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2007年6月18日 (月)

闘魂列伝 ~転換期~

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です。

6月も半ばを過ぎ、夏らしい暑さにもだいぶ慣れてきた今日この頃ですね。さて、プロレスファンの方、大変長らくお待たせしました。4月29日以来のシリーズ第4弾!今日は「闘魂列伝~転換期~」についてお話したいと思います。しばらくの間、お付き合いください。

前回ご紹介したように、新日本プロレスは1980年代半ばに、長州力率いる「維新軍」、前田日明率いる「UWF」の相次ぐ離脱により、藤波辰己がニューリーダーとして屋台骨を背負う事となり、新たな時代へと進んでいく事になりました。

そんな中で猪木が社長を務める新日本が編み出した打開策は、若手の登用と様々な軍団や注目選手との契約、そしてスペシャル番組用のマッチメイキングです。

まずその一つとして、猪木とマサ斉藤が1987年に巌流島で行った時間無制限のノールールマッチです。この戦いは『巌流島の戦い』と呼ばれ、スペシャル番組として放送されました。当時、マサ斉藤は「獄門鬼」「監獄レスラー」と呼ばれていました。実はマサ斉藤はアメリカに渡米中に警官暴行事件に巻き込まれ、現地で1年半の刑務所暮らしを経験しているのです。そこで編み出した技に「監獄固め」という技もあります。ちなみにマサ斉藤の好きな飲み物は「カルピス」です。ちょっとお茶目な面もあります。

そんなマサ斉藤と猪木の『巌流島の戦い』を僕はテレビで観戦していました。長かった~確か2時間近い特番でしたが、猪木が宮本武蔵ばりの遅れてくるジラシ戦法を取り、2時間近い死闘の結果、猪木が勝利を収めましたが、全く見ごたえの無い試合でした(笑)ちなみにマサさんは額から流血していました。

1985年の新日本マットを席巻したのが将軍KYワカマツ率いる「マシーン軍団」です。突如新日本に現れたワカマツは拡声器とムチを持ちながら、ストロングマシーン(1号~4号)を自由自在に操り、マットを我がもの顔にしていました。ちなみにこのストロングマシーン1号の正体は平田淳嗣です。

1987年12月には、新日本が客寄せの一大マッチメイクをします。たけし軍団の刺客としてビッグ・バン・ベイダーが初登場しました。そのインパクトは強烈なものでした。僕も初めて彼をみて『巨漢のわりになんて身軽な動きをするやつだ・・・』と感心したのを憶えています。その強さは衝撃的で猪木が秒殺されました。190cm、170kgの体格でムーンサルトプレスをすることには、びっくりを通りすぎて唖然としました・・・

その後も元横綱双羽黒の北尾光司と契約し、プロレスデビューさせるなどの目玉作りに励みましたが、人気に実力が伴わず長続きせずに終わってしまいました。

そして何よりもこの不遇の時代に革命を起こしたのが、「サムライ戦士」越中誌郎です!彼は1992年に反選手会同盟を結成し、これに同調した木村健吾、小林邦昭、斉藤彰俊、青柳政司、後藤達俊、小原道由、ザ・グレート・カブキを率いて、『平成維新軍』を結成しました。

これも、新日本の人気低迷の打開策として新日本のフロント側が仕組んだものとする噂もありますが、その真意は定かではありません。いずれにしても、この『平成維新軍』の存在はリングのスパイスとなり、平成維新軍VS正規軍、平成維新軍VS昭和維新軍(長州力が作った維新軍)などの軍団抗争を呼び、一時の盛り上がりを呼びました。

この平成維新軍の創始者である越中誌郎のリングスタイルについてご説明致しますと、彼は一貫したヒップ攻撃を得意とするレスラーです。小兵ながらもその鍛え上げられたヒップは「鋼鉄の尻」と呼ばれるほど固く、『ケツで瓦を割れる』と言われたほどです。(実際に割ったところは見たことはありません・・・)

そんな彼の得意技は「ヒップアタック」、さらには「ヒップバット」「ダイビングヒップ」「ミサイルヒップ」など、とにかくヒップの攻撃だらけです(笑)そして彼は語尾に『~してやるって!』という癖があり、一部からは『やるって節』とネーミングされたこともあります。(最近になってケンドーコバヤシがTVでよくその話題を話しています。)

こうして、ニューリーダー抗争が落ち着きかけた1980年代後半~1990年代前半の新日本のマットは、人気確保のための様々な動きが見られるようになり、色んな意味で試行錯誤の時代であったと思われます。しかし、そんな時代の中で次の時代を背負うスーパースターたちが地道に下積みをつんでいた事を忘れてはいけません。その花はその後すぐに『闘魂三銃士』として名として開花することにまりますが、それはまた次のお話で・・・

それでは今日はこのへんで。

(今日のマニアック有名人しりとり)

や 柳ユーレイ(元たけし軍団の一員。その名前の由来は、たけしも知らない間に、いつの間にか軍団入りした、その存在感の無さが幽霊のような感じということから付けられた。北野映画はもちろんのこと、『呪怨』シリーズや、『リング』シリーズには欠かせない俳優として活躍している。)

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