているとは思いませんか?日本人がメジャーに行けるようになったその道筋を作ったある一人の男の存在を・・・

現在、数多くの日本人選手が華やかなスポットライトを浴びる中、その男はライトの光から外れ孤独な闘いを日々続けています。その男の名前は野茂英雄、かつて日本をそして全米中を席巻し「トルネード」と絶賛された投手です。

彼が「トルネード」と呼ばれる所以は、大きく振りかぶって背中を打者に向けて投げる独特な投法にあります。そしてキレのあるストレートと落差のあるフォークボールは日本ならずともメジャーの名打者も舌を巻くほどでした。

彼は高校時代は全く無名の選手で、注目を浴びるようになったのは社会人の新日鉄堺で「伝家の宝刀」フォークボールを習得してからです。その後、日本代表として1988年のソウル五輪にエースとして出場し、現在のヤクルトスワローズ監督兼選手の古田敦也とバッテリーを組み、見事に銀メダルを獲得しました。僕もこの時の姿は今でもしっかり憶えています。『野茂は将来日本一の投手になるだろう。』と僕なりに推測したことを今でも懐かしく思います。

そして1989年のドラフト会議で史上最多の8球団から1位指名を受け、抽選の結果近鉄に入団しました。そして入団1年目からエースとして活躍し、三振の山を築きあげ「ドクターK(Kとは三振の意味)」と呼ばれるようになりました。結局この年は、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率、ベストナイン、新人王、沢村賞、MVPと全てのタイトルを総ナメにして名実ともに「日本プロ野球のエース」の座を射止めたのです。

その後も1993年まで入団して4年間連続で最多勝と最多奪三振のタイトルを獲得していましたが、近鉄との契約交渉が決裂し、1995年に夢のメジャーリーグに挑戦することになりました。

そして入団したドジャースで野茂は世界に「NOMO」の名前をアピールする大活躍を演じました。1年目から野茂はオールスターに日本人としては初めて出場し、しかもオールスター先発投手を務めました。結局この年は、13勝をあげ、最多奪三振と新人王のタイトルを獲得しました。尚、日米両国で新人王を獲得したのは現在でも野茂だた一人です。

翌年、野茂はノーヒットノーランを達成しました。この試合は僕もテレビで見てましたが本当に感動ものでした。快挙達成の瞬間に普段クールな彼が、選手たちに抱きつかれて少しはにかんだ笑顔を見せたのがとても印象的でした。

しかし、そんな順調にみえた彼の野球人生にも衰えが見えてきました。1998年にメッツにトレードされると、その後はカブス、ブルワーズ、タイガース、レッドソックス、そして再びドジャースと解雇や移籍を繰り返し、なかなか良い成績を残すことができなくなっていきました。その中で2001年に再びノーヒットノーランを達成するという快挙も彼は経験しています。

2005年にはデビルレイズにFAで移籍し、日米通算200勝を達成します。しかしその直後解雇通告を受け、ヤンキースへ移籍し、2006年にはメジャー9球団目となるホワイトソックスとマイナー契約を交わし、メジャー昇格を目指しましたが現実にはならず解雇になりました。

そんな野茂もメジャー生活の大半を過ごしたドジャースから勝利をあげれば、『メジャー全30球団から勝利』というメジャー史上いまだ1人しか達成していない大記録を達成できるのですが・・・

現在、数多くの打者を翻弄したその右腕は個人トレーナーを相手に黙々とリハビリに励む日々を過ごしています。最後にメジャーで勝利をあげたのは2005年7月15日です。あれから丸2年が経とうとしています・・・復活を目指し、昨年6月には右ひじを手術しました。しかしその代償は大きく、残念ながらなかなか以前のような投球ができるような状態には至っていません・・・

『今はキャッチボールなどでじっくり周辺の筋肉を強化している段階』と本人は言っていますが、内心は少しでも早くマウンドに立ってまた脚光を浴びたいはずです・・・

彼は「努力の天才」です。このまま終わるような選手ではないと僕は信じています。今はその時を静かに待ち、耐える時期なんだと思います。

再び、彼の右腕がうなりをあげ、マウンドにトルネード姿が戻ってきた時、もう一度『NOMOの英雄(ヒーロー)伝説』が幕を開けることでしょう。その日が必ず来ることを強く願っています!

野茂英雄、38歳、彼の孤独な闘いは続くが、その背中には数多くの野茂ファンの期待と応援がぎっしりと詰まっています。だから決して孤独ではありません!

頑張れ!僕らの英雄(ヒーロー)・・・

それでは今日はこのへんで。

P.S.今日はHたちゃんの誕生日です。おめでとう!

(今日のマニアック有名人しりとり)

と 渡真利克則(とまりかつのり。阪神タイガースで活躍した元プロ野球選手。1993年からは審判員として活躍していたが、試合中に不整脈で倒れることが多いために、今年から審判員から事務所職員に異動した。)

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コメント

野茂とか桑田とかスゴイですよね。カズもすごい。
ところで、伊良部って何してるんですかね?
またプロゴルファー系?

投稿: Hこ | 2007年7月15日 (日) 11時47分

Hこさん
こんばんわ。
伊良部ね〜(笑)今どこで何してるんですかね…僕にもわかりません。
野茂に桑田にカズ!みんな40歳やそれに近い年齢で頑張ってるんです、それに比べたら僕らなんてまだ若いもんです(笑)負けてられないですね!

投稿: 猫男爵 | 2007年7月15日 (日) 19時42分

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